閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

三日月島のおみやげ

2018-07-31 10:38:13 | サンゴロウ&テール

Île du Chocolat の焼き菓子。
貝とか魚とかヒトデとか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレハナ

2018-07-30 23:13:13 | 日々

暑さのせいか、切らなかったアジサイが天然ドライフラワーになっている。
咲く時期とか、その後の天候とか、いろんな条件が重なって、色が長く残る年もあれば、すぐに茶色くなって朽ちてしまう年もある。
もちろん人工的に作る方法もあるけれど、このあたりの多湿の気候はドライフラワーの保存には不向きだし、そうまでしてとっておくこともない。
大きくて華やかな西洋アジサイより、地味な山アジサイ、ガクアジサイ系のほうが、ドライになったとき風情が出て良いと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒメアジサイの微妙なグラデーション。

 

 

 

アシナガバチに刺された。
この夏2度目。
前回よりはちょっと小さい種類の蜂だけど、前回とほとんど同じシチュエーション(草むらで、からんだつるをほどいたりしていたら、目の前の巣に気づかず刺された)で、経験がまったく生かされていないことに少々へこむ。
しかも刺されたのは眉の上なのに、なぜかまぶたがはれて片目がふさがってしまい、3日間くらい不自由した。
この巣は池のふちのコデマリの枝にあり、ちょうど目の高さくらい。
写真にはうつっていないけれど、すでに働き蜂が2匹くらいいる。

 

本日のコマちゃん。

ON

 

OFF

コマを初めて見たとき、「あ、すごーくふつうの猫だ。初心者向きだ」というのが第一印象だった。
鼻炎がなかなか治らなかったり、フードの好き嫌いが多かったりして、実際はそれほど簡単じゃなかったけれど、人見知りしないフレンドリーな猫ではある。
誰が来てもまったく警戒する様子がなく、相変わらずのサイレント鳴き(本ニャンは鳴いてるつもり!)ですり寄っていって甘え、ひっくり返って愛嬌を振りまいている。
前にいたウラシマもそうだったが、こういう「人受けの良い」猫というのは、イエネコの中では最も進化したタイプなんじゃないだろうか。

来月で1歳(推定)のコマは、ヒトでいえば高校生くらいにあたり、活発で落ち着きのない年頃だ。
抱っこされてあちこち触られるのは好きでなく、膝にも来ないけれど、人が動くと「どこ行くの? ボクも!」と必ずついてくる。
ふだん閉まっている戸が開くとためらいなく入る。部屋でも押し入れでも(お隣の家でも!)さっさと入ってしまう。
扉の向こうには何かいいことがある、と信じているらしい。
罠かもしれない、なんてことはこれっぽっちも考えない。
たまに用があってMのアトリエに行くときなど、気をつけていても、いつのまにか音もなくうしろについてきていて、ドアを開けたとたんスルッと入ってしまう。
アトリエ内は猫が百匹隠れられるくらい複雑で立体的にごちゃごちゃしているので、捕獲はまず不可能に近い。
追っかけたりすると大喜びで逃げ回り、何をひっくり返すかわからない。
わざと知らんふりして放っておけば、猫だからそのうち飽きて、「あれェ? 誰も探しに来ないの?」と自分から出てくるので、それを辛抱強く待ち、タイミングを逃さずつかまえる。
これも何度も繰り返すと、だんだんかしこくなってつかまらなくなるから、このドアは、できれば宇宙船のエアロックみたいに二重になってるといいと思う。

猫というものは、「ほんの若干、手こずらしてくれる」ところが良いのだと、昔読んだ本に書いてあった。
以来、わたしはこれを猫飼いの基本として心に留め、誰かが何か面倒なことをやらかしてくれるたびに、「ほんの若干、ほんの若干」と念仏のようにとなえることにしている。
「若干」という言葉の定義は、きわめてフレキシブルだ。
うちの猫どもは、なんだかんだでうまいぐあいに「ほんの」か「若干」の範囲内にもぐりこんでいるけれど、のぞいてみると、その中はずいぶん広くて、居心地良さそうに見える。

 

本日の「いいね!」

ハリケーンのときトカゲはどうしているか

カリブ諸島の樹上性トカゲを用いた実験。
これによると、風速102マイル(=164km)まではしがみついているそうで、なかなかすごいですね。
前肢のパッド(肉球…とは言わないか)が大きく、前肢が長くて後肢が短い個体ほど、ハリケーンに強いとか。
研究のためとはいえ、落ち葉ブロワーでふっ飛ばされたトカゲちゃんは気の毒な気もするけど、ネットでキャッチして無傷でリリースされたので、ご心配なく、とのこと。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ラムネ

