閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

馬山工程

2011-02-28 09:33:41 | お知らせ(海外版)

『みんなで!どうろこうじ』中国語(台湾)版ができました。

あちらのタイトルは『修馬路!小心○』・・
○のところは「口へんに屋」という字が入っています。
馬路が道路で、小心は「気をつける」かな。

工事トラックに書いてある「マルサン工業」が「馬山工程」に。
そしてパン屋さんの看板の字もむずかしいですね。
カレー屋さんのメニューに白酒・伏特加(ウォッカ)とか
串焼きとかの字が見えるのがちょっと謎。
夜は飲み屋になるのか?

でも今回は場面の移動がほとんどないので、
あまりいろいろな書き文字をみることができず、残念。
(こらこら、何を期待してるんだ・・笑)


台湾版を欲しい方は、余分がありますので、
左側のメニューの「メッセージを送る」から
こっそりご連絡くださいませ。
シリーズの他の絵本や、韓国版もあります。

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ほめられた

2011-02-26 09:35:43 | 日々

昨春に出した絵本『みんなで!どうろこうじ』ですが、
出版社あてに「これの大型絵本はないか」
というお問い合せがありました。
なんと、道路工事関係の会社におつとめの方からでした。

公共工事の是非がいろいろと問われている中、
現場で工事を進めるにあたっては、
地域とのコミュニケーションが欠かせない要素。
そのひとつとして、幼稚園や小学校へ行って
子どもたちに工事のお話をすることがあるそうです。
説明方法にいつも悩まされていたけれど、
『みんなで!どうろこうじ』を見て、
この絵本を使えればすごく伝えやすいと思った。
大型絵本になったものがあれば
説明会で使いたいのだが・・とのこと。

「非常に忠実に描かれておりびっくり」って。
専門家にほめられました。
うれしいです。

子どもの絵本にしてはマニアックすぎたかな、
という反省も、じつはちょっぴりあったのですが・・
やっぱり、ちゃんとつくって、よかった。
(なにしろ全部ひらがなでやらなきゃならないので、
「アスファルトにゅうざい」の説明なんか、
ものすごーく難しかったですよ)

その方は、息子さんの通っていた保育園で
幅1メートルくらいの大型絵本というのがあることを知り、
それで思いついて問い合わせてこられたのだそうです。

このシリーズは、どれもぎっしりこまかく描きこんであるため、
広い場所での集団読み聞かせにはちと不向きかも・・。
(絵本をつくる際に、いわゆる「遠目がきく」という要素を、
わたしはあまり重要だと考えていません。それは、
「絵本は、おうちで、ひとりで、じっくり、何度も見たい」
というきわめて個人的な好みによるものです)

残念ながら、大型化の予定はまだないらしいのですが、
そういう目的のためなら、拡大するなり投影するなり、
なんとかして、使っていただけるといいな・・
と思っているところです。

(そして、シリーズ次作の企画も、ひっそり進行中。
次は何が出るか。おたのしみに)

 
 
 


そうそう、もうひとつ、うれしいこと。
東京の荒川区が主催している「第3回柳田邦男絵本大賞」で、
『せんろはつづく』の感想文を書かれた方(2歳の坊やのお母様)が
一般の部の大賞にえらばれました。
おめでとうございます。
読んでくださってありがとう!

 
 
 

(大型絵本もあります→こちら

 

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空箱

2011-02-25 08:57:10 | 

M作。
カラバコ、ではなく、ソラバコ。
クラウドキャッチャーとセットで使うのだろうか。
例によって使用説明書はついておりません。

今年のバースデープレゼントにもらいました。
ポストカードサイズ。画用紙にアクリルガッシュ。

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猫の日

2011-02-22 12:48:48 | きなな日記

2月22日は ねこのひ だってさ

きななは まいにち ねこだよ

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サンドリヨン

2011-02-19 14:17:34 | 日々

お外で遊んだあと帰ってきて、ひなたでお昼寝の真鈴は、
撮った写真をあとでよくよく見たら、
灰かぶりならぬ「砂まみれ姫」なのであった。
(枕にしているのはわたくしのニット帽ですが・・)


ヒマのあるうちに確定申告をさっさとしてしまおう!と
Mとふたりでうなずきあい、さっそくパソコンをひらいて、
しかるべきサイトから必要な書類をダウンロードして
下書き用にと何枚かプリントしてみた(←このへんがアナログ)
が、そこで満足してしまい、ちょっと休憩、とかいって
お茶など飲んでいるうちに忘れ、そのまま一日目が終わる。

だめじゃん。

♪ わかってるけど めんどうだよ~
♪ 魔法つかいが 魔法の杖で パパッとやってくれないかな

・・というのは昨年つくった『アリクイにおまかせ』の主題歌。
目下、非常に「ココちゃんな気分」になっている閑猫。
そう、わたしは子どもの気持ちがわかるのでも何でもない。
ただただ自分のことを書いてるだけなのね。



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光のほうへ背伸びする

2011-02-18 17:15:52 | 木苺通信

大きな飛行船のような輝く雲が、
空をゆっくりと流れる。
木々の枝先の、不思議なあかるさ。

「鳥のように」(『木苺通信』より)

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休み

2011-02-17 21:39:58 | 日々

我が家はちょっと変な構造をしているため、
1階の居間の話し声はほとんど2階まで筒抜けである。

朝、階下でMが猫に話しかけているのが聞こえた。

「おい、きょうは学校は休みか?」・・と。

すもも嬢さんの通っておられる某名門女学校(?)は
冬休みにひきつづき早くも春休みに入ったらしく。
そうでなくても、猫はたいていヒマそうな顔をしているけれど。


忙しそうなのは相変わらずさんちゃんだけだ。
部活だか自主練だか対外試合だか知らないが、
昼夜をとわず、せっせと出かけていく。

ときどき、家の周囲の意外な場所で、さんちゃんにバッタリ出会う。
そういうときは、にゃあにゃあと甘え声を出して、
ころりところがってみせるなど、やけに愛想がよい。
きょうも畑で出会って、仲良く一緒に帰ってきたのだが、
ゴハンを食べたらあっというまに姿が消えた。
何か「使い分けてる」という感じがしてならない。


そういえば、
先日、音夢鈴さんちで紹介されていたYoutubeの
「オーケストラと共演する猫のピアニスト」→こちらです!
いやあ、素晴らしい。
何がって、大真面目にやってしまう皆さんが。

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やくにたたないもの

2011-02-15 14:47:25 | 日々

屋根の雪が溶けて、軒先にずり落ちてきた。
レース状になった氷に朝日があたってきらきら光る。

こういう「何の役にも立たないもの」が好きだ。
役に立たなければ立たないほど好ましく感じる。
長く残るものも良いが、すぐに消えるものはさらに良い。
前々からそんな気はしていたが、写真を撮るようになって、
それからブログにのせるようになって、
そういう自分の傾向をますますはっきりと自覚した。
ほんと、こんなもんばっかり撮ってますよね。


このあいだ、猫又さんちの豆乳鍋が美味しそうだったので、
うちでも初めてつくってみました。
ふたり分では、わざわざ食卓に鍋を持ち出すほどでもないから、
和風豆乳シチューという感じで。

鶏肉とねぎだけを先に圧力鍋で炊いて、
ほろっと柔らかくなったところに、だしつゆ、ガラスープ、
豆乳をとぽとぽ入れて、塩で味をととのえて、
青梗菜、えのき茸をどっさり、絹豆腐。

どうして白菜でなく青梗菜かというと、
うちの白菜は今年も「緑菜」で、ごわごわなのでした。
青梗菜は大株になり、茎の白いところがうんと肉厚で、
ちょっと煮るととろけるように柔らかくなります。
もうすでににょきにょきとつぼみが出始めているから、
食べるなら今のうち。
豆乳のコクが和風にもよくなじんで、優しいお味。
残りは翌日のお昼に食べて、それもまた美味しかった~。

Mは牛乳を飲まない人で、わたしだけ低脂肪乳を買っていたけれど、
昨夏あたりからそれもやめて豆乳にきりかえました。
たまにクリームシチューっぽいものを食べたいようなときも、
もう重たいルーは使わずに、豆乳鍋風にすればいいんだな。
次回は、かぶとエリンギ茸などでやってみましょう。

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ヴァレンタイン

2011-02-14 13:23:33 | サンゴロウ&テール

いただき物のスウィートピーです。
そして、

黒ねこさんちゃんクッキー。うふふ。
オレオ風味のブラックココア。
イカスミではありません(笑)


柴さんへ。
愛ハム(スター)ショコラ嬢を
「サンゴロウのお嫁に」とのお申し出、
ありがとうございます。
お気持ちだけうれしくいただいておきます。
だって、そんな可愛い子を連れていては、
船のご機嫌が・・ね?

 

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無音の喝采

2011-02-13 09:26:44 | 木苺通信

声をかけられなくて、僕がためらっているうちに、
雪が降り始めた。


「冬の手品師」(『青い羊の丘』より)

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