閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ちらっと・じゃない

2022-02-26 20:00:34 | サンゴロウ&テール

ドルフィンの絵を、もったいぶって、ちらっとずつお見せしていこうかな、と思っていたのですが、途中で原画をぜんぶ出版社に送ってしまったため、手元に一枚もなくなってしまい…。
そうこうするうち、あまぞんに書影が出てしまったじゃないですか。まだずいぶん先の話なのにね。
(じつはまだこの2冊の表紙しかできておりません)

ということで、<三日月島のテール>1巻『ドルフィン・エクスプレス』2巻『三日月ジョリー』は6月1日発売だそうです。偕成社からです。


 

 

このお知らせをごらんになった方、あわてて「予約」しないでくださいね。
じつは、まだ非公式情報ですが、今年秋には5冊入りの「ボックス」ができる、らしい、といううわさが…。
確定したらあらためてお知らせしますので、箱が欲しい方は、しばらくお待ちくださいませ。

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明日葉

2022-02-24 21:37:35 | 日々



明日葉(アシタバ)はセリ科の植物で、暖地の海岸に近いところに自生する。
わが家は海からひと山ふた山越えた内陸部にあり、このあたりが分布の限界なのか、さらに山奥に入ってしまうとあまり見かけない。条件さえ合えばとても丈夫な植物だけれど、霜には弱いらしい。
すくすくと伸びた新芽を摘み、ゆでてお浸しにしたり、卵とじにしたり、マヨネーズも合うし、生で天ぷらもパリパリして美味しい。
セリやミツバの仲間なので、香りにも味にも独特の癖がある。これがそれこそ癖になる味で、おぼえてからは年々好きになっていく。感覚としては、山菜というより野菜、ふだんのおかず、です。

いつも4月5月頃が旬なので、まだちょっと早いかなと、枯れ草の間をのぞいてみたら、早くもつややかな新芽が出ていて、それがとても魅力的に見えたので、片手でにぎれるくらい摘んできた。
すぐお湯を沸かし、さっとゆでて絞る。どれどれと味見をしたら、これがまあ甘くて柔らかくて美味しいのなんのって。気がついたら流し台の前で立ったまま、醤油も何もつけずにむしゃむしゃと食べていた。
アシタバは健康食品として売られているほどだから、身体に良いのは確かだろうけれど、たまたま現在のわたしに不足している栄養素がばっちり含まれていたに違いない。
猫がときどき外で熱心に草を食べているのも、こんな感じだろうか。動物は知識や情報がなくても、必要なものは本能的に摂取している。わたしもちょっぴり猫に近づいてきたかな。

ここ数年、積極的に保護して(草刈り担当者にも「食べるんだからね!」としつこく念を押して)きた成果が、ようやくあらわれてきたようだ。早春から初夏まで、濃い緑の葉がいつでも利用できるのはとてもありがたい。なにしろ今年は、畑の小松菜もほうれん草もいっこうに育たず、ほとんどヒヨドリに食われてしまったし。
アシタバは多年草で、数年たつとずいぶん大きな株になるが、そこからにょきにょきと1メートルも茎を伸ばして、白い花火のような花を咲かせ、大量の種をつけたあと枯れる。
完全に熟した種が乾いてしゃらしゃらと鳴るようになったら、そのへんの草むらにまき散らしてやり、残った太い茎は根元からのこぎりで切り倒してしまう。春には、種から芽生えたちっちゃなアシタバ小僧が、あっちこっちで元気に顔をのぞかせる。


梅の花もふえました。
実が採れるかな、どうかな。
(青梅でつくるシロップを、夏よりも冬にお湯割りで飲むのが好き)

 

クロッカスは、黄金のろうそくのようなつぼみをひらいた。
(『木苺通信』p.137)

 

コウヤボウキの綿毛。
これもなんとかふやそうとしているけれど難しい。

 

赤い新芽がぽちぽちしてきたアメリカテマリシモツケ(…だったっけ?)

 

本日のクレ坊。

たまにひとりになりたい気分のとき。

 

本日の「いいね!」

The Polar Bears Occupying an Abandoned Weather Station in Russia

シベリア沖の無人島にやってきたホッキョクグマたち。観測所の廃墟でくつろいでおりまする。

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ねこの日

2022-02-22 02:22:22 | 日々

今年はニャンニャンがたくさん並ぶ「スーパーねこの日」ということで、めでたいです。
(いや、だからどうってことはありませんけどね…)

たまたまなのか、2月は猫っぽいいただきものが多く、まずは…

ねこ缶!

そして…

ツシマヤマネコ缶!!
(なかみは対馬で作っているお茶だそうです)

さらに…

コマ吉!?

 

そっくりだよ~!


本日のしあわせキャッツ。

 

 

めずらしくタヌキ顔の真鈴さん。

 

黒猫ですが、こうして見るとシッポが縞?

