閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ブルーベリー

2022-06-30 00:21:16 | 日々

本日の収穫。
ブルーベリー、約220g。摘みながら20gくらいは食べたかも。
苗木を植えて何年になるのか、これだけ一度に採れたのは初めてだし、こんなに大粒で甘いのも初めてだ。


いつも鳥だか動物だかに食べられてしまうので、今年はMががんばってワイヤーメッシュでぐるっと囲い、さらに目の細かいネットを上からすっぽりかけて、大きな鳥かごのようなものを作ってくれた。
鳥が入らないための鳥かご。ヒトはワイヤーメッシュの1枚をこじ開けて隙間から出入りする。
まあずいぶん大げさな…と思ったけれど、これがすごい効き目!
ふと見たら、熟した実がいっぱいあって、もう夕方遅かったし、いれものを取りに戻る時間も惜しく、急いで摘めるだけ摘み、エプロンのポケットに詰め込んで帰ってきた。

ブルーベリーは、複数の品種を混ぜて植えたほうが実つきが良いと聞いて、よくわからないままあれこれ植えた。その中にこの大粒で美味しいのが1本あったのだけど、他の木よりずっと早く熟し、熟すとたちまち食べられてしまうため、これまでほとんどその存在さえ知らずにいたわけです。
今年は美味しいブルーベリージャムができるでしょう。

***

一方、きゅうり問題が、まだ解決しない。
これまで「きゅうり問題」といえば、最盛期に採れすぎた巨大なきゅうりが冷蔵庫いっぱいになって困る…というものだったが、一昨年あたりから状況が違ってきた。
食べ頃になったきゅうりを、カラスが先に食べてしまう、という問題。
毎年カラスが畑の近くの杉林に巣を作るようになり、ちょうどいまごろは巣立ったヒナが親についてまわる時期。これは目撃したわけではないけれど、親ガラスがきゅうりをとっているのを、子がラスたちが近くの木で「早くくれえ」と騒いでいる…ような声が、毎日午後になると、畑の方角から聞こえてくるのです。
しかも、「とれたてきゅうりは甘くてウマイ」ということを、ヒナのうちから学習しているから、年々きゅうり好きが増える。
きゅうり畑もブルーベリーのようにすっぽり囲めばいいかもしれないが、それもまた大変だし、きゅうりのつるがからんで面倒なことになるだろう。

とりあえず、台所用の水切りネット(柔らかい素材のもの)を半分に切り、食べごろ3日前の小さいきゅうりにかぶせ、洗濯ばさみでとめる…というのをやってみた。
これは前に、庭のブルーベリーでやっていた鳥よけ。カラスは高い木の枝から見て、きゅうりがあると知って降りてくる。だから、完全にガードしなくても、上から見えなければいいんじゃないかと思って。収穫するときネットをはずし、また次のにとめる。
ここ2日間は、うまくいっているみたいだけど、カラスはかしこいから、そのうちだまされなくなるかもしれない。

***

きゅうり畑でカラス対策をやっていたら、東の川のほうで、ぴし、ぱき、と妙な音がする。
なんだろうと振り返ったら、川岸に立っている大きな木が、ぱきぱきみしみしばりばりっ!とみるみる傾き、どーんと倒れた。あっというまのできごと。
この木は、根元からふたつに分かれていたコナラの木で、半年ほど前に、一方が裂けるように折れて倒れた。その残りの半分だ。虫が入って幹の中はぼろぼろになっていたようだ。
葉の間には、この秋ドングリになる予定だった、まだ数ミリの小さな実がびっしりついていた。


コナラの木としてはそんなに大きいほうではないと思っていたけれど、それは畑より低い川の斜面に立っていたからで、そばに寄ると大きい。全体何メートルあるかなあ。手をおいているのは根元から2メートルくらいのところです。

 

おひさしぶりのカタツムリ。
梅雨のあいだ一度も見かけなかったけど、いたんだね。


本日のコマチキ。


モクレンは低いのでのぼりやすい。
ブルーベリーの緑色のネットがうしろに見えます。

 

 

 

この暑いのに、どうしてもここで寝るという。

 

めちゃくちゃリラックスしておりますが…

 

白目出して牙まで出して寝るのやめてってば怖いから!

