閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

猫ドア移転

2017-04-30 17:31:53 | 日々

 

懸案の「アナグマが猫ドアから入らないようにする」作戦。
南面の縁側から、東の窓(地面から130センチ)に戻すことになりました。

窓のすぐ外にプラットホームを設置し、そこに至る斜路をつける。
(3D飛び石案はやっぱり却下された…)
Mがもらってきた廃材の太い柱などを使って頑丈に作ってくれました。
あとは簡単。猫ドアをパネルごとはずし、そっちにつけ替えるだけ…と思ったら、なんとなんと!
15センチばかり長すぎて入らないではないか!

この商品は縦の長さが2種類あり、長短それぞれ数10センチの調節が効くので、どんな窓にも合うようになってるんだとばかり思っていたところ、長と短の間に25センチだけ「どっちも合わない」空白ゾーンがあり、つけようとしている窓がちょうどそれにあたる、ということが判明したのです。
え~。うちの窓って変則サイズなのかな。

スチールパネルなので、長すぎるからちょっと切るというわけにもいかず、しかたがないのでホームセンターで板を買ってきて、下のほうに四角い穴をくりぬき、パネルにねじ留めになっているドア部分だけ外して板に取り付け、その板を窓にはめこむ、という大仕事に。
これが予想以上にきれいにできて、しかもスチールのパネルよりがたつきがなく、出入りの音も静か。
なんだ、最初からこうすればよかったんだ~。

こんな感じ。
室内側は床から45センチくらいです。

さっそく真鈴さんに使ってみていただきましょう。

いち…

 

にぃ…

 

さん…

 

しぃ…

 

ご!
しっぽが出るまで5秒でオッケー。

 

はい、よくできました。

ドアそのものは前と同じなので、出入りに不自由はないみたい。
斜路の幅は14センチと狭いので、地べたの動物であるアナグマは上がってこない、と思うんだけど、どうでしょうか。

クレと真鈴はたちまちおぼえ、するすると出たり入ったり。
クレは、斜路を使うのがめんどうだと、垂直跳びで直接プラットホームに上がることもでき、さすが若いモンは身軽だねえ。
一方、さんちゃんは、ガンコに元の場所で「入れてくれぇ」と言っております。
きなちゃんは?
うーん、きにゃにゃは、きにゃにゃだからねえ。(なんのこっちゃ)
連れてって押し出してやれば、べつに嫌がることなくトットコ降りていきますが、帰りはぐるっと回って2階から。
ま、そのうちゆっくりおぼえてちょうだい。

猫ドア問題はいちおう片付いたので、このあと重要なことは、

・苺畑の草むしりをする。
・虫に刺されないようにする。
・紫外線で眼を傷めないよう、なるべく下を向いて歩く。
・5月はお出かけ予定があるので、みっともなく日焼けしないよう気をつける。

最後のが一番難しい。
(って、閑猫のToDoリストに「おしごと」は入ってないのか)

 

本日の「いいね!」


未知の音を奏でるバシェ音響彫刻

クラウドファンディング募集中だそうです。
前に修復されたのはこういう音のするもの。

Baschet Sound Sculptures

「音響彫刻」っていえば、やっぱり思い出すのはH.G.バラードの「ヴァーミリオン・サンズ」。
前衛アーティストに依頼して町の広場に音響彫刻を設置するんだけど、それがとーんでもなくうるさい迷惑なシロモノで、撤去してもばらしても切り刻んでも鳴りやまない、どころか、しぶとい植物みたいにどんどん芽を出して増殖していくという…。
バラードがその話を書いたのと、バシェがこれらの彫刻を作ったのは、ほぼ同時代らしいのですが、実際のところどっちが先だったのか、気になります。
解体して保管してる間も、関係者は(もしもバラードを読んでいたらね)心配でたまらなかったのではないか…とか、勝手な想像をしてみたり。

 

おまけ。

図書館での光景7選

館内スガキヤ!

