閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

出窓

2018-11-26 21:17:49 | 日々

 

出窓が気に入ったのはいいけれど、

 

たびたび猫が上がるということは、

 

落とすと壊れるような物は置けないということですね。

車で通りすがりに、何気なくよそのお家を眺めたら、2階の出窓に金ぴかのトロフィーが並べてあった。
たしかに、トロフィーとか優勝カップとか楯とかいうものは、貰ったときは嬉しくても、きっと置き場に困りそうだ。
居間に飾るのはうっとうしいし、応接間では押しつけがましい。
これ見よがしでなく、さりげなく飾っておきたいと思うと、寝室の出窓あたりになるのかもしれない。
わたしはトロフィーより猫のほうがずっといいと思うけど。

 

きななも元気になったので、ここに上がれるようになりました。

 

出窓って、ロマンティックよね?(笑)

 

 

夕方、西の空からゆっくりと浮上してきたシーラカンスのような雲。

 

 

 

ストーブ、ちょっとだけ試し焚き。
一回り小さくなったけれど、この家は断熱がしっかりしているので、素早く温まる。
煙突は2階のわたしの部屋を通っているので、同時にそっちも温まる。

 

本日のいただきもの。

女王陛下から(…嘘)クリスマス小包が届きました。
ありがとうございます!
紅茶にクッキー、クリスマス・プディングもある。たのしみ。
金色の丸い缶はオルゴールつきで、誰かがコッソリつまみ食いしようとすると鳴る仕掛け。

 

本日の「いいね」(ちょっと「?」つき)

『風にのってきたメアリー・ポピンズ』コリーおばさんのジンジャー・パン

英国の「ジンジャーブレッド」は、子どものとき読んで想像していたような「ひらたい菓子パン」ではなくて、クッキー、それもかなり硬め(クリスマスツリーにぶら下げられるくらい)のクッキーであるらしい。
すくなくとも、ここで紹介されているのは「ショウガ入りクッキー」の作り方ですね。
おなじく英国の「ショートブレッド」もパンじゃなくてバタークッキーだから、それを考えればそうなのかなと思うけど、すこし腑に落ちない。
というのは、キャサリン・マンスフィールドの小説「Aloe」に、ジンジャーブレッドを「ナイフで切る」描写があるからだ。書かれた時期はメアリー・ポピンズとほぼ同じ1930年代。
いくら英国人だって(マンスフィールドはニュージーランド生まれですが)クッキーをナイフでは切らない…ですよね、ロンドンのW先生?
それで、昔風のGingerbreadのレシピを探してみたら、クッキーとは違うジンジャーブレッドも存在することがわかった。
型抜きではなく、どろどろの柔らかいたねを天板に流して焼き、ナイフで切り分けて食べるお菓子。
小麦粉1カップ半に対して、ブラウンシュガーとモラセス(糖蜜)がそれぞれ3分の2カップずつ入るというから、相当甘そう。
(さらにその上にホイップクリームやアイスクリームをのせるって、カロリーも高そう…)
コリーおばさんの店の「ジンジャーパン」はどっちなのか。あるいはどっちでもないのか。
本は持っているけどまだ引越しダンボールの中なので確認できません。この状態は早くなんとかしなくちゃ。

<27日追記>

いま『風にのってきたメアリー・ポピンズ』を発掘して「コリーおばさん」の章を読んでみたのですが…
日本語で読んだ限りでは、やっぱりハードクッキーのようには思えない。
かといって、厚みのあるふかふかの、たとえばマドレーヌのような質感の焼き菓子のようにも思えない。
これは、「パン菓子」と思って訳しているからそうなるのか、そうじゃないのか。
英語版もペーパーバックで持ってるはずなんだけど、えーっと、あれはどの箱に入ってるのかな…
(だーかーらー、早くなんとかしないと!)
 