2018-07-24 22:56:28 | 日々

子どもの頃、ラムネのびんに入っているビー玉が欲しくてしょうがなかった。
逆さにして振っても叩いても、ビー玉はぜったいに出てこない。
びんを割れば出せるのかもしれないが、そんなおそろしいことはとてもできそうにない。
飲んだあとのラムネのびんはどこへ行くのだろう。ビー玉はどうなるのだろう。
そもそも、どうやって入れたのかが謎だ。
「ぷしゅう」と噴き出す炭酸の白い泡。
不思議な形をしたぶあつい色ガラスのびんと、カラコロと鳴るビー玉。
ラムネそのものはどうということのない味だったけれど、いま思えば、なんてぜいたくな飲み物だったんだろう。

いまのラムネは、スクリューキャップのびんやペットボトルになり、いろんな種類があるけれど、ビー玉はもう入っていないんだな…と思っていたら、入っているのがあってびっくりした。
ペットボトルだから、はさみでじょきじょき切れば取り出すことができる。
薄青いビー玉をひとつ手に入れた。
昔よりずっと透明度が高く、気泡もなく、すっきりさっぱりきれいなビー玉だ。
子どもの頃にあれほど欲しかったものは、本当にこれだろうか。
そんな気もするし、違う気もする。
はさみで切って取り出せるなんて、簡単すぎて、やっぱり違うと思う。
目の前にあるのに手が届かない、ラムネびんのビー玉は、そのもどかしさやあこがれと一緒に、記憶の中にしまいこんだ永遠の宝物。

 

 

右のびんは、エジプトみやげのヌビア砂漠の砂。

 

本日の収穫。

ゴーヤー1号。オクラは2号。
しかし、ミニトマトは…実はつくものの、いっこうに赤くならない。
おっかしいなあ、と思っていたら、カラスの親子が毎日こまめにチェックしに来て、赤くなったものから順に食べてしまうのだ、ということが判明した。
それだけではなく、

こんなナスとか…

 

こ~んなキュウリとか!
(誰かがベジタブルカービングの練習に使った…んじゃないですよね?)

畑でカラスがごそごそしているのを見つけたので、おどかしてやれと思い、「こら~!」と言いながら日除け帽子をふりまわして走っていった。
ばさりと飛び立ったカラス、なぁんと、キュウリをまるごと1本横にくわえてるじゃないの。
何年も続けて近くの山で繁殖しているカラスだが、これほどしつこく畑を荒らされるのは初めてだ。
連日の暑さで、水分補給のために野菜を狙うのだろうか。
すぐ横に川があるんだから、水飲みなさいよ、水!

 

本日のにゃんこ。

夏場は見るからに暑苦しそうな黒猫まりん。

 

でも、本ニャンは意外と平気。

 

本日の「いいね!」


ボヘミアン・ラプソディ

前にも上げましたが、最新予告編をシェア。
見るでしょ?(←誰? 笑)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ひかげ

2018-07-20 16:50:57 | 日々

プラムの葉。
これは何かなあ。オトシブミにしては巻き方がシンプルだ。
(あけてみればわかるのかもしれないけど、せっかく巻いたヒトに悪いので。というより、変なものが出てきたら怖いので!)

 

カメキチ邸のアジサイ。
今年はとてもたくさん、とても長く咲いている。

 

本日のコマちゃん。

(コマ以外の猫は、ぐだぐだ、ごろごろ寝ているだけです)

石の上にも30秒。

 

ひかげ!

 

ひかげ!

 

ひかげ~~!

昼間は暑いのに、人の出入りにいちいち付き合って出たり入ったりのコマ吉。
夜は夜で、ハンティングにお目々きらきら。
ノコギリカミキリとか…シロスジカミキリとか…(もうこっちが昆虫に詳しくなっちゃいますよ)。


2年後の東京オリンピックの暑さ対策に「打ち水、よしず、浴衣」なんていってるそうだけど、それらが有効だったのはエアコンもTVも電気冷蔵庫もなかった時代でしょう。
前回の東京オリンピックのとき、閑猫は小学生で神戸にいたけれど、2階建て以上の住宅は少なかったし、路面はまだアスファルト舗装じゃなかったし、人も車も今よりずっと少なかった。
いまの真夏の東京が、昔ながらの日本の夏のイメージだけで涼しくなるとは思えず、「有識者」の方々がまだそんなことをマジメに考えているとしたら絶望的だ。
マラソンの解説者が、「日本の選手は暑さと湿度に慣れているので有利だ」とコメントしていて、耳を疑う。世界各国を招いておいて、日本が勝つことだけ考えている。「おもてなしの精神」のカケラもない。
もう屋外競技なんかやめて、うんと冷房の効いたドームの中で、よしずに朝顔の造花でも飾ってやればいいじゃないですか。
ついでに、金魚すくいと、ヨーヨー釣りと、ラムネの早飲み競争も新種目に加えればいい。

