閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ヒューケラ水玉

2013-05-31 23:26:46 | 日々


雨がやむのが待ちきれない。
左手で傘をさして、右手でカメラを構えて、
庭にしゃがんでいるのは相当ヘンな人である。
(ピンクの傘が水玉に映っています・・)

 

 

 

桜の木でスウィングする水玉。
ふたつの桜んぼのあいだにはさまっているところがレア。

(この実は「甘くない、ちょっと渋いアメリカンチェリー」の味がします。
ホワイトリカーに漬ければ極上の香りのリキュールに)

  

同じ桜の枝でみつけた樹脂の水玉。
 

 

あじさいも咲き始めました。

 

 

本日のにゃんこ。

呼夜兄ィの抱っこで、満足顔の茶々姫さん。

 

おまけ。本日の「いいね!」

The Blue Danube (動画)

またまた楽師さまからシェア。
ワーナー1960年のアニメーション。必見です。

(で、「茶色の小瓶」って・・そういう「瓶」だったのね。
小学校の音楽の教科書にあった気がするけど?・・笑)

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「はなねこちゃん」

2013-05-29 16:34:11 | お知らせ(新刊)

 

今年2冊目の新刊絵本です。
「はなねこちゃん」(小峰書店 2013年5月刊)
絵は、いしいつとむさん。

はなちゃんがクレヨンで描いたねこ、はなねこちゃん。
でも、はなちゃんは、ひげを描くのを忘れたまま、
外に遊びに行っちゃった!
こまったはなねこちゃんは・・どうしたでしょうか。
というお話。

いしいさんとは18年ぶり?のお仕事。
(えー、そうでしたっけ? いつも絵本を送っていただいたり、
お手紙書いたりしていたので、そんなにお久しぶりとは・・)
前作の「みなみかぜのヒュー」(佼成出版社 1995年)も
とてもすてきな絵だったのですが、今回はまたすこし違ったタッチで、
この世界を魅力的に描いてくださいました。

「絵の中に絵を描く」というのは、
なかなか難しいことなんじゃないか・・と思います。
そもそも絵本の「絵」そのものが二次元なわけですが、
その中でさらに二次元と三次元が混在しているという設定。
はなねこちゃんと、町のボスねこが会話するシーンなんて、
ふつうに描いたら、どっちも「絵」でしょ?
どうすれば違いが出せるのか。
それが、どうすればうまく溶け合うのか。
わたしにはサッパリわかりませんでした。
(わからないことを平気で書くという無責任な・・笑)
そこのところ、いしいさんは巧みに描き分けてくださっています。
晩春から初夏の木々や草花。
この季節らしい温度と湿り気。
ふと懐かしさの漂う路地の板塀に瓦屋根。

この話、最初に考えたのは、6年くらい前だったかも。
内容も、名前も二転三転しまして、最後に「はなちゃん」にしたら、
それにつられるように、全体がするするとまとまりました。
主役のはなねこちゃんを主旋律とすると、
ベースラインに「花」がきたことで、世界が完成したわけです。
名づけって、大切。

この絵本の中で、わたしが大好きな場面は、
「えいっとすくってつかまえる」ところです。
はなちゃんの立場でも、お母さんの立場でも、
(そして、はなねこちゃんも、ね?)
なんだかとってもうれしく、気持ちいいシーンです。

それと、いちばん最後の場面。
ここは、最初の原稿では、こうではありませんでした。
いしいさんのラフを見ているうちに、ふと思いつきました。
ひとことだけのセリフは、さらにそのあとで思いつきました
こんなふうに、あとからオマケのように思いついたものが、
じつは重要な要素だった、ということは、よくあります。
出かけて行って、帰ってくる場所。落ち着く場所。
理解して、受けとめて、応えてくれる人たち。
この絵本の「隠しテーマ」は、じつはこのへんにある・・かもしれません。

 

はなねこちゃん (にじいろえほん)
文・竹下文子
絵・いしいつとむ
小峰書店 2013年5月
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白い花たち・その2

2013-05-26 10:56:51 | 日々


ちょっと珍しい八重咲きのドクダミ。

 

ヤマボウシ。
ボウシは帽子、ではなく法師か。てるてるぼうずのようでもある。
高い木の上に、上向きに咲く花は、遠くから白く目立つけれど、
なかなか近づいて見ることができないなあ。

 

 