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本日のにゃんズ

2018-11-22 23:05:25 | 日々

引越し当日に、驚きの適応力をみせたきなこ。
しかし、そこからあと、そうそう順調にはいかないのが、まあなんというか、じつにきなちゃんらしいというか。

この子は以前からトイレがちょっと不安定で…
いまいる猫たちは、みんなそれぞれお外の好きな場所でするので、室内に猫トイレを置いてないのですが、きなこは精神的に落ち着かなくなると、家の中のしちゃいけないところ(押入れとか布団の上とか!)でコッソリしちゃうという困った癖があるのです。
それをひそかに心配してたのだけど、やっぱりで、引越し直後から3回連続やられまして…。
わざとじゃないと思うけど。うっかり間違えてだと思うけど。(←思いたい)
猫が粗相をした場合、叱ってもだめで、むしろ逆効果になるので、ヒト側が気をつけて自衛するしかありません。
頃合いを見計らって抱っこして適切な場所へ連れて行けば、わりと素直にしてくれるので、いいんだけど、これでは半日以上家を空けることができない。油断するとどこでしちゃうかわからない!というのでは、こちらも気が休まらなくて疲れるし。

そうこうするうちに、きななは元気がなくなり、食べなくなり、それも環境が変わったせいかと思っていたら、今度は左腰のあたりがぷっくり大きく腫れてきて、あらあら…。
うちに来て9年と10か月。避妊手術以来、病気もケガも一度もなかったきなこ、久々のお医者行きです。
引越し時に「徒歩30秒」運んだだけでもパニックだったので、車に乗せたらさぞや…と思ったら、これがおとなしくて、またびっくり。
キャリーケースの中で暴れもせず、ちんまり座って、ときどき「にゃーい」「にゃーい」と控えめな声で鳴くだけ。
道中こんなに静かな猫は歴代初で、まったく計り知れない、謎のきなちゃんだ。

腫れていたのは、気づかないほど小さな傷から細菌が入って化膿していたせいでした。
切開してもらったら、緑色がかった膿がどっと大量にあふれ出し、うわ~~、でした。
(先生は「よその猫に噛まれたんだね」と言うけれど、ひきこもりのきななが、いつどこで誰に噛まれたのか、それもまた謎)
ついでに、うちでは絶対ぜったい切れない爪もきれいに切ってもらい、帰りも「にゃーい」「にゃーい」とおとなしく…。
翌日には傷口もふさがり、腫れがひいてスッキリしたのと、環境に徐々になじんできたのとで、表情も穏やかになり、ゴハンも少しずつ食べるようになってきました。
ふぅ、やれやれ。

そして、トイレ問題は、2階のヒト用トイレに設置した猫トイレを自主的に使ってくれるようなので、なんとなく、解決の方向に行ってるかなあと思います。(←切実に思いたい!)

 

猫のいる出窓というのは、ちょっとあこがれみたいなものがあった。
現実は、 猫が上がり下りするたびにカーテンがぐしゃぐしゃになってしまう。
コマはここから外を眺めるのが好きだけど、わたしが外に出るとすぐついてきちゃうので、こういう写真はめったに撮れない。

 

そして、相変わらずよそ猫ナベゾーとの抗争に明け暮れるさんちゃん。
昨夜は泥んこびしょ濡れでのそっと帰ってきて、頭などにひっかき傷数か所。口元に白い毛がついていたのは、ナベと一戦交えた証拠か。先方の被害状況は不明。
ナベゾーはよく太って毛づやもよく、たぶん飼い猫、そうでなくても安定した質の高い餌場を持っているのは確か。
それならわざわざこっちまで出張して来なくてもよさそうなものだけど、テリトリーの拡張(と防衛)は、やむにやまれぬオスの本能であるからしかたがない。
責任感の強いさんちゃんは、新しい家と、元の家と、アトリエと、3軒ぶんの警備で忙しく、帰ってきても猫ドアと台所を最短距離で行き来するだけで、2階まで上がってくるヒマは全然ないらしい。
元の家はもう守らなくてもいいと思うんだけど、さんちゃんにとっては、そこもまだ「おうち」という認識らしく、ときどき片づけに入ると、ボクも入ると言って窓の外でわーわー鳴いている。

