閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

きなこ

2020-06-28 15:36:30 | 日々

11年半まえの寒い日に、お空から降りてきた猫のきなこは、昨日の夕方お空に帰っていきました。
今年初め頃から体調を崩し、4月からのリンゲル補液で奇跡的に持ち直し、ここしばらくは元気にしていたのですが、残念ながら二度目の奇跡は起こりませんでした。


うちに来て以来、ずーっと「おうちっ子」だったきななが、具合が悪くなってからは、しきりと外に出るようになり、お気に入りの草むらで、風の音や川の水音を聴きながら、長い時間をすごしました。
色とりどりのあじさいと、蛍と、水恋鳥も見送ってくれました。


年齢はいくつだったのか…うちに来たときすでに小さな子猫ではなかったので、すくなくとも12歳、もうちょっと上だったかもしれません。
超ビビリで人見知りで猫ギライで、野生動物っぽい猫だったけど、あとから来たマドリとは不思議と仲が良かったし、寒がりコマ吉の湯たんぽ兼おかあさんにもなってくれました。
いまごろはお空でマドちゃんと再会しているかな。
これまできなちゃんを応援してくださったみなさま、ありがとうございました。

 

ありがとう。

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みずいろ

2020-06-25 22:39:37 | 日々

あじさいは、品種によって水揚げがむずかしいのがある。この「てまりてまり」は、わりあい失敗が少ない。こぢんまりした花なので重たくならず、テーブルに飾るにも良い。
外で見たときは「そらいろ」と思ったけれど、持って帰ったら「みずいろ」に見える。

 

紙風船のような桔梗のつぼみ。

 

オカトラノオ。この花を見ると、なぜか「立っている」という感じがする。他の花だって寝ているわけではないけれど。

 

ヒペリカムの一種、金糸梅。日陰の狭いところで、いつのまにか大きくなりすぎ、もう移植できないので、梅雨のうちに挿し木を成功させたい。
チェリーセージ、ローズマリー、ラベンダー、みんな挿し木待機中。クチナシは、ただ挿すだけで簡単についてしまう。

 

ホタルブクロ。
先日の夜に、蛍を2匹だけ見た。昔はもう少しいたけれど。
近年、雨の量が多く、たびたび川が荒れるので、蛍の幼虫も、餌になる淡水貝も定着しないのだと思う。
ヨモギ退治に明け暮れる花壇では、アカメガシワとカラスザンショウの芽を大量に抜いたあと、ホタルブクロと思しき草の芽が猛然と出てきた。これは種子でもふえるし、地下茎でもふえる。来年の今頃はどうなっていることやら。


アブラチャンの青い実。食べられません。残念ながら。

 

ナンキンハゼの新芽。
拾った種子をまいて育てたので、まだ人の背丈くらいだから観察しやすい。親の木は、ちょっとびっくりするほどの高木になってしまっている。

お、咲いた。
(咲くと、桔梗の色はうまく再現できないのです。花の内側に何か仕掛けがあるのだな…)

 

本日のゲスト。

うまれたばかりのカマキリっ子。
蚊よりちょっと大きいくらいなのに、ちゃんと構えてこっちを見る。

 

本日のクレボーイ。

さも遊んでもらいたそうにころがっているので、遊んであげよう。

 

 

おかあさんがヒマそうにしてたので遊んであげたよ。

 


本日の「いいね」…というわけではないけど、

「コロナ禍」一体何て読む?

