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閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ウンゼンツツジなど

2025-04-20 11:04:39 | 日々

今年は間に合った!
ここ数年は、足元があぶなっかしくて斜面を登れず、会えなかったウンゼンツツジ。
いつもと同じ場所に、増えもせず減りもせず、ふわふわと。



花はせいぜい2センチほど。とても小さいツツジ。
しかし、重さ700gのカメラをストラップでさげて登るのは危険だな。かがんだとき岩にぶっつけそうになった。
山というほどの山ではないけど、持っていくならリュックか何かに入れて、いつも両手を空けておかないと。



昨年はじめて植えたホスタ。猛暑で枯れたのでは心配していたら、無事に芽を出して、ぐんぐんとのびてきた。
ジューンと…



ブルーマウスイヤーと…



レインフォレストサンライズ(だっけ? これが一番覚えにくい)

アナベル、ヤマアジサイたちも、枯れた枝の根元から元気な芽を出して、もうあちこちにつぼみもついている。
うれしい、うれしい。めぐる季節に、循環する生命。




絵本『なまえのないねこ』のスペイン語版の版元さんから、ノベルティーの缶バッジが届きました。
この色彩が、スペインだねえ。

本日のコマ吉。



こらこら、鳥さんのお水を飲むんじゃないよ。

(ブログの引越しが終わるまでおとなしく待っていられない閑猫。いろいろと書いておきたいことがあるもんですから。でも、18日以降の記事は引越しデータに含まれないから、あとで手作業で移さねばならん…)
コメント (2)
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お知らせ(経過報告)

2025-04-18 21:30:22 | 日々

八重桜(普賢象)。

ブログの引越しの話のつづきです。
とりあえず候補物件を見に行きまして、まあそこなら今までとあまり変わらずに続けられるかなと(やっぱり続けるんだ?・笑)。
だったら早いほうがいいやと思って、いろいろ取りまとめ、引越し手続きをしました。
でも、早いほうがいいと考えた人がおおぜいいて、ただいま引越しラッシュらしく、完了まで1週間ほどかかるそうです。
新居が落ち着きましたら、正式にお知らせいたしますね。

待ってるあいだに、季節の追っかけを…。


原種フリージア「ライヒトリニー」。
白い花がほんのりピンクから紫に変わります。
しかし、草丈10センチ前後と、とても小さいので、この花の魅力をお伝えするのは難しい。
たくさん咲いているのに、全然たくさんに写らないし。



こちらはふつうのフリージア。
背が高ければ高いで、倒れやすいのが難点。
1本ずつ支えを立ててやるのはあきらめた。寝たい子は寝てなさい。



ヤマツツジが一番早く咲き出す場所。



モミジガサ。山菜名しどけ。
傘が開くとあちこちで目につくけれど、山菜として美味しいのは、開く前。今年も食べそこなった。

<4月21日追記>
上の画像は「モミジガサ」ではなく「ヤブレガサ」でした。どちらもキク科で、同じように食べられるそうですが、しどけと呼ばれるのはモミジガサのこと。
山菜のてんぷらにお詳しい酔猫さん、ご指摘ありがとうございます。
前はちゃんと区別できていたんだけど、おかしいなあ、どこで入れ替わったんだろ…。
2010年5月のこの記事の画像が正しいモミジガサです。



おまけ。Mの高知みやげ。赤系で統一されているのは、偶然でしょうか。
龍馬カレーの具が軍鶏(しゃも)なのがツボでした。でも、パッケージの写真がぱっとしなくて、あかうしに負けてるなあ。
(龍馬の姿絵って、これしかないんだっけ? 誰か月岡芳年ふうに格好よく描いてあげればいいのに)
甘いものがないのは、わたしが最近ひたすら「えびせんべい」にはまっているから。

本日の「へえ~」

雷をドローンに落とせ わざと落雷させて地上被害なくす実証実験に成功

人工雷で敵のドローンを破壊する実験?…と一瞬思ってしまいましたが、違いました(笑)