 

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ウォーター・ポア

2017-04-29 00:12:21 | 日々

前日に雨が降り、地中にも空気中にもじゅうぶんな湿り気がある。
地温が上がって、根のはたらきが活発になったので、植物はさかんに水を吸い上げる。
夜間に吸い上げすぎて余った水分が、明け方に排出され、水玉となる。
ポア水玉。(というのは閑猫の勝手な命名です)

 

葉の縁、葉脈の終点に、きちんと並ぶのが特徴。
これは若いツリフネソウ。

 

アシタバ。

 

 

フキ。

 

ミツバ。

 

こんなふうに縁がぎざぎざになっている葉によくみられる。

 

 

 

日があたりはじめると、どんどん蒸発して消えていきます。



ブルーベル。スコットランドの釣鐘草。

 

こちらは何と呼ぶのでしょう。ピンクベル?

 

早く飛びたい子どもたち。

 

本日のクレちゃん。

畑の土があったかくなったんだよ。

 

あくびサービスしちゃう?

 

本日の「いいね!」

Los Angeles to ban use of all wild animals in circuses

ロサンジェルス市議会は、野生動物をサーカスなどのショウに出演させることを全面的に禁止する決定をしました。
「伝統文化だ」とか言わずにすっぱりやめることにしたのは偉い。

 

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カリンの花

2017-04-26 16:51:38 | 日々

庭のカリンの花が咲いた。

東京のベランダで種から育て、引っ越してくるとき鉢植えで持ってきた木だ。
もう30年以上になる。
山桜が抱えきれないほど太くなったのに比べ、カリンは30年たっても両手でつかめる太さだ。



鉢植えのとき、3本くっついて生えていて、根がからんで離せなかったのでそのまんま地植えした。
いまもきゅうくつそうに3本くっついて、高さは3メートルくらいになっている。
山の西側で、しかも大きなホオノキの陰になるので、場所的にも条件はあまり良くない。
そろそろ咲くか、もう咲くかと、毎年見ていたが、ずっと咲かなかった。
きょう、ふと見上げたら、ぽつんぽつんと10こくらい花がついていた。

 

花だけでもきれいだけれど、ひとつくらい実になるだろうか。
なるといいなあ。

 

 

こちらはすっかり満開の八重桜。

 

八重桜が咲く頃から、野山はにわかに忙しくなる。
草は伸び、木の葉は繁り、鳥も獣もみんなそわそわ。
畑の雑草の中からグリンピースを救出してやらねばならないし、空いた場所を耕して、そろそろ夏野菜も植えたいし。
あちこちの田んぼにも水が張られた。連休には田植えという家が多い。

山菜の旬は短く、うっかりしていると食べそこねる。
蕗はだいぶ増えたけれど、きゃらぶきを作るには足りないだろう。
蕗も明日葉も三つ葉も、本来は「庭」に植えるような植物ではなかったのに、今や柵の中で保護してやらないと絶滅してしまう。 
日陰の沢沿いにいくらでも生えていたしどけ(モミジガサ)も、もうどこにも見当たらない。
とげとげのタラノキも、柔らかい新芽は背の届くかぎり鹿に食われてしまい、山椒と、橙色の実のなるモミジイチゴだけが、さすがに手つかずで残っている。 

 

今年はなぜかものすごく実つきの良い梅の木。
ちょっと多すぎるかも。 

 

本日の鳥さん。

一昨年から声を聞くようになったサンショウクイ。
「ピリリピリリ! ピリー!」と鳴きながら上空をくるくる飛び回る。
声と、ちらっとだけ見た姿から、たぶんサンショウクイだろうと見当はつけたが、なかなかちゃんと確かめることができず、 歯がゆい思いをしていた。