暑い毎日、みなさま無理をせず、熱中症に気をつけておすごしください。
(しばらく雑事が多いため、閑猫堂の更新はちょっとゆっくりペースになりそうです)

 

本日の「いいね!」

Youkali Tango - Méav Ní Mhaolchatha

暑い日に聴くと涼しくなるタンゴ。
いろんな人が歌っているのですが、見た目にも暑苦しくないものを選んだ結果(笑)。
このユーカリはコアラの好きな木(Eucalyptus)のことではないらしい。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茗荷など

2018-07-18 14:37:55 | 日々

花みょうが。
日本画の画題にありそうな。

みょうがは不思議な植物で、すうすうと涼しげに伸びる緑の茎には葉っぱしかつかず、根元の土の中からタケノコ状の花穂が出て、その中につぼみが詰まっている。
生えている状態を知らなかったときは、これをみょうがの「新芽」だと思っていた。
いかにも芽のように見えるけれど、そうではないので、花が咲き終わるとしぼんで消えてしまい、タケノコのように育つわけではない。スギナとツクシの関係に似ている。
ほんとうは咲く前に収穫するのだろうが、わが家のはほったらかしみょうがで、ほとんど野生化して密生しているので、咲き始めてから花をたよりに地べたをゴソゴソ探している。
この薄黄色の花は、一日でしぼんでしまうけれど、外皮より柔らかくて辛味もマイルドなので、冷奴にのせるときれいで美味しい。

本日の収穫。
(と、飼い猫にあるまじき泥足のコマ吉!)

 

ナンキンハゼの花。
今年は低い枝がずーっと垂れ下がり、よく見える位置に来てくれた。

 

咲いているのかいないのか、よくわからないくらい小さい花でも、見かけによらず蜜があるらしい。
アブやハチ、コガネムシみたいな甲虫から、大きなクマバチ、スズメバチまで集まってきて、木全体が「うわ~ん」と唸っている。


ころころして動作も可愛いこの子は、ニホンミツバチかな?

 

左がナンキンハゼ、お隣はネムノキ。

昨年拾ったナンキンハゼの実を植木鉢にまいたら、2つだけ芽が出て、いま本葉6枚に育っている。
もう少し大きくなったらどこかに植えてあげましょう。
(気の長い話だよね…)

 

本日のにゃんこ

この暑いのに、どうしてもお膝に乗りたいお嬢さんたち。
茶色いのとか…

黒いのとか。
そして、家じゅうで一番暑いはずのわたしの部屋に、なぜか猫が全員集まっている謎。
(さすがにまいって、去年は出さなかった扇風機を出してきました)


本日の「いいね!」

「中高生と、色々あったけど今が一番楽しい大人との対話の会」

ここまできちんとした「会」じゃなくても、親や先生以外の大人から学ぶことって貴重だと思う。
アタマとココロが柔らかいうちに、なるべく多くの「楽しんでる大人」に出会えますように。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猛暑

2018-07-14 22:47:35 | 日々

せめて何か涼しそうなものでも…と思うけど、カメラ持って出ると蚊に刺されるし。

 

ニコのピントはいまいちだし。

 

 

 

 

 

最後まで咲いているアジサイはこれ。
咲き終わった順に剪定作業をする。
(切らなくても咲くけど…ほっとくとジャングルになってしまうので!)
いっぺんにやるのは大変だから、エプロンのポケットにはさみを入れていて、きゅうりを採りに行く途中であっちをチョキン、亀に餌をやるついでにこっちをチョキン、と少しずつ切る。
梅雨の後半に挿し木した鉢は、この想定外の暑さを乗り越えられるかどうか危うい感じ。
でも、前に間違って切ってしまったシロバナハンショウヅルは、タイミングが良かったらしくどうにか根付き、切り口からも復活してきた。
元気な植物のたくましさを見るのは嬉しい。
ときにはこっちが負けそうになるけど。
いや、もうほとんど負けっぱなしだけど。

 

