閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

山形

2011-10-31 09:48:18 | お知らせ(いろいろ)

遅すぎる情報ですみませんが・・

山形で、Mの絵本原画展を開催中。
おてつだいねこ、サンゴロウの原画も出ています。
お近くの方がいらっしゃいましたら、ぜひ。

山形市の生涯学習センター「遊学館」ギャラリーで
11月9日(水)まで。

詳しいことは→こちらで。(画家は会場におりません)


Mの山形土産は、これ。

はい、行ったのは、ここ
いえ、目的はここではなく、
酒田にも行ったので、たまたま、ついでに、だそうですが、
そこに寄るとわかってたら、ついて行ったのに~っ。
(水玉好きの閑猫はクラゲも大好き)

そして、こんなのも。

「車にぶらさげとけば?」って。
運転者の目の前にクラゲがほわほわしている車って、
なんだかあぶない気がするんですけど。

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影・その3

2011-10-30 09:38:44 | 日々

なぜなんだろう。
影のほうが、ボクよりずっと猫らしい。

 

マドリとけんかして、ほっぺたに傷があるので、
あんまりアップではお見せできないさんちゃん。
ふッ、オトコは顔じゃねェんだぜ。

 

また並べているハバシニワシドリ・・(笑)

桜は1本ずつ花も違い、紅葉の色も違う。
この木は大きめの葉で、とくに赤が濃い。
新しい落ち葉は、いいにおいがする。

下を見て、上を見て、下を見る。
1本の木には、いったい何枚の葉っぱがあるんだろう。
数えた人って、いるかしら。

 

こっちは何の葉っぱだろう。
オレンジ色で、かぼちゃチップスみたい。

真鈴先生、これは何ですか?

 

「んー、玉ねぎチップスじゃない?」

 

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カシワとオーク

2011-10-29 11:00:57 | 日々

カシワの葉。
端午の節句の柏餅の葉っぱ、と言ったほうが
回りくどいがわかりやすい。

この木は、植えた環境が合わないのか、
何年たってもあまり大きくならない。
しかし、近くに電柱や電線があるので、
あまり大きくなってしまうとまずいことになる。
小さい苗木を植えるとき、20年、30年先を想定するのは、
素人にはなかなか難しいことであります。
いったん植えてしまうと、家具のようには動かせないし。

カシワの葉は、もうじき枯れて褐色になるけれど、
冬じゅう枝にくっついていて、春に新しい葉が出るまで落ちない。
「代々継ぐ」ということで、縁起の良い木とされている。
実際には、大きな枯れ葉ががさがさついたままというのは、
立ち枯れているみたいで、あまりめでたく見えない。
英名をダイミョーオークというらしい。
江戸時代にイギリスに持ち込まれたから、大名、ね。
お家安泰が何より。


ところで、グリムをはじめ、ヨーロッパの昔話には
よくこの「オーク」(アイヒバウム)という木の名前が出てくる。
ブナ科の広葉樹、日本語でいうと、ナラ、ブナ、カシ、カシワの類・・
日本にはない木だから、ぴったりの訳語はないのだけれど、
どれがいちばん(雰囲気的に)近いのか、悩むところ。
カシは常緑樹で、どちらかというと暖地の植物だから、たぶん違う。
葉とどんぐりの形は、ナラに似ている。
言葉だけ、辞書だけ見ていては、なかなかそこまでわからない。


神様がいろいろな生き物をおつくりになったのを見て、
悪魔は、自分も真似してみたくなり、ヤギをつくった。
ところが、このヤギは、つくり主に似て性格が悪く、
ほうっておくと、くだものの木でも、きれいな花の咲く木でも、
見境なしに食べてしまうのだった。

神様は困って、ご自分のオオカミをけしかけ、
山羊を退治してしまわれた。
悪魔は神様のところへやってきて、弁償してくれと迫った。
神様は、オークの葉が全部散ったら払おうと約束なさった。

オークの葉が散るまで待って、悪魔がのこのこやってくると、
神様は、どこそこの寺院のオークにまだ葉があるぞとおっしゃる。
悪魔はその木を探しに行ったが、見つけるのに半年もかかってしまい、
戻ってきたときには、他の木がみんな緑の葉をつけていて・・
結局、悪魔の負けであった。

・・というような話がグリム童話集にあるのですが、
妙に律儀で間抜けな悪魔にエド・ハリス、
悪魔をだますおとぼけ神様にショーン・コネリーで、
どうかしら。

 

