閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

本日のにゃんズ

2021-09-30 10:10:13 | 日々

猫がパンみたいに丸まって寝るようになると、秋になったなあと思う。
夏じゅうシャワーしか使わなかったが、また浴槽にお湯を張るようになった。寒がりやのコマちゃんは、お風呂のふたの上であったまるのが好き。
コマ、食欲が出てきて、治療食をしっかり食べるようになり、一時減った体重も回復しつつあります。

 

夕方、長い間ここにすわっていた。

 

いつものご機嫌。

 

縁側クレ坊。
いつもおとうさんがここでビールを飲むので、おつまみを待っているところ。

 

真鈴さんは手近にいることが多いので、いつもアップになってしまう。
夜はわたしの枕にひっついて寝ています。

 

近い近い近い、それに狭~い~。

 

本日の「いいね!」

Vegetables Throw a Party

なんかミョーに可笑しい。アイルランドのコメディーグループ Foil Arms and Hog のパフォーマンス。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の花など

2021-09-26 10:12:10 | 日々

秋明菊。
この花の、この色が好きで、何度か買ってきて植えたけれど、もう少しというところでぽっきり折れたり、根元から腐ってしまったり、乾きすぎたり、暗すぎたりと、なかなかうまくいかず、転々と移動して、ようやく落ち着く場所をみつけることができた。
菊と名がつくけれどキク科ではない。まるいつぼみも表情があって可愛い。

ユーパトリウム(西洋フジバカマ)。
ほったらかしで少々茂りすぎ。

 

裏の斜面に1本だけ生えたこれは、ヒヨドリバナではなく本物のフジバカマではないか…と期待して観察しているところ。
しかし、大柄だが、葉にフジバカマらしい香気が乏しい。これもやっぱり中国産の園芸種かもしれない。

 

本日のにゃんこ。(あら? 笑)

いただきもの。まねきねこマシュマロ。苺ジャム入り。
形のユル~イ感じが、なごみます。

こういう人や動物の形のお菓子、とくに顔のついたものは、子どものころは平気だったのに、大人になってからなんとなく食べにくく感じるようになった。でも、「裏返しちゃえば全然気にならない」ということを数年前に発見したので、遠慮なく、イタダキマス。

 

コマ吉の葉っぱ屋さんです。お客さん、こないかな。

 

誰もこないなあ。

 

あきた。

(じつは、コマ吉と桜の落ち葉のコラボでインスタレーション…を試みたものの、途中で逃げられたのです)

 

こちら安定のサンダルスキー。

 

毎朝、この光景を目にすると、幸せな気持ちになります。クレ坊、いい子だねー。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

きらきら

2021-09-23 10:38:56 | 日々

年のせいで(?笑)朝早く目が覚めるようになったので、きらきらしたきれいなものがたくさん見られる。
「早起きは三文の徳」と、子どものころに聞かされたけれど、いまごろになってようやく実感できる。
「長寝は三百の損」ともいうそうです。
休みの日に昼までだらだら寝ていられたのは若かったからで、わたしなどは同世代の子にくらべれば性格も趣味もずいぶん年寄りじみたところがあったけれど、そうね、たしかに若かったんでしょう。
(中学生のころ、将来の自分像というと「縁側で猫を抱いているおばあさん」が理想で、そこに至る過程にはまったく思いが及ばなかったのですが、いつのまにかちゃんとそうなっているじゃないか、ということに気づいて、なかなか感慨深い)

 

今年の桔梗は長く咲いている。

 

レインリリーも、相変わらずぽつりぽつりと。
この色、前にも見たっけ?
(そして、混色なら半分は白だろうと思っていたら、いまのところ白はひとつも咲いていない)

 

クレちゃんに靴とられました。

 

サンダルスキーは靴スキーでもある。

 

このへんもどんどん草が深くなるよー。

 

肩乗りコマちゃんと。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021-09-22 10:57:53 | 日々

拾った羽。長さ約20ミリ。薄グレー、先端はやや褐色。
これくらい小さいと、ほとんど何の鳥だかわからないし、ちょっと目を離せばふわふわ飛んでどこかへ行ってしまう。
赤い実はサンシュユ。生薬や薬用酒になるそうだが、利用するほどたくさん採れるわけではない。

春から夏に繁殖した小鳥たちは、いまごろになると集まって群れをつくり、鳴きかわしながら木々を渡ってやってくる。
エナガ、メジロ、シジュウカラ、ヤマガラの混成グループは、ちらちらと忙しく動きまわり、あっち見てこっち見て、遠足の子どもたちみたいににぎやかだ。
夕方、裏のやぶの中を、ごそごそとくぐり抜けながらガビチョウが鳴いていた。ちゃんとしたさえずりではなく、短いフレーズをちょっとずつ試してみている感じ。今年うまれの若オスだろうか。
ガビチョウという鳥は、動きも声の出し方も他の鳥と違うのでわかりやすい。この時期、家のまわりで聞き慣れない鳥の声がするのは、たいていガビちゃんか、イソピー(イソヒヨドリ)。
小鳥ではないが、カラスも集まり始めている。車でカーブを曲がったとたん、目の前からわさわさと黒いのが何羽も飛び立ったのでびっくりした。路上に特に何かあるようには見えなかったけれど、何をしていたのだろう。