ついに! 証拠写真(大ぼけですが)とれました。

色や大きさの感じがちょっとセグロセキレイに似ているけれど、セキレイ類はあまり木の枝に止まらないので、違うことがわかる。
このときは2羽でしきりと鳴きながら、木から木へ、行ったり来たりくるくると追いかけっこをしていた。
オス×オスの縄張り争いか、オス×メスの求愛行動かは不明。
「ヒリヒリ~」と鳴くから「山椒食い」というネーミングが素晴らしい。


あのあたりのどこかで、オオルリがさえずっています。
「ラ~リホ~ ヒーヒーホ~ ちょっと準備中」。
そして、キビタキは今年も
「キビちゃん! 警視庁!」なんて言ってる。



宅急便の営業所のツバメさん。
のぼり旗を立てる棒がお気に入りのようで、ずーっとここにとまっている。

 

奥さん(?)は非常灯の上で卵あたため中。
毎年きまってここに巣を作り、たいてい2回ひなをかえす。
人の出入りの多い環境が安心なのね。
セコムもあるし。



本日のにゃんこ。

 

はっけよ~い…

 

のこったッ!

 

本日の「いいね!」

Knitting, crocheting and jam-making improve mental health

編み物やジャム作りはメンタルヘルスに良いんですって。
リラックスしつつクリエイティブ。
クリエイティブな行動は、より良い明日につながる。
美味しくできたジャムを瓶に詰めて保存するということは、つまりそれを開けて食べる未来があるということ。

(この記事で、へえ~、と思ったのは、じつはそこではなく…棒針編みとかぎ針編みって、英語では違う単語だったのね?)

 

もうひとつ、こっちは「いいね」とは言わない。

COME ON ! 関門!

関門海峡のあっち側で生まれたので、いちおうシェアしときますが、う~ん。
こんなのでPRになるのかねえ。

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2017-04-23 23:00:45 | 日々

長さ約7cm。ふわっふわのダウン。

朝、裏庭に出たら、ちょうど手の届くあたりの木の枝にひっかかっていた。
とてもきれいな状態で、落ちて間もないという感じ。
めったにない大物で、わくわくする。
だって、このサイズでふわっふわなんだから、小鳥ではありえない。
ハトなんかよりもっと大型の鳥のはず。

 



ぱっと見にはグレイだけど、光に透かして見ると先のほうは白っぽい褐色だとわかる。
さあ、何の羽でしょう。
最近見た鳥の中では、トビか、ノスリか、サシバか。
あるいは、声はすれども姿は見えないフクロウか。

 

それにしても、羽(とくにダウン!)をわかりやすくきれいに撮るのってむずかしいなあ。
あきらめて、あとは遊ぼう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

本日の「いいね!」


INSIDE BABEL

ブリューゲルは特に好きでないけど、あの中がどうなってるかはちょっと見てみたい。

 

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きなころ

2017-04-22 16:43:02 | 日々

こてん

 

うい~っ

 

よっこら

 

せっと

 

もひとつ

 

しょっと

 

「…なに?」

いえ、何でもありません。
きなちゃんがお外でくつろいでいる姿は珍しいので、ついつい。

 

そこへ…

 

クレちゃん来て、ごあいさつのキス。
「きなこちゃん、おはよー」
すると、 

 

 

「ちょっとあっちむいてて」

 

「なんで?」
「プライベートだから」

 

はい、きょうはこれだけ。
しょうもない写真ですみません。

 

本日の「いいね!」


越智香住「せつなのかたまり」

かすみさんの陶器。ほっこりして可愛いなあ。

 

空前の「ネコノミクス」時代の「猫専用アパート」

だから「人の手の届かないキャットウォーク」ってお掃除はどうするのよ。

 

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ヒナゲシなど

2017-04-21 00:42:59 | 日々

ナガミヒナゲシ。

 

みんなで「わー」と言ってみたところ。

 

フランス民謡 Gentil Coquelicot(かわいいヒナゲシ)

 

 

八重桜も、ぽったりぽたりと咲き始めた。

 

こっちの木はピンクが濃い。

 

 

トウカイタンポポ?

