閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ハロウィン前夜

2018-10-30 22:22:48 | 日々

このあたりの枝を切ったので、きれいなフレームにならないけれど、今年もいちおう舞台は用意しておきましょう。

 

拾った羽。長さ約30ミリ。
サイズのわりに軸が丈夫で、カーブが強い。
先端に目立つ斑点がある。
コジュケイでほぼ間違いなし。

 

本日のいただきもの。

青森から紅玉りんご。大きいのや小さいの。
亜子さん香乃ちゃん、いつもありがとう。

 

こちらは、みかこさんのおみやげの猫缶。
(なかみはチョコです。猫フードではない…と思うけど?)

 

本日の「いいね!」

Día de los Muertos

死者の日。
メキシコ版ハロウィン…というより日本のお盆みたいなものだろうか。
この祭りをモチーフに、レイ・ブラッドベリが怖い話を書いてたっけ。
人々の暮らしに根づいた風習で、テーマが統一されているから、仮装をしても日本みたいな混沌状態にならない。
シブヤのハロウィンは、みんな何をどうしたらいいかわからず、目的のないままうろうろしているのが気の毒でもあり、危険でもある。
まあ、それが本来の百鬼夜行の姿だといえば、そうですけども。

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夕焼け窓

2018-10-26 22:20:19 | 日々

夕焼けを見るのに最適な場所を確保。

 

本日のにゃんこ。

クレ兄ちゃんが上がってきたら「わッ!」とやろうと思って待っているコマ吉。

涼しくなって猫どもは食欲旺盛で、一日中入れ替わり立ち替わり誰か来てはゴハンをねだる。
猫を飼い始めた最初の頃は、室内飼いだったし、初心者だったので「猫の飼い方」の本に書かれているとおり、食事も時間決めであげていた。
田舎に来てからは、各自勝手に出入りするため、ゴハンの時間に頭数がそろわないこともあり、次の世代からはだんだんなしくずしに…
今や台所は「ニャーと言えば何か出てくる」という24時間営業のワガママ食堂になってしまっている。
いいのかしらね、こんなので。
きょうはMが鰹を「1本買い」してきたので、猫も全員おこぼれにありつき、さすがに満足してぐっすり寝ております。

 

本日の「いいね!」

UNPACKED: Refugee Baggage

中東やアフリカからの難民たちが故国に残してきた家や風景を、旅行鞄サイズで再現したジオラマ。
シリア出身の建築アーティスト Mohamad Hafez の作品。

 

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10月の花

2018-10-22 23:29:28 | 日々

ノコンギク。
白っぽいのから咲き始め、遅れて濃いのが咲く。

 

フジバカマ。
薄紫の花が咲くと思っていたら、白だった。
ヒヨドリバナより葉も茎もしっかりしているけれど、香りはそれほどではなく、ちょっとがっかりだなあ。

 

アキノタムラソウ。

 

シソ科の特徴のある花。
ナツノタムラソウとの見分け方はよくわからない。
もしかしたら、これがナツノさんかもしれない。

 

ホトトギス。
鹿を閉め出したので、この花も増えた。

 

ツリフネソウは、ぱちぱちはじける種子になった。

 

知らないうちに赤くなっていたカラタチバナの実。
直径1センチくらいのちびカタツムリが、隣でお昼寝中でした。

 

本日のにゃんこ。

真鈴さんはどこにいるかというと…

 

ここでーす。

家のすぐ前で舗装工事中。
好奇心旺盛すぎるコマ吉は、人が何かしていると自分も参加したくてたまらず、塗りたての路面をテテテと歩いて足跡スタンプつけること2度!
さらに、きょうは外からえらい勢いで駆け込んできたと思ったら、4本の足がどっぷりとコンクリまみれで…
洗うのにものすごく手こずり、泥んこのびちゃびちゃのまま猛然と爪立てて肩を這いのぼり背中をつたって逃げること2度!
それをまた追いかけてとっつかまえ、どうにかこうにかきれいにしたのはいいけれど、それから足跡だらけの床を拭いてまわり、こっちも着ていたものを全部洗濯するはめになりました。
工事のおじさんゴメンナサイ。(みなさん猫に寛容なのでたすかります)

もうかたくなっちゃったよー。

 

本日の「いいね!」

田舎暮らしに向いていない人はこんな人

ちなみにわたしは全然ポジティブ思考じゃないし、虫も運転も大の苦手ですが。
どんなにマイナス要素が多かろうと、それ以上にやりたいことや好きなことがあれば、まずまず大丈夫なんじゃないでしょうか。田舎でも都会でもね。