本日のコマちゃん。

くはあ

 

あが~~~~

 

んぷ。

(失礼イタシマシタ)

 

そして、本日の(じゃない)ゲスト。

スリちゃん(奥)と、さんちゃん(手前)。

 

目を合わせないのが礼儀。

…と、この程度には馴れたスリちゃんでしたが、ここ1か月くらい、ぱったり姿を見せなくなりました。
どこかで、あらたな餌場をみつけたのかな。
定住する「おうち」ができたんだったら、もっといいけど。
また来るかもしれないと思って、そのまま置いてあるゲスト用のお皿、最近はもっぱらジャッキーがベランダで使っておりますよ。

 

本日の「いいね!」

ステンドグラスのようなフルーツ

うわ~、ランタン果物だ。
どこからどうやって光をあててるんだろう?
と思ったら、写真じゃなかった。これ、油彩画ですって!
アメリカの画家 Dennis Wojtkiewicz (ヴォイケビッチ、と読むのかな)の作品。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おていれ

2018-07-11 15:32:13 | 日々

オフの日は、念入りにおててのお手入れ。

 

きれいになったかな。

 

よし。

 

クレは、真鈴ねえさん(の若いころ)みたいに何日もどっか行っちゃうということはないけれど、いちおう「成年男子」なので、テリトリー保守を兼ねて、家からちょっと離れたところで寝ていることが多い。
この時期だと、川に近いMのアトリエの外廊下が風が通って涼しいので、たいていそのあたりにいるらしい。
べた甘なコマに比べ、クレは遠慮がちで人見知りで、来客があったりすると、外からちらりとのぞくだけで、決して家に入ってこようとしない。きななみたいな「知らない人=怖い」という反射反応とはまた違い、クレちゃんなりにいろいろ考えたり気を使ったりしているようだ。
たまに家にいて、隣の椅子で熟睡していたりすると、嬉しくてついついかまいすぎてしまう。

 

なんでもないふつうの日がいちばん

 

だよね。

 

午前3時に起きてW杯の準決勝を見る。
4時15分になったら、タイマーでもかけてあったように、外でセミが一斉にうわ~っと鳴き出した。
まずヒグラシ。つづいてニイニイゼミ。
日が高くなるとアブラゼミが加わり、夜は7時15分まで鳴いているけれど、7時半を過ぎるといつのまにか静かになっている。
アブラゼミは出始めで、コマ吉はまだとってこない。
とってこなくていいからね!

 

本日の「いいね!」


あの海を想う:タコブネ

こういうの大好きだなあ。てのひらに乗せてずーっと見ていたい。
沖縄のガラス作家増永元さんの作品。

(もっと見たい方は「彩元堂」で検索してください)

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山百合など

2018-07-08 23:36:01 | 日々

今年は早いうちに支柱を立て、しっかり倒れないようにした。
1本の茎に6つもつぼみがついて、とても立派だ。
裏の窓を開けると、いい匂いが流れてくる。
これが咲くと、モンキアゲハが来る。
コマ吉、すかさず忍び寄って、狙って、ジャンプ!
(…とれませんでした。とらなくていいから! 見るだけ!)

人にもらった百合の花粉で、白いカーディガンを1枚駄目にしたことがある。
あわてて拭いたり、洗ったり、こすったりしてはいけないそうです。
「いけないこと」を全部やっちゃった。

 

ねむの木。真下から見たところ。

 

花も咲いてるけど、遠すぎてよくみえない。

 

ブルーベリーの枝にキボシアシナガバチの巣。
この夏はほんとにアシナガバチ多い。
最初は女王蜂1匹だけで巣をつくり、卵をうみ、幼虫を育てる。この「ワンオペ」期間はかなり長い。
黄色いふたをしたセルには蛹が入っていて、ここから働き蜂が次々にうまれてくる。
(でも、この場所に作られると、ブルーベリー採るのに困るんだけどなあ…)