 

カシワの新芽。

 

本日のにゃんズ。

真鈴が橋の上にいると、

 

クレが来て、ごあいさつ。

 

 

 

くるっとまわって… 

 

なめてもらいます。 

 

この2匹は仲が良い。
クレが小さい頃は意外とそっけなかった真鈴も、最近はすっかりお母さん猫のよう。

 

そして、本日の(呼ばれてない)ゲスト。

猫ドアからコンバンワ。

そういえば8年くらい前にも、アナグマが入るようになって、困ったあげく猫穴の場所を移動したのだった。
当時はまだドアでなく「穴」だったけど…
いつ、どういう理由で元のこの位置に戻したんだったか、そこのところをぜんぜん思い出せない。
アナグマだけでなく、よそ猫ジャッキーもスリちゃんも、ドアが「押せば開く」ということにどうやら気づいたらしく、一度入ればあとはもう平気で入るに違いない。
とにかく、こういうスイングドア形式では、入って欲しくないゲストの侵入は(最初のうちしか)防げない、ということです。

少なくとも猫同士なら話が通じる。
会話は成立しなくても、ボディーランゲージが共通なら、好意にせよ敵意にせよ、伝えたいことは伝わる。
伝われば対処のしようもある。
規格のまったく違うアナグマは勝手がわからない。
何をよろこぶか。何を怖がるか。どこまでが許せて、どこからが許せないか。
うちの猫はこれまであまりアナグマに構わなかったけれど、ひんぱんに猫ドアから入ってくるようになったため、「準よそ猫」という認識に変わって警戒し始めたような気がする。
経験不足で無防備なクレと、万事に強気の真鈴は、どうもあぶなっかしい。

猫ドア移転を本気で考える。
前回、西側の窓に移動したときは、窓の下に太い丸太がいっぱい積んであり、木登りの苦手なアナグマは上らないので都合がよかった。
現在はその丸太がなくなっているので、地表から130cmぶんの足場を一から建設しなければならない。
アナグマが上る気にならないような工夫が必要だ。
問題は、段の高さ。
わが家の階段は23cmで、これは難なく上ることは実証済みだ。
奴にとっては、ほどよい足場のある斜面の一種にすぎない。
さらに、納屋の大型ポリバケツに入ることから考えて、70cmの高さでも、後足で立ち上がり、前足の爪をかけてよじのぼることが可能なのだ。
しかし、段をそれ以上高くしてしまうと、猫が高齢になったとき出入りが不自由かもしれない。
あ、そうだ。
アナグマは猫のように「ぴょんと飛び移る」という芸は(たぶん)できない。
ということは、一続きの階段にしないで、途中にいくつか隙間をあけてやればいいのではないか。
つまり、地表から窓枠まで、三次元飛び石のようなものを作ればいいのよ、ね?
(また考えがエッシャーになってるかなあ)
 
 

本日の「いいね!」

地球儀工房 Bellerby&Co.

すべて手作り、カスタムメイド!

 

こちらは、メモ。

Scientists have proven that negativity literally makes cancer grow inside the body

思い出してくよくよするのは科学的にも身体に悪い、というような話?

 

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また!またきた

2017-04-18 22:18:48 | 日々

雨がたくさん降り、空き地には大きな水たまりがいくつもできた。
電車は半日止まっていた模様。 出かける予定がなくてよかった。

 

昨夜の雨は猛烈などしゃ降りで、川の水音もごうごうと大きかったし、わたしはイヤホンをしてDVDを観ていたので、階下の物音に気づかなかった。
さんちゃんがあわてたように階段を駆け上がってきたので、あれ?と思ったら、吹き抜けの手すりの上にクレと真鈴が並んで下を見おろしている。
ライトを向けると、床には泥の足跡が点々と。
また来たかアナグマ。

