閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

朝露ツアー1・アップルミントの巻

2012-07-31 11:21:26 | 日々


珍しく(ちょっとだけ)早起きしたら、
お外には朝露がいっぱいでした。
早起きは三文のトクというのは本当。
(いつも六文くらいソンをしているね)

日本ハッカと比べると、アップルミントは、もそもそ毛羽立っていて、
こまかい露をつかまえるのが得意らしい。
特に使いみちはないので、雑草のように茂らせておき、
あまり丁重には扱わず、ときどきざっくり刈り込む。
踏むと香りがたつ。
そのように使うのが正しいのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

水玉きらきらバンザイっ!

 

ところで、なぜ(珍しく)早起きできたかというと、
鐘が鳴ったからです。

・・鐘?

お寺の鐘のように、ごーんと重々しいのではなく。
教会の鐘のように、がらんがらんと賑やかなのでもなく。
そもそもお寺も教会も、近くにはありませんし。
かーん・・というか、こーん・・というか、
小さめの単品の鐘が、3回ほど鳴るのを聞いたのでした。
(Mは「2回だった」と。記憶ってほんといい加減なものです)

その直前に、近くで鹿の声がしたので、
鹿をおどかそうとMが鐘を鳴らしたのだと・・思ったのです。
アトリエの前にインドネシア製の真鍮の鐘があるので。
ところが、ベランダからのぞいたら、Mがいて、
「いまの鐘、なに?」と言っている。
鳴らしてないというのです。
試しに真鍮の鐘を鳴らしてみると、音色が全然違う。

とすると、どこで何が鳴ったのか。

ふたりしてさんざん考えたあげく、突き止めたのは
「プロパンガスのボンベ」でした。
アトリエと住居の両方とも、外にボンベが設置してあり、
金属製の大きいもので、叩いてみると、まさにあの音。
こーん、かーん、とよく響きます。
ですが・・

誰が叩いたんだ??

音を出すのに、あまり力はいりませんが、
小鳥がつついたくらいじゃ鳴りませんし、
猫では、やわらかすぎて、鳴らないと思う。
風で枝があたるような場所ではない。
鹿の角がぶつかれば・・そりゃあ鳴るでしょう。
鳴るけど。

プロパンボンベって、たいてい家の裏とか壁と塀のすきまとか、
人目につかない奥まった陰のほうにあるもので。
立派な角のあるような大きな鹿が、そこまで入ってきた、というのは、
ちょっと想像できない。
朝早いといったって、もう完全に明るい時刻だし。

えええ、じゃあ、いったい誰が鐘を鳴らしたの?!

(この謎はいまだ解けておりません。
シャーロック君にメールしてみる?)

 

 

 本日の日替わりランチ。

くろねこ弁当。

 

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縷紅草

2012-07-30 08:56:49 | 日々

 

ちょっと難しい字ですが「ルコウソウ」と読みます。
縷は糸のように細く長い、こまかい、という意味。
南米原産のヒルガオ科のつる植物。

子どもの頃、アパートの窓辺にあったので懐かしい。
その後、あまり見かけることがなかったけれど。
緑の羽のような葉がふわふわして涼しげ。

るこうそう、まつばぼたん、おしろいばな、かんな。
なんとなく幸せな夏の思い出です。
昔から人の名より植物の名をよく覚える子だったかな。

 

直径2センチほどの小さい星形。
アサガオを、ちんまり、しゃっきりさせたような・・
色は赤だけだと思っていたら、白とピンクもありました。


 

畑の仕切りのフェンスにからんだところ。
本当は窓辺で「緑のカーテン」にするのがいいなあ。
西洋アサガオも、ゴーヤも、ボリュームありすぎて・・
という方に、来年の夏のおすすめ。

 

画像追加。
朝露きらきらの葉っぱ。

 

本日のにゃぁ~んこ。(←溶けてる)

ほんじつも~あついのでぇ~あり~んすぅ~~。

 

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切り絵

2012-07-29 08:50:39 | サンゴロウ&テール

 

咲子さんからいただきました。
切り絵のサンゴロウさん。
シャープな線がかっこいいですね。
どうもありがとうございます!