そういえば、先日のグラウンド落雷事故についてのニュースで、「事故後に問い合わせが急増したのは…」と言うので、「避雷針!」と自信を持って答えたら、「…雷探知機」でした。
そんなものがすでに販売されていたとは。(「雷探くん」っていうそうです)
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山椒の花など

2025-04-13 16:06:26 | 日々


山椒の花が咲いています。

山椒には、実のなる木と、ならない木がある。実のなる木を「実山椒」といい、ならない木を「花山椒」という。
種類が違うわけではなくて、雌花だけ咲く木と、雄花だけ咲く木がある。つまり、雌雄異株です。

山椒はこぼれ種でよく芽を出すけれど、とにかく棘が鋭いので、ほうっておくとあちこちで通行の邪魔になったりする。できれば実のなるほうは切らずに残したいと思っても、切る段になって、どっちかわからない、ということがよくある。
花の咲いている時期がいちばん見分けやすいので、いまのうちに見て、覚えておくことにした。




黄色い小さい花がぽちぽちついているのが、花山椒(雄株)で、




おなじくぽちぽちだけど、黄色くない地味なのが実山椒(雌株)。
もっとよく見ると、雄花は1本の軸の先にいくつかまとまってつくが、雌花はひとつずつで、花からそのまま実になるようなイメージ。
この「雄花はまとまり、雌花はひとつずつ」というのは、カラスウリの花と同じ。「黄色いほうが雄花」というのは、ふきのとうと同じだ。

家の周囲をぐるっと見て回った結果、実山椒より、花山椒のほうが多かった。1対4か5くらい。本来そういうものなのかどうかは、よくわからない。ここではたまたまそうなっただけ、かもしれない。
まだ花をつけていない幼木も、どっちだかわからない。咲くようになるまで3年ほどかかるらしいので、将来に期待しましょう。
(つまり、どれも切れない、ということね?)

花の時期の山椒の葉は、柔らかくて香りが良い。こうして写真を見ているだけでも、あの独特の香りがふわっとよみがえる。
たけのこが出回る季節には、木の芽をたっぷり入れた白あえなど、いいなと思うけれど、白味噌も練り胡麻も常備品ではないし、すり鉢にせよフードプロセッサにせよ(フープロは持ってませんが)、日持ちのしないものをちょこっとだけ作るために持ち出すのは、気分的におっくうなもので…。

今年は、簡単な木の芽味噌を作ることにした。
味噌、砂糖、みりんを好みの加減に練り上げたところへ、ちょいちょいと摘んできた柔らかい葉を、すりつぶさず包丁で細かく叩いて混ぜる。
ちょうど茹でたけのこをいただいたので、1センチほどにスライスしてグリルで焼き、木の芽味噌を塗って軽くあぶると、「たけのこの木の芽焼き」のできあがり。

こういう料理に使うのは花山椒のほうで、実山椒は、初夏に青い実を収穫したいし、熟したあとの種は野鳥も食べるので、大切にとっておく。
ただし、花山椒にも「雄花」としての役割がある。もしもこれを花ごと全部とってしまったら、当然ながら受粉ができない。つまり、実もならない。
雄株と雌株の距離がある場合は、仲を取り持つ蜂さんたちのことも、大切にしなければね。



数日前のこと、午後に本を読みながら、15分ほどうとうと眠ってしまい、目を開けたら、窓の外がすっかり緑になっていた。
いや、まさかタイムスリップしたわけではないと思うけど、この季節の野山の色の変化はめまぐるしい。
日ごとに数を増していった桜の花から、一転して、日ごとにひろがっていく若葉。淡い色から鮮やかな新緑へ、移り変わる緑のグラデーション。



