閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

「なまえのないねこ」中国版

2023-04-29 22:00:55 | お知らせ(海外版)

『なまえのないねこ』(小峰書店 2019年)の中国語(簡体)版ができました。
『寻找自己名字的猫』(海豚出版社)。
タイトルは…「自分の名前を探す猫」かな。

先に台湾(繁体)版も出ていますが、訳者さんが違うので、訳文も違います。
(台湾も中国本土も、公用語は同じ中国語だけれど、発音やニュアンスなどけっこう違いがあるらしい)
猫の名前を見ていくと、同じのもあるし、違うのもある。
靴屋の猫は、繁体が「里歐」で、簡体が「雷欧」。本屋の「元太」や犬の「太郎」は、どちらも同じ。パン屋の「海蒂(ハイジ)」と「克拉拉(クララ)」も同じ。
お蕎麦屋さんの「つきみ」は、台湾版ではそのまんま「月見」でしたが、中国版では「荷包蛋」(フーバオダン)。これ、辞書では「ポーチドエッグ」と出るけれど、卵を油でさっと半熟に揚げるんだって。麺にのせれば、中華風の月見そば。美味しそう。

お寺の「じゅげむ」は「寿星」というみたい。
これは古来中国で人の長寿をつかさどるとされる星の名なんだそうです。

 

こちらは販促グッズ。
クリアファイル(B5サイズ)と、切り抜きカード4種類セット。
版元の新教典さんは中国では最大手の総合出版社で、今年のイチ推し絵本として力を入れてくださっているとか。

https://book.douban.com/subject/36168920/

こちらのリンクの一番下を見ると、中国のレビューがたくさん出ています。
ランダムにひとつ選んで読んでみたら、村上春樹の短編「品川猿」の話から始まってて、ちょうどいまそれ読みかけていたところだったのでびっくりしました。
興味のある方は、グーグル翻訳で読んでね(笑)

***

『なまえのないねこ』は、韓国、スペイン(メキシコ)、台湾、スウェーデン、そして中国と、これまで5か国で翻訳出版されました。
さらに、フランス、タイ、ポルトガルからもオファーをいただいています。たのしみです。

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本日のコマ吉

2023-04-28 22:26:58 | 日々

まとめて。

あっちごろん。

 

こっちごろん。


お隣の車をチェック。

 

なんかみつけた?
(ヘビさんはだめだよ~~)

 

茶トラは保護色。

 

…とは限らないか。
白いところは遠くからでもよく目立つ。

 

「なに?」

 

「呼んだ?」

 

この季節、山のあちこちに出現する藤の滝。
フジ、クズ、ジャケツイバラは、マメ科の3大クライマー。


これは遠くから眺めるしかない。
そもそも近づくのは困難だし、真下に行けば行くほど見えなくなってしまう。

 

いつかの空。

 

***

以下、おまけ。

<閑猫の空耳>

岩波書店 →イバラギ書店
大谷翔平 →オオカミ少年
ライフネット生命 →大福ネット生命
犠牲者の数 →自転車の数
給油口 →急行

「大谷翔平」と「オオカミ少年」は、それだけ聞けば似ていない。このときはTVの解説者が「いかにも大谷翔平らしいナントカカントカ」と言っていたので。
閑猫の耳は「オオ」と「ショウ」のところだけ拾うと、あとを勝手に埋めて「オオカミ少年」にしてしまうらしい。耳の問題というより脳の問題ですね。
もっとたくさんあったけど、書き留めておかなかったのは忘れました。

洗えるマット →消えるマット

これは、耳ではなく目の間違い。某ホームセンターにて。
マットの真ん中にクマさんの絵がついていたので、この絵が消えるのかな? などと、しばらく考えた。
マットの絵が消えることに何の意味があるのかわからないけれど、世の中にはもっと意味のないものがいっぱいあるじゃない?