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高野箒

2018-11-20 21:33:34 | 日々

家のすぐ近くで、急斜面から垂れ下がるようにして咲いている薄ピンクの花をみつけた。
初めて見る花だ。
コウヤボウキ、という名が唐突に頭に浮かんだので、ひょっとしたらそのへんが手がかりになるかもと、調べてみたら、そのものずばりだったので、驚いた。
こういうことはたまにある。
子どものころから植物図鑑を見るのが好きだったから、無意識のうちに覚えてしまっているのだろう。
でも、自分が何を覚えているのかは、こうして実物に出会うまでわからない。
一生出会う機会のない植物もたくさんあると思う。

くるくるした細い花びらが可愛い。
花とつぼみを見るといかにもキク科だが、葉と茎の感じはあまり菊っぽくない。

 

名の由来は「高野山で箒にするから」…と書いてある。
こんなので箒になるかしら。何に使うのかしら。

 

引っ越したので、月の出が早くなった。
徒歩30秒だけど、こちらのほうが少しだけ高いところにあるので。
2階の東向きの窓から、のぼってくる月を眺められる。嬉しい。

 

このへんはぜんぜん変わんないよ。

 

ベランダにも猫ドアつけてもらった。
でも、今度のベランダは壁が高くて外が見えないせいか、猫にはあまり人気がない。

 

このコーナーも変わらない。
安定の狸と狐コンビ。

 

部屋のダンボールは11個にまで減りました。
あとどうしよう。

 

これは引越し前。下見をする真鈴とコマ吉。

 

本日の「いいね!」

都心に眠る「地下の廃駅」へようこそ

旧博物館動物園駅、21年ぶり一般公開。
この駅で電車を降りて、反対側のホームからまた電車に乗って帰ってきたことがある。30何年か前。
当時まだ営業中だったけど、すでにじゅうぶん廃墟っぽかったです。

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「いそげ!きゅうきゅうしゃ」台湾版

2018-11-16 14:15:06 | お知らせ(海外版)

『いそげ!きゅうきゅうしゃ』(偕成社 2017年)の中国語繁体版が出ました。
救急車は「救護車」で、これは中国語知らなくてもわかるタイトルですね。
(ちなみに、このタイトルを試しに「グーグル翻訳」じゃなく「エキサイト翻訳」にかけてみたところ、<救急車ですが、緊急に出動します!>となって、笑っちゃいました。エキサイトって、ライトノベルばっかり訳しているのかな?)  

今回も町の中のシーンがありますが、漢字とアルファベットの店名はほぼそのままなので、いつもの「描き文字のたのしみ」はやや少なめ。
たとえば、これが…

 


こうなる。

あんパンは「紅豆麺包」だそうです。なるほど。
だけど、以前に比べると、手描き風じゃなく、フォントを貼りつけた感じになっていて…
いまはデジタルでこういうことが簡単にできるので、日本で外国の絵本を出すときもたいていこうなりますが、台湾のていねいな描き文字職人さんが好きだったので、ちょっと寂しい。

台湾版の最後には、翻訳者さんの書いた1ページの解説がついています。
救急車の役割とか、日本の救急車の特徴などのあとに、「じつはこの絵本は事実に基づいています」として、「幾年前作者竹下文子老師忽然在家中倒下…」から「最後夫婦以感謝的心情完成這本書」まで、ことの顛末がずいぶんと詳しく書かれてまして、ややや? とビックリ。
そういう内輪話って、個人のブログに書いたり、喋ったりはするかもしれないけど、子どもの読む本にはふつう載せないものじゃないかなあ。
と思いますけど、ブログまで見てくださってありがとうございます、さん。

で、Mがわたしのことを「老師」って言うので困るんですが(笑)。
中国語ではふつうに「先生」の意味で、年は関係ないらしいんだけど、わたしの頭に浮かぶイメージはスター・ウォーズのヨーダなので、家ん中で「老師」って呼ぶのやめてください。

 

いそげ! きゅうきゅうしゃ
竹下文子作 鈴木まもる絵
偕成社 2017年

 

