閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ほおずきなど

2022-07-29 15:51:21 | 日々

赤くなった野良ほおずき。
「酸漿」は中国名で、「紅姑娘」の別名もあるとか。「鬼灯」とも書くけれど、日本の図体のでかい鬼に持たせるには可愛らしすぎる。ゴブリンのランタンとでも言ったほうが似合うでしょう。

ほおずきをむくと、まんまるの実が顔を出す。その実をもんで中身を出して、皮だけにしてよく洗い、口の中でぎゅいっぎゅいっと鳴らす遊びを、母が教えてくれたことがある。
鳴らし方がむずかしかったし、そんなに面白いとも思わなかったから、それきりだったけど、いまの子どもは知っているのかな。

 

今年もぽつりぽつりのレインリリー。珍しくふたつ並んだところ。

 

風があるのに、この雲だけが、ここからなかなか動こうとしない。

 

先日のゲスト。

飛んでいる姿でピンときたので、急いでカメラ持って、サンダルばきで追いかけて行ったら、いました。玉虫。
飛ぶのはわりとゆっくりだけど、着陸したあとはすごく忙しそうで、せかせかうろうろ、ちょこちょこうろうろ。

 

止まってくれないと撮れないよう。と言ってるうちに見失ってしまった。
(この場所がまた棘だらけのモミジイチゴの枝の下だったので、脱出するのが大変でした)

そして、先日のいただき物、の続きです。

クレちゃんってね、仮面をとって、つけひげをはずして、タキシードを脱ぐと、じつは…

 

白猫だったのだ!(笑)

「こねこカップ」で作る豆乳寒天。夏休みのおやつにいかがでしょう。

 

本日の「いいね!」(なのかね?)

電力ひっ迫でも視聴可 ローセンス、「テレビ付きエアコン」初披露

その手は思いつかなかった。うちは要りませんが。
(夏休みの自由研究で、こういうアイデア10こくらい考えていったら、どうかしら)

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ビタミン

2022-07-23 22:02:13 | 日々

咲いた。夏のビタミン。

 

オオマツヨイグサも。もう朝だよ。

 

エキナセア。花のときと…

 

散ったあと。
何年も前からあるエキナセアが1株だけになって寂しいので、あらたに3種類買ってきて植えた。
名前が長くて覚えられないので、札に書いて立ててあるけれど、それを見ればわかると思うから、ちっとも覚えない。日があたる場所なので、文字がたちまち色あせて消えていく。
ブルーベリーの品種名も、とっくにわからなくなり、札だけが下草に埋もれて残っている。


姫あじさい。いい感じの色になってきたね。

さてさて、世の中は夏休み(たぶん)です。
眠い目をこすりながらラジオ体操に行って、午前中の涼しいうちに宿題をすませて…5時のチャイムが鳴ったらおうちに帰りましょう、というのは昭和の子ども。
いまや早朝か日没後の「涼しいうち」でないと、とても外では遊べない。帰宅のチャイムは1時間遅れの逆サマータイムにすると良いと思う。宿題は日中にエアコンの効いた室内でね。
(わが家にはエアコンありません。昔も、いまも変わらず)

昨日あたりから、セミの声の中にときどきツクツクボウシが混じる。あれを聞くと、もうじき夏休みが終わるんだなあと、寂しい気持ちになったものだけれど、いつもこんなに早かったっけ?

 

本日の収穫。

みょうが。
黄色い花は、すぐしおれるので、その日のうちに冷やっこにのせたり、サラダにのせたりして食べてしまいます。
みょうが。青じそ。ミント。これさえあれば、夏はなんとかなる。

 

本日のクレ坊(と、謎のいただき物)

みかこさんから「資料」という名で送られてきた、この小さい猫っぽいやつ、いったい何なんだろう。

 



中、カラッポだけど?

(使いみちは、また次回に!)

 

本日の「いいね!」

キース・ジャレットの代表作『The Köln Concert』はどのようにして録音されたのか

キース・ジャレットの、特にファンではないけれど、こういう話、すごく好き。

グレン・グールドが弾くベートーヴェンピアノ協奏曲『皇帝』に、指揮者の朝比奈隆氏が寄せた「グールドの思い出」という短い文も好きで、わたしはめったにCDの解説とか歌詞カードとか見ないけれど、これだけは何度もひっぱり出して読んだので、ケースが擦り傷だらけだ。
このエピソードを読んでから協奏曲2番を聴くと(「皇帝」の話じゃないんですよ)、ピアノが出てくるまでどきどきしてすごくいい。

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初見寧さん原画展(京都)

2022-07-22 17:05:55 | お知らせ(いろいろ)