押し入れに立てこもられると困るので、あまりビックリさせない程度に、とんとん、と軽く床を踏み鳴らして警告してやると、もうすっかり見慣れた奴が奥からするすると出てきて、まっすぐ猫ドアから出ていった。
入るだけでなく出るほうも上達したらしい。

この子はアナグマとしては小柄なほうかもしれないが、見た目には猫ドアの幅(約14cm)よりかなり大きい。
通れるとはぜったい思えない。
それが「しゅるりしゅぽっ!」と吸い込まれるようになめらかに通過するところは、ちょっとしたマジックだ。
動画でお見せできないのが残念。

しかし、昨夜はそこで終わらなかった。
深夜。周囲で何かばたばた動く気配がして目が覚めたら、すぐそばでカチャカチャと怪しい足音が。
暗がりにぼやっと白っぽいものが見える。
獣くさいというか、濡れた犬みたいなニオイがする。
近い近い。
手を出したら確実にさわれる距離。
階下でキャットフードを食べつくし、台所は閉まっているので、こっちへ探しにきたらしい。
そういえば前に机の下で捕獲したとき、猫餌でおびき寄せたんだっけ。
あれで「2階=ゴハンあった」と覚えちゃったかなあ。

アナグマが寝ている人間を襲うことはないと思うけど、ここであわてちゃいかんと冷静に考え(…というより、眠くて機敏な行動ができないので)、奴から遠いほうの手で布団をパン!と叩いたら、「ガシャガシャッ」と床に爪立てて逃げた。
と思ったら、すぐ止まる。
敷居のところで止まって様子をみている。
パン!ともう一度叩くと、「ガシャガシャッ」とまたちょっとだけ逃げる。
「こーら、そこで止まんないのッ!」パンパン!
と、下まで追い返し、「しゅるりしゅぽっ」と出ていく姿をしっかり確認した。

いや、それがまだ終わらないんですよ。
5分たつと、また猫ドアにやってくる。追い払う。
10分たつと、またやってくる。追い払う。
これは、しつこいとか、なれなれしいとか、あつかましいとか、そういう問題ではなくて、たぶん、忘れちゃうんでしょうね。
なんだかわかんないけど、おこられた。
なんだかわかんないけど、いちおう逃げた。
だいじょぶだった。
ふう。
と、そこでリセットされてしまう。
おいしいものがあった、という記憶だけはリセットされず残っている。
そんな感じ。
(というのは単なる「印象」です。根拠はありません) 

いつまでもつきあっていられないので、雨戸を閉めた。
最初、猫ドアの幅だけ閉めて、それで大丈夫だろうと思ったら、やすやすと突破されてしまったので(アナグマは引き戸も開けられるということがわかった!)1枚フルに閉めて、内側にはストーブの薪入れをバリケードとして置き、それでようやく眠ることができた。

その間、ずうっと雨は休みなく降りつづいていた。
こんな夜は、猫はだいたい寝ているものだけれど、アナグマが出たり入ったりするせいで、猫も何やら興奮してかわるがわる出たり入ったりを繰り返すので、2階の猫ドアがぱこんぱこん鳴りっぱなし。
そのたびにびっちょびちょになって帰ってくる猫を、いちいち拭いてやらねばならないし。

これはもう、猫ドアの場所そのものを変えるとか、根本的な対策を考えないとだめですね。
さもないと毎晩寝不足です。

 

アケビの花。これはミツバアケビ。

 

ふつうは高い木の枝にからんでいて、見えても遠すぎる。
このつるは、たまたまからんだ枝が枯れてぽっきり折れてしまい、手の届くところまでずり落ちてきた。

 

 

左が雌花。右の葡萄のように房になっているのが雄花。
実になるまで観察できるかな。どうかな。 

 

 

コナラの新芽の、銀色のうぶ毛。
いまだけ見つかる美しいもの。

 

本日の「いいね!」


7 ways to make stress work for you

ストレスを緩和する7つの方法

脳が疲れてくると、ものごとのポジティブな面が見えにくくなる。
つまり、ネガティブ思考に陥りやすい人というのは、よく脳を使う人だ。
酷使されてオーバーヒートした脳味噌はクールダウンしてやる必要がある。
TVはやめて散歩をして、ごはんは抜かさずきちんと食べ、夜は寝ましょう。 
(…ざっくりまとめすぎた?)