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あざみなど

2018-10-19 22:07:59 | 日々

図鑑を見たら、アザミ属だけで32種も載っていた。
これは「ノアザミ」と思っていたけれど、「ノハラアザミ」というのもあるらしく、どっちかよくわからない。
とにかく葉っぱの棘が痛いので、あまり詳しく観察する気がおこらないのです。
これだけトゲトゲチクチクで防御していても、春の新芽の頃は柔らかいので、目ざとい鹿に食われてしまう。

カラオケに行ったことが一度もない、と人に言ったら「え~~っ?」と驚かれた。それはもう20年以上前の話だ。
いまだに行く機会がないけれど、中島みゆきの「アザミ嬢のララバイ」だったら歌えるのではないか、という気が突然してきた。
歌ったことないですけどね。

 

本日のにゃんこ。クレちゃん特集。



…それだけ?(笑

 

じゃあ、おまけつけるね。

 

よッ!…と。

涼しくなって、クレは家にいるようになり、夏にやせていたのも元に戻ってふっくらしてきた。
毎朝、テーブルに来てヨーグルトを待っている。
ふたの裏についたのが濃くて好きらしい。
もっと欲しそうでも、「はい、おしまい」と言うと、しつこく居座らないであっちへ行く。
こういう聞きわけのいいところ、遠慮がちなところがいじらしく、ついついクレだけ甘やかしてしまう。
夜、他の4匹が2階に集まっているとき、ひとり階下のダンボール箱で丸まっていたクレちゃんに、うちじゅうで一番ふわふわの毛布を進呈した。

ときどき真鈴ねえさんをホットカーペットとして利用している。

 

前から見たところ。

 

本日の「いいね!」


のらねこふぁくとりー

松本正行氏の猫。石塑粘土。リアルだ!

 

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ラフ

2018-10-17 11:30:56 | サンゴロウ&テール

『ドルフィン・エクスプレス』(岩崎書店 2002年)の、ボツになったほうの表紙ラフ。
これ、いいと思ったんだけどなー。
船のデザインスケッチもたくさんあった。

 

サンゴロウさんのシーンも、ちらっとね。

今年は、暮れの大掃除を2か月前倒しでやっており、忘れていたいろんなものが出てきます。
いちいち見ていると作業がまったく進まない。

 

ドルフィン・エクスプレス 

竹下文子・作 鈴木まもる・絵

岩崎書店 2002年

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コシオガマなど

2018-10-15 15:57:57 | 日々

コシオガマ。今年はずいぶん増えた。

 

見た目には全然わからないけれど、半寄生植物である。
このように緑色の葉を持ち、自分で光合成もできるが、近くに適当な植物があると、その根から水分や養分を吸うこともできる。
だから強いかというと、そうでもなさそうで、全体の印象はむしろ弱々しく、遠慮がちに咲いている。

コシオガマの名は、同属のシオガマギクより小ぶりだから。
シオガマは、「葉まで美しい」を「浜で美しい=塩釜」にかけたもの。
と、図鑑にもそう書いてあるけれど、これはほんとなのかなあ。
(出た! 何ごとも疑り深い閑猫)

ピンクの花も可愛らしいのだが、一目でコシオガマだとわかる特徴は葉のほうで、独特の色とこまかい切れ込みが、たしかに美しい。
だけど、塩釜って?
実物を見たことがないのでよくわからないけれど、砂浜に海水を汲み上げ、太陽熱で水分を蒸発させて濃度を高くし、それをさらに大きな釜で煮詰めて塩をつくる、でしょ?
これは大変な重労働であって、貴族階級の方々から見れば「海辺の風物詩」「風情があっていいわァ」かもしれないけれど、この上品な薄緑の葉っぱから、高温でぐぶぐぶ煮立っている塩の釜への連想、どうもしっくりこない気がする。


あ、もしかしたら…
塩の結晶ができるときって、冬の窓につく霜みたいに、こんなぎざぎざの葉っぱの形にならないだろうか。
もしそうなら、塩釜でいいんだ。
と思いつき、台所で塩水を煮詰めて実験してみたのですが、うーん…
鍋の底がぼーっと一面に白くなっただけで、はっきりした結晶の形は出ませんでした。ざんねん。
でもまあ、スーパーで買った塩とガスの火だからね。
ほんものの海水で、成分や温度や燃料など、諸々の条件が揃えば、もしかして…(←あきらめ悪し)

