閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ぶどうジャム

2008-09-30 20:21:56 | 日々

色とりどりの大粒のぶどうをたくさんいただいた。
残念ながら、いちばん果物を食べる住人が、今年はいない。
ふたり暮らしでは新鮮なうちに食べきれないのでは…
と心配になってきた。

ジャムにしてみようか。
ぶどうのジャムは作ったことがない。
生食で美味しい高級品種だから煮るのはもったいないけれど、
このままいたんでしまったら、よけいもったいないので…

2房だけ、ばらばらにしてよく洗い、1粒ずつつぶして鍋にいれる。
少し水を足し、しばらく煮てから、裏ごしして皮と種をとる。

ぶどうジャムを作らなかったのは、
この裏ごしという作業がなんとなくおっくうだったから。
もっと楽な方法はないものか、と考えるけれど、
最初に皮をむくほうが楽だ、とは、やっぱり思えない。

白砂糖を入れ、ぶどうが甘いので、レモンで酸味を補う。
あとは強火で手早く煮詰める。
鍋を傾ければすーっと流れる柔らかさ。
でもきっと冷えたらゼリー状に固まるでしょう。
と信じて早めに火を止める。
(あ、でも思ったほどは固まりませんでした…)

甲斐路という赤いマスカットのジャム。
レアチーズケーキに合いそうな色に出来上がりました。

 

ところで、呼夜。

(某シティで爪とぎ修行中のKは、
近ごろ《黒音呼夜=くろね・こよ》と名乗っているので、
こっちでもこう呼ぶことにしますが)

安全装置のレベルは、もっとあげといたほうがいいぞ。

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吊舟草

2008-09-29 13:35:29 | 日々

ツリフネソウ…「釣り船」ではありません。
小舟を吊り下げたような、秋の花です。
どうしてこういう形になったのか、
毎年見るたびに不思議です。

いつだったか、tactさんがツリフネソウを
見たことがないとおっしゃっていたのを思い出し、
写真を撮ってみましたが…難しいの!
湿り気のある半日陰を好み、繁殖力の旺盛な大型の草で、
とにかくそこらじゅうにいっぱい咲いているのですが、
多すぎるのと、薄暗いのと、ゆらゆらするのでピントが合いません。
おまけに、なかなか「吊り舟」らしく撮れない…。

舟と思えば舟に見えますが、
ひらひら飾りのついたピンクのスリッパを
あっちこっちにぶらさげて売っている、
と言ったほうがわかりやすいかも。
このスリッパを履く人は身長20センチくらいでしょう。

オオスカシバという蜂みたいな蜂鳥みたいな蛾がきて、
ぶんぶんホバリングしながら忙しく蜜を吸っていきます。
ホウセンカの仲間なので、花のあとにできる種は
さわるとパチパチはじけて飛びます。

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砂時計

2008-09-28 15:15:04 | 日々

もしも閑猫堂が時計屋さんだったら、
おじいさんの柱時計から、オルゴールつきの懐中時計、
目覚まし時計に、鳩時計に、からくり時計…
もしかしたら砂時計や日時計も置いてありそうな。

さらさらした砂を封じ込めたガラスの砂時計。
製作はもちろん「風ケ丘の硝子工房」ですね、桜さん?

写真のものは、銀座で偶然みつけました。
黒塗りの木のフレームに、
グラニュー糖みたいな白砂の3分計。
「金子硝子工芸」の製品です。
いろんな色と種類がありましたが、
紅茶用にテーブルに置いて普通に使いたいので、
安定感があってオーソドックスなのを選びました。

製造元ではオーダーメイドもできて、
「甲子園の砂」でも、旅の思い出の砂漠の砂でも、
持っていけば砂時計にしてくれるそうです。
ちっちゃいペンダント型の1分計から、
3時間計という大きなものまで。
3時間…よっこらしょっと、ひっくり返して、また3時間。
誰が何のために使うのでしょうか。
さらさら落ちる砂を眺めているだけでもいいのかもしれません。

 