『風町通信』『木苺通信』(ポプラ文庫ピュアフル)で美しいイラストを描いてくださった初見寧さんの原画展です。今回は京都を舞台の新作も。

初見寧原画展「猫に訊く 京都」

日時:2022年7月29日(金)~8月7日(日)
   13:00~20:00 *8月1日・2日はお休みです。
会場:ギャラリー テレスコープ京都
主催:三咲書店

タイトルの猫も気になるんですけど、このペンギンさんも気になる…(笑)
関西地方の方、おついでがありましたら、ぜひ。

*文庫版『風町通信』は現在品切れが続いておりますが、近いうちに2冊そろって電子書籍になる予定なので、ときどきチェックしてみてくださいね。

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山百合など

2022-07-17 14:34:18 | 日々

今年はびっくりするほど山百合の花が多い。
咲いている場所も増えたし、ひとつの茎につく花の数も多い。

 

豪華だなあ。
近づくと香りでくらくらしてしまう。

 

暑さや雨で撮りそこねたものもいろいろあるけれど。
これはお隣のシオン。

 

同じくお隣の、薔薇。ほんのり紫がかったおとなしいピンク。イングリッシュローズかなあ。
わたしは棘のあるものと蔓のあるものは植えないことに決めたけど、見るのは好きなのです。

 

まだ小さい青い栗の実。
栗は「棘のあるもの」なので、庭にあるのはありがたくない。食べるけどね。

 

グラジオラス。これはまだ咲き始めのとき。
6段目まで咲いたとき、ぽっきり折れてしまったので、あとは花瓶の中。


去年は思惑通りに「黄色の絞り」が咲いてくれたおしろい花。
こぼれ種から芽生えたものは排除し、去年の根から伸びたものなら色は同じはず…と思っていたら、なんと。
1本は、全体にオレンジがかったピンク。もう1本は絞りのないシンプルな黄色。
え~、どうしてこうなるの?
おしろい花の謎。

 

本日のにゃんズ。

さあ遊ぶぞっ! と思ったら、また雨ふってきちゃったよ~。

 

テーブルを占拠するおふたり。

 

本日の「いいね!」

指示書2「雨を手のひらで受け止める」

雨が降る日に、窓辺で木琴叩いてたなあ。子どものとき。
軒から落ちるしずくを、コップで受けとめて遊んだりもした。
紅い半透明のプラスティックのコップ。だんだんたまっていく水。
「あめ」は地上のものにふれた瞬間に「みず」に変わってしまう。
雨を雨のままつかまえることはできないのを知っていた。
カンコンと乾いた木琴の音は、雨に合いそうで合わない、ということも。

もうひとつ。ゆうこさんからシェア♪

「唯一の正しい道はない」ブライアン・メイ

ブライアン・メイといえば "Brighton Rock" 。いまでもときどき車で聴きながら突っ走ってます。そっちが正しい道だと信じて(笑)。

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「光のカケラ」

2022-07-09 16:04:51 | お知らせ(新刊)

新装版<三日月島のテール>シリーズ最終巻。⑤『光のカケラ』できました。

 

カバーイラストはやっぱり①巻と⑤巻が好き。
黒ねこが入ると画面が締まる。とくに⑤巻のサンゴロウは、悪役っぽくて良いなあ。
テールは、笑うとコマ吉に似ている…とこのごろ思う。

 

もとの絵では笑ってなかった。というのは内緒の話ね。

***

『ドルフィン・エクスプレス』から20年、『光のカケラ』から15年。
本の中の登場人物は年をとらない。本を開けば、いつも変わらない海があって、おなじみの顔が見える。
わざわざ手にするまでもなく、本棚にちらっと目をやり、ああ、そこにいるね、って、それだけで安心する。
そんなふうに自分で自分の書いたものに支えられてきた日々でした。
本の中では、作者も年をとらない。でも、ふと気がつくと、現実世界ではちゃんとそれなりに年齢を重ねている自分がいて、あらあら、とあわてたり。

ちょうど昨年のいまごろから、5巻すべて一字一句打ち直し、読み直し、こまかい修正をしていました。刊行が決まってからは、初校で読んで、再校でまた読んで。その間、頭はほとんど三日月島に行ったままで、楽しかったなあ。
『光のカケラ』は、いくつかどうしても気になるところが出てきて、他の巻より手直しが多くなりました。ちょっとした思い違いとか、文章の落ち着きの悪いところとか。作者以外にはどうでもいいようなことかもしれないけれど、またとない機会なので、思い残すことのないようにと、直しました。間に合ってよかった。
(新旧並べてどこがどう違うか調べたりしないでね。すーっと普通に読んでいただけるとありがたいです)

三日月島は三日月島で、独立した物語ともいえるし、サンゴロウシリーズとの微妙なつづきぐあい、重なりぐあいや、「そうか、あれは、あれだったんだ!」など、裏の楽しみ方もできるので、いろいろお試しくださいませ。
念願の復刊プロジェクトに力を貸してくださったみなさま、待っていてくださったみなさま、ありがとうございました!