 

 

 

風にとばされてきたネムノキの実。
マメ科なので、豆の莢です。

 

種子がきちんと並んで入っている。
置いておいたら、いつのまにか蟻が運んで行ってしまった。
冬ごもりの食料にするのかな。

 

本日のにゃんこ。

こちらは、早くも「おひざで冬ごもり」態勢のきなちゃん。
ただ乗ってるだけではなく、シッカリ爪をかけており、下ろそうとするとしがみつく。
こっちをはずすと、あっちにひっつき、まるでマジックテープのようだ。
これだから、秋冬に家で着るものは、すぐにボロボロになってしまう。

 

はなれないもん。

 

本日の「いいね!」


第19回 月夜の幻燈会『オッベルと象』

10月20日(土)18:30-19:10(開場18時)
東京・小平中央公園 雑木林

幻燈会という言葉の響きがいいですね。

しかし、何でも気になる閑猫は、ここでも「オッベル」が気になるのです。
どうしてわざわざこんな発音しにくい名前をつけたのか。
賢治さんは「オッペル」か「オッフェル」のつもりじゃなかったの? ほんとに?

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霧・コスモス

2018-10-12 17:10:09 | 日々

雷雨の翌朝の濃霧。
なぁんにも見えないわ。

 

前の台風でみんな飛んでしまったかと思ったけれど、ウェブアーティスト健在。

 

きょうの気分を音符で表現してみたそうです。 

 

お、晴れた。

 

銀色きらきらのチカラシバ。

 

コスモス、おはよう。

数年前に亡くなった赤瀬川原平さんの、美術より小説のファンだったが、短編集の中にある「朝のコスモス」という作品が好きで、いまごろの季節、コスモスの花を見るたびに思い出す。
むかしむかしあるところに、三次元と四次元が暮らしていました…っていう、出だしからスッ飛んでる設定なんですけど(笑)
最後に、子どもの二次元に「コスモスがきれいだね」って言われて、お母さんの三次元が「コスモスって宇宙のことよ」と答える。そこがすごく好き。
ひんやりした白い霧をごくんと飲んだような気持ちになる。

 

おそなえ。
葉っぱは、どんぐりと合っていないかもしれない。

強風台風のあと数日たってから、大量の木の葉が落ちた。
ふつうなら1週間かかって落ちる量が、2日で落ちてしまったような感じ。
そして、何かいつもと違うなと思ったら、桜が黄葉も紅葉もせずに、茶色く枯れて落ちたのだった。
わが家は海からひと山ふた山越えたところにあるが、もっと海に近い場所では、街路樹なども、潮風のあたった片側だけ茶色になっているのがはっきりわかる。

これは黄色くなるはずの山もみじ。
風に吹かれて傷んだ以上に、塩水を浴びたあと高温で乾燥したダメージが大きい。
今年は秋のステンドグラス祭りも期待できそうになく、残念。

 

本日のコマちゃん。

「落ち葉掃きのおてつだいしてるんだよ!」

うんうん、いい子だね、コマは。

 

いい子だから…ちょっとのいてくれんかね。

 

本日の「いいね!

ニャハ市の初代市長決まる 沖縄タイムス

にゃはは。クロチャン、おめでとう。

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「せんろはつづく」おまけつき2018

2018-10-10 13:39:42 | お知らせ(いろいろ)

 

「せんろはつづく」スペシャルプレゼントフェア2018。
今年のおまけは「オリジナルノート」です。

一昨年がレジャーシートでしたが、昨年は新規には作らず、ささやかに「在庫一掃セール」だったそうで…
今年はどうかな?と思っていたら、ノートができてきました。
A5判(たて21センチ)で、

左が表紙で、右が…あ、こら。

 

コマちゃ~ん。まだ説明が途中だってば。

 

えーと、背景は見返しの絵で、汽車と子どもたちも絵本からの切りぬきです。

 

中は罫なしの白い紙なので、お絵かきにもいいですよ。
(カラーペンは閑猫私物です…笑)

『せんろはつづく』『せんろはつづくまだつづく』『せんろはつづくどこまでつづく』(←この3冊目は文章もMが書いたもの)のそれぞれに1冊ずつ同梱で販売されます。
(絵本の裏側にくっつけてパックされてると思うので、裏をみてね)