読んでいる本と、これから読む本。

・「ディファレンス・エンジン」(ハヤカワ文庫SF)
待望の、待望の復刊。
いやあ、嬉しいなあ、若き日のギブスン&スターリングが、
黒丸尚さんの訳で読めるとは。
おっと、「Spook Country」もさっさと読んでしまわないと、
12月には翻訳本が出るという噂ですよ?
(しかし、前作に引き続き登場のビゲンド氏が苦手だ…)

・「奇術師」(ハヤカワ文庫FT)
じつは「ダークナイト」つながりで(?)
先日「プレステージ」をレンタルで観たのですが、
そのラストがどうしてもよくわからず、
気になってしょうがないので、原作本を入手した次第。
しかし、これを読んでも結局わからないような予感が。
個人的には、「プレステージ」の監督さんが
「ディファレンス~」を映画化してくれないかな、と…。

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ジンジャー

2008-09-24 11:34:03 | 日々

うちの裏山で椎茸栽培をしていたおじいさんがいた。
80過ぎで、かなり耳が遠く、足も悪いのに
バイクに乗って通ってきていた。
車道をとろとろ走っている様子は見るからに危なっかしく、
乗り降りするところはさらに危なっかしい。
いちど転んだら起き上がれないのではないかと、
見かけるたびにすごくはらはらした。

椎茸はヒノキ林などの日陰で作る。
ほだ木といって、コナラの丸太を切ったものに
菌を植え付けておくと、春と秋に、ぽこぽこと生えてくる。
傘の開きすぎない肉厚のころころしたのが美味しい。
雨にあたると水っぽくなり、日持ちがせず売り物にならない。
そういうのを、おじいさんはよく帰りがけにくれた。
いくらキノコの好きなわたしでも、レジ袋いっぱいの椎茸は、
食べても食べても減らないのだった。

おじいさんが来なくなってから数年たつ。
おじいさんがいつもバイクを停めていた沢の入り口は
イノシシよけの柵でふさいだままで、入る人は誰もいない。

このあいだ、ふと見たら、柵ぞいに大人の背丈ほどもある草が
純白の花を咲かせ、うっとりする香りを漂わせていた。
初めて見たが、ジンジャーだ、とすぐ名前が浮かぶ。
ここは隣家の敷地なので、隣家のご主人が植えていたものだろう。
インド原産の園芸植物とは思えないほど、わさわさと元気に生い茂り、
元気すぎて伸びすぎて倒れかかりもたれかかっている。

花を3つだけもらって帰り、小さいグラスにいけておくと、
香りがつよすぎて、食卓には飾っておけないくらい。

名前のとおりショウガの一族。でも食用のショウガとは別。
英名はジンジャー・リリーだが、もちろんユリではない。
和名は花縮砂。
シュクシャというのが気になり、調べる。
これはまた別のショウガ科の植物で、
種子を漢方で健胃薬に使う、とのこと。

 


ところで、
猫モチーフの腕時計を検索してこちらに来られた方、
お役に立てずスミマセン。

じつはわたしも探してました。
でも、安っぽくないシックなデザイン、かつ機能的で、
猫、っていうのは、ぜんぜんみつかりませんでした。
猫好きはあまり腕時計を持たないとか…そんなことはないか。
そもそも時間という概念に具象的なデザインを求めてはいけないんだろうか。

閑猫堂って、そういえば、時計屋でも良さそうな名前ですね。
でも閑猫堂の時計は、どれもあんまり正確じゃないかも。

いちど絵本の中で骨董屋になったことがありますが、
文房具屋とかハンコ屋でも似合うかな。
和菓子屋…ではないでしょうね。なんとなく。

 

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耳ぴた

2008-09-21 09:57:43 | 日々

スーパーの野菜売り場の一角で、焼き芋を一年中売っていて、
焼き芋のCMソングみたいなのが一年中流れている。
「女の子~の強~い味方 やきいもやきいもヤキイモ~」
というような歌詞らしい。
買う気も聞く気もないのに、その歌が耳に入ってきて、
勝手に耳の奥に居座り、ひどいときには帰宅しても
いつまでもエンドレスで再生しつづけるので、とても困る。