カリンの花も咲きました。
花を見られただけでも嬉しいけれど…今年は実はどうかなあ、と先のことを考える。



そしてそして、千島桜ちゃん!
生きているうちにひとつでも花を見られりゃバンザイだ…なんて言っていたら、昨年はじめてひとつ咲き、今年はふたつ。咲き始めの白から、しだいにピンクに変わり、とても可愛らしい。
それにしても、このへんの山桜に比べると、千島ちゃんの成長のゆっくりなこと。実生苗でやってきて、10年以上はうちにいるのに、背丈はまだ1メートルにも届かない。
名前のとおり、もともと北の国の桜なので、高温多湿の暖地の夏は厳しいだろうと思う。来年は4つ、咲けるといいね。



アジュガ・レプタンス。
元いたところは、同じ地下茎組のヤブコウジがやたらと増えて、居心地悪くなったらしい。
勝手に違う場所に引越してきて、いまのところ機嫌よくしています。



野良チューリップ。
ほんとは野生ではない、いつだか忘れるほど昔に植えたもの。
チューリップといえば「ならんだならんだ」だけど、並ぶことなく1本だけすっと立っている。
日あたりが悪くて花がつかなくなっていたが、毎年葉っぱだけは律儀に出ていた。東側の大きくなりすぎたモミジと白モクレンを大幅に剪定したからか、今年は元気そうだ。



わお!



色とりどりできれいなビワの落ち葉。
すぐ焦茶色になってしまうけれど、拾ってきて室内に置けば、すこしの間は色が残る。
常緑樹の更新時期は春だ。ビワの木は、古い葉をふるい落としつつ、てっぺんにはつんつんと淡い緑の新芽を立てている。



越冬パチ子ねえさんと2月から同居中の、クローンバーベナちゃん。
お外の仲間よりひと足早く咲きました。
しかし、鉢を用意するとき、つい不精をして、畑の端の柔らかい土をすくってそのまま入れたのは失敗で、葉が巨大化して花とのバランスがおかしい。野菜の肥料おそるべし。




見渡せばノースポールも花盛り。にゃんこも春の錦なりける。
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4月の花いろいろ・その2

2025-04-11 16:49:56 | 日々
いろいろ次々と咲くので追いつきませんが…。


ハルリンドウ。
「咲いてるよ」とMが教えてくれたけど、日のあたる午前中しか開かないので、タイミングが合わないとなかなか見られません。



小さい花なので、真上から見ると、枯草の中にぽちぽちと空色のボタンが散らばっているように見える。
横からのぞくと、意外と脚が長いのでした。



スミレちゃん。本スミレ。今年も同じ場所に。



少し増えたかな? 
とはいえ、これくらいの間隔で15株ほどだから、知らない人はたぶん気づかず通り過ぎてしまう。これを「たくさん!」というのは、閑猫語です。
またここで会えたことが、単純に嬉しい。今年はなんとなく花の色も濃いような。



日本タンポポも、桜の木の下ですっかり安定した群落になった。

建築家の藤森照信さんが自宅として設計した「タンポポハウス」(1995年)のコンセプトが好きで…。
わたしは実際に見たわけではないんですが、その名のとおり屋根にタンポポを植えこんである家。それも、わざわざ日本タンポポを集めて植えたそうです。その数、なんと千株!
ところが春になったら、タンポポって上を向いて咲くし、花の裏側はがく片に半分隠れているので、下からはほとんど見えない(笑)
それに、屋根の上にはさえぎるものがなく、夏はかんかん照りになってしまうため、暑くなると木陰で休眠するタイプの日本タンポポには、まったく不向きな環境だったのです。
でも、失敗だった、と落胆するわけではない。やりたいことをやりたいだけやってみて、いろんなことがわかった。この楽しい「実験」の結果に、建築家は大いに満足しているらしい。そして(懲りずに!)また次を考える。
好きだなあ、こういう人。
わが家はわざわざ屋根に植えるまでもなく、そこらじゅうタンポポガーデンになっております。







家の裏手の、ふだんはめったに行かない奥のほうへ行ったら、薄暗い沢沿いに白い花がたくさん見える。
ドクダミ、にしては時期が早いし、何だろうと近づいたら、クサイチゴでした。
とにかく一面クサイチゴ。地下茎で横へ横へとふえる植物とはいえ、こんなに大規模な群落は初めて見たので、びっくり。
(上の画像は全体の三分の一くらいです)



周囲には大きな木が何本もあり、地面は湿っぽく、山の陰だから日あたりはよくない。そのわりに花は大きめで、とても元気が良さそうに見える。クサイチゴって、こういう環境が好みだったの?

