閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

今朝の空

2020-11-30 11:17:26 | 日々

グッモーニン。
7:20
東南の空。


8:06
亀裂? 段差?がくっきり。南から西までずーっと続いている。


8:08
北を見るとこんな感じ。淡雪寒天。


8:10
家の裏手から南を見たところ。左下の三角はうちの屋根です。

 

8:11
とつぜん西側からこんなのが出てきて…

 

8:14
みるみるうちに広がり…

 

まわりの雲を押しのけながら空全体をおおっていく。
10数分後には、ほとんどの雲がきれいに片付き、つかのま青空。
そのあと、また別の白く光る薄い雲がやってくる。
地上はほとんど風がないが、雲の動きは西から東へと、かなり速い。


そして、今朝の真鈴ちゃま。

あのー、そこは鳥さんの水飲み場なんですが。

 

それが何か?

 

本日の「いいね」じゃない。

「都会の楽園」のはずが…

建築家、蚊に敗れる。

そういえばミラノの物件はその後うまくいってるのかなあ。

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コマ吉の木のぼり

2020-11-28 23:03:53 | 日々

お散歩についてきたコマ吉。
今日はすごくハイで、草むらを「びょんびょんびょん!」とあちこち跳ね回り、その勢いで栗の木に「しゅたたたっ」と…


軽やかに駆けのぼった。と思いきや、

 

おっ、と。

 

おおっ、とっ、とっ…

 

ひえ~~っ。

 

がんばったけど、枝の「上」には戻れず、そのままバックで、ずりずり…

 

ずりずりずり…

 

ここまでくれば…

 

最後まで慎重に…

 

ふう、やれやれ。

 

「見てたんなら助けろよー」

ごめんごめん。だって、高くて届かないし、へたすると二次遭難の危険もあるし…コマちゃんなら絶対大丈夫って信じてたから…

 

「ボクは必死だったのにっ」

ヘナヘナ猫だったコマ吉も、このごろだいぶ「3歳オス」らしい体型になってきたけれど、パワーが上がったぶん、身軽さは前ほどでなくなっている。木登りの失敗を目撃するのはこれで3度目。
人と一緒だったり、クレ兄ちゃんと走り回っているときは、ついつい子猫気分ではしゃいで登ってしまうのだろう。ひとりのときはたぶん登らないと思う。

 

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11月の庭・その3

2020-11-27 21:20:53 | 日々

グッモーニン。谷間にすこし霧。

 

落ち葉の中に、ときどき1枚だけ違うのが混じっている。これはどこから来たのだろう。

 



 

もう水仙が咲き始めた。
年々早くなる…ような気がするけれど、そうでもないか。いつも11月下旬には咲いてたっけ?
(と、毎年おなじことを言ってるような…)

 

桔梗はすっかり種になった。

 

シードポッドは5つの小部屋に分かれ、こまかい黒胡麻のような種子が詰まっている。

 

アナベルのカレハナ。日があたると飴色ガラスのよう。

 

長いこと白いつぼみのままだったが、ようやく咲く気になったサルビア・レウカンサ。

 

ミモザにもつぼみ。冬になる前に春の準備ができている。

 

拾った羽。
長さ約30ミリ。まっ白のふわっふわ。
このところハトばかり拾っている。

 

本日のゲスト。

2階のベランダに干した布団の上でひなたぼっこをしていた。
もう動きは鈍く、追ってもあまり逃げない。
布団を片づけてしまったので、どうしようかなァ、という表情。

 

本日のにゃんこ。

真鈴とクレ。

 

 

本日の「いいね!」

クリスマスツリーに隠れていたフクロウ、森へ帰る

よかったよかった。

<動画>
Rockefeller's Release

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紅葉、茸

2020-11-25 23:34:38 | 日々

旧庭のカエデは、いまこれくらい。まだまだ緑の葉も多い。
温暖化のせいか、以前ほどあざやかに染まった紅葉は見られなくなったが、わたしはこの木が一本あればじゅうぶんで、混雑した観光地に紅葉見物に出かける気が起こらない。
ああ、でもシュガーメイプルの大木の紅葉は、もういっぺん見たいかな。「どこでもドア」があれば。