 

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イースター

2017-04-17 18:21:25 | 日々

ハロウィンがじわじわと普及しつつあるので、それでは!と、業界の次の狙いはイースターになったらしい。
クリスマス、お正月、節分バレンタインひな祭りときて、4月がイースター。
毎月なにかしら行事ができてちょうどよい。
しかし、イースターって、何が売れるんでしょうね。
卵?

クリスマスは「イエス様のお誕生日」ということで、幼児もいちおう納得できるけど、「イエス様の復活祭」を説明するには、その前の前からずーっと説明しなければならず、それは信者でない人にはかなりむずかしそうだ。
なにしろ新年度はじまったばかりで、入学式やら歓迎会やら、それぞれに忙しく、イースターどころではないんじゃないかなあ。
天候を気にしつつ花見にもいかねばならないし。

あ、そうか。
花見が、つまり日本のイースターだ。
ふたたび春がめぐってきて、枯れ木に花が咲いたのを祝う。桜は復活の象徴だ。
イースターは吸収合併してしまって、みんなゆで卵や卵焼きのお弁当を重箱につめて、お花見に繰り出せばいいのです。

 

桜が散り、あたり一面白い花びらで埋めつくされる。
きょうは雨降りなので、撮りおきの春物水玉などを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで、
毎年いまごろになると「風のゆうびんやさん」で検索して来られる方がどっと増えるのですが、あいにくこちらは著者ブログで、できるだけ役に立たないことを書き綴るというのがコンセプトですので、指導案とか餡とかご参考になるものは何もありません。すみません。

 

本日のにゃんこ

<体重測定>

さんちゃん 6800g
真鈴 5100g
きなこ 4600g
クレ 4700g

遠くにいると小さいなあ。

 

近くでも、小さいよね。

 

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きんぽうげなど

2017-04-16 11:43:05 | 日々

一番遅い山桜が満開をむかえるころ、先に咲いた花は散り始めた。
 

 

花びらにつづいて、赤いがくの部分が落ちる。
外でころがった猫が毛にくっつけて持ち込むので、お掃除はいくらしてもきりがない。

 

花桃。

 


 

 

畑の隅の常連さん。キンポウゲ属キツネノボタン。

キンポウゲという植物名は、ヒナゲシ、ニワトコ、ハシバミ、などと並んで、西洋の童話を読んで育った人にはおなじみかもしれない。
おなじみといいつつ、その実態はよくわからない。
わからないなりに想像して読む閑猫ちゃん(9歳)の頭ん中では、直径5cmくらいの花がぽんぽんと咲いていたらしい。
名前の似たキンセンカと混ざったかな。
ほんとうはどんな花なのだろう。
キンポウゲはバターカップの、ヒナゲシはデイジーの和訳だろうと見当はつくけれど、バターカップもデイジーも、そう呼ばれる植物は何種もあり、はっきりこれと特定しにくい。
いずれにしても想像よりずっと小さいことは確か。
(ちなみに、ニワトコとハシバミは日本にもあるけれど、西洋のものとは別種だそうです)