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ちいさいものたち・その2

2023-04-26 15:02:22 | 日々

原種フリージアの「ベルコーサ」。小さいです。

 

ツタバウンランのすぐ隣にいて、花も同じくらいで、とてもまぎらわしいトキワハゼ。

 

これも小さい、そして細ーい、マツバウンラン。
昨年は1本だけ、今年は3本ほどみつけた。
周囲がすでに混み合っているのと、日あたりがいまいちなためか、あまり増えることができない様子。

ところで「ウンラン」って、何?
わたしは実物にお目にかかったことがなく、こういう感じのなよなよした紫のランを想像して図鑑をめくったら、ぜーんぜん違う白と黄色の金魚草みたいな海辺の植物が出てきたので、かなり驚いた。
雲じゃなくて「海蘭」。しかも、ランの仲間ではないと。
植物の命名って、ときどきすごくマニアックだなあ。
(このあいだNHKの朝ドラマ「らんまん」を見ていたら、博物館のシーンで、「和名は国内だけのあだ名みたいなものだからね」と、気軽にその場で名付けられていた。そうなんだ…)



さてさて、しばらく正体がわからなかった謎の白い花。
花が開くにつれて、ぐっとアジサイらしい雰囲気になってきた。
ためしにAI君に聞いてみると、「これですか?」と似たような画像をたくさん出してくる。ほとんどハズレ(「白い花」しか合ってない)の中に、おっ?という画像があった。
中国語のサイトで、「華八仙」とある。別名胡蝶花。Hydrangea chinensis。
ラテン名が出れば、あとは早い。
和名カラコンテリギ(=唐紺照木)、またはトキワアジサイ。台湾原産。
花が早めに咲くことや、葉の特徴なども一致するので、たぶんこれでしょう。
台湾では、葉っぱをお茶にするとか、梅花鹿というシカがこの葉を好んで食べる、とか。
(日本のシカも、アジサイの葉は大好きで、あれば真っ先に食べます)

しかし、どこから来たのだ、きみは。
装飾花のふちのフリルからみて、野生のものではなく、園芸品種の可能性あり。
ガクアジサイだから種子もできるが、遠くまで飛んだり鳥が運んだりするタイプではないし、種子から育つと花が咲くまでに数年かかるはず。
どこかのおうちで剪定された枝が川に流れ、それの混じった土砂を下流でしゅんせつショベルがすくい、めぐりめぐって土建屋さんのトラックに乗っかってうちの庭までやってきたのかしら。
台湾生まれに冬はちょっぴり寒いかもしれないけれど、夏は半日陰になるアジサイ向きの庭ですので、どうぞゆっくりしていってください。

 

そして、アナタは、誰?(まだやってる…笑)

庭の南東の隅に、家を建てる以前から自生している樹木。
根元は株立ちになっていて、新芽の先はうっすら赤みがかり、秋にはきれいに黄葉して、朝日に映える天然ステンドグラスとなる。
樹木の名前は、花か実がないと調べにくい。ずっと名前がはっきりしないまま、エゴノキじゃなくてヒメシャラでもないやつ…というあいまいな認識だったが、今年初めて白い花が咲いているのに気づいた。
花はみんな枝の上面にあり、日のあたるほうを向いているので、こちらからではよほど気をつけていないとわからない。

「あれって何だっけ?」とMに聞いてみたら、「このへんによくあるやつだね」って。いや、だから、わたしが知りたいのはその先なんだってば!

こういう花です。
小さい白い花が、これくらいずつ丸くかたまってつく。
すぐに連想したのは、コデマリ、シモツケ。ならば、バラ科だ。
バラ科と申しましてもいささか広うござんすが、見慣れたものも多いし、なにしろ「よくあるやつ」なので、今回はわりとすぐにみつけられた。
カマツカ。
発音するとなんとなくロシア系のように聞こえるけど(カムチャツカ、とかね)、カマツカの名は、材が緻密で堅いので鎌の柄(つか)などに利用されるから、とのこと。
こみあった枝を間引いたとき、わたしの錆ノコでもさくっと切れたので、少なくともアオダモよりは柔らかい。アオダモときたら、同じくらいの太さでもめちゃくちゃ堅かったよ。
秋に赤い実がなるそうだから、もう切らないでおきましょう。小鳥が食べる実だといいな。

本日のクレちゃん。

植物図鑑とられました~。

 

ねたふり。

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ちいさいものたち

2023-04-22 22:41:47 | 日々

コメツブツメクサ。

 

近くでよくよく見ると、たしかに詰め草(クローバー)っぽさがある。米粒ほど小さくはないけど。マメ科。

 

キュウリグサ。

 

小さいかわいい青い花。

 

ならんだチューリップ。原種なのでこれも小さいです。

 

日があたるとひらき、かげるとしぼむ。

 

木陰に1本だけみつけたエビネ。

 

小さなクライマーたち。

 

マメヅタはあまり高くまで行かないらしい。
キヅタとテイカカズラは、まだまだのぼる気。

 

どこまで行くのかなあ。

 

おや? アナタ、誰? (また…笑)

ぱっと見て「タツナミソウ」という名が頭に浮かんだので、帰って図鑑をめくる。
花のつきかたや、葉のかたちは、たしかにタツナミソウっぽい。
しかし、タツナミソウの花は紫だ。これは白。しかも小さい。地面からの高さは10センチあるかないか。
図鑑にタツナミソウ属は21種のっているけれど、コレダというものがない。
う~~ん。

ネットでしつこく調べているうち、よく似た画像が出てきた。
シロバナコバノタツナミ。
(白花小葉の立浪?)
コバノタツナミは、タツナミソウの変種。シロバナもまた変種。ということらしい。
植えた覚えはないし、見渡す限りここにこれ1本しかないんだけど、どこから来たのでしょう。やっぱり建設残土マジック?
まずは忘れないうちにここにメモ。


そして、そして…
アナタは、誰?

ムラサキサギゴケ、と思ったが、いや待てよ、葉っぱが違う。トキワハゼとも違う。この形の葉と、この花の組み合わせ、初めて見る。
これもまた小さい。地上数センチ。この中央のかたまりから、細い茎が四方八方に地を這うように伸びて、途中に花をつけながら広がっていこうとしている。
広がり方は、サギゴケというより、ウリクサに似ている。花の構造も似ている。小さいけれどトレニア(ハナウリクサ)の花に似ている。
しかし、この方面をネットで調べようとすると、園芸植物のトレニアがどっと出てきて、どうにもならない。

 


3日たっても名前がわからないと、気になってしょうがない。
ふだんは採集しないけれど、きょうは小雨だし、外にしゃがんで見ていると寒いので、ちょっと摘んできました。
そして、さらに調べる。
ウリクサは、ゴマノハグサ科、じゃなくて、アゼナ科になったんだっけ。分類って、こういう素人観察者のためのものではないから、しかたがないけれど、変わるとややこしいなあ。
牧野図鑑ではどうしても見つけられなかったので、Wikiでアゼナ科をずーっと見ていって、念のためにゴマノハグサ科も見て、もとはゴマノハグサ科だったけど他の科に移動した植物のリストがあったので、それもひとつひとつ見ていくと…

あった~!
ツタバウンラン。オオバコ科ツタバウンラン属。別名ツタガラクサ、ウンランカズラ。
ヨーロッパ原産で、大正時代に日本にやってきた帰化植物とのこと。
蔦葉…ああ、たしかに、ツタの葉の感じに似ている。這うところ、少しつやのあるところも似ている。
だけど、どこがオオバコ? どこがウンラン? どうしてどうして「ツタバウリクサ」じゃないのっ?
と、閑猫頭はおおいに混乱したままですが、とりあえず解決したので、今夜は安心して眠りましょう。

 

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アケビの花など

2023-04-20 11:07:11 | 日々

いつも目につきやすいのは濃い色のミツバアケビなのだが、今年はアケビ(五葉アケビ)の花にちょうど間に合った。

 

わいわいと華やかな集団が♂花で…

 

ぽつんとしているのが♀花。
下から見るかぎり、♀花の数はかなり少ない。

たいてい高いところに咲くので、間近に見られる機会は少ない。これは、からんだ山桜の枝が折れてしまい、手の届くあたりまでどっと垂れ下がってきたもの。
運よく、と言いたいところだが、せっかくのぼったアケビにしてみれば大失敗だし、相手の木は大迷惑。「つる草あるある」…クズ、フジ、アケビは、とくに。

 

庭の南端に咲くヤマツツジ。
コウヤボウキとキツネササゲの保護区(ごく個人的な)でもある。
ちょうどこの真上に落ちそうで落ちない大きな枯れ枝があるので、風の日のメンテナンス作業はおっかなびっくり。

 

園芸種のツツジには、鮮やかすぎてくらくらするような色もあり、昔はこの季節の公園でよく頭痛を起こしていた。いまは自分が何が苦手かよくわかっているので、事前に回避できる。
ヤマツツジの柔らかいサーモンピンクは、ずっと見ていられるから好きです。公園のように過密でもないし。

 

花のあとのユキヤナギ。五角形の実ができている。

 

ホウチャクソウ。
たまたま斜面に傾いて咲いたのがきれいだったので。

 

ノーマルなホウチャクソウは、こういう感じ。

 

クマガイソウ。何度見ても不思議な植物だ。

 

今朝からオオルリが鳴き始めた。
沢沿いにあちらこちら移動しながら、まずは試しにと、元気よく声を響かせている。
他に聞こえるのは、メジロ、ウグイス、カワラヒワ、ミソサザイ、アオゲラ(ドラミングのみ)、サンショウクイ、キセキレイ。
キセキレイ君は、お隣の車のミラーが気になってしょうがない様子。姿ははっきり見えるのに、さえずりは返してこない。なんなんだ、あいつ。

 

 

 

本日の「いいね!」

Kids From All Around The World Show Off Their Favorite Toys

世界各国の子どもたちに、お気に入りのおもちゃを見せてもらいました。
イタリア生まれの写真家  Gabriele Galimberti のプロジェクト Toy Stories より。

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雨のあと

2023-04-16 16:13:17 | 日々

どっちを向いても、みどり、みどり。
一年でいちばん変化のある時期だ。

 

ヤマガラさんがいます。どこでしょう?

 

ここでーす。
奥さんが巣材をあつめている間、見張り(?)の旦那。
ツイツイツイと鳴きながら、アッチ見たりコッチ見たり、ちょいちょいと何かついばんだり、気が散っている様子。
奥さんが飛ぶと、すかさずあとから追いかけていく。

 

新着、スノーポピー。
つぼみのついた苗を買ったら、ポットの中は根がぎゅうぎゅうではちきれそうになっていた。だいぶ長くお店にいたのでしょう。
植えたらすぐのびのびと咲き始めました。


花だけ見れば、たしかにケシ科ではあるけれど、葉はまったくケシらしくない。シラユキゲシ属。一般のポピーと違って、湿った半日陰を好み、地下茎でふえる多年草。
これから夏じゅう木陰になるうちの庭を気に入ってくれるかな。



こちらはナガミヒナゲシ。
(右側にうつっている葉っぱは、この子のではありません)
気まぐれに咲いているけれど、花壇の中では種がこぼれる前に摘んでしまうので、バクハツ的にふえることはない。

 

姫ちゃんは、今年もフライング咲き。
というか、この子はもともと、こういう子なんですね。


そして、えーっと、アナタは、誰?

花はガクアジサイっぽいけど、アジサイにしては小さい。ガクウツギにしては大きすぎる。それに、いまごろ咲く?
牧野図鑑でアジサイ属のページをくまなく調べても、コレダというものがみつからない。近年の外来種だろうか。園芸品種にしては地味すぎる感じだし。
まだまだ何が出てくるかわからない、河川系建設残土、3年目の春。
(昨年のアカバナユウゲショウは、同じ場所にわさわさと葉っぱが出てきた。マツバウンランはどうしたかな…)

 

アメリカテマリシモツケ。
大きく大きくなって、花もたくさん。

 

つぼみと、咲き始めと、完全に開いたのと。


本日のコマ散歩。

 

 

木陰でひと休み。
山桜の萼と未熟な実がいっぱい落ちている。

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本日の鳥さんズ

2023-04-13 15:11:59 | 日々

おなじみヒヨドリも、春はそわそわ。

 

冬の頃より「きりっ」として見えるのは、気のせい?

 

低いアジサイのしげみでごそごそしていた。餌探しかな。
おなか側から見ると、なかなか凝ったデザインの衣装。

 

偶然だけど、頭に葉っぱがかぶさって、日除け帽をかぶったみたいになっています。

 

猫毛をあつめに来たヤマガラ。
この百円ショップのメッシュのペン立てが一番役に立つ。
こうして横からひっぱると…

 

ほどよい量ずつ取れるのです。
(上からつまむと、一度にたくさんついてきて、ぶわっとそこらじゅうにばらまいてしまう)



しっかり持って、途中で落とさないようにねー。

 

桜の枝でさえずるウグイス。
ウグイスは見通しのいい梢に出てこないし、一か所にじっととまっていることもない。つねに移動しつつ鳴くので、たいてい声だけで姿は見えない。
やっととらえた、と思ったけれど、真下からではウグイスらしいところがまったくないのでした。

 

屋根のてっぺんで鳴くキセキレイ。
下に停めてある車のミラーを蹴られないよう、たたんでおかなくちゃ。
(そして、たたんだまま走り出さないよう気をつける!)

