閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ブルームーン

2012-08-31 21:31:12 | 日々

とれたてのほやほや。
(って、こんな写真では何だかちっともわかりませんが・・
ぶれずに「まんまるに」撮れただけでも大きな進歩なのだ!)



 

その1時間後。
うっすらと雲などかかるもまた良し。

 

 

ブルームーン、次回は3年後だそうです。

 

 

本日のゲスト。

 

月夜の庭で、「足長おじさん」オンステージ!
(苦手な方はクリックしないでね)

はい、これが本物のDaddy Longlegs氏。
英名の別名をHarvestmanというのは、秋の刈り入れ時期に
もっとも多く見られるから・・とのことですが、真偽は不明。

ウェブスター作「あしながおじさん」には、ガガンボと訳した版もあり、
たしかにガガンボのこともそういうらしいのですが、
作中のジュディが手紙に書いた絵からみて、やっぱり、こちらでしょうね。
ガガンボ(Crane Fly)は羽があって飛びます。Harvestmanは飛びません。
ほわわん、ふわわんと、ゆっくり歩き、なんだか月面を歩いているよう。

じつは、この「足長おじさん」、逃げた牛の居場所をたずねると、
脚でその方角をさして教えてくれる・・という言い伝えが
アメリカにはあるそうです。

うちでは牛は飼ってませんが、せっかくの機会なので、
真鈴(例によってプチ家出中)がどこにいるか教えて、と
おねがいしてみたところ、しばらく思案しておられましたが、
そのままふわふわと舞台袖に引っ込まれ、回答はいただけず。
うーん、牛じゃないと、だめか。

 

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テン

2012-08-30 09:28:25 | 日々

網戸にしてある玄関のすぐ外で、何やら騒ぐ声がする。
キャアキャアチャアチャアと、小動物らしい。

猫が何か獲ったのかと思い、「こらこら」と言いながら出ていくと、
左の斜面を、茶色の生き物が2匹、もつれあいながら駆け下りてきて、
道を横切り、川岸の草むらへ逃げ込んだ。

一瞬、きななと茶々? と思ったが、体型があきらかに猫より細長い。
動きも、するする、うねうねとしている。
イタチだ、と、見ていると、1匹がまた姿をあらわした。
イタチより一回り大きい動物だ。
ちらっとこっちを見て、それほど大慌てではなく小走りに行く。
顔が黒っぽく、身体は黄色っぽい。
あ、イタチじゃない。テンだ。

時刻は午前11時ごろ。
ふつう夜行性といわれるテンを、真夏の真昼間に目撃するとは。
(それこそ「目がテンになる」ですね~)
雑食性で果物も好きだそうだ。
お隣のブルーベリーでも食べにきたかな。

そのまんまくるりと襟巻にすれば、さぞ気持ちが良かろう・・
と思うような姿だったけれど、あいにくまだ暑い時期ですから。
冬毛になったら、またいらっしゃい。

 


唐突ですが、この夏のお気に入りの棒つきアイス。
Zさんちからたくさんいただいたのですが、
そろそろ残り少なくなってまいりました。

アイスキャンデーなんて、子どもの食べるもの・・と思うでしょう。
じつは、わたしもそう思っていたのですが、これは違うのです。
キャンデーは、どれも本物の果物の味と香り。
アイスクリーム、アイスミルクも、甘ったるくなく、後味さっぱり。
南国土佐は、なぜかアイスのクオリティが高い・・んだそうです。
特定の商品のおすすめなどは、めったにしない閑猫堂ですが、
これは、おすすめよ。
来年の夏までおぼえていられたら、ぜひお試しを。 →これ