そもそも焼き芋が特別に好きというわけではないし、
この歌を聞いても、買いたい気持ちはいっこうに起こらない。
でも、焼き芋のすぐ裏にキャットフードの売り場があるため、
ここはどうしても回避して通れないのである。
そういえば実際に人が買っている現場を目撃したこともない。
こういうCMソングって、本当はどれくらい効果があるんだろう。

わたしは聴いた歌を覚えるのがわりと得意で、
小さい頃にラジオの子ども番組で一度だけ聴いたフレーズを、
いまだに覚えているくらいだ。
でも、それが何か役に立つということはほとんどなく、
むしろ、しょうもないメロディを連れ帰ってしまい、
迷惑することのほうが圧倒的に多い。
看板や映像なら、目をそらせば見なくて済むが、
音はこちらで選べないし、ボリューム調節もできない。
耳栓して歩くわけにもいきませんし。

「そんなの聞かなければいい」と、Mはいとも簡単に言う。
だって聞かなくても聞こえるじゃない、と言うと、
そういうときは耳を「ぴたっ」と閉じちゃうんだそうだ。
まあ、なんて便利なお耳でしょう。
未来の人類はそういうふうに進化するのかもしれない。
「ウォーターワールド」のケビン・コスナーみたいに
耳のうしろにエラがあるのより、そっちのほうがずっといい。

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エコライフ

2008-09-20 10:12:09 | 日々

7月のガス代が前年の半分。
8月は半分以下。

それだけ暑い夏だったということです。
お風呂にお湯を張らないで、
ずーっとシャワーですませていたため。

Mはお風呂が好きで、夕食前と夜と2度入る。
それも「お湯たっぷり」が好き。
入ったとき、ざばーっとあふれるくらいでないと、
なんだか寂しいのだそうだ。
わたしは冬でも肩まで浸かるということをしないので、
お湯はそんなに必要でない。
あふれると、もったいないと思うけれど、
まあしかたないやと、たっぷり入れていた。
うちの浴槽は、和洋折衷な半端な大きさで、
あふれるくらいにするとかなりの量が入る。
それを夕方に沸かして、夜まで保温にしたままだった。

シャワーのほうが「流しっぱなし」で無駄なような…
そんな気が、なんとなく、していたら、
ぜんぜんそうではありませんでしたね。

さすがに涼しくなり、先週からまた「たっぷり」入れて
沸かすようになったので、9月のガス代は元に戻るでしょう。

電気代も、半分とはいかないけれど、3割減。
これは電気ポットを「解雇」したせいかも。
長年の習慣で使っていたが、よく考えてみればなくても済む。
夏場は、置いてあるだけで熱源になってしまうし。
かわりにT社の電気湯沸かしを使うことにした。
これも電気は電気だが保温機能なし。
よくできていて、ガスレンジのように周囲に熱を出さず、
2人分くらいなら、じつに素早く沸かしてくれる。

エアコンはない。
わたしとしては珍しく扇風機をフルに使ったが、
それも土用前後の2週間くらいだった。
4月から人口が約1名減ったせいもあり、
冷蔵庫の中は常時すかすかしているから冷却効率が落ちない。
それやこれやで、結果的に、省エネルギーの夏でした。
(いや、減った分、その約1名が別の町で使っているので、
総計はあまり変わらないわけですけどね…)

 

tactさんへ。
コーネル! そうそう、青が神秘的で素敵ですね。
小さい箱なのに、すいこまれるような深さ。
ビー玉もよく使われていて、tactさんっぽいです。
わたしのお気に入りは…って書こうとしたら、
たくさんありすぎて迷います。
(しかも「無題」っていうのが多いから書きにくいな…)
白いホテルのシリーズとか、しゃぼん玉セットとか、
〈ファーマシィ〉とか、ソロモン諸島の宝箱とか…
バレリーナに捧げられた小箱や、ペニーアーケイドも好きです。
結局、作品集をひっぱりだして長いこと眺めてしまいました。

 