いやおうなくみんな巻き込まれる感じは「渦(うず)」のほうがリアルかも(笑)。
これは「ペスト禍」あたりから来ているのかな。「インフルエンザ禍」なんて聞かないものね。「か」と打って「禍」がすぐ出たらちょっと悲しい。

SNSで誤字、誤変換が多いのはもう見慣れたけど、最近、NHKのニュースでさえ、字幕に誤変換が増えた。おわびと訂正が出てから初めて「あ、そうか」と気づくこともある。
コロナの収束、収束といっていて、こういう場合は「終息」のほうじゃないの? 違うの? といちいち気にしていたのだが、3か月もしたら、もうどっちでもよくなってきた。早く終息してほしいです。

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「星とトランペット」電子版

2020-06-22 17:41:18 | お知らせ(いろいろ)

『星とトランペット』(講談社文庫 1984年)が電子書籍になりました。

講談社さんでは、文庫の古いものをどんどん電子書籍にしているそうで、この本も「します」という話を聞いたのは、何年前だったかな。
紙の本だったら、校正が来たり、できたときは「できました」って見本を送っていただけるのに、電子版だとそういうこともなく、こちらには何の連絡も来ないもんですから、たまたま見つけて「あ、出てたんだ?」と。
そして、お知らせするにも、のせる画像がないので、なぁんとなく、物足りない感じ…実体のない本は初めてで、まだ慣れません。読んでないし(笑)

上の画像の、左が講談社文庫。奥付を見たら、昭和59年! 定価280円。昔の文庫本は安かったのね。そして、字がちいさ~い。
右は、現在唯一入手可能(たぶん)な紙の本。Amazonのオンデマンド版ペーパーバック。
講談社文庫の内容が、そのままブッキング(復刊ドットコム)のハードカヴァーになって、それがそのままオンデマンド版になったので、収録作品は電子書籍もオンデマンド版も同じです。
ただし、イラストは電子版には入っていません。

 

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きょうりゅう絵本2冊

2020-06-20 15:23:51 | お知らせ(新刊)

恐竜の絵本が2冊できました。
『ティラノサウルスのはらぺこないちにち』
『トリケラトプスのなんでもないいちにち』
竹下文子・文/鈴木まもる・絵/偕成社 2020年7月刊

テキストができたのは2年半ほど前で、そのころのブログにもちらっと書いていたので(その1その2)ご記憶の方もいらっしゃるかと。
その後、絵を描く人が忙しくなったため、すこし間があきましたが、このほどめでたく2冊同時発売となりました。

肉食恐竜のティラノサウルスは、朝からはらぺこ。

 

えものをみつけて追いかけても、逃げられたり…

 

大きすぎたりして、なかなか食べられず。

一方、草食動物のトリケラトプスは、

ひたすらむしゃむしゃ草を食べ…

 

たまにちょっと「どきどき」もあるけど…

 

なにごともなく、夕暮れまでひたすら草を食べる。


というわけで、同じ時代、同じ地域に暮らす2頭の恐竜の「ある一日」を描いた絵本です。
2冊に分けたのは、草食動物と肉食動物を1冊に入れると、どうしても被害者と加害者、善と悪の図式になってしまうからで…。
ティラノ君だって、いつも悪役では面白くないだろうし、そもそも動物が(動物ですよ。怪獣ではない)生きるためにゴハンを食べるのはあたりまえのこと。肉食だというだけで凶暴だとか獰猛だとか決めつけるのは間違っている。トリケラはトリケラで、じぶんのゴハンを食べて暮らしている。それだけのこと。良いも悪いもありません。
それなら、変な擬人化も擬竜化もせず、「対戦」もさせず、肉食、草食、それぞれの立場から、行動の違いや周囲との関係を書けば…と考えました。いわば1枚のレコードの「サイドA」と「サイドB」のような…(たとえが古すぎるよ!)。
主役の2頭が直接顔を合わせるシーンはないのですが、気をつけて見ていただくと、あ、あれが、あれか…とわかったりする仕掛け。なので、単独でももちろん読める絵本ですが、2冊合わせると4倍楽しんでいただけるんじゃないかと思います。

裏表紙は、骨格標本です(笑)

 