 

本日の「いいね!」

図書館の資料修復技術を駆使してカピカピになったポイ捨てエロ本を蘇らせる

いや、なんかタイトルがアレなんですけども、これちょっと凄いのよ。

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梅雨明け

2022-06-27 14:47:50 | 日々

グーッモーニン!
対角線を引こうとして失敗した。
こういうことは小学生の頃から苦手。

朝6時には涼しいが、7時にはもう暑い。
一昨日だったか、夕方に、外で何かの音が鳴りだし、えーっと何だっけねこれは、と数秒考えて、セミだ!と。それが梅雨明けの前ぶれだったらしく。
じーわじーわじーわじーわ。夏だねえ。(←あきらめ顔で)

 

ネジバナ。いつも踏まれそうなところに。

 

そして、アナタは、誰?

ここは野良菜の花が咲いていた場所なので、アブラナ科のナニカだろうかと様子を見ていたら、予想に反して濃いピンクの花だったので、びっくり。

 

こっちは、先に咲いたアカバナユウゲショウ。
全体の大きさや、花の大きさ、遠目にはよく似てるんだけど、ユウゲショウは花びら4枚だし、葉っぱの感じも全然違う。


横から見たところ。
花びら5枚…じゃなくて、5裂かな?

いまのところ「ムシトリナデシコ」説が有力です。
しかし、どこが「虫取り」なのか、いまひとつわからず。
これをアップしたら、また画像検索してみましょう。

 

小さい。

 

本日のゲスト。

ベランダの手すりに来て「ちゅう! ちゅう!」と大声で連呼しているのは誰?

 

ヒヨドリの巣立ちっ子だ。
くちばしがひらべったくて、両サイドに白いところが見える。
よく「くちばしの黄色いヒヨッコ」というけれど、ヒヨの場合は白いのがヒヨッコのしるし。
せっかく地味な色をしてるのに、声が非常に大きいので、目立つことこの上なし。

そして、本日のコマちゃん。

なんかめちゃくちゃカワイイんですけど…

 

どうしてわざわざそんなところに?

(これは鏡で、下が金属のトレイになっているので、ひんやりして気持ちよかったのかな。見つけたときにはすでにあったまっていたけどね…笑)

 

本日の「いいね!」

How Animals Would Cross the Road if They Were People.

ねーねー、つぎカメレオンやってえ。
(と言えばやってくれそう)

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「黒ねこサンゴロウ」電子版

2022-06-24 07:23:57 | サンゴロウ&テール

このところお知らせがつづいてばたばたしておりますが、またひとつ、お知らせです。
<黒ねこサンゴロウ>シリーズ全10巻が、このほど電子書籍になりました。
Amazon(Kindle)は、24日発売。
楽天(kobo)その他も(←他に何があるかわからないけど)たぶんおなじです。

 

 

わたしは、自分では電子書籍をほとんど利用しておらず、その良い面も良くない面も実感できていないため、子どもの頃からなじんだ紙の本がやっぱり好きだなあ、と思っている、昭和の子。
サンゴロウのシリーズは、とくに、ちょっとクラシックな装幀だったりするせいか、なんとなく電子書籍からはいちばん遠いところにあるような気がしていましたが、寄る年波には…じゃないや、時代の流れには勝てぬ。

電子本の需要が高まり…というより、もうそれがすっかり普通になりつつある時代。子どもたちはタブレット端末をランドセルに入れて学校に通うようになり、さらにコロナ禍で休校になったり、図書館に行きにくくなったりする中で、児童書の電子化も急加速してきたような感じです。