問題は、実がなっても「摘めない!」ということです。
ここは数年前の大雨で、川岸の土がごっそり崩れ落ち、そのままになっている場所。崩れたあとに枯れた木などがごしゃごしゃと積み重なっているため、どこまでが固い地面で、どこからが崖か、さっぱりわからない。
食べられる果実がすぐ目の前にあるのに、採れないというのは悔しいんだけど、そろりそろりと踏み込んで、手を伸ばし、次の瞬間ずぼっと川に転落したら嫌なので…もう見に行かないほうが安全かもしれない。


本日の鳥さん。


おふとんやさんの、その後。
巣材は綿花でもオッケーかと思っていたら、猫毛があれば猫毛ばかり先に持っていくようだ。
考えてみると、このあたりの巣箱のヤマガラは、みんな猫毛のおふとん育ちですからね。




畑のむこうのカラス。
2羽で「らぶらぶ」な様子は見かけなくなり、もう抱卵に入ったのかな。あたりを見張るように毅然としてとまっているのは、お父さんでしょうか。
そろそろ夏野菜の防御法(できるだけ簡単で効果的な!)を考えておかなくては。


本日の「いいね!」

いいなあ。わたしも拾いたい。
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散る散る

2025-04-08 16:45:14 | 日々

ヒヨドリが2羽、キャアキャアと枝から飛び立ち、あとに雨のしずくと花びらを降らせる。
それは数日前のことで、もう桜は、終日はらはらと散りつづけている。
風に吹かれて散り、風がなくても散り、谷間では気流にのってくるくると舞い踊る。
無数の花びらは、庭に点々と白く降りつもり、道端に波打ち際のような模様を描き、窓やドアを開ければ、すかさず奥まで吹き込んでくる。
この季節、外から帰ってくる猫の背中にも、必ず花びらが1枚2枚くっついていて、機嫌よくころがって遊んできたことがわかる。



花から葉に変わっていく山桜。



ふきのとうは綿毛になりました。



キツネノボタンのぴかりと光るラッカーイエロー。



アケビの花。房になって咲くのは雄花。
雌花がどこにも見あたらないのは、今年咲き始めたばかりの若い株だからか。
若いといっても根元のほうはじゅうぶん太く見えるけど、実をつけるというのは、基礎体力のいることなのだ。



ならんだ、ならんだ ♪

…で急に思い出したのですが、昔聴き覚えたチューリップの童謡。
「なーらんだ なーらんだ ずーらりと なーらんだ
 赤いシャッポに 青い服つけて
 チューリップの兵隊さん ずーらーりと なーらんだ」
兵隊さんというのだから、もちろん戦後の歌ではないでしょうね。おそらく昭和初期、うちの母が子どもだった頃に、ラジオから流れていたのかもしれない。
(検索すると、北原白秋作詞、中山晋平作曲の「チューリップ兵隊」が出てきますが、それとは違うのです)
最後の「ずーらーりと」が、「ドーミソラド」とオクターブ上がってくる難しい節まわしで、音程がとりにくい。
だから覚えていたのかな。



グーとパーのあいだのようだが、チョキではないらしい(笑)



原種フリージア。根元にタチツボスミレが同居している。
このフリージアの1株が、1メートルほど離れた芝生の中で花をつけているのを発見した。
種か球根がそこまでころがっていったのか…ふつうに人が通る場所で、草刈りもしているのに、よくまあ踏まれもせず育ったものです。
植えっぱなしOKという宣伝文句につられて買ったけれど、たしかに毎年咲いてくれる。原種って強いな。



