閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

会話

2010-07-28 20:50:44 | サンゴロウ&テール
ふたりの会話を想像して書いてみましょう(笑

ずーっと前にMが紙粘土で作ってくれた親分とイカマル。
イカマル君は台も含めて高さ9センチくらい。

当時のカメラはまだデジタルではありませんでした。
この写真(と、ひとつ前の写真)は、
他の場所にまぎれこんでいたのを久しぶりに見つけ、
なんとなく夏休みっぽい気がして。



そして、サンゴロウの子どもミュージカルで使用された
「桜の時に」と「君のいた夏」が入っているのが
ピアニスト塩入俊哉さんのソロアルバム「Tokyo 3 a.m.」
他の曲もみんなうっとりするくらい素敵です。

Tokyo 3 a.m. 塩入俊哉

アクアレル・レコード

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やみねこごっこ

2010-07-27 14:14:29 | サンゴロウ&テール
忍び寄る巨大やみねこ、危うしサンゴロウ…(笑

5年前、まだ子猫だった頃のさんちゃんです。
けっこう大きく見えますが、たぶん生後4~5か月くらい。
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消えたケータイの謎

2010-07-25 13:14:06 | 

Mにかかってきた知らない人からの電話。

「カラスは光る物が好きって聞きましたけど本当ですか?」

事情はこうです。
その人は、夕方、自宅の庭に「桃と携帯」をちょっと置いて、
うっかりそのまま忘れてしまった。
翌朝、桃はカラスにさんざんつつかれた跡があり、
携帯は消え失せていた。

ゴールドだかシルバーだかの携帯で、
ストラップにもキラキラの飾りがついていたので、
もしかして、カラスがくわえていったのではないか…と。

カラスが光る物を盗んで隠す、という話、
わたしもどこかで聞いたような、と思ったら、
『はるかなるわがラスカル』のエピソードにありました。
北米ウィスコンシン州に住むカラスのポー君ですね。
あらいぐまのラスカルは人気アニメにもなったので、
カラスがコインや指輪をためこんでいる図が
当時の子どもたちの頭にしみこんで定着したのでしょう。

カポーティの『ローラ』は、著者がシチリアで飼っていたカラスの話。
やはり指輪泥棒の常習犯で、車のキーや入れ歯や万年筆、
それに大量のリラ紙幣まで隠していたことが書かれています。
そうそう、エラリー・クイーンのミステリ『ニッポン樫鳥の謎』も、
これはカラスじゃなくルリカケスですが、
光り物を好む鳥の習性が事件と関連して出てきますね。

しかし、調べてみると、どうも日本のカラスは、
(北米やヨーロッパのカラスとは種類が違うせいか)
あまりそういうことはしていないみたいなのです。
Mも、カラスの「巣」はいくつも見ているけれど、
都会のカラスで巣材に金属チェーンが混じっていた以外、
光り物があるのは見たことがないと。

ただ、もともとカラスには、木の洞とか屋根の隙間などに
余った餌を貯めておくという習性があり、
食べ物だけでなく、ビールの王冠やゴルフボールなんかも
隠していることは日本でもよくあるらしいです。
それと、知能が高いのでいろんな物に興味を持ち、
調べてみるためにくわえて行く、ということもあるらしい。
もしかしたら携帯の形をしたチョコレートかもしれないし(笑

「うーん、とりあえず携帯に電話してみたら」
「それが、マナーモードにしてあって…」

 突然ぶるぶると震えだす携帯。
 びくっとして飛び下がり、首をかしげて見つめるカラス。

「朝、目覚ましが鳴るようにはなってるんですけど」

 突然鳴り響く目覚ましメロディ。
 なんだなんだ!? 寝ぼけまなこでうろたえるカラス。

目覚ましが鳴る頃を見計らって庭に出て耳をすます、
それしかないでしょうね…ということで終わったようですが、
はて、その後、どうなったでしょうか。
本当にカラスが持ってって隠したとしたら、それはたぶん
地上15メートル以上の高い場所ではないかと…。
無事に取り戻せることを祈っています。

(じつは、取り戻した後のことが知りたい。
怪しい通話履歴が残っていたり、
カラスの子がピースサインで写真にうつっていたり、
してませんでした?)

