閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ねこ文化ちゃん

2012-05-29 11:56:52 | 日々

「ぶな工房」さん作。
お手々つないで、なかよし姉妹。

某Jストリートにて、みごとゲット。
おつかい、ご苦労でした、エージェント呼夜(・・笑)


「文化人形」で遊んだ記憶がある世代は、
わたしくらいが最後ではないかしら。
なにしろ「洋装=文化」っていう時代のものだから・・
わたしもうっすらとしか覚えていません。
2歳のひまなつりの写真に「めりーさん」が写っているので、
そうそう、これ、あったっけ、と思い出せる程度。
祖母が買ってくれたか、誰かのお下がりだったかも。
その後、ミルクのみ人形、着せ替え人形、歩くお人形と、
新しいもの新しいものに興味が移っていって・・

布の感触、抱っこもおんぶもできる大きさ、
多少手荒に扱っても平気で、壊れても直せるなど、
いま思えば、なかなか良い玩具でありました。

ねこ文化ちゃんは、てのひらサイズのマスコット。
バッグに下げたりできるよう、帽子にループがついてます。

 

 

本日の水玉。

♪ It's a kind of magic !

 

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樹木発電

2012-05-27 23:00:36 | 日々

早くもサブトロピカル。

山を眺めると、無数の木の葉が、わさわさと、ぴかぴかと光っている。
ツリータイプの太陽光発電装置を作ったらどうだろう、と考える。
木の葉のように小さいパネルを少しずつずらして立体的に並べる。
狭い土地でも効率よく利用できると思う。
いや、それより、生えている木そのものを借りて
発電ってできないんだろうか。
あれだけうまく太陽光をあつめる仕組みになってるんだから。
根元にコンセントをつけて、ケーブルをつなぐと充電できるとか・・

なあんてことを考えていたら、某所でこんなものをみつけました。

小枝を入れて燃やせば、暖房ができて、照明もできて、
お料理もできて、しかもスマートフォンが充電できちゃうストーブ!

なぁるほど。
熱エネルギーを電力に変換する。
つまり、これ、ミニチュア火力発電所ですね。
ディーゼル発電機より手軽だし、燃料はそのへんで拾える。
室内での使用は無理としても、1台あれば心強いかもしれない。

だけど・・どこか、変なんだな。
この妙な違和感はどこからくるのか。
何か大きな見落としがあるような気がするけれど、
それが何なのか、まだわからない。

 

本日の水玉。

カリステモンのつぼみ。きらっきらです。

 

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おはよう、かたつむり

2012-05-26 15:12:31 | 日々

あさつゆで かおをあらって のびをして
3メートルの たびにでかける
かたつむり しんちょう 1センチ
うーんとのびれば 2センチ
ちいさくたって 1ぴきは 1ぴき

いいこと あるかな
だれかに あえるかな
とりあえず まえに すすもう

 

 

こちらも小さい小さい、ミツバの花。

 

チャイニーズホリーの若葉。
(木が育つにつれて葉がまるくなり、
ほとんどヒイラギらしくありませんね・・)

 

 

スモークツリー。日に透けるこの色が好き。

 

 

ニワウルシ(別名シンジュ Tree of Heaven)だったかなあ。
とても涼しげな木です。

 

 

本日のにゃんこ。

テレビに「うつって」いるMと、きなこ。
いつもの朝の光景。

 

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7年まえ

2012-05-24 08:32:22 | 日々

黒猫ズがやってきたのは2005年5月24日のこと。
珊瑚と真鈴、7歳になりました。

 

さんちゃんのちいさかったとき。

2階への道はこんなに遠かったのだ。



 

 

まりんのちいさかったとき。

親代わりの「こだまじいちゃん」といつも一緒でした。

 

 

 

いやあ、可愛かったね!

 

 

いまも可愛いよ。

 

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海色ガラス

2012-05-23 21:33:10 | 日々

Mの沖縄みやげです。
ああ、ガラスの器を写真に撮るのって難しい。
花はユキノシタ。

 

もぐってみましょう。

 

 

ぷちぷちの「海ぶどう」。
わぁい、食べる水玉♪

 

多良間名物の「ぱなぱんびん」。
塩味だけのかりんとう、または揚げプレッツェル、の感じで、
妙にあとをひく素朴な美味しさ。
(Hさん、わざわざ那覇までありがとうございました)

 

ところで、日蝕のときの動物の行動について、
あちこちから情報をお寄せいただきありがとうございました。
「鳥が鳴きやんだ」とか、「さかんに鳴いていた」とか。
「犬が遠吠えしていた」とか、「猫が庭から部屋に逃げ込んだ」とか。
「ペンギンが空を見上げた」というのも聞きましたが、はて・・
べつに日蝕でなくても、ペンギンはよく上向いてますけどね。

よぉし、次回は必ず。
(見る気になったらしい・・笑)

 

本日の(食べない)水玉。

ないしょばなし。

 

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古本(つづき)

2012-05-22 23:07:26 | 日々

先日入手した古本を、ゆっくり少しずつ読んでいる。
薄クリーム色の紙に活版印刷の活字は、ゆっくり読むには最適だ。
美味しいチョコレートをちびちびかじっている気分。

著者は子供向きの本も何冊か書いた人だから、
けっして難解ではなく、読みやすい文章だけれど、
読むペースが遅いので、まだ半分くらいしか読めていない。
いよいよ知りたかった核心部分にさしかかって面白い。
しかし、例によって、本題とは離れたところで
ちょっとした小さなエピソードに興味をひかれる。

たとえば、12歳の少年が海岸の避暑地ですごす夏。
13歳年上の美しい従姉への初恋。
それから、ダダという愛称で呼ばれていた大好きな伯母のこと。
ダダ伯母さんは、よく少年にこんな歌をうたってくれた。
「メリーゴーランドにのって バンベルガーへ
行こうよ 行こう バンベルガーへ・・」

何年も後になって、少年は町の中心地にあるバンベルガー百貨店に
メリーゴーラウンドなど存在しないことを知り、がっかりする。
ダダ伯母さんは、65歳を過ぎてから遅い結婚をした。
誰も彼女が結婚するなんて夢にも思わなかった。
相手はそれまでに3人の妻と死別したヘンリー・コネリー。
ヘンリーは小柄な男で、高めの椅子にかけると足が床に届かない。
少年はドアの隙間にこっそり目をあてて、訪ねてきた男が
椅子で足をぶらぶらさせているのを覗き見ている・・。

ときどき、カポーティの小説を読んでいるような錯覚にとらわれる。
著者はカポーティより20数年早く生まれ、作家としてはあまり成功せず、
この本を出版した翌年に、処方薬を大量服用して亡くなった。

この本は小説ではなく、父の伝記として書かれたノンフィクションだ。
しかし、ページのあちこちからくっきり浮かび上がってくるのは、
町へ出かけて「ピアノをふたつ」買ってくるような成功者の父と、
そんな父に振り回されつつも自分の世界を失うまいとする母を
交互に見つめる、やせっぽちで繊細で少し神経質そうな少年の姿だ。
書くということは、つまり、そういうことなのだろう。



(上の画像は、アスパラガスの花。
実物はとても小さくて、5ミリくらい。
そうか、アスパラガスって、ユリのなかまなんだ・・)

 

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日蝕

2012-05-21 09:51:58 | 日々

・・雲多すぎ・・(涙)

ときどき雨やどりしたり、チョコパンかじったりしながら、
最初から最後までねばってみましたが、残念なり。
せっかく早起きして、ホウキまで持ってきたのに。(←乗り物?)

それでも、蝕の最大と思われる時刻には、
ふつうの「曇り」よりもっと単調な感じの薄暗さとなり、
さーっと空気が冷えてくるのがわかりました。

これまで、天文的なイベントにはそれほど熱心ではなく、
日蝕は(部分蝕も含めて)何度か見る機会もあったはずだけれど、
ほとんど記憶に残っていません。
今回、めずらしく積極的に見たいと思ったのは、
次はもう見られないだろう、ということと、
近年ほんとうに「おてんとうさまの恵み」を実感できるように
なってきたから・・でしょうか。

車で「晴れている場所」を探しに行ってみる、ということも、
ちらっと考えはしたものの、なにしろ方向音痴の人なので、
ひとりで知らないとこまで行って帰れなくなると困るし、
(あいにくMは「限界線外」に出張中・・)
空を気にして事故ったりしたら、それこそ大凶ですしね。

日蝕のとき、鳥が鳴かなくなるとか、動物が落ち着かなくなるなど、
ふだんと違う行動をするらしい、という話を聞いたので、
それも確認してみたかったのです。
このあたりでは、鳥はずーっと鳴いていました。
ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、イカル、
みんな(いちばん暗くなったときでさえ)さえずったり、飛んだり、
ふつうにすごしているようでした。
それは、曇っていて明るさが大きく変化しなかったから、なのかな?
いつも夜明け頃の、もっとずっと暗いうちから鳴いているんだから、
多少かげっても関係ない気もするけれど・・。

2時間弱つきあってくれた茶々姫も、足元でごろごろしたり、
パンをくれくれとねだったりして、いつもとまったく変わらず。
まあ、家猫は野生動物とはいえないけれど。
帰ってきたら、さんちゃんが布団にすっぽりもぐっていましたが、
それはただ眠かっただけだと思う・・(笑)

それよりも、開始30分くらいのときに、
ラジオをチューニングする音、もしくはファクスの発信音に似た
「ヒー・・ポー・・ヒュー・・」という電波的な音が、数回にわたって
山の奥の方から聞こえてきたのですが、
鳥とも獣とも思えないし、まして人間がいる場所ではないし・・
あれはいったい何だったんだろう。
宇宙人?