黒にゴールドの文字という渋カッコイイ系の帯がつきました。

じつは、というか、当然ですが、わたしは生きている本物の恐竜を見たことがありません。
手がかりは、発掘された骨の化石だけ。そこから復元された骨格標本と、生きていたときはこうだった(かもしれない)という想像図だけ。
それではどうもぴんとこないので、肉食のティラノサウルスは、うちの池の亀(と猫も少々)を参考にして、草食のトリケラトプスは、そこらの鹿のようなものだと思って、それぞれの行動や気持ちを想像して書きました。
恐竜本体だけでなく、その時代の風景というのも、さっぱりわからない。なんとなく、遠景に火山が火を噴いていて、沼みたいなものがあって、巨大なシダかソテツっぽいものが生えている、というぼんやりしたイメージはあるけれど、ほんとはどうなんだろう。タイムマシンに乗れたら、ぜひ見てみたいです。(確実に酔いそうだけど…)
福井県立恐竜博物館の寺田和雄先生(数少ない古植物学者のおひとり)にはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。

 

 

 

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あじさいツアー

2020-06-19 15:53:38 | 日々

山あじさいと交代して、西洋あじさいが見ごろに。
このピンクのハイドランジアは、もう30年以上うちにいる。
花びらのふちにぎざぎざがあって、たしかもっと華やかな感じだったと思うけど、いつのまにかシンプルな花になっている。
花木も年をとると丸くなるのかしら。


がくあじさい。

 

アナベル。大好き。

 

がくあじさい「隅田の花火」。

 

これもがくあじさいの品種。まだ色が薄い。

 

カメキチ邸の「てまりてまり」。

おなじく亀所有の「未来」は、咲き始めが早いので、もう色が抜けてきてペーパーフラワーみたいになっている。あとは、西洋あじさいの白と、小さいブルーの姫あじさい…それで全部。
(ぜんぶ撮ったつもりで、2つ抜けてました)

 

これはお隣のポップコーンあじさい。

 

本日のにゃんこ。

雨なので寝てまーす。

 

こっちも寝てまーす。

 

缶バッジこっそりゲット♪

 

本日の「いいね!」

Solar-powered desalination plant in Kenya gives fresh water to 25,000 people a day

太陽光発電で塩水を飲料水に変えるシステム。
女性と子どもが毎日の水汲みから解放されれば、教育を受ける機会がぐんと増えるのです。

 

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「ねえだっこして」読み聞かせ(NHK福岡)

2020-06-14 21:43:10 | お知らせ(いろいろ)

NHK福岡放送局 
2020年6月17日(水)夕方6時台「ロクいち福岡」内「えほん、よむよ!」コーナーにて。
(放送日が変更になりました)

放送終了後、福岡放送局のホームページでも公開されます。期間は7月5日(日)まで。

福岡ゆかりの作家ということで取り上げていただくようですが、わたしは福岡県出身といっても「生まれただけ」で、2歳以前に引越してしまったので、なんだか申し訳ないなァと、いつも思います。

 

『ねえ だっこして』(竹下文子・文/田中清代・絵/金の星社 2004年)

 

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梅雨入り

2020-06-13 16:00:07 | 日々

すっかり色が濃くなった紅子さんと、

 

いまが盛りの天城甘茶。

 

クチナシも咲き始め。
これも一枝の挿し木から育てたもの。今年は尺取虫にだいぶかじられたけれど、それでもつぼみは15個くらいある。
香りのよい花木が庭にあるのは、いいな。

 

雨でも元気なアスチルベ。「スポットライト」だったっけ?