アイスキャンデーといえば、子どもの頃
(たぶん小学校の映画鑑賞会で?)観た外国映画で、
主人公は女の子。サマーキャンプか何かに行ってて、
帰宅したとき、アイスキャンデーの棒で作った鳥かご
(夏休みの工作っぽい、かなり大きなもの)を持っている・・
というシーンを記憶しているのですが、何の映画だろう。
なんとなく、話は「ふたりのロッテ」のような気がするけれど、
検索で出てくる映画「ふたりのロッテ」は、もっとずっとあとに
出来たものらしく・・。

ええ、例によって、たぶん映画の本筋とは関係ないんですが、
その鳥かごは、子どもの目にはとっても豪華に見えたのね。
あれだけのアイスを食べたのかな、ひとりで食べたのかな、
お友だちにも協力してもらったのかな、アイスって1日1個だよね、
そんなに長い間キャンプに行ってたのかな・・と、
見た瞬間に疑問で頭がいっぱいになったひまねこちゃんは、
ほとんどそこしか覚えてないという・・(笑)。


<追記>

1961年公開のアメリカ映画「The Parent Trap」
(邦題「罠にかかったパパとママ」)らしいです。
当時の小学校は、年に何回か「映画会」があって、
「三匹荒野を行く」と「首のない馬」もそれで観たんでした。

 

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雲釣り師と、その弟子

2012-08-29 10:44:53 | 日々

季節の変わり目の空でイカを釣る。


(俳句ではアリマセン・・)

日中はまだまだ陽射しが強く、うっかり空を見上げると
頭痛をおこすので、もっぱら朝夕を狙う。
長く待てば良いというものではない。
タイミングが大事。
そのへんも魚釣りと似ているかもしれない。
弟子たちも、だいぶ上達した。

 

ちょうどいい場所に落ちてきた・・のか、昇っていくのか。

 

月が出たと、波も騒いでいる。

 

おっ、お師匠、なんでしょう、あれは?

 

こらこら、どっちがつかまえるかなんて、
ジャンケンしている場合じゃないぞ。

 

 

本日のにゃんこ。

近頃、ここが涼しいことを発見したボクです。
あ、はみ出してます?
いや、どうぞおかまいなく。

(裏から見ると、このようになっている。
1が耳、2がシッポ)


 

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晩夏

2012-08-28 08:58:16 | 日々


夏の終わりを飾るサルスベリの花。
そして、庭先の数十センチ四方のトレニア花壇は、
昨年にひきつづき水玉の宝庫。







大きくお口をあけて歌っているような花ですね。

 

キバナコスモスもたくさんたくさん咲きだした。

 

朝のパピルス。

 

ルコウソウのピンクと・・

 

ルコウソウの赤。
自分の葉っぱの影で面白い模様ができたところ。

 

ゲンノショウコ。
小さくて目立たないけれど、拡大すると美しい花でしょう。
こういうものを見ると、いつも幼児讃美歌の一節を思い出します。
「ちいさいものをも めぐみたもう」・・と。


 

目立たないといえば、コミカンソウ。
葉の下につく直径わずか数ミリの実を「みかん」に見立てて
名づけた人は、ほんとに目がいいんだな。

 

本日のにゃんこ。

待ち受け猫。
「すまほ」ではありません。「すもも」です。
 

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プルメリア・朝顔

2012-08-27 09:33:09 | 日々


Mの元教え子さんからいただいたプルメリア。
ハワイではレイにする花。
三日月島の「キリアの花」ってこういうのだろうか、と
思わなくもない。
キョウチクトウ科というのが、ちょっと意外。

鉢に枝が1本挿してあるだけの状態で来たので、
こんなので大丈夫なのかなあ?と思っていたら、
元気に次々葉っぱが出てきたので、根づいた様子。
暖地とはいえ、霜の降りる屋外で冬越しは無理そうなので、
うまく育てられるといいのですが。

花びら5枚なのに、咲く前はなぜか四角い。

 

葉のひらく前と、

 

ひらいたあと。

 

水玉あり♪

 

 

あれ? そういえば、朝顔は、どうしたんだっけ・・?