 

本日のにゃんこ。

おとなりの「酔蛙さん」と仲良く雨やどり中。

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巣立ちの頃

2012-05-19 11:17:18 | 日々

桜の木の下に立つと、小鳥の声が降ってくる。
巣立って日の浅いひなが、あっちに1羽、こっちに1羽。
全部は見えないけれど、1本の木の中に3~4羽はいるようだ。
まだ色も薄く、ぽわぽわして、特徴がはっきりしない。
親鳥の姿が見えるので、ヤマガラとわかる。

ひなはあまり動かず、じっと枝にとまっていて、
チーチーと声だけ出している。
親ははっきりした色柄だが、ひなは、じっとしていれば
みごとな保護色で、さがしてもなかなか見つからない。
親鳥が近くに来ると、チーチーチーと声が必死になり、
羽をふるわせて餌をもらうのが見える。

親鳥は大忙しだ。
ひなのいる木を中心に、向こう三軒両隣を飛び回って
次から次へと、休むひまなく餌をとる。
見ていると、尺取虫のような幼虫が多い。
端をくわえて、枝にちゃっちゃっと叩きつけ、
食べやすいように下ごしらえをして持っていくようだ。
3秒足らずで給餌を終えると、ぱっと身をひるがえし、
もう次の獲物にねらいをさだめている。
「かいがいしい」という言葉がぴったりだ。
でも、何度かに一度は、ひなのところまで持っていかず、
その場で自分で食べてしまうこともある。
そそくさとした様子が、ほほえましい。
子育て中のおかあさんは、おなかがすくのである。

桜の葉がちょうど開ききる頃に孵化するよう、
タイミングをはかって昆虫の卵が産みつけられ、
その幼虫がほどよい大きさになる時期にひなが育つよう、
こちらもタイミングを合わせてある。
食物連鎖というのは「大が小を食べる」だけではなく、このように、
植物から動物まで、あらゆるものが複雑に関係しあったシステムだ。
そして、その桜の葉は、光を食べて育つ。
太陽が、すべての上にあり、すべての底にある。
日蝕におびえ、凶兆とおそれた古代人の感覚は正しい。
迷信だなんて、笑ってはいけない。

(上の写真は、でたらめにシャッター切ったら写っていたもの。
りこちゃんは、こういうものを撮るのは苦手であります)

 

ちょっとだけ早起きして、金環日蝕の観察場所を下見に。
うちの庭では、この時刻にはまだ太陽が見えないので。
ちゃんと遮光メガネも用意しました。
さあ来い日蝕。

翳っても太陽、素人のデジタルカメラでは撮影できないし、
きっと他の方が上手に撮ってくださるでしょうが
(W先生とか・・F先生とか・・?)
国立天文台のサイト(→こちら)を見ていたら、
やってみたいことを思いついたので、その道具も準備。
いや、「リッツ」ではありませんよ(・・笑)
さてさて、曇りっぽい予報も出てますが、どうでしょうか、21日。

 

本日のにゃんこ。
食物連鎖の上位に君臨するこのお方。

これこれ、真鈴さんや、鳥さんをとるでないぞ。

 

「はあ~い」

(お返事だけは良い子なんですが、ね・・)

 

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いいものみつけた

2012-05-17 23:28:00 | 日々

あれ? 何持ってるの? とのぞいたら、
得意げに見せてくれたのでした。

ああ、鳥の羽だ。
なんの鳥だろうね。ヒヨドリかな。キジバトかな。

 

 

本日の水玉。

スモークツリーの葉の上に、ころんと。

 

 

本日のにゃんこ。

「あ、ヤマガラさんが・・」

(むこうの木に巣箱があります)

 

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かたづく

2012-05-16 14:18:30 | 日々

いまごろ珍しいような大規模うろこ雲の登場。
これが筏のようにゆっくり東へ移動するのと入れ違いに、
綿あめをちぎったような低層の雲が東からやってくる。

この空が、3時間ほどですっかりきれいに片付き、

 

クロワッサンな雲がひとつだけ。
いただきます。ぱく。

 

一転、気温がぐんぐん上昇して、夏となる。
出がけに帽子をさがしたが、どこにもみあたらない。
そういえば、昨年の夏帽子は、いまひとつ頭にしっくりせず、
シーズンの終わりに捨てたんじゃなかったっけ?

こんなときに限って、日なたで立ち話をするはめになったりする。
喋る人は、まぶしくないほうを向いて喋るから平気なのだ。
わたしは要領がわるいので、いつもひとりだけ
お日さまのほうを向いて話を聴くことになってしまう。

いそいで帽子を買いに行く。
駐車場を横切って店の入口にたどりつくまでに、くらくらする陽ざし。
つばが深く、黒地に花柄の、ふにゃふにゃ柔らかい布帽子を買った。
うしろにゴムが入っているから、これなら風が吹いても飛ばないかな。

帰ってから、ふと思う。
これって、「帽子」だろうか。
「頭巾」に近いのではないかしら。

 

 

今年も会えたね。草いちご。

 

 

本日のにゃんこ。

らぶらぶな黒猫ズ、ですが・・

 

仲良くしているかと思えば・・

 

どたばた、ぎゃうぎゃう。

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