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ツタ

2011-10-27 12:51:59 | 日々

道の向こうの桜の紅葉が、少し珍しい色なので
見に行ったら、桜ではなく、桜にからんだツタだった。
高い枝の先のほうまでのぼっている。
見上げるとステンドグラスのようだ。

Fのおじいさんがバス停のそばに桜の若木を植えたのは
もう20年以上前のことだ。
少し離れた集落から、ときどき歩いてやってきて、
周囲の草を刈るなど、手入れをしていた。
お年はすでに80近かったと思う。
話好きだったが、耳が遠く、会話はむずかしかった。

初めて花が咲いた春、おじいさんは木の下にすわり、
お酒を飲んで、ひとりでゆっくり花見をして、
またひとりで帰っていった。
そんな姿を何度か見かけた。

おじいさんが亡くなったあと、桜の木は元気がない。
相変わらず春には白い雲のように花を咲かせるけれど、
近寄ってみると、全体のバランスが崩れ、勢いもない。

ツタの紅葉は美しい。
でも、からまれた木のほうは確実に弱っていく。
ソメイヨシノは園芸品種だから、よけいに弱いのだろう。
この桜はもう長くないかもしれないと思う。

うちの庭ではないから遠慮もあり、Mもそっちまで手が回らず、
誰かがやるのだろうと、世話をせずにいたが、
こうなってしまう前に、きちんと引き継いであげればよかったと、
悔いが残る。

 

もうすぐ飛ぶ、あざみの種。
ほわほわの、きらきら。

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どんぐり

2011-10-26 14:52:31 | 日々

種類の判別はむずかしい。
親の樹は斜面の上にあり、どれだかよくわからない。
葉っぱのギザギザの感じで、ウラジロガシ、かな・・

 

右の4つは、コナラ。
しゃれた模様が良いけれど、
お茶を飲むにはちょっと小さいわね。

 


「どんぐりが ころころって でてきてェ・・
どじょうが ぱくっ!」

呼夜、2歳半のとき。
とつぜん「いいこと思いついた」という顔で、
にこにこしながら、そう言いました。

ものすごく短いお話です。
起承転結の、起と結しかない。
しかし、これが、ストーリーというもの。
始まりがあって、終わりがある。
しかも登場人物が「ふたりも」いる。
すごいじゃないか。

「やっぱりお山が恋しいと 泣いてはどじょうを困らせた」
(青木存義作詞・梁田貞作曲)

おなじみの童謡ですが、そこで終わっちゃうと落ち着かない。
なんとかしたいと、誰しも思うのではないでしょうか。
保育現場では、本来2番までしかないこの歌に、
「鳥や動物がお山に連れていってくれた」という
3番を追加して歌っているケースもあるとか。

お山のどんぐりが、お山に帰り、ひと安心のハッピーエンド。
一方、「どじょうがぱくっ!」というのも
これはこれで、違う形のハッピーエンド。

「えー、食べちゃうなんて、かわいそう」
ではないのよ。
食べられたものは、生態系の中での大事な役割を全うし、
食べたものは、満ちたりた幸福感をあじわう。
2歳半の(人類の歴史のはじめのほうにいる)子にとっては、
それも自然な、納得のいくハッピーエンドだったでしょう。
(どじょうが、どんぐり、食べるか、は置いといて・・笑)


さてさて、閑猫も、どんぐりは食べませんので、
(食べられるようにする手間とお味が到底釣り合わない)
拾ったどんぐりは、猪さんのお夜食に・・
あげるから、庭を、掘るな。

 

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くるしゅうない

2011-10-25 08:58:46 | 日々

もそっと近う・・ではなーい。
近いの。近すぎます。

 

10月下旬にしては強い陽ざし。
南の空。このむこうのずーっとむこうが海。
動物っぽい雲たちが、ぞろぞろと群れをなして右から左へ。

 

夕刻、ほぼ同じ場所から。
ほら、もうセイウチしかいない。
(・・セイウチ? どれ?)

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水玉ハンター・その2

2011-10-23 15:07:31 | 日々

拡大するとき、ちょっとどきどきする。
写るはずのないものが写っていたらどうしよう。

キャベツの葉の水玉には、ひとつずつ野菜畑が入っていた。

 

 

これはザクロの花。
「紅一点」という「紅」はザクロの花のことだと、
むかし乗ったタクシーの運転手さんが教えてくれた。
こういうことって、なぜかいつまでも覚えている。

 

デイゴの木は登りごごちがイマイチだな。
(さんちゃんです。まりんは、もっとずっと上にいます)

 

 

