みごとに色づいたナンキンハゼ。
全体が真っ赤になるわけではなく、赤いのも黄色いのも混在しながら散り始める。
拾うとどうしても並べたくなり…
ずーっと並べたくなり…
…どこまでつづく?(笑)
持って帰っても、赤やオレンジの鮮やかな色は長持ちしないけれど、乾くにつれて深いワイン色になり、これはこれでしばらく楽しめる。
ハゼと名がつくのは、ハゼノキのように実からロウがとれるからで、紅葉するのも似ているが、分類上はハゼノキの親戚ではない。
ハゼノキはウルシ属で、樹液に触れるとかぶれることがあるから要注意。ナンキンハゼはそういうことはないので、葉っぱ拾っても大丈夫です。
鹿はナンキンハゼを食わない。人間には無害でも、鹿には毒なのかもしれない。あるいは、緑のうちから朱色や紫の色素を隠し持っているような、このちょっと独特な色合いが、鹿の目に食べ物と認識されないのかもしれない。
ついでに、ハゼノキはこんな木。
(これはヤマハゼかもしれない。区別がよくわからない)
落ち葉は派手な赤。
ハゼノキの枝先に残った実。
1粒はコーヒー豆よりちょっと小さいくらい。
これを臼で砕いて、蒸して、圧搾してロウ(木蝋)を採る、とのこと。
実から芽生えた30センチくらいの幼木がそこらじゅうにあり、それぞれちっちゃいながらも紅葉しているので、この時期にはよく目立つ。
拾った羽。長さ55ミリ。
かすかに茶色味のあるグレイ。左にカーブしている。
真横から見ても、はっきりカーブしている。
キジバトの左の中雨覆羽(というのは鳥の巣博士の鑑定)。
本日の「いいね!」じゃないけど「びっくり!」
Raw Run : The Cliffs of France
命知らずのスケートボーダー Josh Neuman のパフォーマンス。
良い子は絶対真似しないように。