 

 

本日のさんちゃん。

 

こっちは3Dだぞ。

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岩煙草ツアー

2012-07-28 14:53:28 | 日々


水源林の奥にイワタバコの花を見に行く。

4年前の夏に初めて見たもので、そのときも書きましたが(これです)、
当時は写真を撮っていなかったので、あらためて。
道に迷うと困るので、ベテランガイドさんつき観察ツアー。

 

足元に浅く水が流れる沢をさかのぼること・・数分。
岩と溶岩でこしらえた「岩おこし」(お菓子デス)のような大岩が
目の前にどーんと現れます。
しっとり苔におおわれた岩肌に咲いているのが、イワタバコ。
いつも湿っている環境が好きらしい。
群生しているので、花が咲いていればすぐわかります。

 

葉はサイズがまちまちで、大きいものは長さ30センチくらい。
上のほうの小さい葉も全部イワタバコ。
若葉は山菜として食べられ、岩ぢしゃともいうそうです。
(あまり美味しそうな感じではないけれど・・)

 

あかるい紫色のぱっちりした星形の花。
薄暗い林の中に咲いていると、なかなか不思議。

 

これは・・別になんでもない苔の類です。
恐竜映画のジオラマみたい。


 

朽ちた切り株の中に、別の小さい木がはえていた。


 

円形に残っている古い炭焼き窯の跡。
もういっぱい木が生えてしまって見分けにくい。
(写っている人は現地ガイドさん♪)

スギ・ヒノキの植林が盛んになる以前は、このあたりは
クヌギ・コナラ・カシなど広葉樹がメインの薪炭林だったとか。
周囲で伐採した木を、ここで炭に焼いてから運び出す。
炭にすれば軽量コンパクトになり、人が背負って運ぶことができる。
(あ、そうか、なるほど。すべて「人力」の時代ですからね)



炭焼き窯跡には昔の石積みの一部も残っています。

 

 

葉裏の、うつせみ。
蝉の声をだまって聞いておりました。

 

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しかよけ・その2

2012-07-27 12:02:03 | 日々

 

1週間も待つことなく、5日で動きがあった。

今朝、見回りに行くと、紐を張ったところが突破され、
ミョウガに真新しい食痕。
さらにパピルス約10本の頭がキレイに消え失せている。
あらあらあらー。

支柱が1本ポッキリ折れているほか、
柵の端に何気なくかぶせておいたアルミ缶が
ぐにっと曲がって突き刺さっており、強い力が加わったことがわかる。

よしよし。
これは成功といっていい。
なぜなら、おかげで出入り口がはっきり特定できたからだ。
多少引っかかっても突破したいという強い動機が
むこうにはある、ということになる。

(なんですかねえ、閑猫さん、探偵ゴッコ?)

ということで、朝食前に支柱を取り替え、
紐もシッカリ張り直し、これでよし!
さあ通れるもんなら通ってみなさい。

・・と、帰ってきてから、ふと疑問が浮かんだ。
「出入り口」と、そう思い込んでいたけれど、
本当にそうかな?

もしかしたら、入口と出口は別にあるんじゃないだろうか。
広い範囲を移動しながら餌をとる鹿の習性を考えれば、
アッチから入ってコッチへ抜ける・・ということもじゅうぶんありうる。

そうか。
美味しいものがあるからわざわざ食べに入るんじゃなく、
うちの庭は、単なる通り道のひとつ、なのかもしれない。
鹿はアッチの山からコッチの山へ行くのに谷間を通るのだ。

だとすれば、突破されたのは「入るとき」なのか「出るとき」なのか。
もうひとつの口は、どこか。
そして、どこをどうすれば、こちらの迷惑を最小限におさえて、
鹿さんたちにお通りいただくことができるか。
うむむ。
奥が深い。

 

夕方、庭に打ち水。
オシロイバナの撥水性はどうでしょうか。

 

グラジオラスのペタル効果をしらべる。

 

本日のにゃんこ。

きななは~あついのでぇ~ありんすぅ~~。

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おちた

2012-07-26 16:12:00 | 日々

 

家の裏で、うーあーふーしゃーと猫の声がする。
またマドリとさんちゃんだな。
「こらこらっ! けんかしないのっ!」
裏庭に面した窓をあけて、声をかけ、ふと足元を見たら、
マドリがおすわりして同じように外を見ているじゃないの。
「あれ?」と言うと、マドちゃんもこっちを見上げて、
「誰でしょね?」というような顔をしている。

そのあたりは「草刈り圏外」で、草木が好き放題に生い茂り、
猫でなければ入れないようなところ。
草の間に、白っぽいのと、こげ茶っぽいのが、ちらっと。
すもも嬢さんと、宿敵の茶々さんですね。
これもまあ、よくあること。
たいていは、うさぎのように逃げるすももを、茶々が追いかけ、
相次いで猫穴から飛び込んできて、おしまい・・
のはずですが・・

「みぎゃーっ!」
と、いきなり声が高くなり、どさばさと草が揺れ動き、
それがあっというまに斜面をころがっていって・・
え、落ちた!?
あらあら大変。川に落っこちた!

