酔生夢死浪人日記

 日々、思いついたさまざまなことを気ままに綴っていく

京都にて~ポン太の変化にショックを受ける

2007-07-02 18:38:59 | 戯れ言
 今回は亀岡市のネットカフェから更新している。別稿(3月5日)の続編になるが、手短に記すつもりだ。

 ウオーキングするとわかるが、亀岡にも流行は入り込んでいる。24時間営業のコンビニ、ファストフード、ファミレス、百円ショップ、宅配フーズ、安売り電器店、レンタルDVD……。京都学園大など大学が三つあり、カラオケ、ビリヤード、レンタルビデオと若者向きの施設も整っている。大規模の本屋が2軒つぶれたのは、学生の活字離れの影響かもしれない。

 車さえあれば便利な街だが、免許のない俺は条件を満たしていない。実家で“Motorcycle Emptiness”を実感するとは皮肉な話だ。

 帰郷の目的は、ケガをした母のお見舞いである。退院してからは「仮想の息子」氷川きよしの出る幕がないほど、「実の息子」として孝行に励んだと言いたいところだが……。実家でつくづく感じたのは、年金や医療の面で母の世代が恵まれていることだ。若者たちには「茨の老後」が待ち受けている。国を愛せと説かれても、困惑せざるをえないだろう。

 妹夫婦が飼う猫(ポン太)との再会も心待ちにしていたが、4カ月で起きた変化にショックを受けた。彼(去勢手術はしたが)にとって実家はアウエーであり、母も俺も「見知らぬ人」なのだろう。誰彼なく甘える人懐っこさは、影を潜めていた。それはポン太にとって、「アイデンティティーの確立」といえるだろうが……。

 話は変わる。ベノワ関連でマイミクの猫缶さんからメールを頂いた。彼女のマイミクさんの日記が転載されていたが、内容は脳震盪への警鐘だった。ハーバード出身の元WWEレスラー、クリス・ノインスキーの考察がベースになっている。

 NFLだけでなく、プロレスラーにも脳震盪に悩む者が多く、突発的な行為に至る危険性もあるという。ベノワだけでなく、WWEは頭部への負担を選手に強いている。最近でも、HBKとRVDの脳震盪をギミックとして用いていた。ハーディーズなど、いつ致命的な落下事故を起こしても不思議はない。究極のシナリオを実行するレスラーに対し、WWEは心身両面のケアを怠らないでほしい。

 俺も頭部に打撃を受けたことがある。最初は10歳の頃、悪戯で鉄製の門を額に打ち付けられた。2度目は20代後半、夜の池袋で喧嘩を売られ、強烈なパンチを浴びて記憶喪失に陥った。それが原因ではないが、俺の脳は名前の度忘れなど、とっくに液状化している。ブログは俺にとり、ボケ防止の一環でもある。

 東京にはあした戻る。慣れ親しんだ東京だが、違和感を覚えることが増えたのは年齢のせいだろうか。

 
コメント (5)
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