閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2016-02-28 19:03:21 | 日々

長さ約30ミリ。薄グレイ。
アオサギ。

と、妙に自信ありげに書くのはなぜかというと、
池に浮いているのを網ですくってゲットしたからで、
その直前に、池のそばにいたアオサギを追い払ったからだ。 

しかし、このへんはヒヨドリなども飛びまわっているので、
状況証拠だけで断定してはいけない。
アオサギはずいぶん大きな鳥なので、一番小さい羽でも
もうちょっと大きいのではないか、という気もする。 
いや、だんだんそんな気がしてきました。 

 

アオサギを追い払ったあとで池を見たら、水面にうっすらと
油っぽいものが浮いていた。
ガソリンや機械油の油膜とは違う。
白っぽいロウのようなものだ。
同じことが前にもあった。
カモのような水鳥には、脂を分泌する腺があるそうだ。
羽づくろいするたびに羽が脂でコーティングされ、水をはじく。
アオサギは水にもぐる鳥ではないけれど、
水辺の鳥だから多少脂っぽいのかもしれない。
えー、ということは、池に首つっこんだのかな?

いまはまだ水温が低く、金魚も鯉もじっと底にもぐっている。
池の縁に立って思いっきり首をのばしても、とれないと思うけど、
現場を見てみないとなんともいえない。
こうたびたびやってくるということは、とったことがあるか、
ねばればとれると判断したか、どちらかだ。
せっかくなら、大きい羽、風切りか尾羽でも落としていきなさい。

 

「ボクは? 撮らないの?」
というので、はい、撮りました。

 

 

 

花は光の容器。
多すぎもせず、少なすぎもせず、ちょうどいいだけ入る。

 

 

 

鳥はそろそろ本格的にさえずりを始めている。
これから、桜が咲いて、散って、葉がひらくころにヒナをかえす。
そこから逆算すると、いまから婚活をしないと間に合わない。
人気のある巣箱は早い者勝ちだ。

 

 

 

 

「ええお天気やなあ」と、なぜか関西なまりで言うので、
「ほんまやなあ」と返事をする。
そんなお天気。
 

 

本日の「いいね!」


Loving Vincent

ひとことで言えば「ゴッホの絵のアニメーション化」で、
「えーー」と思う人も多いかもしれない。
(リンク先の下のほうで予告編が見られます)
動かすなら、もうちょっとゆっくり動かして欲しいなあ。
そして、これ、10分くらいの短編なら面白そうだけれど、
あんまり長いと辛いんじゃないかと思う。
完成したら見てみたいですね。

(コンセプトはこちらのほうが素敵)
 

ゴッホは「耳切った人」と、子どものころに聞かされて、
すごく怖く、それだけで近寄りがたく思っていた。
だいたい油絵具がごってりした絵はあまり好みでなかったけれど、
10年くらい前だったか、美術館で初めて本物を見て、とても驚いた。
その多くが、想像したよりはるかに小さく、はるかに美しかったからだ。
絵に打ち込むあまり精神を病んだ、あるいは、
病んだ人が描いた絵だから凄い、という見方は適切でない。
彼の世界は絵の中にあり、きっとそこでは幸せだったと思う。
それでいいではないか。
わたしが怪盗だったら、ゴッホの絵だけ盗む。
ダヴィンチやピカソは置いてく(笑)

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桜草

2016-02-27 17:36:58 | 日々

プリムラ・マラコイデス。
何年も前からひっそり野生化して、小さい小さい花を咲かせていたが、
今年はとても元気がよい。 

 

 

 

この場所は、夏には木陰になる道端。
沢の奥から出てくる鹿の通り道でもあるので、
草も木も、何を植えても、きれいさっぱり食われてしまう。
桜草だけが残って咲いているのでよく目立つ。

これはとても不思議なことだ。
有毒といわれる水仙やヒガンバナさえばりばり食べていく鹿が、
桜草を食べないばかりか、踏んだ形跡さえないとは。

見るからにクセのなさそうな可憐な花で、
農水省のエディブルフラワーのリストにも入っているくらいなのに、
鹿にはとてつもなく不味いのだろうか。
こればっかり買ってきて植えてみようか、と思うけれど、
品種改良が進んで美味しくなっている可能性もあるし。
こぼれ種で増えていくのを気長に待つかなあ。 

 

白いのも1株だけありました。

 

 

花の色の濃さが3種類くらいある。混ざって咲くとにぎやか。

 

 

「たくさん咲いてる!」と思っても、広い範囲に分散しているので、
なかなか「たくさん」には写らないのが悩みどころ。

さあ、そして、鹿なみにばりばりと、
確定申告書を作ってしまったぞ! やっほう!
(自分の分だけ、ね) 

 

 

本日の「いいね!」  女性アーティストで2つシェア。


はしもとみお「旅する彫刻」

彫刻というのは、木や石の中に最初から「かたち」が見えて、
それを取り出したい!と思うこと、なんですね。

 

Mikako Tsuruta ペーパーアート

なんという繊細な世界。
枯れ花や羽が好きな人はきっと好き。

 

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クロッカス

2016-02-26 16:57:49 | 日々

春の初めのクロッカスをうたった有名な詩があった気がするけど、
どうしても思い出せない。
ブラウニング? エミリ・ディキンソン?
いや、あれは水仙だっけ? 