川といってもすごく小さいので、「溝」くらいなんですが、
こちら岸は2メートル半ほどの垂直なコンクリ壁。
落ちたとすれば下まで落ちるしかないわけで・・
おぼれるほどの深さはないと思うけど・・

現場はすぐ目の前。しかし、途中に猪よけの柵があるし、
ヒトは2メートル半の壁を飛び降りられませんので、
ものすごく大回りして、やっと向こう岸へ駆けつける。
と、全身ケバ立ったお茶々が川岸にいて、
えーと、すももは・・?

ああ、いたいた。
木がかぶさってトンネル状になった陰のとこ。
水際の石の上にうずくまって、こちらもハリネズミ状態。
濡れてはいませんが・・猛烈に唸っていますねえ。
しょうがないな、もう。

とりあえず、まだやる気の茶々を「ぺん」して遠ざける。
さいわい長靴はいて来たので、川に入って、嬢さん確保。
両手でしっかり「ぶらさげて」そのまま持ち帰る。
(興奮している猫は、自分のほうに向けて抱っこすると
爪立てて肩に這い上がり背中を蹴って逃げることがあり、
へたするとこっちもケガしますので・・)
なにしろ足場が非常に悪い場所なので、両手がふさがると
すばやく移動できず、なかなかたいへん。
その間、ずーっと猛獣の子みたいにうなりっぱなし。

お茶々は、あとから、けろりとひとりで帰ってきました。
すもも、鼻の上に、ごく軽いひっかき傷が3つ。
猫の柔軟性と身体能力の高さはたいしたものですが・・
やぁれやれ。
嬢さんがたのおかげで、ばあやは苦労が絶えませんですよ。


(上の画像は、階段の手すりの上のすもも。
ここも、以前はちょいちょい落ちる猫がいたため、
落っこち防止の板を打ちつけてあります)

 

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梅や紫蘇

2012-07-25 10:14:56 | 日々

梅雨も明け、28個の梅をお日さまに干す。
なんで28個かといいますと、
1袋買ったらそれだけ入っていたのです。
粒は大きくふっくらしているけれど、並べてみるといかにも少ない。
どうせ同じ手間なんだから、倍あってもよかったな。

ブログの前のほうを見たら、前回に梅干しをこしらえたのは
2009年のことだったらしい。
塩15%で漬けると書いたのに、今年はどういうわけか間違えて
20%いれたから、昔ふうのしょっぱい梅干しになるだろう。
でも、今年は早い時期に赤じそを入れることができたので、
とてもきれいに染まっている。
地熱で卵をかえすセレベスツカツクリもすごいけれど、
太陽光を利用して保存食を作るのもすごい。
お日さまサマサマ。


日がかげり始めるのを待って、あじさいを剪定し、
ついでに青じそを摘んで帰る。
真昼よりいちだんと蝉の声がにぎやかだ。
鹿が食べない野菜は、ゴーヤと、青じそ。
と、言い切って大丈夫かどうかわからないけれど、
この2つは、今までのところ被害にあっていない。
(逆にいえば、それ以外のものは何でも食べる、ということ!)

青じそは夏の必需品なので、これが切れるとすごく困る。
今年はたたみ2畳分くらい青々と茂っているので、うれしい。
夏の終わりまで食べられますように。
お気に入りは、青じそトースト。
イングリッシュマフィンにとけるチーズをのせて焼き、あつあつに
新鮮な青じその葉をたっぷり(5枚くらい)はさんでいただきます。

梅干しにいれる赤じそは、うちでは作らないで買ってくる。
なぜかというと、赤じそと青じそは、近所に植えると
花粉が勝手に混ざって、翌年は色も香りもよくない半端な雑種が
たくさん生えてきてしまい、まぎらわしくて厄介だから。
英語でも、しそは、シソというそうです。

 

本日のにゃんこ。

カーテンレールを封鎖されたので
ふくれっつらの真鈴。
ふつうにしてると「ほそおもて」の美女なんですけどね・・。

 

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しかよけ

2012-07-24 12:01:04 | 日々

 

カーテンレールの猫除けには成功したので、
次なる課題は、猪と鹿だ。
(いや、どっちもカーテンレールには上りませんが・・)
これらの野生動物は、日常一緒に暮らしているわけではなく、
夜行性ということもあって、なかなか行動がよめない。
「傾向」がつかめないと「対策」ができないのです。