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時計

2010-07-24 11:50:35 | 日々
PCのデスクトップの隅に表示してある丸い時計の分針が
音もなく一目盛進むのを目撃した。

へええ、動くんだ、これ。
と、珍しいものを見たような気持がして、
次の動きに目をこらす。

じいっと見つめている。
まばたきした瞬間に動くんじゃないか。
いつのまにか息をとめている。

息は関係ないと思う。
いや、分針が動くのって、ぜんぜん珍しくないぞ、と思う。

あ、動いた。

室温が30℃近くなると、頭がまわらなくなる閑猫。
しかし時計君はきちんとまわっています。
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「ポロポロゆうびん」(韓国版)

2010-07-23 11:16:38 | お知らせ(海外版)

ポロポロつながりで、もうひとつ。
こちらは、さきほど届いた「ポロポロゆうびん」ハングル版。
なぜか原本より一回りサイズが大きく、ソフトカバーです。

本というのは、ハードカバーのほうがペーパーバックより格上、
という感じが、どうしても、してしまうのですが、
丈夫な半面、けっこうお値段も張ることを考えると、
(子どものおこづかいで買うのは厳しいですよね…)
こういう形で気軽に手に取れるのも、いいのかな、と思いました。

アメリカなど、ずっとまえから、図書館用や愛蔵版のしっかりした製本のものと、
ペーパーバックと、両方出ていて、用途で選べるようになっています。
日本でもそういう方式を考えてもいいのではないかしら。

日本語版はこちら↓です。

ポロポロゆうびん
竹下文子/作 こばようこ/絵
あかね書房

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ポスター

2010-07-22 13:24:26 | お知らせ(いろいろ)
日版の児童図書展「本と遊ぼうこどもワールド2010」のポスターに
『ポロポロゆうびん』(こばようこ/絵 あかね書房)のカバーの絵が
使われているので送っていただきました。

本では、この絵の右半分にタイトル文字が入り、
左半分がくるっと裏にまわって裏表紙になっています。
でも、ひろげるとこういう1枚の絵。
なんだか面白ーい。

名古屋(7月17~19日)はすでに終了しましたが、このあと
大阪(8月6~8日)と弘前(8月21~23日)でも開催されるそうです。


ところで、
先日アップしたお化けきゅうりの画像。
あれは「普通のきゅうり+ミニチュア猫」ではなくて、
「巨大きゅうり+普通の猫」でございます(笑

茶々姫は8分の1か16分の1くらいミックス猫(推定)なので、
普通の和猫にしては大きいんですが…
大きさの比較に猫を使うのはやっぱり駄目か^^;
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ラベンダー

2010-07-21 09:32:20 | 日々
kiraraさんにいただいた北海道のラベンダー。
小さいびんは薔薇色のラベンダージャム。
ふんわりと…よい香り。
ありがとうございます。

kiraraさんは点訳ボランティアをなさっていて、
サンゴロウとドルフィン全巻を点訳してくださった方です。

昨年のラベンダーは、本棚にのせておいたら、
下にあった布の文庫本カバーに香りが移っていて、
長く楽しむことができました。
今年は便箋の箱にいれてみようかな。

亜熱帯なみの高温多湿になる我が家では、
ハーブの中でもラベンダーは特に栽培が難しい。
薔薇も…今年は毛虫がいないと思っていたら
鹿が新芽を全部食べてしまったし!
いいなあ、北海道。
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きなこの箱舟

2010-07-20 13:03:05 | きなな日記
猫は混乱した三次元の地上の世界から抜け出し、
睡眠という透明な想像の世界を旅するのです。

ジョエル・ドゥハッス『猫、この知られざるもの』(中公文庫 塚田導晴訳)より
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小笠原猫