マドリ、なでなでしたら、ごろりんと。
あらまあ、「うっとり~」な目になっちゃって。

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ベーカリーその後

2011-10-22 09:44:41 | 日々

ホームベーカリー、使い始めて3週間。
いちどもお店のパンを買っていません。

基本的に超シンプルな食パンしか焼いていないので、
「すっっごく美味しい!」というほどではなく、
「ふむふむ、こんなものか」という程度なのだけど、
飽きないというのは、良いことなんでしょう。

これまで買っていたパンは、油脂分が多めで、
ふわっふわで、皮まで柔らかくできていた。
きっとカロリーも高かったと思う。
うちで焼くと、1斤あたりマーガリン15グラム。
砂糖大さじ2杯。塩小さじ1杯より少なめ。
外側はしっかりかたく、歯ごたえがある。
わたしはこれくらいでちょうどいい。

強力粉1キログラムで、4回パンが焼ける。
少しライ麦粉を混ぜたり、オートミールを混ぜたり、
さつまいも、かぼちゃ、残りごはんも入れたりする。
ごはんを入れると、少しもっちりしたパンになるけれど、
黙っていれば、ごはんだなんて誰にもわからない。
うちはいつも白米に雑穀を混ぜて炊くから、
残りは雑穀パンに化ける。
栗ごはんも栗パンに化ける。
砂糖は多良間島の黒糖をけずったもの。
ときどきデーツ(なつめやし)やレーズンを刻んで入れる。
ひまわりの種、かぼちゃの種も入れる。
豆乳や蜂蜜を入れるなら、そのぶん水をひかえれば良い。

粉とイーストと水さえきちんと計量すれば、
他のものは数グラム前後してもどうということはない。
ということがわかったので、だんだん目分量になる。
お店で売るなら一定に出来なければ困るけれど、
うちで食べるんだから、何だって構わない。
出来上がりが違ったら、違うパンを焼いたことにすればいい。


これまで買っていたパン屋さんはスーパーのレジの外にあり、
食パンは焼き上がり時刻が決まっているのだけれど、
多少ずれたりするので、行けば必ず買えるとは限らない。
その店にないと、別のところまで行かねばならない。
レジに並びながら、ちょっと首をのばして、
棚に出ているかどうかを確かめる。
顔なじみになった店員さんと目が合うと、
「スミマセン、マダデス」とか「あと5分!」とか、
気を利かして教えてくれていた。

パンを買わなくなってしまったので、申し訳なく、
なるべくそちらを見ないよう、こそこそと帰る。
店員Sさん、ごめんなさい。

食パンを買わないので、ついでにメロンパンとか
クリームパンとかも買わなくなった。
これまで、どうしても欲しいわけではないのに、
そこにあるから買っていた、ということが判明した。
トレイに食パンだけではバランスが悪く思えて、
ついつい別のものも載せたくなってしまうのね。

世界はこうした(あまり重要でない)誘惑に満ちている。
何が必要で、何が不要なのか、自分のことでさえ
自分自身がちゃんとわかっていない。
土台がわかっていないところに習慣を積み重ねて、
なんとなく不安定なまま暮らしている。
とりあえず、パンについては、少しわかった。
そのことだけでも、元は取れたかな、という気がしている。

(ただし、ホームベーカリー、電気が頼り。
途中でいきなり停電したら、どうしたらいいんでしょう。
AT車限定免許の閑猫は、マニュアル車の運転ができず、
パンもオートマでしか焼けないのでありました)

 

上の画像はカラスザンショウ。
全体にとげがあり、とくに美しい木とはいえないが、
夕焼けのときだけは、なかなか格好よく見える。
もう1枚は別館にupです。

 

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コイル・その2

2011-10-21 14:37:38 | 日々

最初は、みんな、こうですが・・

 

あらあら、こうなって・・

 

こんなんなって・・

 

こうなると、どちらも困る。

 

 

これは一方的に困る。

 

結び方の練習。

 

よしよし、これなら、ばっちり。 

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椎茸

2011-10-20 10:12:41 | 日々

去年のちょうど今ごろは、面白いきのこの写真を
たくさん撮ったのだけれど、今年はひとつもみつからない。
気まぐれな連中だから、しかたがないが、
なんだか寂しい。

上の画像は、おなじみ椎茸。
ちゃんとホダ木に菌を打ったので、純正椎茸。
今年はまだ出ないかと思っていたら、こんな立派なのが。

これを、うちのカメラは「顔」と判断するらしい。
もしかして地球外生物対応のカメラだろうか?

 

野紺菊。だと思う。たぶん。

 

金柑。青い実。小坊主。

 

どこにでも咲くタデの花。
わたしが絵を描く人だったら、
こんなのばかり描いていそうだな。

 

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