十五夜お月さまをつかまえようと思って網を張っておいたけど逃げられました。

 

これはいつかの夕方の空。

 

ヘリコプター1ぴきゲット。

 

本日のにゃんズ。

乾いた落ち葉は気持ちがいいねー。

 

コマはしっかりゴハン食べるんだよ。

 

近い近い近ぁ~い。

 

本日の「いいね!」

枝で作る大きな鳥の巣

ニューヨーク出身のデザイナー Charlie Baker のインスタレーション。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ちいさいいすのはなし」朗読

2021-09-20 20:15:59 | お知らせ(いろいろ)


絵本『ちいさいいすのはなし』(ハッピーオウル社 2006年)の朗読映像ができました。

<鈴木まもる 絵本と世界の鳥の巣展>(藤枝市郷土博物館文学館で9月26日まで開催中)に、この絵本の原画も出展されており、会場での朗読会で読んでいただく予定になっていました。あいにくコロナの緊急事態宣言で、関連イベントがすべて中止になってしまいましたので、かわりにYoutubeで、期間限定で公開ということになりました。
朗読は村上裕子さん、映像制作は又木克昌さんです。
↓↓↓↓↓

絵を読んで楽しむ 鈴木まもる 絵本の世界「ちいさい いすの はなし」

期間限定公開 2021年9月20日~10月21日
(この期間を過ぎると視聴できなくなりますので、お早めにどうぞ)

 


自分で言うのもナンですけど、この作品は朗読に向いていると思います。
絵本というのは、基本的に絵と文とで成り立っている世界ですが、その成り立ち方にはさまざまなタイプがあります。
たとえば、ページをめくると「あ!」とだけ書いてあり、何がどうして「あ!」なのかは、絵を見ればわかる…そういう絵本もあります。文字がひとつもなく、最初から最後まで、絵だけで物語が進行する絵本だってあります。
そこまで極端でなくても、絵で語られていることはわざわざ文で語らなくてよい、というのは、絵本づくりの常識のようなもの。入れられる文字の量には限りがありますし、だらだらと長くつづくと子どもは飽きてしまいますから、「絵を見たほうが早い」ところは文を省き、ここはどうしても言葉で言っておきたい、というポイントは残し、せりふや心情など「絵だけではわからない」ところに文字数を使う。そういうことはよくあります。
この『ちいさいいすのはなし』は、最初から「絵本」というより「読みもの」に近い書き方をしました。絵を想定せず、文章だけで完全な世界ができるように、目で読んで、耳で聴いてすべてが伝わるように、書いたわけです。その上で絵を描いてもらいました。そして、絵ができあがっても、文章はほとんど削りませんでした。
昔の絵本(わたしが子どものころ)は、こういう作り方が主流だったんだろうと思います。完成された「おはなし」が先にあり、それを場面割りして、絵をつけていくスタイル。画家さんが同時に文も書くようになり、「絵本作家」という呼び方ができてから、だんだん「あ!」みたいなのがふえてきたのかしら。
そういう意味で、この絵本は、わたしとしては思いきりクラシック、そして、満足度の高かった1冊。こういう仕事は、たびたびできるわけではないけれど、いつかまたできたらいいなと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の散歩

2021-09-20 11:13:02 | 日々

テコテコ…

 

テコテコ…

 

テコテコテコ…

 

ぴた。飛び乗る2秒前ッ!

 

草のとこは濡れてて歩きにくいな。

 

 

見にきたのは、これです。
ナンバンギセル。
あるところにはある。ないところにはない。(あたりまえか)

 

水玉バランス。

 

朝です。おはよー。

 

コマ吉は、このあいだ急に具合が悪くなって、1週間あまり入院しました。
帰ってきてすぐ、いつものように真鈴さんに「ただいまーっ」と近寄っていったら、真鈴はちょっとクンクンして、いきなり「フーッ! シャーッ!」と般若のようなカオで怒り、猛然とうなって寄せ付けません。
コマちゃん、なんで怒られるのかわからず、びっくりしている。
1週間見ないうちに忘れちゃったのかね?
でも、前にクレ坊がもっと長く家をあけたときは、こんな拒否反応はなかったし、K兄ィやEちゃんのことだって何か月も会わなくても決して忘れたりしません。
病院のにおいがするのが嫌なのかな。
退院から4日たって、においが薄れたのか、それとも母性本能が再起動したのか、フーシャーもようやく落ち着いてきたところ。


ちょっとおそるおそる、あいさつに行くコマ吉。

コマはストルバイト尿石症。猫には多いおしっこの病気です。のぞみも茶々もこの持病がありましたが、とくにオス猫は重症化しやすいとのこと。
食餌療法が基本なのですが、もともと偏食で小食のコマ吉のこと、治療用フードを食べてもらうのに苦労しております。
(コマが残すと真鈴がすごく食べたがるから、ふつうのゴハンより美味しいと思うんだけどね…)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝顔

2021-09-17 09:16:38 | 日々

畑の野良アサガオ。小ぶりの青い花は、9月に入ってから盛りとなる。

 

 

キンモクセイ、今年は花の数が少ないかな。
それでも香りはじゅうぶん届きます。

 

パンパスグラス。秋の空。

 

ヒガンバナの白。
紅白いりみだれて咲くことはあまりなく、白は白ばかりかたまっている。

 

あれ? いまごろ咲くんだっけ? と毎回言われるエンジェルトランペット。

本日のにゃんズ。

コマ吉4歳。相変わらず座り方がユルイよね。

 

クレ坊6歳。おなか触り放題サービスタイム。

 

真鈴16歳。マイペース、マイウェイ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みつけた

2021-09-16 15:35:33 | サンゴロウ&テール

Mが新作絵本『せんろはつづく にほんいっしゅう』(金の星社)にサンゴロウとイカマルも描いたというんだけど、なかなかみつけることができず…。
まあ山の中ではないだろうと、海沿いを重点的に探していって、やっとみつけました。

これだ~(笑)。
でもこの黒猫、サンゴロウというよりは、さんちゃん(珊瑚)だよねえ。

絵本は今月下旬発売だそうです。どのページにいるか、じっくり探してみてください。
せりふでバレバレかなあ。

(ちなみに、この絵本は『せんろはつづく』シリーズ4冊目ですが、わたくしは一切関わっておりません。こんな手間のかかることは、怠惰な閑猫には無理)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちっちゃいの

2021-09-15 10:18:57 | 日々

オクラ畑に行ったら、カタツムリのあかちゃんがいました。
殻の大きさは5ミリから10ミリ弱。1本のオクラに2~3匹ずつくっついている。
これもまあ害虫ではあるのだろうけれど、目に見えるほどの被害は出ていないし、ちいちゃくて可愛いのでつい許してしまう。

オクラはスロースターターで、夏も後半から調子が出てくる。強風で倒れたりもしつつ、しっかり立ち直り、木のように太くなって、てっぺんのほうにはもう手が届かない。

 

こちらは、なんとかセージ(早くも忘れた!)の葉の裏にいた、ちっちゃいの。1株のあちこちに、5匹くらい。
ふつうのカタツムリと違って、殻が細長い。こういうタイプは初めて見た。このまま成長すると、チョココロネみたいになるのかしら。
翌日にはもう1匹もいませんでした。

彼岸花もにぎやかに咲き始めた。
一見何もない地面から、突然にょきにょきと茎がのびてきて、花火のような花がひらくのを、毎年ふしぎな気持ちで眺めている。


これも花が咲いたら調べようと思っていたけれど、どうもこれ以上ひらく気がないらしい。白っぽい筒状花。ダンドボロギク、かな?
名前は愛知県の段戸山に由来する、とか。

 

マロウ、かな。草丈は30センチくらい。サマーフラワーミックスに入っていたもの。

 

ぽつぽつと咲き続けているレインリリー。今回は珍しく4つくらい並んで咲いていた。前に咲いたのと同じ種類かどうかよくわからない。

 

そして、オキザリス! いたのか!(笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ちいさいいすのはなし」中国語版

2021-09-12 11:23:30 | お知らせ(海外版)

絵本『ちいさいいすのはなし』(ハッピーオウル社 2006年)の中国語版ができました。

(画像の色がひどいけど…このグリーンはどうしてもうまく写らないのです)

15年前の絵本ですが、たまたま英文紹介のカタログを見た中国の編集者さんが目にとめてくださったとのこと。
世界規模でみれば日本語をそのまま読める人の割合は少なく、英訳されているかどうかは大きいんだろうなと思います。



文中に「おばあさんは めを ほそめて そういいました」という表現があるのですが、最初はそのまま「目を細くする」という意味の中国語があてられていました。
はて、これは大丈夫なんだろうか。
というのは、もうだいぶ前に読んだ河野一郎氏の『翻訳のおきて』という本の中に、英語の「目を細める」 "narrow one's eyes" は、相手に対する敵意・疑惑をあらわす、と書かれていて、そのことが頭の片隅にちょこっとひっかかっていたからです。
ボディーランゲージというのは国や民族によってさまざまで、ときどき思いもよらない違いがあります。「手を振る」にしたって、親しみをあらわすとは限りません。
「目を細める」が、中国では、どうなのか。文脈からして敵意とは思わないはずだけど。もしかしたら、おばあさんは目が悪いんだろう、などと解釈されるかもしれないし、気になったので、念のためエージェントさんを通じて先方に確認していただきました。
出来上がったのを見たら、「おばあさんは にっこりして いいました」という感じの中国語に差し替えられていました。

小さい可愛いらしいものを見たときに「目を細める」のはなぜなんだろう。大きな目、強い視線は相手に威圧感をあたえるから?
微笑むと自然に目が細くなる、あるいは、目を細めると自然に口角が上がる、という感覚は、日本人に特有のものなのかどうか…そういうことを研究している人がいたら面白いけれど。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする