夏の半ばまでは、まずまず元気だったシュウメイギク。
つぼみが上がってきたと思ったら、急にばたばたと枯れてしまい、がっかりだった。咲く時期にしては暑すぎたのだろうか。
クチナシのしげみにもぐりこんで陽射しを避けていた2本だけがひっそりと花をつけているのをみつけた。
一昨日の夕方の雲と…
今朝の雲。
これは、いつだっけ。
ほおずきの天然レース。
モミジガサの花。沢沿いの杉林。
鹿がうろついていたときは、こういうものは真っ先に食われてしまい、花も葉も見かけることはなかった。それでも絶滅することはなく、鹿が入ってこなくなると、いつのまにかちゃんと復活していた。
大食いの鹿でも、根まで残らず掘り起こして食べることはしない。だから、広い範囲を年サイクルで周回していれば、また芽生えてきたものが食べられる。その習性が植物と草食動物の共存を可能にしている。
(問題は、その「広い範囲」の大部分が、いまは人間の都合でスギとヒノキに埋めつくされていることで、密集した常緑針葉樹の山は一年中暗く、下草が生えないから、鹿にとっては不毛の地だ。食事をするには明るい林の縁から里のほうに出てこなければならず、そこでどうしても人間の暮らしと衝突することになる。これは猪や熊も同じ)
今年も鹿の声を聞く季節になった。遠くの山でピョオーと鳴いているだけなら、秋の風物詩といってもいい。
本日のクレ坊。
珍しく西向きの出窓にいます。
本日の「なるほど」。
科学が証明 「手書き」の絶大なメリット、「脳全体が活性化する」
学生時代、試験勉強をするのに、わたしは「手で書いて覚える」タイプだったから、これはすごく納得できる。子どもには早くからタブレットなど持たせず、文字も絵もできるだけ昔ながらの筆記具で書かせるべきだと思う。学習も遊びもすべてピッピッと「押すだけ」では何も育たない。
なにしろ学校を出てしまうと、文字を手で書く機会なんてほんとうに少ないのだ。今月からは郵便料金も上がり、手紙を書く人もさらに減りそうな気がする。
これからは、ささやかな個人の脳など使わなくていいように、かしこいAI君がちゃんとやってくれるようになるのかしら。