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移転

2018-11-14 23:56:11 | 日々

しばらくブログをお休みして、閑猫は何をしていたかというと…

メインは「お引越し」でした。
移転先は、私道を渡って徒歩30秒。大声で呼べば聞こえるくらいのところ。
しかし、近いとはいえ、家一軒ぶんの引越しは大変。
衣類や食器類など運べるものは自分たちで少しずつ運ぶとして、大きい家具や重いものは業者さんに頼まなきゃならないし、こまごましたものは箱詰めしなきゃならないし、それをまた箱から出してあっちこっちにおさめなきゃならないし!
東京から引っ越してきて以来、32年余り動いていなかったもんですから、たまりにたまった要るものや要らないもの、埃の量だってちょっとやそっとではなく。

仕事柄、うちは本が多いのです。
古いのは昭和20年代から、ごく最近買ったものまで、ジャンルもさまざま、とにかくめちゃくちゃいっぱいある。
子どものころから大好きだった本。思い出の本。貴重な資料本。
もう入手できない絶版本も多く、とても捨てられません。
それがパズルみたいに本棚に縦横ぎっちり入っていて、取り出すと際限なく出てくる出てくる…。
えー、まだあるの? どうしてこんなにあるの? うちの本棚は四次元本棚か?
ダンボール箱がたちまちなくなり、追加した分もぜんぜん足りませんでした。
当日、引越し業者のおにいさんに「本ばっかりで重くてすみません;」と言ったら、「ちょうどいい筋トレです」って、さわやかな笑顔で。
そして、わたしが重くて持ち上げられない箱を、なんと2個かさねて持って、すたすたと行くじゃないですか。
みなさん若くて、見た目にはぜんぜん強そうじゃないんだけど、さすがプロだなって、感心しました。

(あ、さては、次の絵本のテーマは「引越し屋さん」だな? なぁんて思った方は、ざんねんでした。
Mはむかし『ぼくんちひっこし』という絵本で一部始終を描いたので、もういいそうですよ)

それよりも、問題は、猫5匹の引越し。
目と鼻の先、うちの猫にとってはテリトリー内の遊び場みたいなところ…とはいっても、知らない家の「中」にすんなり移れるかどうかが大問題。
「きょうからは、ここがおうちだよ」
言って聞かせて理解できる連中ではないしねえ。
元の家はリフォームのため、引越し翌日から業者さんが入ることになり、移行期間がとれなくなった。それと、新居のテラスまわりなどの工事が引っ越し後にずれこんだのもちょっと想定外で…。
でもまあ、考えてもしょうがない。とりあえず荷物を運ぶだけ運んでしまい、見慣れた家具などが入ったところで猫を(たぶん畑かアトリエ周辺に自主避難しているだろうから)探して1匹ずつ連れてくる、ということにしました。

コマ吉と真鈴は、らくらく。
この2匹は、引越し前から、しょっちゅう人にくっついて新居に出入りし、新しい猫ドアの出入りもいち早くマスターしていたので、ほとんど世話いらず。
お目々キラキラのコマ吉が「わあ~、広いね! ここで遊んでいいの? やっほー!」とお子ちゃまモードではしゃぎまわる一方、真鈴さんはゆったりマイペースで家じゅうをくまなく見てまわり、まるで一家の主婦のように、台所、お風呂場も確認して、「ふーん、なかなかいいんじゃない?」と。
2階の日あたりのいい窓際をさっさと寝場所に決め、初日からくつろいで熟睡するという適応の早さはたいしたもの。

さんちゃんも、意外と問題なし。
もともと猫ドアがあんまり好きじゃないので、どうかな?と思ったけれど、テラスから猫ドア入ってすぐのところにさんちゃんの「みっちりベッド」(=りんごのダンボール箱)、まっすぐ奥へ進めばゴハンのある台所、という動線が前とほぼ同じで、さんちゃん的にはわかりやすかったのかな。
家自体が変わったことは、特にどうとも思ってないみたいで、そのあたり、真鈴との反応の違いが面白いです。