で、日本のキンポウゲの一種キツネノボタン。
狐の、牡丹? ボタン?
この花から牡丹はどうも連想しにくいけれど、ボタンであるなら洋服が普及してからついた名前ということになるから、やっぱり牡丹のほうか。
乾いた場所よりも畑や湿った水辺のほうが機嫌が良い。
ニスを塗って仕上げたようなつやつやの花びらがまぶしい。
花のあとに緑色の大粒の金平糖みたいな実ができる。
有毒なので家畜は食べない。と図鑑にはあるけれど、畑の囲いの外では見かけたことがないから、鹿は食べるかもしれない。
人間の一般常識は、鹿にはまったく通用しないとあきらめたほうがよさそう。

 

そして今年もヒメハギ。
スミレ、ハルリンドウ、キランソウ、アジュガ、そしてヒメハギと、草丈の低い青や紫系の花は残っている。
タンポポなど黄色系が激減した分、相対的に増えているように見える。
畑の鹿除けにグリーンのネットを張ったらそれも食われたという話を聞いたけど、紫にしたらどうでしょうか。

 

 

春に赤い葉っぱ。

 

 本日の(招かれざる)ゲスト。

また来た、ジャッキー・タン。
ライトを向けたので、おめめが「ぴかりん」と。
全体に黒っぽいキジトラで、白い部分がない。
タンというのは、尻尾が中途半端に短い(15センチくらい?)から。

本日のにゃんズ。

 

さんちゃんの、このポーズ。

 

何を「構えて」いるかというと…

 

近くの車の下にこれがいるのだ。

 

いま「くんれんちゅう」なんだよ!

 

本日の「いいね!」


Closed Circles in the mirror

ポーランドの人、なのかな。
「オプティカル・イリュージョン」というらしいです。

 

こっちはメモ。


Into the woods: how one man survived alone in the wilderness for 27 years

ある森の「隠者」の真相

「借り暮らし」と思えばちょっと許せそうな気もするけど、あいにく現実の人間なので、そうはいかない。
「隠者」なんて言葉が出てくるのも、場所がたまたま「メインの森」だったからで、都会の公園で同じことをしてたら、ただのホームレスだ。
そもそもソローは隠者でも世捨て人でもないので(「道楽者」と言われちゃ身もふたもないけど! 分類するなら「体験型」でしょうか)、いちいち引き合いに出すのはやめてほしいなあ。
この人、盗みに入ったら、せめて何か代わりに置いてくるとかすればよかったのにね。
栗でも、きのこでも。
あるいは詩の一篇でも。 

 

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山桜など

2017-04-13 17:44:10 | 日々

ようやくお花見日和。
白と金にかがやく山の桜。

 

明るい緑の葉が美しいオオシマザクラ。

 

 

 

 

 

花が白いものや、うっすらピンクのもの。
若葉が赤みの強いものや、緑に近いもの。
花と葉の混じり具合もいろいろ。
ほぼ同時にもみじなどの葉も開き始め、それもまた色合いがいろいろなので、景色は急ににぎやかになっていく。
 

植物界だけでなく、動物界もにぎやかだ。
池には今年もヒキガエルさんたちがいっぱい卵を産んでいった。
春の数日間だけ盛大に集まり、それ以外はめったに姿をあらわさない。
雨の夜に庭にすわっていたりするのを、2年に一度くらいは見ることがあるけれど、ふだんはどこでどうして暮らしているのやら。 


一方、相変わらずニャゴニャゴうろついているよそ猫ジャッキー・タン。
猫ブリッジから2階のベランダにも平気で上がってくるようになった。
室内の猫が反応するので、ぱっと見ると、ジャッキー。
またぱっと見ると、鈴猫スリちゃん。
ジャッキー。ジャッキー。スリちゃん。ジャッキー。