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時計屋

2008-09-17 10:01:09 | 日々

町の時計屋。
ずっと前から知っていたが、入るのは初めての店。
おじいさんがふたりでやっていて、
ひとりが眼鏡、ひとりが時計担当のようだ。
見た目は似ていないけれど、会話の感じでは、
兄弟か、従兄弟かもしれない。

腕時計のベルトの長さ調整を頼むと、
ルーペを目にはめてじっくり眺めてから、
小ぶりのハンマーを出して、ごんごんごん!と叩き始めた。
精密な作業かと思っていたら、意外と力技らしい。

ステンレスのベルトのコマを2つはずしてもらい、
試してみるとまだ少しゆるい。
でも、もう1コマはずすと、ぴったりすぎるかな?
ここで買った時計ではないので、
あまり手間をかけるのも悪い。
うーん、どうしよう、としばし迷ったあげく、
やっぱりもう1つ減らしてもらうことにする。

待っている間にも、ぽつぽつとお客が来る。
お客もお年寄りばかりだ。
時計係のおじいさんは、そのたびにハンマーを置き、
電池交換をしてあげたりする。
豆粒のような電池が扱いにくそうだ。
お金を受け取りお釣りを出すのもゆっくりしているから、
待っている人がどんどんたまって店内はにぎやかになる。
こういうのも繁盛しているというんだろうか。
わたしもべつに急ぐ用があるわけではないので、
その様子をゆっくり眺めている。
ふたりのおじいさんが双子だったら素敵なのに、
などと勝手なことを考える。

帰って、翌日、時計をつけてみると、
「これでいいです」と店で言ったときよりゆるく感じる。
2日ほどおいて、またつけてみると、さらにゆるく、
もう1コマ減らしても入るくらいではないか。
おかしいなあ。
満ち欠けするお月さまではあるまいし、
手首のサイズなんてそう変わるものかしらん。

 

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ハルコロ

2008-09-16 15:36:31 | 日々

春巻きコロッケ、の略。
コロッケの材料を、パン粉の衣をつけるかわりに、
ミニ春巻きの皮で包んで揚げる。
それだけ。

ゆでてつぶしたじゃがいもをベースに、
炒めた挽肉か、ツナ缶を入れて、
あとはいつもありあわせで作ります。
きょうは、コーンと、小さく切ったチーズと、
細ねぎのみじん切りをちらちらっと入れました。
コツは、巻き終わりに水溶き小麦粉をつけて
しっかりとめることと、包んだらすぐ揚げること。
具が多少ばらばらでも、包んでしまえば
なんとかなるのが良いところです。

英語ではスプリングロール。
というのは冗談だと思っていたら、
本当に辞書にもそう出ていたので驚いた。

夏の名残の冷し中華の麺が一袋だけ残っていたので、
小丼で半分ずつ、涼拌絲ふうに。
今年はもう冷し中華は買わないだろうな。
麦茶のポットも片付けてしまったし。

コスモスが咲き始め、畑には大根の芽が出ています。
その横で、なすが、まだ元気。
ぴかぴかの大きい立派なのが20本もとれました。
1本とりあえず浅漬けにして、1本丸ごと焼いて、
(あ、へたを切り落とすか、金串などで穴をあけて焼かないと
「ナス爆発」が起こりますね >Rさん)

4本皮むいてざくざく刻んで玉ねぎとトマトと煮る。
えーと、まだ14本もあるけど、どうしようか。

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猫階段

2008-09-15 11:01:31 | 日々

うちの階段は、まっすぐに10段あり、
そこで直角に曲がってあと3段ある。

おなかのすいたさんちゃんが、
台所で缶詰をあける音をききつけ、
ソリャ急げ!とばかり階段を駆け下りる。
だん・だん・だん、という威勢のいい足音を数えてみたら、
およそ6歩しかかかっていなかった。
長い脚と長い胴をフルに利用して、1段抜かしで下りるらしい。