 

本日の「いいね!」

ねこの日といえば、やっぱりこれでしょう。

Titanic with a Cat

笑笑笑


おまけ。

The Black Cat Jig

ロール紙芝居というのか、素朴な絵が良いですね。

わたしぐらいの年代だと、中学生のとき強制的にフォークダンスを踊らされた方も多いと思いますが、あんな陰気な学生服やジャージでぞろぞろ踊って楽しいわけがないでしょう。いまだったら喜んで踊るわ、黒猫ジグ。
(もうちっと若けりゃね…)

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Birthday

2022-02-18 11:51:13 | 日々

Mから。
”菜を摘む老婆と猫” かなあ?(笑)

おかげさまで、まずまず無事に誕生日を迎えられました。
一日一日をたいせつに暮らしていこうと思います。

子どもの頃からずっと、自分は「冬生まれ」だと思っていたけれど、もう立春も過ぎ、すこしずつ日が長くなり、気の早い小鳥はちょっとさえずってみたりもしている。
風は冷たくても、光のあかるさが、もう冬ではない。
そうだ、これからは「早春生まれ」ということにしよう。

さて、誕生月といえば、毎年恒例の確定申告のシーズン。
今年はどういうわけだか「3月16日から」と思い込んでいて、新聞をみたら2月16日に受付が始まったとあり、おおいにあわてる。3月15日「まで」じゃないですか!
いや、あと少しというところまではできているのですが、あわてたわりにはすぐやろうという気が起きず、こうして不要不急のブログを書いていたり…。

じつは、この書類作成も今回で一区切り。体調のことなどもあって、次年度からは部分的に人にお願いすることに決めました。なにしろ40年以上ひとりで(Mのと二人分)やっていたため、マニュアルがすべてわたしの頭ん中にしかなく、それでは何かあったときにマズイんじゃないか、ということで。
ただ、人に頼むには、互換性のない現在の会計ソフトから別のに乗り換える必要があり、ようやく使い慣れてきたとこなのに…大丈夫なのかなあ。
(などと言ってないで、さっさとやる!)


こっちは何もしない猫ども。

 

コマちゃん! 近いよ!

 

ヒゲ焦げるよ!

 

本日の「いいね!」

Reluctant sloth rescued from electricity cable

電線から下りられなくなったナマケモノ救出される。コロンビア。
ほんとに下りられなかったのか、自分の意志でそこにいたのかはよくわかりませんが…見ると助けてあげたくなっちゃうような動物ですよね、ナマケモノとか、コアラとか。

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河津桜など

2022-02-14 13:45:59 | 日々

毎年すこーしずつ花の数が増える河津桜。
年末からフライング気味にちょこちょこと咲きだしていて、まだ満開にはならないけれど、すでに葉も出始めている。
よそのを見ても、みごとに咲いている木があるかと思えば、すぐ隣につぼみのかたい木もあったり。桃のように濃いピンクのもあれば、うちのように色の薄いのもある。環境によるのか、個体差なのか。

 

可愛いので日に何度も見に行ってしまうピンクねこやなぎちゃん。
いまのところピンクというよりほんのりワイン色?

 

夕暮れに、巣箱をつける人。

鳥の声も急に春めいてきた。
外はまだ寒いけれど、気持ちが良いので、ふらふらと意味もなくそこらを歩きたくなる。
餌台にはたびたびジョウビタキの姿。1時間くらいかけて、大袋の落花生の殻をむいてやった。シロハラはまだ見ない。

 

ちょこれいと、いただきました。
サンゴロウには「星降る夜」のパッケージ、テールには金貨、って、いつも面白い柴さんありがとう。

 

そして…湘南ゴールド!!

(フィギュアは7年前に綾花さんにいただいた→これです)

 

本日のコマ吉。

遠くからシッポ立てて来て…

くる~りと一周して…

 

と・び・の・る・ぞっ!

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白梅

2022-02-11 15:42:26 | 日々

ちらほら咲いてます。

 

標高834mの峠はチェーン規制だったけれど、このあたりはずっと低いので雪にはならず。
しっとり雨の翌朝。久しぶりに水玉を拾う。

 

ミモザも黄色いつぼみが。

 

ねこやなぎちゃん、水玉つき。
今年買ったばかりの「ピンクネコヤナギ」という園芸種です。
丸々ふんわりしているのが可愛らしい。

 

今シーズンの畑は全然だめで、大根もかぶも何もかも育っていない。
種まきのタイミングとか、間引きの遅れとかで、何年かに一度はこういうことがある。
やっとひとつだけ顔をのぞかせたブロッコリー、がんばれ。

 

夕焼けを見ている。

 