 

 

 

魚のみりん干し…ではありません(笑)。

 

モクレンの黄葉。天然ステンドグラス。

 

アレチノギクか、ヒメムカシヨモギか、どっちか。すっかり種になったところがきれい。

 

今年は、フォトジェニックなきのこにあまり出会えず、残念だった。
いまごろ裏庭にいっぱい出てきた、これは、いったい何でしょう。ニョロニョロの変種?

 

カワイイといえばカワイイような。

<追記>
イヌセンボンタケかもしれない。

 

乾きもの系。やや湿気たお煎餅のような感じ。

 

こっちは妖怪系。ぷにゅぷにゅです。たぶんキクラゲの一種。

 

本日の真鈴さん。

この写真の顔は、ちょっとさんちゃんに似ている。

 

あくび。

 

本日の「いいね!」

A Cretan Baker’s Life: 86-year-old Giorgos Hatziparaskos

ギリシャのクレタ島で60年前からパン屋を営む86歳のおじいさん。
phyllo (フィロ)というのは、薄く薄くのばして重ねた伝統的なペストリー生地。現在はほとんどが機械化されている。手作りの技法を守るこの店には、世界中から見学者が来るそうです。

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ナンキンハゼとハゼノキ

2020-11-23 14:33:03 | 日々

みごとに色づいたナンキンハゼ。
全体が真っ赤になるわけではなく、赤いのも黄色いのも混在しながら散り始める。

 

 

拾うとどうしても並べたくなり…

 

ずーっと並べたくなり…

 

…どこまでつづく?(笑)

 

持って帰っても、赤やオレンジの鮮やかな色は長持ちしないけれど、乾くにつれて深いワイン色になり、これはこれでしばらく楽しめる。

 

ハゼと名がつくのは、ハゼノキのように実からロウがとれるからで、紅葉するのも似ているが、分類上はハゼノキの親戚ではない。
ハゼノキはウルシ属で、樹液に触れるとかぶれることがあるから要注意。ナンキンハゼはそういうことはないので、葉っぱ拾っても大丈夫です。

鹿はナンキンハゼを食わない。人間には無害でも、鹿には毒なのかもしれない。あるいは、緑のうちから朱色や紫の色素を隠し持っているような、このちょっと独特な色合いが、鹿の目に食べ物と認識されないのかもしれない。


ついでに、ハゼノキはこんな木。
(これはヤマハゼかもしれない。区別がよくわからない)

 

落ち葉は派手な赤。

 

ハゼノキの枝先に残った実。

 

1粒はコーヒー豆よりちょっと小さいくらい。
これを臼で砕いて、蒸して、圧搾してロウ(木蝋)を採る、とのこと。
実から芽生えた30センチくらいの幼木がそこらじゅうにあり、それぞれちっちゃいながらも紅葉しているので、この時期にはよく目立つ。

 

拾った羽。長さ55ミリ。
かすかに茶色味のあるグレイ。左にカーブしている。

 

真横から見ても、はっきりカーブしている。
キジバトの左の中雨覆羽(というのは鳥の巣博士の鑑定)。

 

本日の「いいね!」じゃないけど「びっくり!」

Raw Run : The Cliffs of France

命知らずのスケートボーダー Josh Neuman のパフォーマンス。
良い子は絶対真似しないように。

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本日のコマ吉

2020-11-21 14:59:13 | 日々

写真がたくさんたまってしまったので、まとめて。

 

おさんぽ。

 

落ち葉掃きの手伝い。


…というのは嘘。



餌台に来たヤマガラさんを見てる。

 

タイヤで爪とぐのやめて。

 