 



あまぞんさんの分類では、①~④巻が「こどもの冒険読み物」で、⑤巻だけ「こどものSF・ファンタジー」になってるけど、何なんだろうね?(笑)

 

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いつかの雲

2022-07-08 16:04:40 | 日々

いつだっけ、この雲を見たのは。

 

 

 

本日の収穫。さやいんげん。
これくらいの、まだちょっと細いのが柔らかくて美味しい。
いつも後半は虫にやられて駄目になるので、いまのうち。
天ぷらで食べたいなあ。軽い衣つけて、1本ずつばらばらに揚げて、塩ちょっと振って、さくさくって。
しかし、さやいんげんのすぐ隣にMがさつまいもを植え、さらに勝手に生えた野良かぼちゃが、そこらじゅうものすごい勢いで這いまわっているため、今後の収穫はどうなりますやら。
(かぼちゃはとにかく場所をとるし、あまりうちで作るメリットがない。毎年さんざん暴れたあげく、結局はひとつも熟さないうちに撤去されることになる)

 

本日のにゃんズ。

ひょこっと。

 

 

 

真鈴さんは食卓を占拠。あんよをのせてる、それは鍋敷き。

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暴龍と三角龍

2022-07-07 14:19:25 | お知らせ(海外版)

絵本『ティラノサウルスのはらぺこないちにち』『トリケラトプスのなんでもないいちにち』(偕成社 2020年)の中国語繁体版PVです。台湾の遠流出版。
"日本超人氣恐龍繪本 × 生態學優美力作"
わりと自然科学系知識絵本的な扱いになっているのかな。

恐竜の名前は長くて覚えにくくて苦手! という方が少なくないと思いますが、中国語では、ティラノサウルスが「暴龍」、トリケラトプスが「三角龍」と、大変わかりやすいです。
この2冊の絵本に出てくる顔ぶれをざっと見ても、

厚頭龍(パキケファロサウルス) 
甲龍(アンキロサウルス) 
似鳥龍(オルニトミムス) 
馳龍(ドロマエオサウルス) 
慈母龍(マイアサウラ) 
鴨嘴龍(ハドロサウルス) 
などなど。

読んで字の如し。わかりやすいでしょ?

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桔梗

2022-07-06 22:15:40 | 日々

今年もたくさん咲きました。
(おや? この子は八重咲きかな。桔梗は、おしべが花びらに変化しているものが、ときどきある)

 

暑くてもスッと立って涼しそうにしているところが桔梗の良いところ。

 

本日のにゃんこ。

日日草&コマテケ。

 

 

 

パソコン&真鈴。

そしてこっちは日替わりで。

 

おてては小さいのに態度はでかい。

 

本日の「いいね!」

Lost in Light - Sriram Murali

明るくないと見えないものもあるけれど、明るいと見えないものもある。
Light Pollution についてもっと知りたい方は、こちらもご参考に。

Light pollution map

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ちくちく

2022-07-02 16:23:07 | 日々

対カラス作戦は、いまのところ功を奏している、らしい。
いちいちネットをかける作業がちくちくして痛いけど。

 

新鮮なきゅうりの表面のこのぽちぽちに、細ーいトゲがあって手に痛いのです。
なるべく触らぬように端をつまみ、エプロンのポケットの右に3本、左に3本入れて帰ってくる。

きゅうりのとげとげはなぜあるのですか(農林水産省こどもそうだん)

ヒトは食べ頃だと思っても、きゅうりはまだ食べられたくないのね。

 

鳳凰みたいな雲が来た。

 

樹々のトンネルの向こうがまぶしい。


本日の収穫。
ワイルドストロベリーは、年中ぽつぽつ実がつくけれど、7月が旬なのかな。
蟻などを払い落としたら、これくらいまとめて「ぱくっ」と一度に口に入れるのが、ほんとはいちばん美味しい食べ方。
「果実は虫のつくものを食べなさい」という "サロフの聖セラフィム" の教えを実践している。
(とはいえ、虫にすっかり食われてしまってはしょうがないが…笑)

 

本日のクレ坊。

クレちゃんはどーこだ?

 

ここだよ。

 

朝のうちはこのへんにいたりするけど、昼間はどこに隠れているのやら。

 

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