畑の周囲は完全にワイヤーメッシュで囲い、
その中だけは今のところ平和が保たれている。
問題は、畑と家の間。
本来はここは「庭」のはずなのだが、ここ数年、
どこからか鹿が入り、気まぐれにつまみ食いをしていくため、
最近はあらたな植物を植えることがほとんどできない。

先週、幅2メートルのワイヤーメッシュを7枚、
川沿いに追加で設置してもらい、これでよし!
・・と思っていたが、どうもあやしい。
ブルーベリーの葉、アスパラガスの葉など、
相変わらずちょこちょと減っているような気がする。
でも、虫が食ったり自然に葉が落ちたんじゃないか、とか、
柵を追加する前に食べられていたんじゃないか、とか、
そう思えばそのようにも思え、決め手がなかった。

半野生化したミョウガの生えているところがあって、
鹿はそれが好きなので、特に注意して観察していたところ、
昨日の夕方にはくっきりと緑にのびていた新芽が、
今朝見たら、一つ残らず消え失せていた。
それで、やっぱり鹿が入っていることを確信した。

鹿の食痕。柔かい芽先だけかじっていく。

猪は地表をもそもそ歩くだけで、柵を乗り越えないが、
鹿は2メートル近くジャンプできるという。
でも、それはおもに敵に追われるなど緊急の場合だろう。
人間だって助走しなければ走り高跳びはできない。
ふだんの鹿は、静かに歩いて移動し、すんなり通れれば通り、
さえぎられたら向きを変え、行き当りばったりに、
首をのばして届く範囲の植物を食べる。
そんな感じではないかと、想像する。

とすると、鹿があまり苦労せずに出入りできるポイントが
囲いのどこかに(または何か所かに)あるはずなのだ。
盲点のようになっているのか、いまだに突きとめられない。

名探偵は現場ですぐに足跡をみつける。
でも、動物の足跡なんて、実際には意外と残らないものだ。
象やティラノサウルスみたいなヘヴィー級は別として、
雪の上とか、砂浜とか、よく磨いた床でもない限り、
素人目にわかるような跡が「点々と」つくことはめったにない。
人間の大人並みの体重のある鹿も、足のサイズはずっと小さい。
踏まれた草も朝になれば起き上がっているだろう。

昨夜はたまたま池のそばの柔らかい泥を踏んでくれたので、
珍しくはっきりした足跡が1つ残っていた。
ひづめの形から、どっちから来たかわかるので、
そっちを眺める。と、絵の中に消し忘れた鉛筆線が見えるように、
「ああ、あそこを、こう通ってきたのかな」という道筋が、
ほんのりと想像できた。

その「ほんのり」を手がかりに、囲いの外側をぐるっとまわってみる。
鹿の目の高さで、鹿の気持ちになってみたとき、
どのあたりが手薄に見えるか。
どこだったら越えられそうか。
越えたいと思うかどうか。

今朝は、それをじっくりやっているうちに、ふと
「あ、もしかして、ここかも・・?」という区間をみつけたので、
2時間かけて柵の上にずーっと紐を張って補強した。
(これは都会のビルの鳩除けワイヤにヒントを得た閑猫流。
がっちりふさがなくても、頭や角がひっかかりそうなら、
とりあえずやめとくんじゃないか、という予測に基づく)

はたして効果がありますか、どうか。
また1週間ほど観察しないと、ですね。

なんだかんだと言っても、結局のところ、
わたしはこういうことをしているのが好きらしい。
動物も、植物も、天候も、そう簡単にヒトの思い通りにはならない。
そして、ヒトの力でできることなんて、ほんのわずかだ。
日々、暮らしの中で、繰り返しそれを確認し続ける。
それを教えてくれるものすべてを、昔の日本では神と呼んだ。
きっとそうに違いない。

 

上の画像は、夕方の西の空。
雲の中から怪鳥があらわれたところ。

 

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流しそうめんの謎

2012-07-23 16:28:48 | 

「こんぴらさん」と呼ばれる香川県の金刀比羅宮は、
1368段の長い長い石段で有名ですが、
その石段に竹の長い樋を設置して、「流しそうめん」ならぬ
「流しうどん」をおこなった・・というニュースを見ました。
それで・・

・問1
てっぺんから投入したうどんは、一番下に到着するのに
何分かかるか。

・問2
同じ樋に、うどんを流した場合と、そうめんを流した場合では、
流れる速度はどのように違うか。

・問3
一番たくさん食べられる場所と、一番おいしく食べられる場所は、
それぞれ、上・真ん中・下のうち、どこか。
そう思う理由をあげて回答してください。

・・などなど、いくらでも問題が作れちゃうのですが、
残念ながら、自分では解くことができそうにない(笑)
わかる人は教えてください。


ところで、
「流しそうめん」という食事の形態は、
どこが良いのか、わたしにはいまひとつわからない。
ああすると美味しくなる、というふうには思えないんですが。
むこうを見るとバケツで入れてたりするでしょう。
ペンギンの餌やりじゃないんだから(笑)。
卓上用のクルクル回る仕掛けは、もっと謎です。
あれは「流し」ではなく「回しそうめん」なのでは。
(目が回りそうなものには近寄りたくない閑猫・・)

それとも、「流しそうめん」は、食事としてではなく、
金魚すくいのようにゲームまたはイベントとしてとらえるべきなのか。
(それだったら、わたしはヨーヨー釣りのほうが・・)

「流しそうめん発祥の地」を名乗る町もあるそうだけれど、
そもそも、「流す」発想は、どこから出てきたんだろう。
ああしないと麺がかたまっちゃうから、でしょうか。
それとも、ひとりぶんずつ運ぶ手間を省いた結果、とか?

同じ麺のなかまが、ある地域では「流しそうめん」的に進化し、
ある地域では「わんこそば」的に進化する。
また別の地域では、麺が来るのを待っていないで、
お客のほうから取りに行くという「さぬきうどん」的進化もある。

(そういえば、流しラーメンとか、流し牛丼とか、しませんよね。
回転寿司は・・あれはたぶん別の経緯でああなったもので、
いわゆる収斂進化というやつ・・)

ダーウィンの研究で有名なガラパゴスフィンチのように、
どんな進化にも、そうなるに至った必然性がある、はず。
「流しそうめんはなぜ流しそうめんになったか」なんて、
なかなか良い夏向きの研究課題だと思います。
ただし、麺とつゆだけでは栄養が偏るので、
おかずのこともしっかり考えるように。


(追記)

あとで調べたら、こんぴら流しうどんは、てっぺんからじゃなく、
100段あたりから下、だったようです。
なぁんだ。
それでも、4メートルの竹を50本つないだとか。
ということは約200メートル。
500玉のうどんの、長い旅。
おつかれさま。

 

上の画像は、そうめんとは全然関係のないカラスウリ。

 

 

本日のにゃんこ。

・・と、本日の収穫。
今年のピーマンは大きいです。

 

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グラパラ

2012-07-22 22:39:26 | 日々

気温が20℃以下だと、あきらかに水玉の出来が良い・・
ような気がする。
数も多いし、輝きも違う。
気温が上がらないまま、ときおり少し薄日がさし、
ときおりこまかい小雨が降って、水玉を追加してくれる。
理想的だなあ。


気象学のお勉強をすれば、「水玉予報士」になれるかも。
(いや、なっても、ぜんぜん需要がないですが)

 

 

 

 

 

ここは足場が悪くてどうしても近寄れない。
下からズームで、これがせいいっぱい。
ざんねんだ~。キレイなのに~。


 

さて、唐突ですが、これはなんでしょう?

かずこさんにいただいた不思議野菜。
その名も、グラプトペタルム・パラグアイエンセ。

えーと。
ペタルといっても、花びらではないんだな。
多肉植物の葉っぱらしい。
名前からして、中米出身。 
・・ということしかワカラナイ(笑)

調べましたら、ベンケイソウ科。
そしてパラグアイではなくメキシコ原産。(何故?)
日本では「朧月」という名で、
観葉植物として知られているものだとか。

でも、いただいたのは食用として改良された品種らしいです。
(ので、お宅の鉢植えは食べてみないように!)
葉っぱ1枚ずつばらばらの状態でパックに入っていました。
カルシウム、マグネシウムが豊富とか。

生食用とのことなので、1枚かじってみます。
しょりしょりしょりしょりしょりしょり。(←こういう食感)
ふむふむ。
けっこう酸っぱいです。
野菜というより、なんだろう、甘みのない青りんご味の、
とろみのないアロエ、みたいな感じ。
蜂蜜つけたらおいしそうかな。
あるいは、薄くスライスしてサラダに混ぜるとか。
お味よりも、「へえー、これ何? 食べられるの?」という
珍しさを食べるものかもしれないですね。

しかし名前が学術名そのままで、長くて覚えにくい。
これ、なんとかしたほうが。と思ったら、
すでに「グラパラリーフ」の愛称がついているようでした。
なるほど。
うまいこと短縮したのね。

(5時間たったら忘れましたので、調べなおし。
うーむ、短くても覚えられんぞ・・)

 

本日のゲスト。
(虫さん苦手な方はクリックしないでね)

自分の影までかじっちゃ駄目よ。

 

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