先日、出先にて。
6階の窓から、遠くに小学校らしい建物が見える。
校庭に面した3階の窓の上に、大きな切り抜き文字で、スローガンのようなものが掲げてある。

何くそ みかけ ととのえよ

はて? と首をかしげる。
見かけ、整えよ、って、どう意味だろう。
服装や髪型をきちんとするのが大切、ということだろうか。
まあたしかに、一般社会では人は見かけで判断されやすいけれど、それ小学校で第一に教えるようなことかしら。
10分くらいずーっと見つめていたら、やっとわかった。
「みかけ」の「か」の点々が薄くなっていてよく見えなかったのです。

みがけ ととのえよ

それならわかる。
しかし、最初の「何くそ」がうまく結びつかない。文字にして掲げるには美しくない言葉だし。昭和だね、きっと。
(…と、ひまな閑猫は、いろんなことが気になるのですよ) 

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あやねこやさん個展

2022-02-11 13:19:37 | お知らせ(いろいろ)

あやねこや個展<春と 言祝ぐ>

東京・吉祥寺 錆猫ギャラリー
2022年2月16日(水)~21日(月)
12:00~19:00 (初日14:00~ 最終日17:00迄)

通販もあります。
アクセスなど詳しいことは→こちら

あやねこやさんは、わたしがこの閑猫堂ブログを始める以前からのお友達。
猫雛さんの愛らしさに加え、年々グレードアップしていくお道具や小物にも心ひかれます。
会期が短いので、お近くの方はお見逃しなく!

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本日のクレコマ

2022-02-10 10:40:31 | 日々

おやつの人(左)と、ごはんの人(右)。

 

珍しく近いところで寝ている…ようだけど、じつは緊張状態にあり…

 

目が合うと一触即発。

 

真鈴だと思って、ぽんと飛び越えて出窓に上がり、振り向いたらクレだったので、気まずい雰囲気になったところ。真後ろから見ると真っ黒なので、どっちだかわかりにくい。

4歳のコマと、6歳のクレ。小さい頃はじゃれて遊ぶ仲だったけれど、最近はあまり相性が良くない。
はじめから先住のクレを立てて、ごはんもおやつも必ずクレに先にあげるようにしてきた。それでも、甘え上手でアピールがしつこいコマにくらべて、感情表現が控えめのシャイ猫クレ坊は、黙って待っていて見過ごされることもある。
先日、クレが、ぽんと机に乗ってきて、なんだ?と思ったら、そこからすーっと出窓へ移りながら、しっぽを高くあげて「ピピピッ」と…あっというまにカーテンにマーキングを!
どうやら、クレ坊は、わたしの背後でおやつを待っていたのに、なかなか気づいてもらえなかったため、自己流の強硬手段に出たらしい。
気がつかなくてごめんよ~。しかし、いきなりそれはやめて欲しいのよ~。
カーテンをはずして洗うこと三度。ただいまクレちゃん特別甘やかし週間。



おまけ。
わたしが入院したりしている間に、Mにすっかり手なずけられたコマ吉は、Mの肩にも乗るようになりました。
こうやってグーグーいってくつろいでいます。
でも、わたしの肩には自分で飛び乗ってくる。Mには抱いてのっけてやらないと乗らない。その違い。

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ちらっと・その5

2022-02-07 10:09:05 | サンゴロウ&テール

サンゴロウとテール。
本文にはないシーンだけど…この絵はどこに?

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本日のゲストたち

2022-02-06 15:17:47 | 日々

グ~ッモーニン。風が冷たい。

 

鳥さんの餌台に、ヤマガラとちょっと違うのが来ていると思ったら、なんとジョビ太君だ。

 

ジョウビタキはいつも晩秋から春先まで近くにいるけれど、餌台で見たのは初めてだ。人のあげる餌には来ないものと思っていたので、びっくり。
しばらくここにいて、ヤマガラやシジュウカラが来ると追い払う様子をみせながら、何かカサコソ探していた。
ひまわりの種は割って食べることができないだろうから、お目当ては落花生のほうかな。落花生の粒も、この子には大きすぎる気がするけれど。

 

後ろ向き。両翼の白い紋がカッコイイです。

 

ジョウビタキが飛んでいったあと、上の枝に何か大きめの鳥がふわっととまったなと思ったら…

 

来た! カケスさんだ。
これも狙いは落花生。連続して、ぱく、ぱく、ぱく、ぱくと…。

 

いただいてくぜい。
(どうもカケスはこういうカオだから、言葉遣いが悪くなってしまうよね)

 

ヤマガラも負けずにがんばってます。

 

ヤマガラとシジュウカラは、もうコマ吉を見慣れているので、この距離でも平気でやってくる。ヒヨドリ、カケス、ジョウビタキは、猫がいると絶対にこない。

 

本日の「なるほど」

高級食パン専門店“がじわじわ閉店…。失敗する3つの理由と、愛されるパンの条件

 

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