季節の進みが早い。
小さい黄色のスイセン、テタテト。つぼみがひとつふたつ出てきたなと思っていたら、たちまち開いてにぎやかになった。
クロッカスは、黄色が減って、紫が増えた。
ミズキに、ミノムシ。
晩秋に蓑を固定し、ひっそりとさなぎになって春を待つ。
ミズキの枝は、春先のいまごろがいちばん赤みが鮮やかだ。
遅ればせながら、大根を干します。
晴れが二日続けばかなり乾くので、あとはストーブのそばでカラカラに仕上げるだけ。1本切っても、干すとほんのちょっとになり、毎度驚く。
クレちゃんは、キャットニップの新芽を調べに来た。
枯れ枝に残った天然ドライリーフのほうが気になる様子。
調査完了。
いかがでした?
「こういう気分だよ」
本日のゲスト。
越冬インパチエンスに、てんとう虫。黒地に赤い二つ星のナミテントウ。
ナミテントウは、晩秋になるとやってきて、窓のサッシのわずかな隙間で冬越しをする。
そのまま春までおとなしくしていればいいけれど、冬でも変に暖かい日があったりすると、目を覚ましてしまった子が1匹2匹、日のあたる窓ガラスをうろうろ、うろうろしている。
外に出してやっても、まだ餌もないだろうし、また気温が下がれば動けなくなるだろう。
ちょっと思いついて、鉢植えのインパチエンスにお誘いしてみた。
せかせかと茎をのぼって飛んでいく子もいるが、しばらくあちこち探検したあと落ち着いている子もいる。
何をしているのか、小さすぎてよくわからないのだが、暖冬でハダニが出始めているから、退治してくれるとありがたいなあ。
それにしても、何か月も飲まず食わずでひからびたようになっていたのに、いきなりちょこちょこ歩いたり飛んだりできるのが不思議でしょうがない。熊のようにじゅうぶん皮下脂肪をたくわえて冬ごもりするならわかるけど、虫はそういうことができない…のよね?
いったいどういうしくみになっているのでしょう。
畑の害虫アブラムシの駆除に、天敵のテントウムシを使うという方法がある。薬品を使わずに済むのは良いけれど、問題はテントウムシが気まぐれで、すぐどこかへ飛んでいってしまうことだ。
そこで飛翔能力のない「飛ばないテントウムシ」というものが開発され、販売を開始した、という話を、だいぶ前に聞いたけれど、その後普及はしているのだろうか。
人間の役に立つように…とはいえ、なんだか気の毒な話である。
そういえば、うちの庭や畑でアブラムシが大発生して困ったことはほとんどないから、気まぐれな「飛ぶテントウムシ」たちが、ほどよく働いてくれているのかもしれない。
本日の「いいね!」
Desert Breath
東サハラ砂漠に存在する謎のオブジェ? インスタレーション?
1997年に制作された巨大アートプロジェクトだとか。
(10年前の記事なので、現在はどうなっているかわかりません)
↓
メイキング動画
幼児が嬉々として砂遊びをするように、こういう場所を見ると何か作りたくなっちゃうのは、わかる気もする。