 

フランネルフラワーが、ふわふわの種になっていた。
園芸種でも、種のできる植物が好き。かってに増えてくれればもっと好き。
(単なる怠け者ともいう)


ガザニア。和名をつけるとしたら「勲章菊」だな、と思っていたら、本当にそうだった。

 

ペチュニアとか、サフィニアとか、南米原産のナス科の花が、前からどうも苦手で…
山間部で日照が不足なのか、土が合わないのか、植えても短期間で駄目になることが多い。このぺらぺらした花は雨に弱く、たちまちぺしゃっとして見る影もなくなってしまう。そもそも地植えには向いていないのだろう。
ペチュニアは和名を「つくばね朝顔」という。朝顔とは似て非なる不透明な色で、それも苦手の理由かも。
濃い色も、クリーム色を合わせると、少しはいいかな、と思って、試しに。

 

3週間前に移植したばかりのアナベルが、ひょろひょろながらも、元気に咲きました。嬉しい。

 

 

そしてこちらは、新入りさんの「ピコティ・シャルマン」。
ほんのりスモーキィピンクに一目ぼれして。
この子は、来年からが楽しみ。


本日のゲスト。

えーと。きみは、誰だっけ?


ある日。
車が壊れたので、しかたなくバスで出かけることにする。
すぐ前の道を通る路線バスで、ここに住むようになった当初は唯一の交通手段だった。でも、車の免許をとってからは、バスはほとんど利用しなくなった。最後に乗ったのはもう20年以上前。小学生の下校の付き添いだったかな。
久しぶりのバスで、驚いたのは、乗り心地が良くなったこと。走行がスムースで、振動も少ない。音も静か。記憶にあるバスのイメージとだいぶ違うし、外から見た印象とも違う。ふだん乗る車より座席の位置がうんと高いので、窓からの景色が新鮮に見える。
30分あまり乗って、料金は790円。たくさんの硬貨をいっしょうけんめい数えてじゃらじゃらと入れる。途中で乗り降りした人を含め、乗客は4人だけだった。都会のバス賃に比べればかなり高いけれど、コストを乗客の数で割れば、それくらいになるんだろうと納得する。運転手さんにお給料も払わなければならないし。
雨模様の平日の午前中。駅前は閑散として、閉まっている店も多い。開けているところも、入り口の真ん中だけ、申し訳程度に物を並べて、人の姿は見えない。
飲食店に「お持ち帰り弁当あります」と、ダンボールにマジックで書いた看板。「煮魚弁当」の文字から、美味しそうなものが何も想像できない。見えるのは、苛立ちと、あきらめと、やり場のない怒りのようなもの。
前後20メートル以内に誰も歩いていないので、マスクはずそうかなと思ったけれど、人の顔を見てあわててマスクをつけるのも失礼のような気がするので、やめておく。
英語では仮面も覆面もマスクというけれど、日本ではマスクといえばまず医療用をさすのがふつうだ。だから日本人はマスクをすることに心理的な抵抗がないのだな…ということを考える。「外出時は仮面をつけなさい」とか「覆面をしなさい」って言われたら「え~~」と思うでしょ。
休業なのか廃業なのか、シャッターを下ろした店先で、雨をよけながら、壁に同化したように座り込んでいるホームレス風の人。パトカーで来た警官が二人、かがみこんで、まっ白なマスクごしに話しかけている。
用事をすませ、帰ろうとしたら、帰りのバスまで1時間半もある。もともと少ない本数が、コロナの影響でさらに減っているのだ。
時間をつぶす場所もないし、どうしようかと家に電話したら、Mが迎えにきてくれた。
車の壊れたとこは、ガムテープと針金で補修してあり、左カーブのたびに異音がするので落ち着かない。エイリアンが宇宙船の横腹にとりついて齧っているみたいな、じつに不気味な音である。




本日の「いいね!」

No one ever said animating was safe.