さて、きなこは、どうでしょうか。
元の家で猫ドアをつけたときも、出入りをマスターするのに何週間もかかったくらい、変化に対応することが難しい子です。
とりあえずとっつかまえ、なだめすかして家に入れましたが、大いにうろたえ、「お、おうち帰るッ!」と、ものすごい勢いで猫ドアから脱出、まっしぐらに元の家のベランダへ。でも、そっちの猫入口はすでに撤去してあり、中には入れません。
これは長期戦になるかなと覚悟をきめた、その夜おそく。
背後でカリカリとフードを食べる音がして、真鈴ちゃんかなと振り向いたら、お皿に顔を突っ込んでいるのは、焦げ茶の猫。なんとなんと、きなちゃんではありませんか。
ひとりで入ってきて、ひとりで2階まで上がって来られるとは思ってもみなかったので、驚いたなあ。
きなながこれまで寝ていたベッドを、きななの毛や匂いがついたまま持ってきて、お気に入りの椅子の下に置き、おやつセットや爪とぎカーペットなどを含め、2階のその一角だけ前と同じレイアウトで復元してありました。
誰よりもびびりのきなこは、動物の本能と野生の勘を総動員して、自分の「安心空間」の移転先を探しあて、そこに「戻って」きたのです。
猫の能力って、なかなか計り知れない。
(しかし、これでめでたしめでたし、とはいかず、そのあといろいろややこしいことが起こるのですが、そこはちょっととばして…)

最後に、クレ。
クレが最後になったわけは、この子だけ行方不明(また!)だったから。
引越しの前日にはいましたが、当日の朝から姿が消え、ずーっと探していて…見つかったのは5日目の朝でした。
大工さんが出入りするため鍵をかけていない元の家の窓を、どうやらさんちゃんが外から爪をかけて開けたらしく、さんちゃんを回収に行ったら、中にきなこも、そしてクレもいたのです。
どこか遠くまで遊びに行っていて、何も知らずに帰ってきたら、家はからっぽだし、壁や床はなくなってるし、ゴハンはないしで…ちょっとショックだったかも。
しばらく野良猫みたいによそよそしかったけれど、もうすっかり新居に慣れて、日に何度もタタタッと軽やかにシッポ立てて駆け込んでくるし、コマともじゃれて遊んでいます。
やーれやれ。これでやっと全員そろいました。

ということで、家の中の片づけも、なんだかんだで自分の部屋は後回しになり、まだダンボール箱が15ばかり積んであるという状態。
この記事も、3日がかりでやっと書くことができました。
もうね、あと30年くらいは引越ししたくないですよ。

<追記:今回の移転による住所・電話・メールアドレス等の変更はありません>

 

 

本日の「いいね」(「?」つき)

子どもの時に、自宅に紙の本が何冊あったかが一生を左右する

多すぎても困るので。冊数だけの問題じゃないですよね。 

 

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「木苺通信」文庫版(予告編)

2018-11-09 23:34:12 | お知らせ(新刊)

大変お待たせいたしました。
『風町通信』につづき、『木苺通信』も文庫版になります。
ポプラ文庫ピュアフルから、12月5日発売の予定です。

こちらは宣伝部で作ってくださった書店用の注文書のための画像。
郵便猫さんもいるし、トプもいる!
(PCからの方はクリックで画像拡大します)
入社半年の新人さんが、「宣伝コピーを20本考えてみて」と言われて「100本考えます!」と、本当に100本書いてきたそうで…
その中の1本。
<デジタル化の波が及ばない、そんな小説があります>
ええ、たしかに、誰もが原稿用紙にペンで手書きしていたアナログ時代に、ひときわアナログ色の濃い作品を好んで書いてましたので、結果的にここだけ世の中の変化から隔絶された状態で現在まで残っていたのではないかと…そんな気もする(シーラカンスか!笑)
あとの99本も見てみたいですよね。

書き下ろしはありませんが、あとがきのかわりに単行本未収録作品を1篇追加しました。
イラストは風町と同じく初見寧さん。
初版の帯には素敵なサプライズもありますので、どうぞおたのしみに。
詳しいことは、本ができましたら、またあらためて。

(電話とインターネットの移設工事は無事完了しましたが、ひきつづきもうしばらく更新停滞しそうです)

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