何か狙っている。

 

すごくすごく真剣に狙っている。

 

襲いかかるっ!
(相手はちっちゃーいハエのようなもので、このあと逃げられました)

 

お外から帰って、おやつの催促をする。
(おやつといっても、コマは台所で出すゴハンを食べないので、こっちがメインの食事。なぜか、食べるのはこのテーブルと決めているらしく、床に降りない)

 

で、お食事中ですが、じつは…

 

毛に大量の草の種がついているのだ。運び屋コマ吉。

 

そしてスヤピー。

コマは小さい頃、とてもシッポの長い猫だったけれど、その後、胴のほうも伸びたらしく、気がついたらごくふつうのバランスになっていました。
興奮したとき、シッポの根元のほうだけふくらんで三角になるのは変わらず。
そして最近、アピール手段として「人の足トギトギ」をする。ウラシマに似てきたぞ。

 

本日の「いいね!」

3日間行方不明だった猫が請求書をもって帰宅

次回はお財布忘れずにね。

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薬師草など

2020-11-19 20:52:29 | 日々

家の裏の西向き斜面に群生しているヤクシソウ。
こういう黄緑系で柔らかい草は鹿の大好物。鹿に食われなくなって2年あまりで爆発的に増えた。

 

日があたるとそこらじゅう真っ黄色で眩しい。
なんとなく由緒ありげな名前だが、由来ははっきりしないらしい。
花を天日干しして胡麻油に漬けたものは腫れものに効く…とある。そんな薬を商うのに、薬師如来の名を借りたらよく売れた、などというのは、さもありそうな話だけど、これは閑猫説。

<追記>
花に限らず、何かを「胡麻油に漬けた」民間薬はたくさんあり、先祖代々伝わる「秘伝薬」だったりする。土方歳三の生家も、オトギリソウの傷薬を作って売っていた。というのは、司馬遼太郎の小説で読んだ気がする。事実かどうかは知らない。
胡麻は護摩の語呂合わせもあるのだろうか。「焼酎に漬けた」ものよりおそらく歴史は古い。塗らなくても治る場合もあれば、むしろ塗らないほうがよかった場合もあるだろう。効かなくても「信心が足りない」「日頃の行いが悪い」で済むから、訴えられたりしないと思う。

 

このくるくるしたのが可愛いな。

 

黒く光るシオデの実。
シオデは四方手(四緒手)で、巻きひげであちこちからまる様子を馬具の紐に見立てた…という説が一番もっともらしい。
棘はないけれど、サルトリイバラのお仲間。

 

ツタの紅葉。

 

ナンキンハゼの紅葉は、見ると拾いたくなり、

 

拾うと並べたくなる。

 

羽。
あとで拾うつもりで場所を覚えておいたのに、忘れて帰ってしまった。翌日にはもうなかった。

 

本日のにゃんこ。

ひなたのデッキで…

 

優雅にころがる…

 

真鈴ちゃんと…

 

かみついてアピールしているコマ吉。
「撮るならボクを!」

 

いたいいたいいたいっ!
(本気で噛んでる。前後のツメも全開)

 

本日の「いいね!」

経営難もニャンとかなる 神保町にゃんこ堂

”うちのキジトラ”もお世話になっております。

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11月の庭・その2

2020-11-17 16:42:31 | 日々

銀色の葉っぱがクリスマスっぽいシロタエギク。

 

ワイルドストロベリーの花。いまごろ咲くんだっけ?

 

スミレもこっそり咲いている。
このところ気温が高めで、暖房もいらない日が続いている。

 

ヒメアジサイ、きみもだよ。咲いちゃっていいの?