先月、納屋の壁にアシナガバチ(たぶん上のとは別の種類)が巣をつくり、出入りに差し支えるのでやむをえず駆除した。このときも巣にいたのは親蜂1匹だけだった。
巣は幅6センチほどで、42室あり、何気なく持ち帰って本棚に置きっぱなしにしていたら、しばらくして新しい蜂が出てきた。
1日に1匹か2匹ずつ、全部で7匹うまれ、そのたびに窓から外に出してやった。
数日後、その窓の外の、日除けを取り付けるフックに、2匹の蜂がとまって、巣の土台らしきものを作りかけているのをみつけた。
ああ…と思ったのは、その黒い金属フックが、元の巣の取り付け部分とよく似ていたからだ。
つまり、蜂たちは本能的に自分の生まれた巣に戻ろうとし、窓が閉まっていて室内に入れないため、かわりに一番近い「似た場所」で、失われた巣を再建しようとしたのではないか。
しかし、働き蜂は、巣の作り方は知っていても、卵を産むことはできない。女王蜂のいない巣には、世話をするべき次世代の幼虫もうまれてこない。
働く必要がないんだから、花の蜜など吸って遊んで暮らせばいいのに…とヒトは思うけれど、あらかじめプログラムされた本能のみで生きる蜂たちには、そういう選択肢はない。フリーランスもなければアウトローもない。ただただ機械の部品のように、自分に割り当てられた仕事をこなし、その意味を考えることもなく一生を終える。
窓の外の巣は、やはりそこに作られると困るので、みつけるたびに取り除いていたら、あきらめたのか来なくなった。
7匹のホームレス蜂たち、その後どうしただろう。
かわいそうなことをしたと思う。

キリスト教だか何教だか忘れたけれど、「蜂や蟻のような社会生活をする虫は神様が作り、それ以外の虫は悪魔が作った」…という話を聞いたことがある。
もしかしたら、作り手から見れば、人間なんていうのは「蜂や蟻のちょいと上等なやつ」にすぎないのかもしれない。

 

本日の収穫。
今年は「売ってるのみたいに」まっすぐできれいなのができた!

 

ところで、先日書いた「青い色の入っている謎の石」ですが
(→「そらいろ」)、

地質学に詳しい人に鑑定してもらったところ、「藍銅鉱」ではないか、ということでした。
らんどうこう。アズライト! おお、なんと素敵な響き!
(だけど、これを拾った場所は、もうすっかり埋め戻されてしまいました。もっと探しておけばよかったなあ)


本日のにゃんこ。

椅子をふたつも独占して寝てるクレ。

 

と、そのシッポを下で狙ってるコマティキ。

 

本日の「いいね!」

インタビュー中に猫さん乱入!

平然と話しつづける先生もすごい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

梅雨明け待ち

2018-07-05 23:49:25 | 日々

何の葉っぱだか…忘れました。
蒸し暑くどんよりしているので、きれいな水玉がなかなか拾えない。

 

くるくるの季節到来。

 

クレ3歳。すっかりお兄さんっぽくなったね。

 

ここを渡れるのは、

 

クレちゃんだけなので、

 

ちょっと得意。

 

だけど下が気になるんだよなあ。

 

必ずコレがいるので!

 



ふたたび工事現場。
子どもと猫は絶対ここ歩くだろうなーと思っていたら、やっぱり、

歩くねー(笑)

もうじき1歳になるコマは、虫捕りが楽しくって楽しくってしょうがないらしい。
暗くなってから2時間くらいのあいだに、カミキリ、カミキリ、クワガタ、ニイニイゼミ、ニイニイゼミ、カマドウマ、ニイニイゼミ…と次々にお持ち帰り。
ニイニイゼミなんて間近で見たの初めてだ。
小さくて、えー、これ、セミ?なの? と疑うようなプロポーション。
(他のセミに比べて低い位置にいることが多く、とりやすいそうです…)
わたしは捕虫網(飛ぶもの用)と、プラスティックのふた付き容器(這うもの用)を常備し、猫ドアがパコンと鳴るたびにハッと身構える。
夏の夜は恐怖であります。

大きいのをとってきた!

 

本日の「いいね!」

目でも指でも読める点字 Braille Neue

こういうこと、どうしてこれまで思いつかなかったんだろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食客

2018-07-04 21:51:45 | 日々

しょっかく【食客】
何かの関係でその家に入りこみ、食べさせてもらい、時どきちょっとした用事を申しわけ程度にする人の称。しょっきゃく。
(新明解国語辞典 第5版)

ジャッキーは、ごはん食べに来るけど、家には入りこんでいないし、「ちょっとした用事」もしないから、食客とは呼べないのか。
金田一さんの新明解、時どき面白い。

 

「おかわりいる?」って聞いただけなのに、

 

「カッ!」と威嚇された。

 

そして、帰るかと思えば、

 

このカオだ。

ジャッキーの「ばっちりカメラ目線」は、物おじしない態度、ではなくて、警戒しているんだろうな。

本日の「いいね!」

Paradise

ビニールシートとマーカー。
ブラジル出身のアーティスト Oscar Oiwaの作品。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする