閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

水玉以前

2013-05-07 12:51:54 | 日々


(最近ますます何のブログだかわからなくなってますが・・笑)

「水玉学入門・その4」からのつづき。
水孔(ウォーターポア)のことを知ったので、
いろんな葉っぱが気になる。
あれもこれもみんな気になる。

雨の降らなかった翌朝。
当然、しずく水玉は見当たらない。
しかし、よーく見ると・・

アシタバの葉に水滴がついている。
ぎざぎざのふちにそって、点々と。
あ、これがつまり、ウォーターポアということ?

 

ツリフネソウの芽。ここにも水玉以前の水滴がいっぱい。

 

ほうほう。
拡大してみるとよくわかります。
縁のとがったところに、きちんと1滴ずつのっている。
ウォーターポアって「穴」だから、ペタル効果と同じで、
にじみ出てきた水滴がはまりこんで落ちにくい。
さらに、とがった先っぽに支えられて、表面張力が高まる
(・・のかな? またいい加減なことを言ってるぞ?)

 

ミツバの葉。

 

オレガノ。まばらだけれど、やはり葉の縁に一定間隔で。

 

アジサイ。あるある。
(葉の縁=葉脈の行き止まり付近にあるわけですね?)

 

 

ヒューケラ。
ほんとに写真うつりのいい子。

 

 

カタバミ。あ、これはけっこう本格水玉だ。
非常に小さくてわかりにくいですが・・

 

縁にびーっしり並んでいます。


ということで、なるほど、なるほど。
水玉の中に「ポア水玉」という分類があらたに加わりました。

そこで次なる疑問は、

これまで閑猫が「露水玉」と思っていたのは、すべて「ポア水玉」なのか、
それとも、露水玉の中にポア水玉もあり、そうでないのもあるのか、

っていうことですね。
ポア水玉じゃない露水玉、つまり
「空気中の水分が葉に結露したもの」
・・というのが、存在するのか、しないのか。
そして、それを見分ける方法は?
さらに観察は続きます。

(W先生案の、「猫になめさせてみる」は、気まぐれすぎて不可。
そもそもヒトの指示に素直に従うようでは猫とはいえない)

しかしですね。
こんな「水玉以前」のものまで集めていたら、
時間とハードディスクがいくらあっても足りないのじゃないかしら。

 

まったくねえ、時間のムダよ、ムダ。
もっとさまざまな社会の問題に目を向けなくちゃ。

(だーかーらー、読めないんだってば、新聞!)

コメント
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