エンドレスな仁義なき戦い。

 

もうひとつ。

Penguins take accidental selfie after finding camera in Antarctica

コウテイペンギンに見下ろされる。このアングルは、なかなかないですね。

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「なまえのないねこ」韓国版

2020-06-10 21:48:53 | お知らせ(海外版)

「なまえのないねこ」(町田尚子絵・小峰書店・2019年)の韓国語版ができました。
タイトル文字が可愛いですね。

 

絵の中の手書き文字も、ちゃんとハングルになっています。

猫の「名前」がたくさん出てくるので、それが外国語に翻訳されるとどうなるのか、というところに興味がありました。
メロンとレオは、そのまま。
げんたとチビは、同じような意味の韓国語。
おそば屋さんのつきみは、うどん屋のウドン、かな?
ハイジとクララは、「日」と「月」みたいな感じ。
お寺の猫は…「菩薩」? 猫にそんなすごい名前つけちゃっていいのかな。
犬のモコちゃんは「ミンミン」となっていて、これは翻訳者さんの愛犬の名前みたいでした。
(例によって「グーグル翻訳」なので、怪しいですが!)




後ろ見返しのたくさんの名前もぜんぶ訳されています。(ここは読めなかった)

 



韓国版はカバーはなく、裏表紙に入っている文字は、猫好きユーチューバーや漫画家さんの推薦コメントだそうです。

 

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中国版2冊

2020-06-09 15:12:31 | お知らせ(海外版)

「いそげ!きゅうきゅうしゃ」と「おはよう!しゅうしゅうしゃ」(偕成社)の中国(簡体)版ができました。ペーパーバックです。

 

これでのりもの絵本シリーズが10冊そろったので、セット販売のケースも新しくできました。
出てくる乗り物がちりばめられていて、楽しい。
「600種車輌大集合」「15種工作全体験」「中国簡体版売上突破100万冊」
えーと、これらの数字はよくわかりません。600種って、何をどう数えたんだろう。
そして、このスケボー兄さんは、なぜここに?(笑)

 

ちょい役からの大抜擢に、みんなびっくり。
ついでに、ケース左上方の女の子は、どこに出てくるか、わかりますか?
(正解は、次回に!)

 

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マカダムローラーについて

2020-06-09 14:30:28 | Q&A

出版社経由でお問合せをいただきました。

絵本「みんなで!どうろこうじ」で、最初にマカダムローラーが出てくるときと、2回目に出てくるときでは、乗っている場所が変わるのはなぜですか?
よく見るとハンドルも2つですが、息子に質問されても答えられず…。

わあ、マニアックなご質問が来ましたね~。2歳の坊やも、よく見てるなあ。

マカダムローラーというのは、いわゆる「ロードローラー」の一種です。道路に敷き詰めた砕石を押し固めるのがお仕事。
この見るからに重そうな鉄の車輪が2つ+1つの三輪車タイプがマカダム式、前後に1つずつのがタンデム式、というのだそうです。
タイヤがついたのはタイヤローラーといって、マカダム君のあとに仕上げを担当します。片方が鉄、片方がタイヤだったら、コンバインドローラー。

さて、マカダム君が「最初に出てくるとき」というのは、14-15ページの…

ここ。
そして、「2回目」は、26-27ページの…

 

ここ。
あ、ほーんとだ。ハンドル2つある。1回目は右側、2回目は左側にすわってる。

ローラーというのは、この大きさで、この車輪ですから、むこうまで行ってぐるっとUターン、というのが難しい。前進と後退を繰り返して作業をするわけですが、運転手さんが真ん中に乗っていると、左右の車輪の陰になる部分が見えにくいんですね。だから、これくらい大型のローラーでは、運転席は2つあって、道の右端に寄るときは右に座り、左端に寄るときは左に座る。
ということでした。なるほどー。(わたしも知らなかった)

10年前に出た絵本ですが、ぱらぱらめくるたびに、「あれ? ここは、こうだっけ?」「こんなのあったっけ?」と、何かしら発見するものがあります。

焼き鳥屋さんの看板、前から「鳥の巣」だったっけ?
しばらく見てない間に、店が変わったんじゃないかと、一瞬思ったけど、まさかそんなことはないか。
(しまっておいた日本人形の髪の毛が伸びる、的な…)

 

 

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