閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

雨コマ

2023-06-30 11:04:23 | 日々

雨かぁ…。
(雨だよ。窓閉めるよー)

 

つまらーん。

 

寝よっと。

 

蒸し暑い季節になると決まって膝に来たり、わざと机の上で寝たりするのは、ブラッシング要求。
おかーさんにやってもらうほうが楽だもん(笑)。
来年用の小鳥さんの巣材にしてもらいましょう。

***

ところで、新しい洗濯機がやってきました。全自動!
(なぁんて、いまどきいばる人はいないわね)
もともと全自動用のパンがついていたところに、無理して二槽式を(わざわざ木枠をこしらえて)置いていたものだから、脱水のときぶるぶるがたがた揺れると脚が枠から落ちそうで怖かった。
これでやっと安心して使えるようになりました。
電器店には、乾燥もできる大型のドラム式もずらっと並ぶ中、昔ながらの二槽式もひとつだけあって、いまでも買う人はいるらしい。
Mはずっと二槽式ファンで、今回もそっちがよかったみたいなんですが、たまたま店にあったのが見るからに安っぽいデザインだったせいか、すんなり全自動で決まりました。

「おまかせコース」にすると、時間をかけてていねいに洗って、ていねいにすすいで、とことん脱水してくださる。そこまでやらなくてもいいよーと思うくらい。というか、これまで自分がいかに雑に洗濯をしていたかを思い知らされる。ひえ~。

***

で、次に壊れたのは、Mのアトリエの冷蔵庫。
アトリエの、といっても画材等は入っておらず、台所の冷蔵庫に入りきれないジャムの瓶などを預かってもらっているのですが、なんでも冷凍庫の霜が異常増殖して扉が開かなくなったとか…。
最新の冷蔵庫はみんな省エネ機能が優れているので、買い替えれば電気代はぜったい安くなると思います。期待しよう。

 

本日のゲスト(また!)

モリーくん、窓に登場。
ぴとっ! とガラスにくっついている。吸盤ってすごいな。

 

すごくきれいなエメラルドグリーン。
(モリー君は窓の外側に、クレちゃんは内側にいるのよ、もちろん)

人家のあかりには虫が集まるので、カエルにとっては効率の良い餌場。
すこしでも餌の豊富な場所で繁殖したほうがいいわけだから、あかりに近い水場=うちの池に集まってしまう、ということですかね。

カエルじゃないけど、こんなのも。

小鳥にとってマンホールは「高級レストラン」!?

人間の生活の変化に合わせて、動物の習性もどんどん変わってきている。

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向日葵など

2023-06-28 22:24:10 | 日々

ヒマワリの花がお日さまを追いかけて回るというのは間違いだと、牧野富太郎博士の本(『植物一日一題』ちくま学芸文庫)に書いてあるので、どれどれと見に行った。
たしかに。この子は朝も昼も夕方も、姿勢よく東を向いたまま、動いていない。ヒマワラズだ。

名前からして、ヒマワリは回るものだと、誰もが信じ込んでいる。人の顔のような花なので、お日さまに顔を向けるということがごく自然に納得できるせいかもしれない。実際にこうして回っていないのを見ても、何かの不具合で回らないのだろうと、例外のように思ってしまう。
よーく考えてみれば、回るほうが不自然だ。だって、朝は東、昼は南、夕方は西を向いたとしたら、あとはどうする? 翌朝また東からスタートするためには、夜明け前に大急ぎで(あるいは一晩かけてじわじわと?)180°逆回転しなきゃならないでしょう。


キキョウの青と白。
アトリエの前の庭なので、いつもはMが支柱をたてる係。今年はしていないので、ばらばらに倒れ、文字通りの乱れ咲きだ。
図鑑を見ると「日当たりの良い山野の草地に生える」とあるが、人家の庭でしか見たことがない。この背の高い倒れやすい草が、野生ではどんなふうに咲くのだろう。ススキなど高さのあるイネ科の植物のあいだに生え、周囲に寄りかかって、案外うまくいっているのかな。

 

コスモスがひとつだけ咲いた。うしろの白いのはルッコラの花。

コスモスといえば秋の花…短日性(日照時間が短くなると咲く)だと思っていたけれど、いまは夏至が過ぎたばかり。アサガオだってまだ咲かないのに。季節の先取りにもほどがある。

 

紅白アジサイ(仮)。だいぶ赤く染まってきた。

 

本日のゲスト。

夜の訪問者。モリアオガエルのモリーくん。

 

こっちにも1匹。アオくん。
(名前つけたって見分けがつきませんが! もう1匹いればエルくん・笑)
ライトで照らして近づいて写真を撮ったりしても逃げない。
夜が更けるにつれて鳴き声が大きくなる。
明日の朝には、また卵がふえているのかな。
おたま一期生の中には、もう後足が出てきた子たちもいます。

 

あれ? クレちゃん?

 

なんだ、コマも。

 

本日の「いいね!」

「みなさまの黒猫さんの名前の由来を教えて」

昔は「タンゴ」と「ヤマト」が多かったのよね。

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予感

2023-06-24 18:41:38 | 日々

グッモーニン。
沢の奥で鳴いているキビタキ、サンコウチョウ。
オオルリの声は少し近づいたが、まだ谷の向こう側だ。
そして昨日、コンテナ池の上に、モリーさんのあらたな卵(3個め)を発見。いったいどれだけ産むつもり?

 

クレちゃん、おはよう。
早朝から地磁気の観測中かな。

 


まだ梅雨は明けず、ひどく蒸し暑い。毎年いまごろになると、じわじわとイヤな予感がしてくる。
これまで何度も書いているように、わが家の家電機器は、決まって夏に壊れるからです。

先日、電気ケトルが反応しなくなった。スイッチを押してもランプがつかず、うんともすんともいわない。カチカチやっていると、ときどき気まぐれのようについて、またすぐ切れる。接触が悪い、のかな。
毎日何度も使うものだから、ないと不便。お湯ならガスレンジでも沸かせるけれど、沸くスピード、熱効率の良さ(周囲まで暑くならない!)は圧倒的に電気の勝ちだ。沸騰するとすぐにスイッチが切れるところも良い。ガスにやかんをかけてうっかり忘れると、お湯が完全に蒸発するまでガスは消えない。
オーブントースターも5年くらいで壊れるし、電熱系は寿命が短いなあとあきらめて、迷わず同じ商品(口が細くてコーヒーのドリップができる)を通販で注文した。
ところが、それが届いたとたん、壊れたはずのケトル君が復活したではありませんか。以来、ずーっと何の問題もなく作動しております。
もう、なんだったの、あれは。という、家電あるある(笑)。

晴れたので、いまのうちにとシーツなど大きいものを洗い始めたら、洗濯機の音がゴトゴトとおかしい。見ると、いっぱい入れたはずの水がうんと少なくなっている。
1か所だけ開けられるところを開けてみたら、水量を調節するためのレバーと連動する伸縮ホース(という説明でわかる人います?)が裂けていた。そこから漏れてしまうため、底から10センチまでしか水を溜めることができない。さわるとぼろぼろ破れてくる。明らかに経年劣化だ。
5年前に引越したとき、運んでもらった業者さんに「いまどき二槽式って珍しいですね」と感心された。そうなのです。いまどき「にそうしき」で変換しても、候補にこの字が出てこない。それくらい珍しい。
2004年製と書いてあるので、その年に買ったのじゃないかもしれないが、おおかた20年近く。まあよく使いましたね。
これは、復活も修理も無理そうなので、買いに行かねば。猫が乗っても誤作動しないことが第一条件。全自動って使ったことがないので不安だわ。


本日のゲスト。

カナヘビちゃん。アジサイの上で朝のお日さまを待っているところ。

 

この子はシッポが完璧でとても長い。
デッキの下には、短い再生シッポの子が住んでいる。
みんなコマ吉に気をつけるんだよ。

 

なんのこと? ボク知らない。

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あじさいシーズン・その5

2023-06-22 10:06:58 | 日々

紅子さんは、いまこんな色。

このところ、あじさいばかり、しつこくてスミマセン。
どうしても花に近寄りすぎてしまうので、全体像も…。

 

あふれこぼれるように咲いている姫ちゃん。
手前はクチナシとアナベル。

 

ウズアジサイ。人の背よりずっと高い。

 

いろどりあじさいロード。
Mがランダムに挿し木した結果。
鹿が来ていたときは、このあたりすべて食われ、ほとんど何もなかった。

 

紅てまり(かもしれない)。山の陰なので花数は少なめ。
写真ではあまり色が目立たないけれど、祭り化粧で紅さしたお稚児さんのようだ。



小鳥の餌から生えた野良ヒマワリ。
大きいの、小さいの、いろいろ。

 

エキナセア…ナントカ(忘れました)。
昨年あてずっぽうで3種類買ったうち、2つは咲いたあと自然消滅してしまい、1つは葉ばかり元気に茂って、ついに咲かなかった。
まさかの観葉植物?とあやしみつつ、様子をうかがっていたところ、今年はたくさんつぼみをつけてくれた。
開き始めはまるで色あせた枯れ花のような色で、なんだかなあと思っていると、そこからだんだんピンクになってくる。
エキナセアは品種がいっぱいあって、どれもちょっとフシギな色合いだ。宿根草が好きなので、ほんとはあと2色くらいあるといいけど、それぞれ色だけでなく性質も違うらしく、成功率低いからなあ。

 

まんまるボールのようなシオデの花。

 

ネジバナの二重螺旋。
Mが器用に草刈り機で刈り残していった。

 

オカトラノオ。
科・属を問わず、花が穂状に咲くものが「虎の尾」と呼ばれているらしいが、見た目にトラのしっぽを連想させるのは、観葉植物のサンスベリアくらいではないかしら。


本日のトラちゃん…ではない、コマちゃん。

なんかみつけた?

 

のびるっ!

 

とれた?
(なんだかわからないけど、逃げられたようです)

 

本日の「ふむふむ」


少子化なのに「絵本」市場は拡大の知られざる裏側

紙である必要性。

こちらも。

京都で掲げられた看板「ヤッパリ紙の本」に共感の嵐

 

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あじさいシーズン・その4

2023-06-19 23:02:15 | 日々

いちばん遅く咲き始めた、明るい色のガクアジサイ。

 

背が高くなりすぎ、ほとんど裏側しか見られない。

 

お隣の白いアジサイ。真っ白だったのが、ピンクがかってきた。
山アジサイの紅も咲き始めは白だし、ガクウツギなども、残った装飾花がたまにピンクっぽくなることがあるけれど、これも「たまに」なのか、こういう品種なのか、よくわからない。
うちにある白いのは、ピンクにならず、ほんのり薄青くなる。
七変化というくらい、アジサイの色は移り変わるものだし、植えた場所の土や日あたりによっても違いが大きいので、名前を調べようとしてもなかなかうまくいかない。

<追記>
山アジサイ系の「紅てまり」ではないかと、AI君が言っております。そうかも。

 

毎年思うけれど、ホタルブクロって、きれいに撮るのがむずかしいなあ。
わざわざ植えたのではないけれど、根で増える、種子で増える…とにかくよく増える。

 

ミモザ(フサアカシア)の実。ひらたい莢に、ひらたい種子がはさまっている。
今年はあまり花が多いように見えなかったけれど、実はたくさんついた。
本当はもっと日のあたる、上に空が開けて周囲も広々したところのほうがいいに決まっている。わたしがどうしても欲しかったものだから、無理して変なところに植えてもうしわけない。
大きくなる木の剪定は難しい。タイミングを逃すと、切るべき枝にたちまち手が届かなくなってしまう。

 

今年のゴーヤーは、バケツで。
西日があたる台所の窓に「みどりのカーテン」を作るというMの計画です。

 

草いちご、もみじいちご、ワイルドストロベリー、畑のいちごの4種ミックスジャム。
すこしずつ採れるたびに冷凍庫にためていたのを、やっとまとめて煮ることができた。
今年は黄色いもみじいちご(分類はラズベリー)の割合がいつもより多かったので、色はいまいち。でも意外に酸味がプラスされ、お味は複雑で上等。

 

これまではやや煮詰めすぎだったので、今年はとろとろで止めてみました。

 

本日の鳥さん。

この中にヒヨドリが1羽います。どこでしょう。

 

ここよー。
(って、どこだかわからないわよー。ボケてるし・笑)

夕方、ヒヨさんズがやたらとキーキー騒ぐので、見ていたら、木の中からカラスが2羽飛び立っていった。
無防備でおぼつかない巣立ちっ子があちこちにいるので、親鳥は気が気じゃないでしょう。

 

本日のクレ坊。

ご機嫌な可愛い白黒猫が落ちていた。

 

「拾っていーい?」「どうぞー」

 

クレは、うちに来て8年になりました。推定8歳2か月。
いつまでもご機嫌なサンダルスキーの地質学者でいてください。

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あじさいシーズン・その3

2023-06-17 21:18:13 | 日々

花期の長いヒメアジサイ。
薄い水色から、ほんのり紫がかった濃い青になるまで、ずっと見ている。
ほうっておいても自然にこんもり樹形になってくれるところも、好み。

 

昔からある西洋アジサイのピンク。
たしか最初はピンクとブルーがあったと思うが、気がついたらブルーが1本もなかった。
ピンクに化けたのかしら。

 

このブルーは、てまりてまり。びっしりこまかい八重咲き。

 

いちばんふつうのガクアジサイ。たぶん自生のもの。

早咲きの赤い花の未来、山アジサイ系の紅(くれない)、黒姫、藍姫、もうひとつ品種不明の何か(真花が青で、装飾花は白から紫。オオアマチャ?)は、そろそろ盛りを過ぎる。
アナベルも、雨のせいか、今シーズンはいつもより傷みが早い。
黒姫の花が大きなイモムシに食い荒らされていて驚いた。これまでアジサイはあまり虫がつかないものと思っていた。
カーネーションの花にもウリハムシのような黄色と黒の甲虫があつまり、追っても追ってもやってくる。つぼみが完全に開く前にかじられてしまう。

キキョウ咲き始め。

 

紙風船のようなつぼみ。色がつけば、もうすぐ咲く。

 

キキョウの花は折り紙細工のようで、特に香りもなく、蜜があるように見えないけど、クマバチがせっせと出入りしているから、あるのでしょう。

 

本日の鳥さん。

枯れ枝の先でゆっくり羽づくろいしていた子。
シジュウカラにしては尾が長い。
サンショウクイの巣立ちっ子かな?

アトリエ巣箱のヤマガラ6きょうだいも、全員無事に巣立っていった。
たまに身体の小さいヒナが1羽だけ残ってしまって、はらはらすることがあるけれど、ほとんどは半日遅れくらいでどうにか飛び立っていく。それまで親は巣箱から遠く離れることはない。
親鳥は自分の産んだ子の数がわかるのだろうか。それとも、チーチーと鳴く子の声が、親鳥をつなぎとめているのだろうか。
どこかでヒヨドリも巣立ったようで、チャーチャーと叫びながら親鳥の後を追う姿をよく見かける。

 

本日のコマちゃん。

あきたー。あつーいー。

 

ひかげで待機。

(きみは暑さに弱いんだから、律儀についてこなくていいんだよ~)

 

本日の「ふうーん」

なぜサッカーチームは11人なのか

たしかにチームとしては11人で、11は割り切れない半端な数だけど、「10人+ゴールキーパー」と考えれば、別に不思議ではないような…。

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あじさいシーズン・その2

2023-06-16 11:41:22 | 日々

とても派手なガクアジサイ。

 

花束のような白。

 

ぎっしり詰め合わせ。

 

隅田の花火。
これが出回り始めたときには、あっちでもこっちでも見かけたけれど。

 

ネジバナの螺旋。

 

拡大してみましょう。

 

クチナシも咲き始め。
咲いたばかりの花に、つぼみを1つ2つつけて切ってくると、室内でも長く楽しめる。

 

本日の…?

キミハダレダ??

クチナシの根元の薄暗い斜面に、何か落ちてる、と思い、拾おうとしたら離れない。短くて太い茎だか根だかあって、地面に生えているのだ。
キノコのようでもあるけれど、さわると固い。
まるで人工物みたいにきれいな球形で、上がすぱっと切られたように平ら。
え~~、これは何?

もしかしたら、ものすごく珍しいものかもしれないと、急いで写真を撮ってきて、Mに見せた。
すぐ見に行ったMが戻ってきて、「これだったよ」と、差し出したのが…


これです。
うーむ、人工物か。ざんねん(笑)
表面は風化してキノコっぽいけれど、正体はプラスティック。厚みがあって、ちょっと重さもある。
内側に土や石が詰まっていて(写真は洗ったあと)、それがひっかかって「生えている」ように見えたのだった。
かなり前から埋まっていたのが、雨で斜面の土が流れて、ひょっこり姿をあらわしたのかもしれない。
でも、いったいなんなの、これ。
「家具の脚にはかせるものじゃないの?」とM。言われてみればそんな感じもするかなあ。
だけど、なんでそれが外にころがってるのか。家具の脚なら4本。1個なくせば困るのではないか。そもそも、該当する家具がまったく思いあたらない。
靴だけあって、脚がない。シンデレラは、いずこに。


昨夜のゲスト。

窓に来たクワガタさん。
左の子は、片方のツノ(ではないか、アゴ?)の先が欠けている。
オスが2匹いっぺんに来たのは初めてだ。種類が違うような気もするけれど…
動くし、飛ぶし、「なになに?」とコマちゃんも来るので、急いで写真だけ撮って、リリースしました。

クワガタムシの名は、かぶとの飾りである「鍬形」に由来するそうだ。
かぶとというものは、かなり古くから(ヒトとヒトが争うようになって以来)あるらしいけど、前に飾りがつくようになったのは平安時代以降とのこと。それ以前のクワガタムシは、何と呼ばれていたのかしら。


本日のにゃんズ。

晴れたら、ベランダ寝。

 

写真とるより、ゴハンくれ。

 

本日の「いいね!」

樹齢700年のブロッコリー初開花 フランス

こういうニュース好き。

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あじさいシーズン

2023-06-13 17:48:45 | 日々

紅子さんが見ごろ。

 

天城甘茶。
自由に伸びて樹形が整わないのが、この子らしいところ。
とはいえ、庭じゅうこればかり繁らせるわけにもいかず、ちと悩ましい。

 

ピンクのアナベル。

市内の公園では「あじさい祭り」が開催中。
最盛期には300万輪(!)の花が咲くといい、壮観すぎてエネルギーを吸い取られる感じなので、もう長いこと見に行っていない。公園といっても、もとは北条氏の山城(砦)があったところだから、平坦なところがほとんどなく、なかなか体力がいる。
たしか最初に行ったときは、まだアナベルが珍しかったときで、次に行ったときは、柏葉あじさいが出回り始めたときだったかなあ。
うっかり行くと、いろんな新しい品種を欲しくなりそうで、危険。

 

お隣のウズアジサイ。またの名をオタフクアジサイ。

シーボルトが日本から持ち帰らなかったら、ヨーロッパにアジサイはなかった! とオランダから来たマリアさんが言っていた。
そうです。アジサイとホスタ(ギボウシ)は日本原産。

 

 

 

 

本日のゲスト。

ふと見ると、アジサイの葉の上に…!
まるで「絵に描いたような」カタツムリ。

 

基本夜行性なので、めったに会えないけれど、ちゃんといることがわかって、嬉しい。

のびちぢみする触角の先端に目がある。ふつうは「つの」の下が「あたま」という認識だから、そこに「おめめ」を描いたイラストを、子どもの本でときどき見かけるけれど、それは間違い、よ。
とはいえ、生物学的に正しく描くと、変に妖怪っぽさが出てしまうから困ったものだ。なんとか可愛くしようとして、おめめにまつげを描いたりするから、なお悪い。
カタツムリの擬人化って意外と難しいと思う。目の位置は、タコ、イカ、貝類も難しい。

 

おたまちゃんは順調に育っています。
2個めの卵も先日孵化しました。

 

そして、にゃんズも順調に…。

珍しく散歩についてこないコマ吉。
雨のあとに雨また雨で、地面も草もびちゃびちゃなので。
猫は長靴をはけないからね。

 

「ボクも、やめとく」。

クレちゃんは、じめじめした日は薪置き場の棚にあがって、木炭の箱の上で寝ていることが多い。
木炭は吸湿・浄化効果があるそうだから、賢いです。
あんよが薄黒くなるのは、まあいいか。

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「なまえのないねこ」

2023-06-12 21:21:52 | お知らせ(いろいろ)

 

「西日本」というのは、九州と山口県の指定図書だそうです。

<追記>
読書感想文はわたしも宿題で書いたことがありますが、感想画は、ないです。
絵本を見て、それを真似しないで別の絵を描くというのは、なんだかむずかしそうな気もするけれど、どうなんでしょう。
コンクールはきっかけのひとつとして、いろんな猫をたのしく描いてもらえたら、うれしいな。

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ぬか漬けの話

2023-06-08 23:02:59 | 日々

アナベル、ピンクと白と。
雨が多くなる季節、いろんな種類のあじさいが楽しめる。

 

これも梅雨に元気なアスチルベ。

 

キャットニップ咲き始め。

***

いただき物の「泉州の水なす漬」は、ポリ袋のぬかの中になすがごろごろと埋まった状態で届いた。
なすを1本ずつ取り出して食べ終えたあと、たくさん残ったぬかがもったいなく思えて、冷蔵庫におさまるサイズの密封容器に移した。試しにきゅうりを1本漬けてみたら、けっこう美味しくできたのです。
ぬか漬けは、新しく始めようとすると、ぬか床を「慣らす」のに時間がかかるもので、わたしはそこで挫折したことがあるけれど、これはプロの作ったぬか床だもの、美味しくないわけがない。

子どもの頃は、実家にぬか床があって、夕食の支度をするとき、食べごろに漬かったのを出したり、かわりに新しい野菜を漬けたり、という手伝いをよくしていた。だから、なんとなく手が覚えている。ぬかのぺたぺたした感触がなつかしい。
当時は、夏場になすときゅうりを漬けるくらいで、室温だから朝漬ければ夜には浅漬けになっていた。冷蔵庫では、もう少し時間がかかる。2日のサイクルでちょうどいい。
きゅうりは定番だが、意外と美味しいのが小かぶ。4つ割りにして漬ける。スティックに切ったにんじんやセロリもいい。量はほんのすこしあればよく、塩分のとりすぎも気になるから、ローテーションをうまくして、余らないように気をつける。

ただ、問題がひとつ。ぬか床は、たびたびかき混ぜて、ご機嫌をうかがってやらないといけないが、これが冷蔵庫に入っているから、よく冷えている。あまりにも冷たくて、ゆっくり混ぜていられないのだ。
先日、母と電話でぬか漬けの話をして、「手が冷たいのよ」と言ったら「しゃもじで混ぜれば?」と言われた。なるほど。
昔は、ぬかみそといえば素手で混ぜるもの、横着をしてしゃもじでなんて、とんでもない!って言われたもんですけどね。
以来、ときどきしゃもじ(ごはん用とは別)で混ぜている。最後に表面を平らにならし、てのひらでぺたぺたと押さえる。なぜそうするのかわからない。きっと母がそうしていたのだろう。
教科書で習ったことなどはおおかた忘れてしまったけれど、繰り返し目で見ておぼえ、手でさわっておぼえたことは、あとあとまで残るものだなと思う。




ほおずきの青い実。もうこんなに大きくなっていた。

 

誰だね、キミたちは。

 

水玉。山椒の葉。

 

 

 

本日のモリーちゃんズ。

コンテナ組、元気。大きくなった!

 

そして、卵2個めを発見。
こんどは大きいほうの池の上。水面から50センチほどで、ここなら確実。アオサギよけの柵やネットもあって安定が良い。
(でも、池の中には金魚や鯉がいるんだけど?)
そして、まだどこかで鳴いているモリアオガエル。

 

先週の大雨大風のあと。デッキから見えるコナラの枝の一部に違和感をおぼえ、よくよく見たら…

 

あ~、また折れてるっ。
上は「めきっ」と折れかけたもの。
下は「ぼきっ」と折れて、完全に幹から離れているが、まだ周囲の枝にひっかかっている状態。
とりあえず、真下は通り道ではないし、大事な電線などもないので、気をつけながら、このまま様子見。
葉が枯れてくると、もっとはっきり目立つようになる。

拡大が止まらないナラ枯れ現象。大きな木から枯れていく。もろくなった枝が1本2本と落ち、やがて幹が裂けて倒れる。
炭焼きをしなくなったいま、コナラのような雑木は何の役にも立たないと思われているが、どんぐりを重要な食物とする動物や鳥は、そのうち困ったことになるだろう。


本日のコマ吉。

トカゲさんの「出待ち」。

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