2010-07-18 13:17:36 | 日々
小笠原諸島で、野良猫がふえすぎ、
天然記念物や絶滅危惧種の鳥を襲うなど、
生態系におよぼす悪影響が深刻になっているそうだ。

NPOでその野良猫を捕獲し、本土に移送して飼い馴らし、
ペットとして引き取ってもらう…という計画が
進められているとのこと。

自然の中で、コウモリなど捕って暮らしていた猫を、
飼い馴らすといったって容易ではないだろう。
親も野良猫で、一度も人に飼われた経験がなく、
しかもすでに子猫の時期を過ぎてしまっている場合、
かなりの時間と労力がかかると思う。

だけど、本来、猫というのは、ヤマネコやトラと違い、
人間との暮らしの中に適応して進化してきた動物だから、
飼い馴らすことは不可能ではないし、不自然でもない。
そういう試みがなされているのは素晴らしい。

その新聞記事に添えられていた写真は、
大きな鳥をくわえた黒猫で、うちのにソックリであった。
そういうわけで、このごろ、
「こら、オガサワラ!」
と呼ばれている真鈴さんです。
(「なあにぃ?」)
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コロッケ大作戦

2010-07-17 10:13:44 | 日々
イベントで、日本一大きいコロッケを作る…
というのをTVニュースでやっていた。

作った…という話は先に新聞で読んで知っていた。
記録は直径2メートル55センチ、重さ約400キログラム。
完成品は切り分けて2000人に配られたと書いてあった。

直径がそれだけあれば、厚みも相当あるだろう。
どう切り分けても「ころもだけ」の人と
「中身だけ」の人が出るのではないか。
そこが気になっていたので
(じつにいろんなことが「気になる」閑猫です)
熱心にTVに見入る。

話は「作る」前の段階から始まっていた。
(本当は「畑づくり」から始まったらしいのですが、
すみません、そこはとばします)
直径40センチの試作品が作られる。
巨大な天ぷら鍋も特注で作られる。
真剣に見守る人々の様子は、なんだかコロッケじゃなく
宇宙ロケットの開発でもしているようだ。

コロッケは、ころもを両面につけねばならない。
つぶしたじゃがいも250キロ、玉ねぎ40キロ、ひき肉40キロ。
これをどうやって裏返すのか。
2枚の板ではさんで、ぐるんと回転させる仕掛けが考案され、
それをみんなで練習する様子も映る。

さて、本番。
おおぜいでじゃがいもを押し固めている道具は、
左官屋さんの使うコンクリ用のコテの大きいものだ。
裏返しも無事にクリア。
金網にのったコロッケを、クレーンで吊り上げ、
揚げ油の中にそろそろと沈める。
と、突然、油がぼこぼこと噴き上がり、
コロッケが波うち、表面に亀裂が走る!

そうか、コロッケが鍋にぴったりすぎたので、熱い油に
いきなりふたをしたような状態になってしまったのね。
主催者はさぞはらはらしたことだろう。
おおぜいの観衆の前だし、やり直しはきかないし。
わたしもどきどきする。
さいわい、揚げているうちに割れ目はくっついたそうで、
こんがりきつね色のコロッケが引き上げられた。
大成功である。

けれど、その「コロッケ」を目にして、
「あれ?」とかすかに違和感をおぼえる。
お月様のように、まんまるだ。

普通の(じゃがいもを主体にした)コロッケは、
昔から楕円形というイメージがあるんだけど。
俵型ならクリームコロッケ。
丸いのは、えーと、メンチカツ?
それとも、最近はそうじゃないのかな?

もうひとつ。
大きさの割に、ずいぶん薄い。
薄いといっても10センチくらいはありそうだが、
見た目は、コロッケより、丸天(さつまあげ)に似ている。
普通のコロッケの比率をそのまま拡大したのでは
うまくいかなかったのだろうか。
これは料理というより物理学の問題かもしれない。

でも、薄いおかげで、切り分けたときに
「ころもだけ」「中身だけ」になることは
回避されたのではないか、とすこし安心する。
これ、絵本にしたら楽しそうです。
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