 

下から見ると、こんな感じ。

 

 

これは、ガマズミ、でいいのかな。

 

マルバウツギではない、ふつうのウツギ。
やや下向きに房になって咲くのがウツギ。(おぼえた)

 

マルバウツギは上向きにぱっちり開く。

 

 

イボタノキ。
住宅街ではネズミモチなども咲いているころ。

ネズミモチの花にあつまる「ライポン」という蜂を、
よく男の子たちがつかまえて遊んでいたっけ。
もこもこした黄色のぬいぐるみみたいな小さい蜂で、
おとなしく、針がないから、素手でつかまえても刺されることはない。
この時期、ネズミモチの生垣のある家のまわりには、
ランドセルをしょった学校帰りの小学生がいつもうろうろしていた。

ライポンというのは、コマルハナバチのオスのことだそうだ。
なぜそういう呼び名がついたのかは不明。
ライポンに限らず、オスの蜂はみんな針を持っていないけれど、
つかまえて遊びたいようなのは他にあまりいない。

 

 

レモンの花。
下のほうは鹿に食われ、高いところだけどうにか残っております(・・涙)

昨夜も12時ごろ玄関の外に出たら、前方、右、左と、
三方で足音が同時にしたので、少なくとも3頭はいたらしい。
向こうからこちらが見えているのに、こちらからは見えないのがくやしい。
先日は昼間に角のある牡鹿を見かけた。
それほどあわてふためく様子もなく、面倒くさそうに逃げて行った。

草食動物は臆病で警戒心が強いけれど、
いったん安全と見定めれば鈍感な一面もある。
そして順応性が高い。
牛や馬や羊が家畜になったのも、もともと馴れやすいからだ。
野生の鹿は、急速に(勝手に)人里に適応しつつある。
この調子だと、あと10年くらいのうちに、奈良公園の鹿なみに
あつかましくなるかもしれない。
なるね、きっと。
どうしましょう。

(そういえば、シルバニアファミリーの鹿の家族って、
お父さんに角がないんですね。なぜなんだろう。
アイデンティティにかかわる重要事項だと思うけど?)

 

本日のにゃんこ。

お隣の見回りに出かける警備隊員さんちゃん。

 

「とっとっとっ」と足取りも軽やかに・・

 

のぼってのぼって・・

 

あ? ・・そこで寝るのか?
(目的地はまだまだ上だよー)

 

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きいちご水玉

2013-05-25 18:02:32 | 日々


タイトルのわりに、木苺の写真が1枚しかないのは、
収穫を優先しちゃうからですね。
モミジイチゴもクサイチゴもたくさん採れたけど、撮れてない。
かわりに、美味しそうな大粒水玉を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ。ヒューケラ・ハリウッド。
水玉っていうか、毛だらけ(笑

 

ヒューケラ・オブコニカ。
きれいだけど・・難易度高ぁい。

 

ところで。
シルバニアファミリーという、動物のお人形とドールハウスのシリーズ。
ご存知の方も多いと思いますが、わたしは、これが発売されたときは
もう子どもじゃなかったので(子どもだったら欲しかったかも)
名前は知っているという程度で、詳しく見たことはありません。

たまたま英国Amazonからのおすすめメールにこれが出ていたので、
(いや、そこで玩具を買っているわけではないのよ。
1度か2度、児童書の古本を買っただけなんですが)
何気なく画面で眺めていたら、だんだん面白くなってきて・・。

ハリネズミの家族。カワウソの家族。ワイルドボアの家族。
こういうのって、もしかしたらUK限定商品じゃないのかな?
牛やゾウやミーアキャットなんか、日本でも売っているのでしょうか。
ボーダーコリー。コーギー。ラブラドル・りトリーヴァ。
大きなマナーハウス。
メイポールとメイポールダンサー。
フィッシュ・アンド・チップスのお店。
わぁお。

ひとつ、わからないのが出てきました。
「ディナーレディとロリポップマンのセット」。
大きなお鍋を前にしたエプロン姿の女の人(動物)と、
道路標識(?)を持った消防団みたいな男の人。
帽子で耳が隠れているため動物の種類は不明。

辞書をひく。
ディナーレディは「学校給食調理係(の婦人)」。
あ、「給食のおばさん」ですね。
そうすると、ロリポップマンは・・「学童道路横断監視員」。
つまり「緑のおばさん」(の男性版)!