3年前、サンゴロウシリーズは、10巻の半分以上が品切れで入手できない、という状況にありました。このときは、「奇跡の大重版」で復活することができたものの、それ以来、いつまたそういうことが起こるかわからない、という不安につきまとわれるようになりました。
これから10年、20年…いや、そんな先のことではなく、まあ作者が生きている間だけでいいので、シリーズが1巻も欠けることなく、古本がとんでもない高値になることもなく、読みたい人は誰でも読める状態であってほしい。そのためには、電子書籍というかたちにしておくことが、いまできる唯一のことかな、と。

もちろん、これで紙の本がなくなるわけではありません。電子書籍「にも」なりました、ということで、どちらでも購入いただけます。
内容は、本のままです。文字もイラストもレイアウトもまったく変わりません。
(カバーの下の表紙や、見返し、裏表紙はありません。カバー裏のカットは重要なんだから入れておいてほしかったな)
字数行数が固定のフィックス形式なので、スマートフォンのような小さい画面では、表示できてもかなり読みにくいと思います。

シニアにはルーペが必要なレベル(笑)。
ピンチアウトで拡大すれば、読めなくはないけど、画面からはみだしてしまうので…
なるべく大きい端末がおすすめ。

わたしにとっては、紙の本と同等のものではなく、これはこれで、あくまでもアーカイブ、保存のための手段にすぎないのですが、読めばおなじ、といえなくもない。ま、慣れればいいのか、という微妙なところであります。
紙の本の手触りや重みを愛してくださる方にも、タブレットに10巻入れて持ち歩ける便利さをよろこんでくださる方にも、物語の世界を、これからもずっと、楽しんでいただけますように。

 

<6月28日追記>
Amazon Kindle版をお求めの方へ。
現在、「霧の灯台」を購入しようとすると「最後の手紙」がダウンロードされてしまう、という謎の現象が発生しているようです。詳しくは、この記事のコメントをごらんください。
また、Amazonトップで「黒ねこサンゴロウ 霧の灯台」を検索すると、やはり「最後の手紙」しか表示されず、なかなか灯台に行き着くことができません。
修正を依頼していますが、反映までに時間がかかるかもしれません。アマゾンのやみねこ、なかなか手ごわい・・(笑)

<6月30日さらに追記>
上の不具合はとりあえず直していただけたようです。これからおもとめになる方はどうぞご心配なく。
(とわたしが言っていいのかどうか。やみねこって奴、いつどこで出会うかわかりませんので…)

コメント (3)
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ヒマな子たち

2022-06-22 11:52:46 | 日々

いかにも閑猫堂の名にふさわしく、見るからにヒマそうな朝のコマ吉。
うしろは草ぼうぼう、じゃなくて、雑草よけに植えたオレガノが、ほぼ雑草と化しているところ。

 

雨が降ってもお外にいたいクレぼんの定位置は、ここ。

 

わたしの長靴が追い出されました。

 

フェイクグリーン。猫はホンモノよ。



いただきもの。ドリップコーヒー。
林なつこさんのラベルが、素敵。
林さんの原画展、30日までです。

 

本日の鳥さんズ。

お、あの声、あの姿は…

 

オオルリ君だ。
この写真では色がよくわからないけど、胸からおなかにかけてはっきり白い成鳥オス。
前に鳴いてた子が戻ってきたのかなあ。

 

そして、あのへんではカラスがやかましい。
カラスの鳴き声も「カアカア」だけでなくいろんなバリエーションがあり、ときどき何かと思うようなヘンな鳴き方をするけれど、いわゆる「さえずり」(縄張り宣言・求愛)なのか、警戒音なのか、よくわからない。

 

あのへんって、ココです(笑)


本日の「いいね!」

The Bonnie Banks of Loch Lomond - Ella Roberts

スコットランドの歌は、しみじみ、いいな、と思うのであります。

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「流れ星レース」「波のパラダイス」

2022-06-21 08:13:57 | お知らせ(新刊)

