カーボン


居間の隅の方にジッツォのカーボン三脚が何台か置いてある。
邪魔なものだからMrs.COLKIDが目の敵にしている(笑)

時折それを部屋の中央に引っ張り出してきて、床に座り込んで伸ばしたり縮めたりしている僕を見て、「あなたは一体・・」とあきれられる。
三脚を楽しそうに見ている姿が奇異に映るらしい。

僕は三脚や一脚は好きなのだが、不思議なことにカメラ本体やレンズはそれほど好きではない。
これだけ買っておいて何を・・と言われそうだが(笑)、カメラを取り出してきて悦に入る・・ということは、まずない。

自分でも理由がよくわからないのだが、特に一眼レフカメラの場合、デザインがあまり好きでないのは確かだ。
ニコンもキャノンもデザイン的にはかなり嫌いだ(笑)
あまり触りたいと思わないが、撮るための道具だから仕方がない。
新しく買ってきても、何日か箱から出さずに放っておくことがあるくらいだ。

ところがどういうわけか、三脚はかなり好きである。
特にカーボンの質感と油っぽい匂いが好きだ。
つまるところ、僕はカーボンマニアなのかもしれない(笑)

父親が若い頃、ビールを飲みながら釣竿を取り出しては、天井でしなり具合を確かめていたが、あの気持ちがよくわかるようになった。
考えてみれば釣竿と三脚は構造がそっくりだ。
これも遺伝だろうか・・?

ところでカーボンって世界の8割が日本製なのだそうだ。
もしかしてジッツォも脚は日本製??

S5 Pro + Ai AF Nikkor 35mm F2D
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おしゃれ


最近はもっぱらカメラ用の小さめのリュックに一脚をぶら下げて撮影に出かけている。
しかしこの格好だといかにもカメラマニアです・・と言わんばかりになってしまう。
実際そうなのだから仕方ないのだが(笑)、これで銀座あたりを歩くと時に支障が生じることがある。

先日もMrs.COLKIDと銀座で落ち合って、少し高級そうなレストランに入ろうとしたら、先客が2組待っているので時間がかかると言われた。
待つのは嫌なのでそのお店はあきらめたのだが、もしかして僕の格好を見て、断る意味で言ったのではないかと気付いた(笑)
立派な作りのお店の入り口で「この格好ではまずくないかな・・」と自分でも思ったくらいだから。

やはりリュックがよくないんだろうね。
一脚も「いかにも」という感じだけれど、落ち着いた色のショルダーバッグと組み合わせれば何とかなるかも・・・
それにジャケットくらい着ていないと駄目だろう。
そんな格好じゃあ撮影できない?(笑)

銀座にはカメラマンがうようよしているけれど、以前ひげを生やしたダンディでカッコいい紳士の写真家がおられて感心したことがある。
手に持つカメラがおしゃれのアイテムに見えるから凄い。

おしゃれというのは生まれつきのもので、僕は残念ながらそのセンスを持ち合わせていないし、体型を考えても自分には関係ないと思い込んでいたけれど、せめて格好だけでも考えないと、またMrs.COLKIDが僕を見てため息をつくことになるからなあ・・・(笑)

S5 Pro + Ai Micro Nikkor 55mm F2.8S
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