 

タイムと、落ち葉。

 

ラストショウ。

 

ヒメジソの紅葉はピンクで美しい。

 

知らないうちに色づいていたセンリョウ。
この植物は日陰できげんよくしている。

 

南天の実はヒヨドリが食べてしまうけれど、同じような赤い実でも、センリョウは残っているので、あまり人気がないようだ。

 

テイカカズラとキヅタ。
先日、園芸売り場で見かけて驚いた。どちらも頑固なつる植物だから、管理が大変ではないかしら。うちでは花壇に侵入されないよう常に見張っていなければならない。

 

拾った羽。
長さ約28ミリ。
グレイが濃く写ってしまったけれど、実物はもうちょっと色が薄く、うっすら茶色味もある。
軸が短いので、ハトには違いない。ドバトはいないので、キジバトかアオバト。たぶん腰の羽。
(閑猫、鳥類学者ではないので、勝手にいい加減なことを言っております)

 

本日のゲスト。

朝ごはんに来たヤマガラ。
ヒマワリの種をくわえた瞬間を(たまたま)撮ったので、くちばしの長いシギみたいにうつってしまった。
ヤマガラは人が見ていても、猫が見ていても平気で来る。シジュウカラは警戒して降りてこない。上の枝で文句を言っている。市街地に住む鳥ほど警戒心が強い。人も同じかもしれない。

 

本日のにゃんこ。

ガラスとカーテンの間でごそごそしているコマ吉。

 

妖怪っぽいなー。

 

本日の「いいね!」というか…

イングリッシュブレックファーストうどん

朝からこんな脂っこいもの食べられるってすごい。
(…と思ったら、4年も前の記事ぢゃないか。これ、流行りました?)

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けんぶち絵本の里大賞

2020-11-15 14:46:57 | お知らせ(いろいろ)

絵本『なまえのないねこ』が、第30回けんぶち絵本の里大賞の「びばからす賞」に選ばれました。
副賞として、剣淵町特産のお野菜をどっさりいただきました。
キジトラびっくり。

 

茶トラもび~っくり!

主催者のみなさま、投票してくださったみなさま、ありがとうございました。

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リンドウツアー

2020-11-15 14:20:45 | 日々

山に咲いたリンドウを見に行くガイド付きツアー。

 

特に珍しい植物ではないけれど、この花は陽があたらないと開かないので、見に行くタイミングがむずかしい。

 

落葉樹の多い明るい斜面に、多いところでは50こくらい咲いていいて、「わあ~」と。
でも、それぞれにディスタンスをとっているため、範囲が広すぎ、写真に撮っても「たくさん」には写らない。
同じリンドウの仲間でも、ハルリンドウは地表すれすれの背の低い草だが、秋のリンドウは、すーっと伸びた長い茎が横に寝た状態で、その先端に花がついている。

こちら側の斜面は、一時はひどく荒れて土砂がむき出しになり、ずるずる滑って歩きにくかった。鹿や猪が入らなくなったので、適度に下草も生え、だいぶ安定した感じになってきた。

コウヤボウキ。これもしばらく姿を消していたけれど、戻ってきたらしく、あちこちで見かける。

 

テイカカズラの紅葉。

 

小さい赤い実。ヤブコウジ。

 

赤い実といえば、サルトリイバラ。

 

そして、ガマズミ。
酸味と、かすかな渋味がある。果実酒に良いとか。
霜にあたると甘味が増すといい、鳥はそれを待っているのかもしれない。


ヤマラッキョウ。

 

こいぞつもりてふちとなりぬる。

お、椎茸発見。

 

こっちにも。

 

今夜のおかずにいたしましょう。
(この椎茸は、椎茸が出るとわかっている場所で採ったもの。山でみつけたきのこをむやみに食べてはいけませんよ)



本日の「いいね!」

Stacked straw bales form walls for conceptual school in Malawi
 
藁で作った学校。アフリカ、マラウィ。
乾燥地ならではの建築。bale (梱=こり)というのは、機械を使って圧縮してあるので、かなり丈夫だと思う。
三匹の子豚も、藁と板はこう使えばよかったのね。

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