去年死んだこだまじいちゃんのことを思い出す。
こだまは短足短躯の樽型体型だったので、
前足をそろえ、とっこん・とっこん、と1段ずつ下りてきた。
若い頃は、急ぐと「とろろろろ」というトレモロ音になり、
ころがり落ちているのではないか?と思うほどだったが、
晩年は慎重になり、足音だけで、こだちゃんだとすぐわかった。

猫は足音をたてないとよくいうが、オス猫はそうでもない。
爪も完全にひっこめないので、カチカチいっていたりする。
自分の存在をアピールしたいというテリトリー意識かもしれない。
メス猫のほうは、子育てのために狩りをする必要があるせいか、
実用的に忍び足が上手だ。

お茶々と真鈴は、足音だけでは判別がちょっと難しい。
ひそやかに10段下り、そこでぴたりと止まるのが、すもも。
他の猫がいないかどうか、角で様子をうかがっている。
誰かと目が合えば、たちまちびゅっと逆戻り。

そのすもも嬢さん、このごろ「猫嫌い」がますます嵩じ、
ひとりで階段を下りたがらなくなってきた。
しかたなく、ばあやがくわえて、じゃなく、抱っこして、
「はいはい、見ない見ない、見な~い」と目をふさぎ、
他の猫が視界に入らぬよう、ささっと階下へお連れする。
ばあやは、これを「ワープ」と称し、
「まったくしょうのない嬢様だこと」と嬉しそうなのである。

 

ところで、
閑猫堂はこのごろ更新にかなりムラがあるようだが、
本業の仕事のほうはちゃんとやっておるのか?
と思われる方もいらっしゃると思いますので、
ちょこっと近況報告など。

10月~11月ごろに出る予定の本が3冊くらいあります。
そのうちの2冊の帯のキャッチコピーを相次いで考えました。
あと1冊は、いま絵を描いていただいてる最中で、
これは勝手に「南京豆作戦」と名づけた楽しいプロジェクト。
他に、すでに絵をお願いしてあるもの(来春刊行予定)が1冊と、
ダミー検討中のなかなかてごわいノンフィクション絵本と、
どこへ持っていこうかなあ…の絵本案が2つ3つ。
そんな感じ、です。

あ、そうだ、これも来年ですが、もしかしたら、
ネットでテール君の「声」を聴けるかもしれません!
そのお知らせも、いずれまた。

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ぎゃー

2008-09-13 22:38:08 | 日々

ダウンロードして使っていたソフトが壊れた。
何気なくバージョンアップしたら、とたんに起動しなくなり、
何度やってもエラーメッセージが表示されるばかり。
ソフトが開かないと、入っているデータはどうなるんだろう。
とにかく手におえないことだけは確かなので、
ぎゃー、と言いつつ、サポート窓口に電話した。

若い小児科医みたいな声をした担当の人が、
辛抱強くこちらの説明を聞いてくれる。
データだけ残してソフトを削除し、
インストールし直し、再起動する…という手順を教わり、
それをやっている間、電話の向こうで待ってていただく。
もたもたとずいぶん時間がかかり、すみませんでした。
でも、ちゃんと直って、データも無事でした!

このような想定外の「ぎゃー」は、ときどき起こり、
個人レベルで避けられない点では、自然災害に近い。
すぐに助けてくれる人がいればいいけれど、
そうでないと非常に心細い。

そういう心細い状態のとき、
「では、こうしてください」と落ち着いた声で言われると、
素直に従ってしまうものだ、と初めて気づいた。
ああ、そうか、こういうことなんだ。

どうして振り込め詐欺に引っかかる人が後を絶たないのか、
疑い深いわたしはいつも不思議に思っていたが、
パソコン関連のサポート詐欺みたいなものがあったら、
あっさり引っかかっているかもしれない。
そういう変な商売はどうか思いつかないでいただきたい。

 

時鳥さんへ。
八重洲地下街にフィレンツェの猪(のレプリカ)がいるそうです。
「東京サファリ・十二支篇」のひとつにいかがでしょう?
あと、銀座三愛ビルの「恋の招き猫」とか。
十二支に猫はいませんが…虎が見つからなかった場合の代役にでも。

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