 

知らないうちに咲いていました。
これはスカーレット・オハラという西洋朝顔の品種・・だと思う。
もともと日本の朝顔の改良種ということで、葉は切れ込みのある
毛ばだったタイプ(花の右側)。

 

水玉は・・ちょっとだけ。
(撥水性はあるが、ころがって落ちてしまう)

 

 

で、こっちはまだ咲く気配のないヘブンリー・ブルー(かな?)

この丸葉系の西洋朝顔は、環境が良いと調子に乗りやすく、
すでに支柱をへし折り、隣に侵入し、オクラを押し潰す勢い。
来年はこれはやめよう。
というか、朝顔って、そもそも「畑」に植えるものじゃないです。

  

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なんでもないものが・・

2012-08-26 09:48:51 | 日々


キレイだなあと思える日は、一日でも多いほうが良い。
あわび貝の色とか・・


 

天井にさした朝の光とか・・

 

飛んでいった帽子の雲とか・・

 

 

ベランダの日除けの網目とか・・ 

 

 

苔とか。

 

 

形もサイズもCDそっくりだったので、思わずパチリと。
おはよう、アーティスト君。
きみを中心に世界はつくられ、きみのまわりで世界はまわる。

  

 

携帯を新しくしました。

めったに使わない閑猫ケータイなんですが、
前にうっかり手を滑らせ、開いた状態で落としたもんですから、
画面が擦り傷だらけで、見にくくてしょうがなかったのです。
スマートホンは要らない(ポッケに入らないっ!)ので、
いまや絶滅危惧種となりつつある(?)「ふつうの」携帯の
「なるべく小さいの」を捜すのに一苦労。

6年間でいろいろ進化していて、おどろきますが、
その機能の大半は使わないので、まさに「猫に小判」。
画面にいっぱい出ているショートカットアイコンとか、
要らないものをどんどん削除する。
特に「動くもの」は、目がちらちらして落ち着かないので、
まっさきにお引き取りいただく。操作音もOFF。
いろいろ工夫してサービスのつもりでつけてくれてる
メーカーさんには申し訳ないけど、要らないものは要らない。

画面をうろうろしているちっちゃいのは何かなあと思ったら
「羊の執事」だそうで、何かしてくれるのかなあと思ったら、
してもらうのは有料だそうで。ま、それは当然か。
「もう下がってよろしい」と言いたいんだけど、
その方法がなかなかわからず、また一苦労。

文字表示を「大きめ」にすることに成功し、
待ち受け画像(すもも嬢さん)もなんとかできまして、
ま、あと6年もすれば、ほどよく使い慣れていることでしょう(笑)

ところで、機能がいろいろふえたにもかかわらず、
マニュアルのボリュームが6年前のと比べると
4分の1以下になっているのが、謎。
(いや、前回購入時は、マニュアルと同じ厚さの冊子が
何かもう1冊ついてたような気がするけど・・?)
もう、いちいちこまかく書かなくてもいいくらい、
みんな使い慣れたということか、それとも、
書いてもどうせ読まないから無駄だと気づいたのかしら。



さて、それで、じつはMのアトリエのパソコン「びす子さん」も、
いよいよ危なっかしい状態になってきたため、
あらたに「七兵衛くん」が来てくれて、ただいま引き継ぎ作業中。

マニュアル読まないMのために、わたしが全部手書きで作った
(ふだん使うのに必要なことだけ、わかるように書いてある)
ノートがあるんですが、これも全面的に書き直さなくては。
なんか、夏休み最後の週にたまった宿題をやっている
子どものようである。

 
(夜に追記)

「七兵衛くん」は機敏でスタイリッシュな「いまどきの若い衆」ですが、
シニアにも気配りを忘れない良い子であります。
しか~し、これでよし!と、けっこう自信あったにもかかわらず、
ユーザー辞書の積み残しにあとで気づき、ちょっとヘコむ。
これ、たしか前にもやったよなあ。
(いっぺんはずしちゃったデスクトップPCをつなぎ直すのって
もーのすごくおっくうなのだ)

 

本日のにゃんこ。

・・と、本日の収穫。

んーと、何のお料理にしようかしらねえ。
まずはひと休み、よっこらしょっと。

 

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車の色は・・

2012-08-23 11:03:35 | 日々


車のドア窓に朝露。
青い車ではありません。お空の青が映っているのです。
くるまのいろは、そらのいろ。

 

 

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からすうり・その3

2012-08-21 09:41:14 | 日々


前回「水玉向きの植物とはいえない」と書きましたら、
「そんなことはない」と、ご本人(?)から抗議が。
「よく見てちょうだい」と。
ああ、たしかに。
失礼いたしました。

 

雨の降った翌朝の、まだ気温が上がる前。

 

電話だよー、と言いたくなる、このクルクル。

 

電話は、宇宙人さんから?

 

 

つぼみがキュート。

 

 

このカタチ。そのまま抽象画のようです。 

 

 

 

本日のにゃんこ。

「猫ふんじゃった」ハンカチ。
酔猫さんとオソロだよ~♪

 

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ちょっとだけ秋の

2012-08-20 09:24:12 | 日々


まだまだ残暑だけれど、
空の高いところには、ちらりと秋の気配が。
雲釣り師、そわそわし始める。

 

ばらばらだったり・・

 

 

舞い降りる鷹のようだったり・・

 

 

大天使の翼のようだったり。

そして、ふと後ろをみると・・

 

こんなのもいたり。


きれいな空の雲を見ていると、散らかっていた頭の中が、
ほわわんと空になってゆく。
ソラになる、と書いて、カラになる、とも読める。
些細で余計なものが、雲と一緒に流れ去ったあと、
あるべきものがあるべきところにゆっくり落ち着く。
これを「雲見効果」という。
(・・って、いまわたしがそう言うことにしました)

古代の人の感覚では、大気圏内と大気圏外の区別はなく、
あの雲のいるあたりはすでに「宇宙」だったのだろうな。
大きな丸屋根の下には、人の手の届かない空間がある。
「届かない」ということが、じつは重要なのかもしれない。
全世界の情報を手にすることができたって、
雲は、ポケットには入らないからね。

 

 

本日の・・ざんねん。

スーパーで買い物をして、裏の駐車場に出てきたら、
真正面の空の低い位置に、ぽつんと彩雲が飛んでいました。
ちっちゃい雲の全体がほんのり虹色に光って、
これまで見た彩雲のうちでは一番キレイだった・・のですが、
あいにくカメラを持ってきていない。
旧式携帯のカメラでは「ほんのり虹色」はまったく再現できず。
うーん、残念だっっ!
(あきらめ悪く、のせときます、いちおう・・笑)

 

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夜光性

2012-08-19 10:00:26 | 日々

 

昼間、あまりにも暑く、外に出る気が起こらないので・・
左手に懐中電灯、右手にカメラで、夜遊びをしております。
コツは、フラッシュを「発光禁止」にしておくだけ。
上の画像はランタン系おしろい花。

 

ハナトラノオ。

 

プルメリアの葉。

 

アジサイの葉。

 

ローズマリーの葉。

 

カラスウリの葉。

カラスウリの花には、1つに1匹ずつ、小型のキリギリスのような
後脚の長い、緑色をした虫がとまっていた。
あれは花を食べるのだろうか。
蜜を吸うのではないと思うけれど。
それとも、花に来る小さい虫を狙っているのだろうか。

 

ガクアジサイの花。
安物の懐中電灯の光もなかなか捨てたもんじゃないでしょう。

 

シダの葉。

 

本日のにゃんこ。

おひめさま抱っこはイマイチなすもも嬢さん。

 

14年前はこんなでした!
(呼夜くん小学3年生)

 

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