 

道明寺にめぐり会えないまま、八重桜はぽたぽたと散り始め、入れ替わるように朴の木の新芽が開き始めた。
そしてふと気がつくと、世の中はすでに柏餅の季節になっておりました。


山はたちまち新緑のグラデーションに。



お外にはいろいろ楽しいことがある。
植物の研究に出かけるクレ博士。

 

コマ吉は、トカゲハンティング?
(ここんとこ毎日2匹はリリースしていますが、シッポ失くした子が少ないのは、捕り方がうまくなったのか、飽きるのが早くなったのか…)

 

本日の「いいね!」

Crocheted Toasts, Ramen, and Turkey Dinners Are Prepared with Rich Fibers

美味しいかぎ針編み。フィンランド在住 Maria Skog の作品。 

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春の猫

2023-04-11 15:29:47 | 日々

クレちゃんはどこだ?

 

「呼んだ?」

 

コマちゃんは…

 

「いるよー」

 

お外が気持ちいいね。

 

気持ちいいけど、早くも草むしりが大変だよ。
この時期は、一歩外に出ると、あれもこれもと用事が雪だるま式に増えて、なかなか帰れなくなってしまう。
はあ、ちょいと一休み、と腰をおろしたら、クレ坊がすうっと来て、当然のように膝の上に。

 

コマやと違って、クレ坊はお膝っ子。作業中でも、食事中でも、かまわずあがりこみ、ゴロゴロいってくつろいでしまうので、こっちは立つに立てなくなって困るのです。

 

うーん、ま、いいか。

 

そして、ころがってる奴。

 

砂まみれだけど、ま、いいか。

 

日が長くなった。
夕暮れの西の空を、ツバメがくるくると飛んでいる。
(速すぎて写ってません・笑)

 

本日の…レシートの謎。

このあいだテーブルの下でみつけた1枚の紙きれ。
一見なんの変哲もない百円ショップのレシートなのですが…

謎その1
「固まる猫砂」を1袋買ったことになっている。
でも、これ、うちでは使ってません。
(ダイソーで猫砂を売ってるなんてことも知らなかったわ)

謎その2
よくよく見ると「網走××店」とある。あばしりィ…? なんでそれがうちにあるの?

Mに聞いたところ、先月北海道に講演によばれて行ったとき、ワークショップ用の材料が足りなかったので、たしかに百円ショップに行ったのは行ったと。
でも、「猫砂」なんて買わないよ、と。
そりゃあそうよね。鳥の巣を作るワークショップに、あの白い粒々が役に立つとは思えません。
(いや、濡れると固まる性質を利用すれば、ツバメの巣とか作れるんじゃない? と一瞬考えたけれど、本人が買ってないと言うんだからね)

おそらく他のお客さんの置いてったレシートがまぎれこんだんでしょう、ということで、結局、謎でもなんでもなかったわけですが、そうか、網走にも、猫、いるんだなァ…と、あらためて思った次第。
北の国の猫さんたち、春が待ち遠しいね。

 

本日の「へえ~」

「インチキ扱い」された「隕石衝突で恐竜絶滅」説が、じつは「正しかった」とわかるまで

地動説だって異端とされた時代があったのだから、今後何がどう変わっても驚きませんよ、わたくしは。

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八重

2023-04-09 11:42:00 | 日々

八重桜。普賢象と、

 

関山。
この木も知らないうちにずいぶん大きくなった。
川沿いの急斜面の途中にあるので近寄れないけれど、花の時期には、バスの通る道からも見える。
そうだ、桜餅買ってこよう。道明寺。(毎年言ってて買いそこねる・笑)

 

コナラの新芽の柔らかいみどり。

 

ムクロジの新芽。実生でようやく1メートルほどになった。
伐るのは数秒でも、育てるのは年単位だからねえ。
うしろは十何メートル?の朴の木。

 

イチゴの花も咲きましたよ。蜂さんよろしく。

 

ほったらかしのブルーベルも咲き始めた。

 

そして、なんとなんと! 大好きなシロバナハンショウヅル!
5年かけて大事に大事にしてきた甲斐あって、この春はじめて花が咲いたのです。
とても繊細な野生のクレマチスで、生えるところには生えるが、人の都合で植えても、そうそう簡単には居ついてくれない。
園芸種のクレマチスもそうだと思うけれど、あるていど株(根)が太るまでは花をつけないようだ。冬に一見枯れたように見える細いつるも、うっかり切ってはいけないらしい。
これからは毎年花が見られるようになるかな。
心の中でバンザイ三唱の閑猫。

ほら、こっちにも。薄緑のふわっとした風船のようなつぼみ。
支えを増築してやらねば。あれは、何といったっけ、トレリス? 隣町のホームセンターに行ってこなくちゃ。
(で、お祝いに道明寺買ってくる・笑)

 

本日のコマや。

あのたくさんのたくさんのはなびらは、どこへいってしまったんだろう。

 

本日の…「すごいね」。イースターにちなんで。

卵1万5000個! 巨大オムレツ祭りに行ってみた

1万5000個の卵で2000人分…ということは、えー? ひとりぶん7個半?(計算合ってる?)

動画はこちら。

Omelette Géante de Bessières

オムレツというか…巨大炒り卵?(笑)

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春を拾う

2023-04-07 11:33:17 | 日々

ふんわり可愛い里山の上に、白い雲の群れがやってきたところ。

この小さい山のてっぺんには神社というか祠みたいなものがあって、年に一度、2月のまだ寒い頃に、地域の人たちが登ってお参りをする。
昔は子どもたちも登って、お菓子などもらって帰ってきた。いまは役員のおじさん(おじいさん)たちが数人集まるくらいで、かろうじて継承されている。
航海の神様だとか聞いたが、港からはかなり離れているし、祠のある場所から海が見えるわけでもないらしい。集落を流れる川だって、舟を浮かべられるほど大きくない。航海と直接つながりのないこんな山村に、なぜ?

 

ハルジオン。コンニチハ。

 

サルトリイバラ。花がたくさん。

赤い実のつくサルトリイバラは、西洋ヒイラギのない暖地のクリスマスの飾りにうってつけなので大事にしてきた。それが、この数年で急に増え、邪魔になるところは切っても惜しくないくらいになってきた。
ほんとは「急に」増えるわけではない。テイカカズラもそうなのだが、徐々に徐々に増えていって、あるときふと気づく。「そろそろ駆除しないとまずいレベル」まで、カウントダウンが始まっている。
実だけ見れば可愛らしいけれど、とげありのつる植物の管理は難しい。切るまではいいが、枯れてもトゲトゲの長い枝はあっちこっちにからみ、捨て場所に悩む。

 

カリンの花。今年は高い高いところに咲いている。

 

実になるかなあ。
いただき物の「カリンのジュレ」が美味しかったので、作ってみたい。せっかくなら4個くらいできないかなあ。

 

花壇の、えーと、ナントカマーガレット(笑)。
ビオラが思ったより早く咲ききってしまったので、トレニアまでのつなぎにと買ってきたもの。
こういうの、毎年のように新品種が出るけれど、どうせ梅雨は越せないんだろうなあ…と、名前を覚える気がない。

庭のあちこちに、ヒマワリの芽!
小鳥の餌がこぼれて、毎年いくつかは出るけれど、今シーズンはすごく多い。粒が大きかったから、落とすことが多かったのかしら。
木陰では育たないので、みつけるたびに掘って日なたに移動してやる。ヒマワリ畑ができそう。

オキザリスも、ぽちぽちとね。

 

本日のクレ坊。

雨になったので、寝てます。

最近あまり使っていなかったカメラ(ニコ)は、中央にしかピントが合わないので、ときどき不便だ。
オートフォーカスというだけでじゅうぶん便利なはずなのに、新しいほうのカメラ(のんちゃん)が液晶画面をタップするだけでどこでも好きなところにピントを合わせられるものだから、たちまち相対的に不便になってしまった。
とくにクレ坊は、黒いとこと白いとこがあるので、中央の黒いとこに合うと露出オーバーになりがちだ。
だけど、あれ? ニコもピント位置を変える方法、あったんじゃなかったっけ? たしか前はできていたような気が…。
こういうとき取説がないと調べようがなく、しばらく不便なままでいたけれど、このあいだアチコチさわっていたら偶然「コレダ!」と思い出したのでした。
ほらねー、やっぱりできるじゃないか。
ということで、右下のクレ坊のヒゲに無事フォーカスできたよっていう、まあそれだけの話。

 



うーん、あんまりよくわかんない、ですかね。ま、自分がよければ、それでよし、ってことで(笑)
  

本日の「いいね!」

Duct Tape and Dreams: The Wild History of SFMOMA’s Famous Soapbox Derby

70年代にサンフランシスコで行われたアートイベントが、昨年4月に復活したという話です。
ソープボックス(石鹸箱)というのは、日本でいうと「りんご箱」(←木箱の時代の)みたいな感じの言葉なのかな。
動力なし、ハンドルとブレーキだけの手作りカートで坂を下る。楽しい!
(ちょっと長いけど動画を見てね)

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