<三日月島のテール>シリーズ。
『ドルフィン・エクスプレス』『三日月ジョリー』に続いて、③『流れ星レース』、④『波のパラダイス』が発売になりました。

夏らしくさわやかなブルーの「流れ星」と、話に合わせてハーブっぽいグリーンの「波パラ」。

新作ではないとはいえ、ひと月の間にこの長さの読み物が4冊も出るというのは、わたしも初めてのことで、校正に次ぐ校正、それもだんだんスケジュールが厳しくなり、うひゃーといいながらやっていました。
だけど、それを口実にこの世界にどっぷり浸っていられるのもじつは心地よく、終わらなければいいのになー、なんて思ったり。


『流れ星レース』の序盤にある、この絵は、全5巻の中でいちばん好きなシーン。

 

元本では、8ページにわたって文章の下の余白にレースの様子が描かれていましたが…

 

新装版では、1ページの絵に。

 

『波のパラダイス』は、カザミ・リンさん、ミナミ少年、アコーディオン弾き、というゲスト出演者の全員が、みんなちょっとずつ思わせぶりだったり訳ありだったり謎めいていたりするので、5巻中もっとも複雑な話になってしまったかな。
(16年もたってから反省しても遅~い!)

 

元本にある「かかえてほうりだす」シーンが好きで…

 

あらたに1ページ大に描いてもらいました。

そして、この巻のアコーディオン弾きだけ、モデルがいる…っていう話は前に書きましたっけ?
直接に面識があるわけでも何でもなく、ほんとはアコーディオン弾きでもないんだけど、わたしはその人(の歌)に命を救われたと思っているので、そのお礼の意味で、猫になってもらったのでした。
重ね着しているぼろ服は、よーく見るとヨウジヤマモトのヴィンテージ物だったりするんだよ。


元本の裏表紙にあったカラーの絵は、カバーそでに。

 

テールの子ども時代の写真はこれ1枚しかないので貴重。

さあ、あとは⑤『光のカケラ』だけ。7月11日ごろ発売の予定です。読んだことのある人も、ない人も、おたのしみに。

 

 

 

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梔子など

2022-06-19 14:22:10 | 日々

「梔子」の字と「枇杷」の字がまぎらわしい。「木」と「巴」がどちらにも入っているから、かな。
咲いたのは梔子、クチナシ、の花です。
常緑で、やや肉厚の花びら、真ん中のふっくらしためしべの黄色が枇杷っぽいといえなくもない。
たくさん咲いているのだけど、庭のあっちこっちに散在しているため、一度に写ってくれない。


アナベルも山盛りだ。

 

天城甘茶。
今年はたいそう機嫌がよくて、花も真っ白で大きく、去年と同じ植物とは思えない。

 

増えて増えてたいへんです。
もとは鉛筆くらいの枝1本だったのに。

 

「夕焼けは晴れ」というけれど、翌日は雨だった。


本日のにゃんこ。

珍しく、コマが真鈴をなめている。
毛並みに逆らって、べえ~ろん、べえ~~ろん、としつこくなめるので、舌に黒い毛がからみついているのが見え、なんか妖怪っぽくて怖い。ときどき半眼白目になってるし。
コマちゃんて、尻尾も長いけど、舌もとくべつ長いような気が…
気のせい?