絵本の新刊を送っていただきました。
『まってまって おうちくも』(稲垣あきら作絵 理論社)
なぜかというと、


11ページのこのあたりの…



ここ! お部屋の床にある絵本が…



これダ!
作者の稲垣さんのお子さんの愛読書だったそうで、出版社の垣根を越えて登場させてくださいました。こういうのって、嬉しいなあ。
同じページの本棚にも、見覚えのある絵本のタイトルがちらほら見えます。
本棚の下のヤマネちゃんのぬいぐるみも、もしかしたら、うちにあるのと同じかも。なんて、本題と関係ないとこばかり見ててすみません。

ちなみに、この絵本の主役の「おうちくも」ちゃんは、わたしの部屋にも住み込んでいまして、呼べば出てくる…わけではないけれど(笑)ときどき遊んでくれます。
(絵本の子はアダンソン君。ウチのはチャスジ♀ちゃん…かな?)
ぞわぞわと動かないで、ぴょん、と飛ぶのが可愛いので、「くの字」が苦手な方でも、たぶん大丈夫。

じつはもう一種、Gハンターの大きいやつも飼って、いや、雇っていたんだけど、お泊りのお客様が悲鳴を上げるといけないと思って、「ちょっとごめんね
」と外に出したら、それっきり帰ってきません。すねて旅に出てしまったのかねえ。
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木登り小僧

2025-04-07 22:28:19 | 日々

小さいときは身が軽くて「木のぼり小僧」と呼ばれていたクレ坊も、来月で10歳。だいぶ落ち着いた雰囲気になってきましたが、春の陽気に誘われて…
ちょっと久しぶりにのぼってみた八重桜。



「ボクもボクも!」って、コイツが、すぐ来るんだよな~。



眺めがいい…っていうほど高い木じゃないんだけど。



これくらいにしとくね。
(動画はインスタグラムに)



ん? ナンダコレ?



「おうち」にしてはちょっと小さいなァ。でも、いちおう所有権を主張しておこうっと。

たけのこシーズンに備えて、Mがブロックを積んでこしらえた「簡易かまど」です。
これまで、たけのこを茹でるときは、外に置きっぱなしの半分壊れたストーブに、台所で一番容量のある蒸し器をのせていたのですが、毎年すすで真っ黒になって戻ってくるので洗うのがたいへんで。
いや、そんなことよりも、場所がアトリエに近すぎ、アトリエ自体もログだけど、そのへんには薪や木っ端や農機具の燃料などもある。鋳物ストーブはめちゃくちゃ重くて動かせないし(どうやってここに置いたんだ?)、いったん熱くなったら簡単には冷めないので、「大丈夫だよ」とMは言うけれど、夕方に焚いたときなど、わたしは夜どおし心配でしかたなく…。
相次いだ山林火災のこともあり、「今年はちゃんとしたかまどを買ってね!」と声を大にしてしつこく言い続けていたら、ある日これができていたのでした。

そうだ、鍋も買わなくちゃ。
たけのこが丸ごと2本入るサイズのアルミの両手鍋を、前に買った記憶が二人ともあるんだけど、それがどこにも見あたらないのです。
「たしかに買ったよねえ」「絶対あるはずだよねえ」と、毎年探しては「やっぱりないねー」を繰り返している。
大きなものだから収納場所だって限られている。あれば目に入らないはずがない。もしかしたら、引越しのとき頼んだ廃品回収業者さんが、金属ごみと一緒に持っていってしまったのか…。
意外なところからひょっこり出てくるのでは、と思いつつ、6年の歳月がすぎて、もうその可能性は限りなく低い気がする。
かまども大鍋も、田舎の家にはたいていある必需品です。




山桜のてっぺんでさえずるホオジロさん。
小さすぎて見えないかな。



ここです。
(声のするほうにカメラを向けたら、たまたま写っていただけ・笑)