 

 

 

なぜか黄色い花がひとつもなくなり、紫ばかりが
ぽつんぽつんと咲いている。
ずうっと植えっぱなしだったので、今年は新たな球根を買ってこよう。 

 

 

 

ひなたで。
ふわふわ真鈴と、しあわせクレちゃん。

 

 

Mのラクガキ。

 

 

いつかの夕暮れの雲。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の「いいね!」


名前の無い展覧会

なるほど。これは面白いアイデアですね。

 

おまけ。本日の「?」

てのひらのM

えー、両手にあるけど(笑)

 

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2016-02-25 15:07:37 | 日々

庭の紅梅も咲きました。

これが咲くのは、もう確定申告やらねば!という合図なので、
のんびり風流をたのしんではいられないのでありました。
やらねば。(←言ってるだけ)
 

 

 

まだ寒いしね。

 

 

本日のゲスト。

ヒヨドリはいつも1羽で、メジロはいつもペアでやってくる。

 

 

 

とても仲良しです。

鳥さんにしてみれば、ヒトが餌をくれることは理解できないので、
ここは「なぜかいつも実のあるみかんの木」という認識だと思う。
ほんとはモクレンの木ですけどね。

メジロのくちばしでは、丸ごとのみかんをつついて食べることはできない。
ちょっとむいて切っただけで、自然界にはめったにないごちそうに変わる。
そして、この高級レストランに彼女を連れてくることのできる彼は、
おそらくこの界隈のナンバー1セレブ。 
そう思ってみると、小鳥ながら、堂々と自信にみちているように見える。
(どっちが「彼」でどっちが「彼女」か見分けつきませんが…) 

 

 

そして、そのすぐ下にいる奴。
(のってるのは椎茸のホダ木だ。爪とぎしないでクレッ!) 

 

本日の「いいね!」

 


春秋-tsu-フォント

あ、これは可愛い。名前これで書きたい。


もうひとつ。


ガラスのウイルス

こんなインフルエンザだったら欲しいです。

 

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222

2016-02-22 20:00:02 | 日々

ひまそうな黒猫を…

 

 

呼んだら…

 

 

きました。

 

 

本日は猫の日。

 

 

本日の「いいね!」

 

The Tale of Kitty-In-Boots

ビアトリクス・ポターの未完の遺作。
なんか真鈴みたいな黒猫だなあ。
Quentin Blakeの絵で9月に出版されるとか。 

 

おまけ。

カラカルの子猫ちゃんズ

生後6週。オレゴン動物園。

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さくら

2016-02-21 16:40:35 | 日々

さくらはさくらでも、早咲きの河津桜。
もう満開のところもある。
この木はまだ七分咲きくらいかな。
色の濃いつぼみが混じっているくらいが見ごろ。
花が開ききると、競うように緑の葉も出てきて、雑然としてくる。
 

 

 

 

 

 

 

 

べつにお花見スポットではありません。ただの道端。
昨夜はひどい雨だったし、きょうは強い風が吹いている。
このあたりの河津桜は、だいたい植えられて20~30年くらいなので、
木としてはまだ小さく、そのぶん花が手にとれるように近い。



 

本日のにゃんこ。

くわ~っ、と…

 

 

うふ。お口を閉じればまるで別猫。

 

 

 

真鈴おばちゃまになめてもらって、クレはでれでれに溶けちまった。

 

 

本日の「いいね!」


「波の絵」だけじゃない 葛飾北斎の傑作

11枚目の武者絵、渡辺綱vs猪熊入道雷雲。
これ、『酒天童子』を書いたときにも気になっていた絵で、
歌舞伎の“四天王もの”のどれかだろうと思うのですが、
この二人が出てるものがたくさんありすぎ、調べきれませんでした。
猪熊入道てヒトは、袴垂保輔と同じく、人気の悪役キャラだったらしく、
明治の頃はよく凧の絵に描かれていたそうです。
巌谷小波の童話で、少年が山の木にひっかかった凧を拾ったら、
猪熊入道が絵から出てきて、ピンチのときに助けてくれるという…
アラジンと魔法のランプみたいな話がありました。

 

もうひとつ、これは「いいね」じゃない。


デザイナー「あるある」12選

わたし自身はデザイナーさんと直接やりとりする立場ではないですが、
いろんな意味で反省する点が多く。
ほんと、すみません。気をつけよう。

ちなみに、「実際に見てみないとわからない人」というのは、
「方向音痴の人」と同じくらいいるんじゃないでしょうか。
(というのはだいたい全体の4割くらい?) 

