酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

フェブラリーSとPOG~競馬から抜けられない日々

2009-02-22 00:04:21 | 競馬
 先日、「ベンジャミン・バトン」を見た。老人として生まれ、赤ん坊として死ぬ男の逆回転の生涯を、史実をストーリーに嵌め込む手法(「フォレスト・ガンプ」と同じ脚本家)で描いている。崇高な愛と人間の絆を謳う作品は、アカデミー賞で13部門にノミネートされている。いくつオスカーを獲得するのだろうか。

 さて、本題……。今回は久しぶりに競馬をメーンに記したい。まずは今年最初のGⅠ、フェブラリーSの予想だ。カネヒキリ、ヴァーミリアン、カジノドライヴの3強対決といわれるが、波乱の可能性も小さくない。

 ヴァーミリアンは肩の出が悪く、急きょ木曜追いに変更となった。奇跡の復活を遂げたカネヒキリだが、3連続GⅠ勝ちの疲労残りなのか、ヴァーミリアン同様、追い切りの動きは良くなかった。カジノドライヴは前走の馬体減(-22㌔)が心配で、臨戦過程に不安がある。

 地力がものをいうダート重賞だが、世代交代に期待して4歳馬エスポワールシチーを軸に据える。決め打ちタイプの鞍上(佐藤哲)のけれんみない逃げに期待したい。相手にはフェラーリピザを選んだ。十分な調教を積まずに臨んだ前走(根岸S)は、力の違いでしのぎ切った。

 結論。◎⑫エスポワールシチー、○⑯フェラーリピザ、▲②カネヒキリ、△⑨ヴァーミリアン、注⑭カジノドライヴ。馬連とワイドは⑫⑯、3連単は⑫1頭軸で<⑫・⑯・②><⑫・⑯・②・⑨><⑫・⑯・②・⑨・⑭>の19点。

 俺にとってGⅠ以上にハラハラドキドキなのが、POG指名馬が走るレースだ。結果には愕然とするばかりで、2勝以上を挙げた持ち馬は22頭のうちセイウンワンダーだけだ。同馬は今や俺の命綱だが、15位指名で他のメンバーも全くのノーマークだった。そんな馬が朝日杯を勝つのだから、競馬はわからない。

 昨年秋の時点で高評価を受けていたプロスアンドコンズ、ダイワバーガンディ、フォーレイカー、プレザントブリーズはその後さっぱりで、クラシック戦線に乗れそうもない。満を持してデビューしたアドマイヤメジャーも期待外れだった。ケガで離脱したり、後方でゴールしたりする“出来の悪い子たち”に、人生のレースで喘ぐ我が身が重なってしまう。

 ダービーやオークスを狙って指名したハクナマタタ、プライドマウンテン、ブレシドレインはデビューの見通しさえ立っていないが、吉報はバンガロールの復活だ。調教捜査官こと井内利彰さんは自身のブログで、最近の動きに太鼓判を押している。来週500万下で2勝目を挙げれば、NHKマイルに向け展望が一気に開けるだろう。

 つわものが集い、レートも高いPOGだが、1月最終週まではトップだった。現在は滑り落ちているが、初参加なら上々の結果だろう。初年度は<騒がれていない良血>を選んだが、次回からは厩舎や騎手も考慮して指名馬を決めるつもりだ。




コメント (2)
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