ハナちゃんの毛は好評につき売り切れ! かわりに綿と、希少な猫毛をお出ししました。綿は無加工のワタの実です。(脱脂綿、化繊綿は不可)
ワタは初めてなので、どうかなと様子を見ていたら、ためらいなく持っていったので、合格らしい。種がたくさんあるから、畑にまいてみようかな。




おや、珍しいお客さんだ。
住宅地や公園でもよく見かけるシジュウカラ、このあたりでは少数派だけど、毎年1~2ペアが巣箱を利用している。
気が強い面もあるけれど、ヤマガラより用心深い。



ヤマガラより丸々として見えるのは、配色のせい、かも。
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4月の花いろいろ

2025-04-05 22:21:25 | 日々
まあどれも毎年同じではありますが…新鮮なうちに。


サルトリイバラ。花がぎっしりだ。



マリアさんにいただいた本場オランダのチューリップ咲きました。
(10個の球根のうち、東側の5個は、なぜか植えたはずの場所から20センチほどずれている。もぐらさんでも通ったかな??)




いちばん最後に咲く水仙。



ミツバアケビの花。
2年くらい手入れができず放置していた場所のつる植物(アケビ、スイカズラ、テイカカズラ、キヅタ、ノブドウなどなど)は、すっかり調子に乗って大変なことになっている。
もうすこし元気になったら…なんて思っていたけれど、待っていてもその日はこない。もしかしたら、いまが一番元気なのかも。
ミツバアケビの隣で、シロバナハンショウヅルが元気に伸びて、もうつぼみがついていた。これだけは保護対象なので、間違って切らないように気をつけなくちゃ。


レンギョウも、ぎっしり。



ヒマラヤユキノシタ。


ハハコグサ(左)とキランソウ盛り合わせ。



最初はグー。


グーグー。



ルッコラの花。



コンクリの継ぎ目に生えて6年目?のタンポポ。まだ寒いうちから花が絶えない。
昨年、ちょっと実験をして、植木鉢にタンポポの種をまいて育てた。5月に芽が出て、12月に掘り上げてみたら、根がすでに鉢の底に届き、ぐるっと一周していたので驚いた。最初の7か月で30センチ近く伸びたことになる。6年物の大先輩の根っこは、いったいどこまで長く太くなっているのやら。




カキドオシ。



ユキヤナギ。



毎日きれいなものを見てすごしましょう。
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桜に

2025-04-03 14:31:51 | 日々

梅にウグイス、ではなくて、桜にヒヨドリ。



大きさはヤマガラの倍近くあるけれど、器用に逆さまになって蜜を吸っている。




山桜いろいろ。どの木もみんな大きくなった。



これは2階のベランダからすぐ目の前に見える山桜。



白い花と金色の若葉の取り合わせがきれいです。



えーと、アナタは誰だっけ? 



遠くてピント合わないけど…カワラヒワさんですね。
ピンクのくちばしと、翼の差し色のイエローがポイント。




町のほうへ行くと、ツバメの姿があちこちに。もう巣作りを始めている様子。
ここは売店の駐車場で、舗装されていないので水たまりがあり、ツバメが2羽でひゅんひゅんと低空飛行しながら泥を集めに来ていた。
軒下の壁と、泥と、植物。この3つが揃うことが必要条件だ。田舎ではまだまだ水たまりや田んぼもあり、よろこんで迎えてくれる家も多いけれど、都会ではどんどん難しくなってきていると思う。



ホームセンターの隣の薬局と、線路わきの鍼灸院は、記憶にある限りずっと毎年ツバメが来ている場所。どちらも巣はちょっと奥まったところだが、慣れた様子でためらいなく出入りしている。
郵便局には、とっくり型の巣を作るコシアカツバメ。橋の裏にはイワツバメが、春の早い時期にやってきて、集団で営巣する。