はい、よくできました。

 

梅雨の晴れ間に。

 

ちゅっ。

 

本日の「いいね!」…というか…

「なぜそんな頭に」アルパカ、毛刈り後に衝撃

たしかに、あれでは日本の夏は暑いよねえ。

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町田尚子さん原画展(喜多方)

2022-06-18 15:42:37 | お知らせ(いろいろ)

<隙あらば猫 町田尚子絵本原画展>

喜多方市美術館

会期:2022年6月19日(日)〜8月16日(火)
毎週水曜休館
開館時間や観覧料など、詳しいことは美術館のサイトをごらんください。

 

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「こわいものなしの六人」

2022-06-16 21:29:53 | お知らせ(新刊)

あかね書房<グリムの本だな>シリーズ。
『ねこのおひめさま』につづいて、2冊目『こわいものなしの六人』ができました。
今回の絵は『ポロポロゆうびん』『スプーン王子のぼうけん』でも描いていただいた、こばようこさんです。
6月20日ごろの発売になると思います。

グリムの中から、わざとあまりメジャーでない(けど面白い)作品を選ぶ、このシリーズ。
『こわいものなしの六人』と聞くと、「そんなのあったっけ?」と思われるでしょうが、読んでみると「あー、どこかで読んだ気がするわ」という方も多いかもしれません。



簡単にいえば…銅貨3枚しかもらえずクビになった兵隊が、仲間をあつめて、けちな王様をへこませる話!
その仲間というのが、力持ちの大男、目のいい猟師、鼻息のすごい男、足の速い男、冷凍男、という顔ぶれ。
いろんな能力者をとりそろえたところが、映画でいえば「X-MEN」みたいでもあるし、「オーシャンズ11」みたいでもありますね。
と言っていたら、編集のKTさんは、漫画「11人いる!」と「サイボーグ009」を思い浮かべていたそうです。
グリムの中には、もうひとつ『六人の家来』という類話があり、そっちは主役が王子様で、混同しやすいのですが、わたしは "あるじと家来" という上下関係のないこちらのほうが断然好み。




フルメンバーそろった場面。
出てくるヒトが多いので、こばさん、大変だったと思います。しかも、ひとりは大男。この人が、ときには足だけ、ときには顔だけと、控えめでありつつ、ちゃんとメンバーとしての存在感を出しているところが好き。大男、可愛い。

兵隊(ほんとは「もと兵隊」ね)は、原作に「頭がよくて勇敢な男」と書かれているだけですが、この人は「策士」であり、リーダーシップという以上に、人がついてくるようなカリスマ性を持っている。それがつまり彼の「能力」なのですが、文章だけでそこまで読みとるのは、子どもにはちょっと難しいかもしれません。
こばさんが、思いきりかっこよく描いてくださったおかげで、雰囲気なんとなく伝わるんじゃないかと思います。

早足男は、足が勝手に走りたがって困るので、ふだんは片足をはずしている…というのが原作の設定。ここはちょっと変えさせてもらって、足をはずすかわりに鉄のおもりをつけることにしました。
ドイツの国営放送が制作したグリムシリーズのTVドラマがあるのですが、それをみると、早足は錨みたいなものを背負っていて、それがおもりになっているらしい。なるほど、その手もあるか~、と思ったので。
(ちなみに、このドラマでは、メンバーのうち2人が女性だったり、いろいろと現代ふうなアレンジがされており、音声はもちろんドイツ語なのでまったくわかりませんが、面白かったです)

 

裏表紙のお姫さまが、とってもキュート!
かけっこが得意なおてんば姫なので、髪もみつあみ。
どんな格好で走るのか、気になりません?

***

さて。今回のこれもまた ”タイトルで損をしている話” です。
手元の資料をみても、「六人男、世界を股にかける」「六人組世界歩き」「六人組、世界をのし歩く」などなど…。
どうもなんだか覚えにくい。「六人」はいいとして、「世界」がいまいちピンとこない。
原題は  "Sechse kommen durch die ganze Welt" で、最後の Welt が World つまり「世界」なんですが、六人で世界旅行をする、というような話では全然ないし。
そもそも「世界」の概念が、中世と現代では大きく違うので、ここは「世間」とか「世の中」の意味にとったほうが理解しやすいのではないかなあ。「世界をのし歩く」を、「うまいこと世渡りをする」「したたかに生きていく」と言い換えれば、納得いくじゃないですか。
(なぁんて、偉そうに言っておりますが、わたくしドイツ語は名詞10個ほどしか知らないので、まったくの見当違いかもしれず…笑)