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たんぽぽ

2016-02-18 23:05:09 | 日々

季節外れのたんぽぽの綿毛。

 

 

フォースの力で浮いてます。

 

 

…というのは嘘。ほんとは茎がちゃんとある。 

 

 

誕生日にMがくれた綿毛の瓶詰です。
どうもありがとう。
(でも非常に繊細なので持ち運びがむずかしいよう) 

 

 

 

今朝、パソコンを見たら、こんなになっておりました。
グーグル君に生年月日教えたっけ?? 

 

先日。一泊でお出かけして、夜9時ごろに宿に着き、
ふと靴を見たら、片方のかかとのサイドがぼろっと欠けていた。
ありゃー、と思ってよくよく見ると、そこだけではなく、
もう右も左も、あっちこっち亀裂が入っているじゃないの。
下手をすると底全体がめりっとはがれるか、あるいは
ジグソーパズルのようにばらばらと崩壊してしまいそうな感じ。 

10年くらい前に買ったショートブーツだ。
真冬のお出かけ専用なので、10年といってもそれほど回数は履いていない。
うちは革製品がカビやすいから、シーズンオフもときどき手入れはしていた。
出かける前にも磨いたんだけど、靴底までは見なかった気がする。
革の部分はまだじゅうぶんしっかりしているのに、
底のゴムみたいなところの寿命が先に尽きてしまったらしい。
そうとは知らず、朝からせっせと歩き回ったので、
急速に劣化が進んだのだろう。 

出先で靴が壊れるのはとても困る。
衣服なら、針と糸、あるいは安全ピンなどで応急処置もできるが、
靴だけはそうはいかない。
翌朝、宿から一番近い商店街の、最初に目についた靴屋の、
まだ開店準備中のところに入って、入口に一番近い棚の
冬物最終処分2割引きの赤札の中から、直感的に
これなら履けるだろうと思ったブーツをつかみとり、
履いてみたら履けたので、「これください」と言った。

こんなに時間をかけずに靴を買ったのは初めてだ。
ワンサイズ大きいが、小さすぎるよりはましだろう。
たぶん持っているどの靴よりもヒールが高い。
おまけに色が茶色だ。黒じゃない靴なんて、
スニーカー類を除き、この30年くらい買ったことがない。

その場で履いてすぐ歩き出した。
壊れたブーツは置いてきた。
値段は高かったのか安かったのかよくわからない。
ラッキーな掘り出し物だったのか、チャイナ製のまがいものか、
それもわからない。たぶん後者のような気がするけれど、
壊れていない靴というだけでものすごい安心感があり、
心配なく歩けることがうれしくてしょうがない。
また10年くらいたったら気をつけることにしようと思う。 

 

今回のお出かけは、後半わりとツイてなかった。
はなまるうどんは、おつゆがぬるかったし、
お気に入り豆狸の「まめだ弁当」は売り切れでした。
でもまあ、チューバッカが健在で何より。
(って、どこへ何しに行ったんだか…笑) 

  

 

 

 

 

 

 

 

本日の「いいね!」


素敵なアクアリウム12選

 

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サンゴロウ限定セット(閑猫枠)完売しました

2016-02-15 20:56:14 | サンゴロウ&テール

 

 

2014年秋の「黒ねこサンゴロウ発刊20周年記念フェア」で、
オリジナルポストカードとガイドブック付き10巻セット(箱入り)を
数量限定で作っていただきました。
店頭販売と、楽天ブックスの通販で、予定数は完売しまして、
残り在庫を「閑猫枠」としてご案内していましたが、(→こちらの記事
それもこのたびすべて売り切れとなりました。
ご購入くださったみなさま、ほんとうにありがとうございました!
サンゴロウと共に、あらためて深くお礼申し上げます。 

ご注文用にあけておいたコメント欄は閉じさせていただきました。
今後、閑猫へのご連絡やお問合せには、<お問合せ窓口>をご利用ください。
ガイドブックだけはまだ少しありますので、
ご希望の方はご遠慮なくお知らせください。


特典はなくても、箱入りのセットがほしい、という方へ。

「黒ねこサンゴロウの冒険(全10巻)」
ISBN 978-4-03-528301-0

これでご注文いただくと箱入りになるそうです。
ネット書店で、商品画像に箱がうつっていなくても、
ISBNの数字が合っていれば大丈夫です。
(単品で1~10巻を一括購入されても箱はつきません!)

箱といっても、ダンボールの実用的なものですが、
コンパクトにまとまるので、保管や移動には便利かなと思います。
(10冊って、ばらばらだと運びにくいですからね…)

黒ねこサンゴロウの冒険(全10巻)
竹下文子・作 鈴木まもる・絵
偕成社 1996年

<追記>
2018年7月8日現在、上記の10巻セットは「取り扱いなし」になっているようです。
ということで、箱入りセットはご購入いただけません。ごめんなさい。
本そのものは出版社に在庫がありますので、単品でよければお求めいただけます。
たぶん…そのはず…

 

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杉の実

2016-02-11 18:13:54 | 日々

手作りクランチチョコ?…ではなくて…(笑)

 

 

杉の実です。

 

 

 

「松ぼっくり」とは言うけど、「杉ぼっくり」は言わないか。
直径3センチほど。ヒノキの実よりは大きい。

 

 

30年前に引っ越してきたときは、家の東側ぎりぎりまで
杉林が迫っていて、手入れをする人もなく放置されていた。
春先のある日、そこから濃い黄色の煙が「ぼわっ!」と吐き出され、
風にのって上空に拡散していくのを目撃した。
初めて見た杉花粉というものだった。
わが家の誰も花粉症でなかったのは稀有な幸運というしかない。

その後、杉はだいぶ伐ってしまい、もう大量の花粉を見ることは
なくなったけれど、 こうしてあちこちに実が落ちているということは、
花も咲いているということで。

わたしは過去にいちど耳鼻科でアレルギー検査というのを受けたら、
「あー、全部ですね」と言われた。
つまり、予想されるすべての原因物質に対して陽性ということで、
いつ花粉症になってもおかしくないんだそうだ。
うーん、そう言われても、どうしようもないですけどね。
今年はまだセーフのようです。
ありがたいことに。

 

野山を駆けあるく真鈴さんのニクキュウは、犬みたいにかさかさだ。
クレも最近こうなってきた。 

 

 



ハンドクリームでもつけてやりたいけど、なめてしまうからね…。 

お外遊びをしないすももときななの足裏は、
猫らしく柔らかで、小さく、ふにゃふにゃしています。

 

本日の「いいね!」


江戸時代の冬の過ごし方

昨日につづいてアイバさんちから勝手にシェア。

昔の人はいまよりはるかに頑健だったんだろうけど、
部屋全体を暖めるという発想が全然なかったわけですね。
(そこから「お風呂や温泉で温まる」という習慣が生まれた)

「灰式懐炉」は見おぼえがある。
祖母が持っていました。
桐か楠か、独特の香りのするものだった。 

 

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春の目玉

2016-02-10 15:31:25 | 日々

子どものころだから、だいぶ昔の話。
図書館の児童室の棚に『春の目玉』(福田清人)という本があった。
わたしは活字なら何でもかんでも読む子だったけれど、
そのわりには妙に読まず嫌いなところもあって、
その本は一度も手に取ってみなかった。
装丁が古臭くて、正しく真面目な少年少女小説の雰囲気だったので
敬遠したんだと思う。
実際、祖父くらいの年齢の人が書いたのだから、しかたがない。
他の子にも人気がなかったのか、いつ行ってもその本は同じ棚にあり、
見るたびに、「目玉」って、何だろうな、と思っていた。
気になるなら読めばいいのに、頑固に読まないところが可笑しい。
いまだに、何だかわからない。
わからないまま、春先になると、どこかでそれがきらりと光る。
透明な、ちょっといたずらっぽい、きれいな目である。
 

あ、これは在庫だ。冬の目玉だ。

 

 

 

 

 


 

 

いつのまにかアセビもこぼれるように咲いている。

 

 

 

 


 

 

夕方でも、風が冷たくても、遊びたいクレちゃん。
推定10か月。もう4kg目前。

 

本日の「いいね!」


こけのじゅうたん

うちなんか、じゅうたん敷いてないけど、猫は泥足で歩くし、
枯れ葉とか普通に落ちているので、屋外と大差ないですが。

 

もうひとつ。


江戸時代の人たちは何を食べていたか

ほうほう。

そういえば、日本昔話の「あとかくしの雪」のアニメで、
貧しいおばあさんが、旅人に大根をふるまうのに、
「ふろふき大根」のようにごりごりと大きく切って鍋に入れていたけど、
あれでは煮えるのに時間がかかりすぎ、それだけ燃料も要るし、
おかずだけあって主食がないことになってしまう。
それに、厚切りの大根ってすごく熱いから、そうパクパクとは食べられない。
空腹でいまにも倒れそうな旅人には気の毒なメニューではないか。
大根といえば「粥」でしょう。
アニメといえども、視覚化するなら、ちゃんとそこまで考えないと。

(いや、わたしだったら考えるんだけどな、という話。
そういうディティールが一番おいしいところではないかしら) 

 

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