緑のおばさんは「横断中」の黄色い旗を持っていたけれど、
ロリポップマンは「ストップ」と書いた標識を持っている。
これがね、丸い板に長い棒がついていて、
大きなペロペロキャンディそっくりなんです。
なるほどー、それでロリポップ。
子どもたちのつけたあだ名がそのまま名称になったのかな?

「バスの運転手さんと車掌さん」に「アナグマのポリスマン」・・
「英国限定商品」は他にもいろいろありそうですが、
もともと日本のものもよく知らないので、判別ができません。
だけど、楽しいですね、こういうの。
ロリポップマンなんて、知らないで文字だけ見たら、
学校の前でキャンディ売ってるんだと早とちりするところ。
良い勉強になります、Amazonさん。

 

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草むら水玉

2013-05-24 20:31:52 | 日々


背の低い、細い草の生えている草むら。
雨の翌朝などは、ほんとうに楽しい。
近づいて、よーく見てみましょう。

 

ほら、ね。リボンつき水玉。

 

 

こんなにまぁるくきらきらで・・

 

 

こんなににぎやかだ。

 

ずらっと並んで・・

 

 

さらにダブルで!

 

 

縦だったり・・

 

クロスだったり・・

 

 

さあさあ、どうぞと・・

 

誘う水玉たち。


朝ごはん前に、ちょっとだけ!と外に出たら、
あれもきれい、これもきれい、あっちのはどうかな・・と、
1個のつもりが5個10個になり、帰ってきたら2時間経過していました。
子どもの頃は、こんなに時間を忘れて外で遊ぶことなんてなかったな。
浦島太郎のお話で、タイやヒラメの舞い踊りなんか見ているだけで
百年もたつかいと思っていたけど、竜宮城ならぬ水玉のお城に行ってしまったら、
たちますね、きっと。

 

 

本日のにゃんこ。

この大量のユキノシタはいったいどうしたものか。
半日陰のグラウンドカバーに、これほど良いものはないけれど、
いくらなんでも増えすぎでは?


 

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白い花たち

2013-05-22 10:51:01 | 日々

どっちを向いても白い花が目につく。
夏みかんの花・水玉つき。

 

ハゴロモジャスミン。

 

ピラカンサ。冬は橙色の実に小鳥が来る。

 

ユキノシタ。
ずっと前にMが飛騨から数株もらってきて植えたのが
いっぱいいっぱい増えました。

 

マヌカ。和名ギョリュウバイ。

 

エゴノキ。花は良い香り。

 

柿の花。
咲いている時期にちゃんと見たのは初めて!
こんな釣鐘形の花だったとは。

 

テイカカズラ。
風が吹いたらくるくると回りそうな花のかたち。

 

サクラバラ。
ノイバラに近い小さな薔薇。
つぼみは濃いピンクで、咲いて時間がたつにつれて
だんだん白っぽくなっていく。

いったいどれだけ広い庭なんだと思われてるかもしれませんが、
じつは、わが家の敷地内にあるものはほんのわずか。
写真うつりのいい園芸植物のほとんどはお隣のです。
あとは隣接する山林(地主不在)に自生するもの。
世界はわが庭なり。

 

畑に苺を摘みにいくと水玉がきらきらしていて、
ああカメラ持ってくればよかった!と思う。
カメラを持って歩くとあちこちに木苺がみつかり、
しまった入れ物がない!と悔しがる。
両方いっぺんにするのは難しい。手が2本じゃ足りない。
今年もMがいっぱい桑の実を採ってくれた。
きょうは桑のジャムを煮よう。

ホトトギスが鳴いている。カジカも鳴いている。
河鹿は小さな蛙だが、河馬は哺乳類のカバで、河豚は魚のフグだ。
中国には川にすむ淡水性のフグがいるそうだ。
ちなみに、うちのPCナナちゃんは、「かじか」と入力したら
迷わず「家事か」と変換してくれました。
家事・・かぁ。

 


本日のにゃんこ。

それではリクエストにおこたえして・・

きなな&マドリ、癒しのギフトセット。
お中元にはちと暑苦しいので、いまのうちに(・・笑)

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ひなげし水玉

2013-05-19 10:32:37 | 日々


20年か、もう少し前、「ワイルドフラワーミックス」という花の種を
ひとふくろ買って庭にまいた。
その中で、いまだに生き残っているのが、南欧原産のナガミヒナゲシ。
どうやらこれ、日本各地で野生化して「困ったちゃん」になりつつあるらしい。

 


薄いオレンジ色のポピーで、見た目は決して悪くない。
たしかに繁殖力は強い。
わが家の場合は、もっと強力な連中が周囲にいっぱいいるため、
抑え込まれる形で、これ以上勢力を広げることができないようだ。
それに、ゴボウのような根のポピーは、抜いてしまえばすむので、
その気になれば駆除はたやすい。
根が残るアザミやヤマノイモ、地下ルートで増えるスギナ、ドクダミ、笹、
トゲ武装したニガイチゴ、地表を縫って広がるチドメグサの類、
ストームトルーパーみたいにきりなく出てくるススキやシダ・・
などに比べれば、まだまだ可愛いほうじゃないですか。

クローバーもムラサキカタバミも、明治時代に入ってきた外来植物。
いかにも日本的な梅の木だって、一説によれば中国から伝来したとか。
そもそも、植物に国境という概念はない。
海を越えてのテリトリー拡大に成功すればバンザイでしょう。
人為的な移入は自然の摂理に反すると言われるかもしれないが、
これも、じつは植物のしたたかな戦術のひとつなのである。

ナガミーの花粉は、微量ながらケシ科特有のアルカロイドの一種を含む。
これがヒトの脳に作用して、ヒトを「運び屋」に仕立て上げるのだ。
ヒトを巧妙にあやつり、そそのかし、種を遠くに運ばせ、
庭にまいて育てさせ、保護させ、賞賛させる。
こんな紙みたいな嘘っぽい花を「きれいだわぁ」とうっとり眺め、
「抜くなんてかわいそう・・可愛いのに!」などと言い出したら、
すでに思考コントロールされているとみていい。
症状が進むと、突発的に過激な保護活動に走ることがあり、
駆除派との間でトラブルが生じやすいので注意が必要。

なぁんてね。
あ、誰も信じてないですか。

 

左がつぼみ、右が若い実。

 

このふたを開けると、中にはそれこそ「ケシ粒のような」
こまかい種がぎっしり詰まっている。

 

 

葉と茎には毛がたくさんはえており、水玉保持率が非常に高い。
(これはほんとの話)
そのおかげで、わが家では、アップルミント、カレンジュラと共に、
隅っこのほうで存在を黙認されている。

それでは、ナガミー水玉特集いきまーす。

 

 

 

 

 

 

 


 

これは早春の頃に撮ったもの。
この草は秋に芽を出し、地面にはりつくようにして冬を過ごし、
暖かくなるといち早く伸びて空間を確保する。
これは、開店前夜から寝袋持参で並んでいるようなもの、
あるいは朝からシートを敷いてお花見の場所取りするようなもので、
スタートダッシュの早さは植物界でも非常に重要ですね。


 

 

 

マジシャンもいい仕事しております。

 

 

本日のにゃんこ。



W先生のおみやげの、はちみつキャンディ。



岩合光昭さんのフォトカードのおまけ入り♪

 

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おがたま

2013-05-18 10:14:27 | 日々


カラタネオガタマ。
厚手の花びらが光に透けるとなんともいえず美しい。


オガタマもホオノキも、同じモクレン科のせいか、
花の構造や雰囲気がよく似ている。
でも、ホオノキの花は、はるかに大きい。はるかに高いところに咲く。
もしも空を飛べたなら。
スーパーマンのようにびゅーんと飛べなくてもいいから、
地上10数メートルに浮かんで、ホオノキの花をじっくり見てきたい。

 

あのあたり・・に咲いてます。

 

 

なんということはない、ある日の空。
左から右へとカーテンのように雲が通り過ぎてゆく。

 

 

ホワイトクローバー。
小さいひとつひとつが豆の花だ。

乾燥させた花はハーブティーに混ぜたり、
粉にしてクッキーに焼き込んだりもする・・らしい。
葉も茹でれば食べられるとか書いてあるけれど、ほんとかなあ。
ネイティブ・アメリカンは薬草として使ったそうです。

 

5月の水玉3点。

レモンのつぼみ。

 

ムサシアブミ。

 

なんだったかな、この枝は。梅かしら。

 


 

本日のにゃんこ。

少しずつ実の色づきはじめた桑の木の下で、
のんびりまったりお昼寝の茶々さん。
ほどよい日陰で、みんなの好きな風の通り道。


だけど、はみ出てるよー。寝返りすると落ちるよー。

(ここ、けっこう高いんですが・・落ちても平気な自信があるのか、
どの猫もよく端っこぎりぎりで寝ています)

 

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かたばみ水玉

2013-05-16 11:49:21 | 日々


ムラサキカタバミの葉。
製菓材料のアラザンを連想するような小さい銀の粒。
(アラザンって、フランス語のアルジャン=銀なんですね)

ムラサキカタバミはなじみ深い草だ。
子どものとき、庭の「お気に入りの隅っこ」に生えていた。
そこにすわっていると、誰もわたしに気づかない。
蚕が糸を吐いて繭をこしらえるように、自分だけの世界を
紡ぎ出して遊ぶことができた。
ムラサキカタバミの茎の根元は薄赤くて酸っぱい。
この酸味はシュウ酸なので大量に食べてはいけないけれど、
喉が渇いたとき1本抜いて噛むと、口中がうるおう。

 

 

 

どうやらこのへんにウォーターポアがあるらしい。

 

珍しいスリット入りの水玉。

 

 

 

これはクローバー。
おや? 水玉ののっている位置が違う。
カタバミとクローバー、似たような3枚の葉を持っていても、
ぜんぜん違う植物なんですね。

 

本日のにゃんこ。

あのー、茶々さん。そこは「ひきだし君」が入るんですが?
(急に暑くなったので衣替え中・・)

 

ところで、
女優のミムラさんが、新潟日報の「本と私」というコラムに、
サンゴロウを初恋の人と紹介してくださったそうです。
うれしい。
クルミ先生役とか、おねがいしたい感じ。
(で、サンゴロウは・・誰に?)

 
 
 

 

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若竹

2013-05-15 14:42:33 | 日々


食材としてのタケノコは別として、竹という植物には
これまでさほど興味がなかったのだけれど、
このごろ、青竹の色を美しいと思えるようになってきた。

朝、竹の皮の表面に、したたるほどの水滴がついている。
ポア水玉だ。
この時期の竹は、根から大量の水を吸い上げるらしい。

 

先端のほうではひときわ大きな水玉に。

 

季節限定、しかも期間限定。
あっというまにのびて、手が届かなくなる。

 

 


こうやって下から順に一枚ずつ皮をぬいでいくと、
しっとりみずみずしい若竹があらわれる。
足元には落ちた皮がどんどん積もる。

 

 
 

ここまではタケ。ここから上はまだタケノコ。
境目のところに金色のうぶ毛がはえていて、すごくきれい。



青竹を見ていると、水羊羹が食べたくなるんですが。
どういうわけか(・・笑)

 

  

天をめざしてのびる。
タケノコを縦に切ると、中がはしごのように段々になっているが、
あのはしごが、ずずずうっと引き伸ばされたと思えばいい。
1か月で10~12メートルの高さまで一気にのびてしまうそうだ。
ということは、1日平均30~40センチ!
のびきったあとは、何年たっても、それ以上高くも太くもならない。

(竹の成長の早い理由は→こちらがわかりやすいです)

以前、北海道から来た人が、ここの竹やぶを見て、
「うわあっ、竹が・・ほんとに立ってる!」と珍しがっていた。
北海道には竹がないので、竹製品になったものしか見たことがなく、
こんなのが実際に生えているというのが信じられなかったそうだ。
たしかに、物干し竿に枝葉がついて直立していると言われても想像しにくい。

竹藪の竹は、地下茎でつながった「群れ」だ。
60年から120年周期で一斉に花が咲き、咲き終わると枯れるという。
あらためて考えてみると、これ、かなり不思議な植物ですよね。

 

本日のにゃんこ。

酔猫(すいきゃっと)さんちに来てみたけどお留守だった・・。

 

本日の「いいね!」

「和」テイストのパフォーマンスを2つ。

その1

Sanddorn balance (動画)

羽と木のバランスに息をのむMiyoko Shida Rigoloの妙技。

こちらは同じサーカスの別の人ですが、構造がよくわかります)


その2 

忍者vsカラス (動画)

・・っていう演題ではないと思うけど(笑)。
いやー、面白いの、これ。
大きい音が出ます。こっそり見る人は笑わないようにご注意。

 

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