さんちゃんは、よそ猫対応にほとんど出て行かなくなり、警備の責任はクレが完全に引き継いだらしい。
やっと2歳の、まだ見るからに未熟なクレちゃんは、気負った様子もなくするすると出ていくが、こっちはハラハラしっぱなし。
なにしろ、さんちゃんより2kgも軽い上に小顔なので、最初から不利だ。
さんちゃん隊長のときにくらべると、うなり合いの時間が短く、いきなり乱闘になることが多い。
もともとあまり鳴かない子ではあるけれど、経験不足、それに見た目でなめられているのだろう。
昨夜はかなり本気の喧嘩をして、明け方まで帰ってこなかった。
首と背中にひっかき傷があり、さいわい深くはないものの、なでると珍しく嫌がる。
あとで腫れたりしなければいいけれど。
朝になって見たら、庭先にふわふわの毛がたくさん散っていた。
クレの白黒の毛と、ジャッキーの茶色のと、半々ぐらい。
午後、ヤマガラが拾って持って行くのを見た。 


そして、ふたたび招かれざるゲスト。

またまた登場、アナグマちゃん!
真夜中に台所でごみをあさっているところをMにみつかる。
ごみ箱(生ごみ以外の燃やすごみ)に首つっこんでぶらさがっていたそうです。

追い出した…つもりが、また舞い戻ってきたのか、あるいは出て行かず家の中に潜んでいたのか、しばらくすると、また階下でガタゴト怪しい物音が。
経験上、音でアナグマとわかるので、あーまたかーやだなーめんどうだなーと思っているうちに、カシャ・トン、カシャ・トン、という変な足音が、どうも階段を上がってくるような気配。
(アナグマは地面を掘る動物なので、前足の爪は3~4cmあり、猫の爪のように収納できないため、床の上ではカシャカシャ音がするのです)
2階のわたしが寝ている部屋は、猫が出入りできるよう、いつもドアは開けっ放し。
ドアのすぐ外にセンサーライトがひとつ置いてあって、これはモーションセンサーなので、人や猫の動きに反応する。
それがポッと点灯した。
見たら、階段の上がり口に、うちの猫じゃない白っぽい毛色の丸々とした奴が。
「あ、こら!」と言うと、向うも「あ、しまった」という感じで、くるっと向きを変え、カチャトンカチャトンカチャトン、とせいいっぱい急いで降りて行った。

わたしも降りて行くと、すでに気配はなく、しーんとしている。
出ていったかな。うん、きっと出ていったんだろうな。
でも、いちおう念のためと、あちこちの隅を見て回ったら、本棚のすきまに…

いるんだよねー。

前に入ってきたのと同じ子だと思うけど、一回り大きくなったような感じ。
こちら眠くて不機嫌なので、さっさとお引き取り願おうと、つつき出して出口に誘導しかけたら、

 

あっというまにUターンして、また押し入れに入っちゃったよ!
もう、なんなんだ、このパターンは。

 

当局の退去命令を断固拒否。頑として動かず、寝たふりをするアナグマ。
同じ哺乳類食肉目でも、こういう点が犬とも猫ともまったく違うところで、反応が予測しにくい。
不憫な気もするけど…うちに置いてあげるわけにもいきませんしね。 

やむをえず、寝ていたMを叩き起こし、ふたりがかりで居座る客をやっとのことで追い出して(というか、押し出して)、やれやれと布団に入ったのはいいけれど、身体も冷えてしまったし、あかりをつけて動き回ったのですっかり目がさえて、結局4時近くまで寝つかれず。

こういうことがたびたびあるなら、何か「アナグマ対応グッズ」を常備しておきたい。
思いつくのは、警察の特殊部隊が持ってる透明なポリカーボネイト製の盾と、長靴をはいた猫が持ってる紐つきの丈夫な麻袋。
あと、うんとぶあつくて長さが肘まであるオーブン手袋などがあれば、もうちょっとは早く片付くでしょうか。
無理か。 

 

本日の「いいね!」


餃子屋の女将、夜はDJ

Cool !

詳しい話は→こちら


もうひとつ。 

どう見ても多肉植物…

「製菓アート」というジャンルができたらしい。
インドネシア在住のアーティスト Ivenovenさんの作品。 

 

コメント
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