販売時期は、書店さんによっていろいろだと思いますが、売り切れ次第終了。店頭販売のみで、通販・注文取り寄せはできませんのでご了承ください。

『せんろはつづく』が2003年の、『まだつづく』は2009年の初版ですが、以来とぎれることなく版を重ねていただき、ありがたいことです。

(Amazonでは、おまけついてませんので、ご注意ください)

 

 

 
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バートレット

2018-10-08 10:45:03 | 日々

 

西タウンの、ふだんあまり行かないほうのスーパーに行くと、ふだんあまり見かけないようなものがたくさんある。
果物売り場に、色がりんごのように赤みがかっていて、形が洋梨のようで、洋梨より小ぶりのものがあった。
何だろうかと気になり、試しにひとつだけカゴに入れた。
会計のとき、レジの人が「これ、なんていう果物ですか?」とわたしに聞く。
値段だけでなく商品コードか何か打ち込まなくてはいけないらしく、レジの人もそれが何だか知らないのだ。
売り場の札に書かれていた名前を答えたが、リストの中にみつからないようで、隣のレジまで聞きに行き、戻ってきて、「‶洋梨”でいいんですって」「あ、洋梨なのね」と、それでやっとわたしもその果物の正体がわかった。

その「りんごみたいな小さい洋梨」の名前、帰ってきたときは覚えていたけれど、夜になったら忘れてしまっている。
レシートを見ても「洋梨」としか書いてない。
「これ何だっけ?」と一緒に行ったMに聞くと、「うーん、バーミューダ、じゃなくて…」と、この人も覚えていない。
そうそう、たしか「バー」で始まるのだった! 
バーガンディーでもバーミリオンでもない。
バーモントでもバーミセリでもバーソロミューでもバーミキュライトでもない。
どうしても出てこないので、「洋梨 赤い 小さい」でうろうろ検索していたら、やっとわかりました。
バートレット。
ああ…これは覚えられないな。すぐまた忘れちゃう名前だ。
たぶん、次に思い出そうとしたら「スカーレット」とか言ってしまいそう。

ふだん行かないほうのスーパーは、店舗は小さいけれど品揃えにこだわりがあり、鮮度は良いけれど、全体にお値段は高い。
そして、たまに行くと珍しいものをついつい買ってしまったりするので、会計のときにビックリすることが多い。
だけど、あまり行かないのは、高いからではなくて、BGMのせいだと思う。
この店には自動演奏ピアノがあって、どこかで聴いたような日本のポップスがループで流れているんだけど、それがすごく下手で…。
どれくらい下手かっていうと、もう、わたしが弾いてるみたいに下手(笑)
音が間違っているわけではなく(その点はわたしよりましですが)、とにかく全体にたどたどしくて、つまずきそうで、はらはらして、気になってしょうがないのです。
どうしても買い物に集中できず、必要なものを忘れたり、ヘンなものを買ってしまったりする。
こっちはすぐ帰る客だからいいけれど、一日じゅう店で働いている人たちは大丈夫なのかと心配になる。
自動ピアノはずっと昔から置いてあり、20年くらい前、ユーミンのメドレーとか弾いてた頃は、もうちょっと上手だったような気もする。
こういうピアノって、曲の収録されたディスクだかカードだかを入れて鳴らすんじゃなかったっけ。
それでも、上手下手って、あるものなんでしょうか?

(朝起きて、そうだ、バートレットの写真!と思ったら、すでに皮むいて切ってお皿にのっていたので…かわりに丸ごとのコマ吉のせときます)

 

本日の「いいね!」

1億5千万円で落札した絵がシュレッダーで・・

おお、やったね、バンクシー!
(なんとなく…「ルパン三世」にありそうな仕掛けじゃない?)

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落ち葉

2018-10-06 17:43:16 | 日々

コマ吉選手、1回目の演技。まずは「しっぽピーン」から。

 

おっ、あくびしながらの半回転! いきなり難易度の高い技が出ました。

 

 

さあ、後半はどうでしょうか。

 

手足をちぢめての回転、なめらかです。

 

フィニッシュもきれいに決まりました。

 

と、のんびり遊んでいたら、晴れているのに、とつぜんぱらぱらぱらぱら雨のような音がして、桜の葉っぱが何百枚もいっぺんに降ってきた。

 

コマ吉選手、どの札を取ったらいいかわかんない状態です!

 

 

からすうり、みーつけた。

 

次から次へと、長いこと咲いているヒヨドリバナ。

  

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