ソメイヨシノも、1枚だけ。






春は、スキップしたくなるよね。

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まだ寒い4月

2025-04-01 22:26:41 | 日々

桜は見ごろですが、きょうもストーブ焚いています。さむさむ。
ヤマガラが枝の間をくるくる飛び回っている。ときどき花をつついているように見えるけど、何だろう。



自信ありげに力強くさえずり始めたメジロも、ここ数日なりをひそめている。
画像は先週の晴れた日に撮ったもの。



ワンコーラス歌っては、合間にそのへんの枝をついばんだり、頭をかいたり、せわしなく羽づくろいしたり。
婚活には身だしなみも大切だからね。




コゲラちゃん来た。
背中のくっきりした縞模様は、意外とカモフラージュ効果あり。
ちょろちょろとねずみのように素早く動き回るので、なんとか姿をとらえても、たいてい背中と後ろ頭だけ。




樹皮をつつきながら、下から上へ、ぐるぐるとらせん状に木をのぼっていく。
幹から、太い枝へ。太い枝から細い枝へ。完全に逆さになっても落ちない。枝先まで行ったら、ちょっと飛んで、隣の幹へ。
こういう動きをする鳥はコゲちゃんだけなので、遠目にもすぐわかります。可愛いな。



おふとん屋に、ヤマガラ奥さん来店。



巣箱はここからわりと近い(←鳥感覚で!)ので、無理していっぱい抱えこまず、適量ずつくわえていく。



よくばりすぎると…



落っことすからね。

奥さんがお買い物中、ダンナは上の枝で、周囲に気を配りながら、そわそわと待っている。奥さんが飛び立つと、急いであとを追っていく姿が、一生懸命でほほえましい。

***
モクレンが咲いて、桜も咲いて、でも雨が降ったりして、まだちょっと肌寒いこの時期。
とっぷり日が暮れると、庭の池では、ヒキガエルさんたちの婚活パーティが始まる。
きょうで四夜目なので、例年どおりならそろそろ終わるころ…なのですが、今年は困ったことになりました。
まだ明るい時間帯に、池に来るカエル、帰るカエルが、のそのそと地面を歩いているところを、カラスが狙って食べてしまう!
水辺のカエルは、危険を察するともぐって隠れるけれど、まだ草の茂っていない地面ではまったく無防備。恰好の獲物になってしまうのです。
ヒキガエルには毒があるので、たいていの動物は敬遠するのでは、と思っていたら、どうやらカラスは毒にあたらない上手な食べ方を知っているらしく…。
(詳しくは書かないので、知りたい人は各自お調べください)
池だけならネットをかければ済むけれど、いつどこを歩くかわからないカエルさんを保護する手立てがありません。暗いうちに移動してと願うばかり。


本日のコマ吉。


だいじなシッポが風邪ひかないように。


本日の「いいね!」

SNS「発信しない」という選択肢 漫画家・荒川弘さんに聞く

一年に一度だけ虚構じゃない虚構新聞(笑)。
この方の漫画は知らないので、ちょっと読んでみたくもあり。

もうひとつ。

Flying Penguins - BBC
BBC不朽の名作「ペンギン空を飛ぶ」(2008年)

Penguins April Fool - The Making Of - BBC

…と、その舞台裏。いまだったらもっと簡単にできちゃうんでしょうけど、この手間ひまが素晴らしい。
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花冷え

2025-03-29 21:05:31 | 日々

咲き始めた山桜に、冷たい雨。
昨日は「暑い!」といって窓を開けたのに、きょうは寒い。
このあいだ誰かが「ゴーカートのような」と間違えていたけれど、「ジェットコースター」ですね。急に落ちるのは身体に良くない。
昼から居間のストーブに、あまり太くない薪を1本ずつくべて、温度が上がりすぎないように、消えないように、気をつけながらとろとろ焚く。




せっかく火があるので、豆のスープをゆっくり煮てみたり。



コマちゃんは、さっそく冬の定位置に。



クレ坊がわたしの椅子(右)をすぐ取るので、隣にもうひとつ置いた。



しかし、結局は取られるのだ。




そして、いつもの。











本日の「いいね!」(…かな?)

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