個人的には「天下堂々」「天下無敵」みたいな言葉がぴったりくるところですが、この本は低学年向きなので、無敵なんて漢字は使えない。考えに考えて(本文を書くより時間かかった!)ようやくこのタイトルに落ち着いたのでした。
冬に出る予定の3巻めも、じつはタイトルで苦労したんだな…。
その話は、また次回に。

 

あら? 20日発売と書いてあるのに、あまぞんさんではもう売ってるんだ?
そして「ソフトカバー」となっているのは間違い。ハードカバーです。

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雨が降るまえに・その2

2022-06-14 12:07:08 | 日々

雨が降りやんだ朝は、


きらきらを拾いに。

 

 

 

 

マニュアルフォーカス、なかなかピントが合いませぬ。
(揺れるし!)


ホタルブクロは、今年もたくさん。
白ばっかりで少し寂しい。紫もすこしあるといいな。
夜は蛍が来れば、もっといいな。

 

クチナシ、咲きはじめ。

 

これは、えーっと、なんでしたっけ。なんとかマム?(←覚える気がない・笑)。
ビオラが予想外に早く終了したので、トレニアまでのつなぎにと、あまり期待せずに植えたら、これがまた予想外に大きくなっている。

 

本日のコマティキ。

さあ、遊ぶぞっ! という顔。

 

そして、本日のゲスト。
(苦手な方は目をつぶってね)

夜遊びコマやが(おそらく)とってきたと思われるカエルさん。
玄関の下駄箱の下に入ってしまって見失い、数時間後に埃まみれになってるところを救出されました。
なんでしょう、これ。ツチガエル?

そういえば、2週間くらい前からか、どこかでカエルの声がする。夜ではなくて、夕方とか、明るいとき。
「ケロケロ」でも「ゲコゲコ」でもなく、川にいるカジカの「コロロロロ」でもなく、やや低音の「ガリリッ」「ゲレレッ」みたいな…。
最初は、誰かが小型のインパクトドライバーで、ねじ釘を一列に打っているのかと思った。それくらいの音と、間隔。
しかも、その声が、池からではなく、もっと上のほうから聞こえてくるのが謎。
どこだろうと上へ行ってみると、もうちょっと下から聞こえる。下におりると、こんどは上から聞こえる。どうしても音源をつきとめることができない。
樹上から聞こえるような気もするので、キツツキ、も考えたけれど、それも違う感じ。

カエルといえば、水辺の生き物、でしょう。古池にちゃぽんと飛び込んだり、すいすい平泳ぎしたり、水面に目だけ出していたり、というイメージ。
でも、実際はずっと水の中に「住んで」いるわけではなく、うちの池にやってくるヒキガエルのように、産卵のためにだけ水辺に集合し、あとは単独で陸上で暮らしている種が多いんだそうです。
繁殖期以外は鳴かないし、なにしろ保護色だから、めったにみつからない。

ゲレレと鳴く謎の生物も、鳴いてるということは繁殖の時期だということで、もしもそれがカエルなら、そのうち必ず池にあらわれるはず。
池で会いましょう。

 

本日の「いいね!」

Cowboy wrangles loose cow on busy Oklahoma City highway

カウボーイのお仕事!

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7年

2022-06-13 10:39:37 | 日々

すのこスキーでサンダルスキーのクレちゃんは、うちに来て7年になりました。

 

ヒトの通るところに…

 

ころがっていて…

 

「おなか、さわってく?」というので、

 

無視して通りすぎることができない。

 

 

好きな場所。

 

真鈴とくらべると、太くて、ちょっとだけ短いのがクレのシッポ。

 

たまーに、おひざでべったり甘えっこ。

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