閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

夏の終わりの

2019-08-31 22:43:58 | 日々

立秋も処暑も気づかなかったくらい、この8月は暑かったけれど、過ぎてしまえばどうということはない。
もう夜はひんやり涼しく、昨夜は猫2匹(たぶん真鈴とクレ)とタオルケットを取り合いながら寝た。

 

アジサイのカレハナたち。

 


 

 

ひとつ残ったブルーベリー。

 

その上の空には秋の雲。

 

巧みな擬態。

 

またある日、Mが置いてったメモ。
「足元に気をつけて」と書いてありました。

 

本日のコマ吉。

トンボ待ち。

来ないなー。

 

本日の「いいね!」


本当にあったねこわい話 第1話 & 第2話

まーったくしょうがないね、猫というのは。

 

…と、こちらは「いいね」というような話題ではありませんが、重要なことなのでシェアしておきます。

子どもは静かに溺れます 「目を離さない」だけでは解決できない本当の理由

小さいとき、一瞬だけ、溺れそうになったことがある。
暑い日に、お風呂で行水を兼ねた水遊びをしていて、タイルの浴槽のふちに背泳のスタートみたいな恰好でつかまっていたら、手が滑って、後ろ向きにどぶっと水に沈んだ。
すごく深くて底が見えない水の中でもがいていた…というイメージはおそらく後付けのもので、水は浴槽の半分もなかったんじゃないかと思う。でも、顔が水に浸かってしまえば、助けを呼ぶことは不可能だし、誰も気づかない。それは水深50センチだろうと2メートルだろうと同じなのだ。
自分では、真剣に危なかった!と思い、母に報告したのだが、「あーそう。気をつけなさいよ」というような反応だったので、少しがっかりした。
その「がっかり」は、いま思えば、心配してもらえるようにうまく話せなかった自分への「がっかり」だ。
まあ、事後に心配してもらってもしょうがないことではあるけれど。
とにかく、その一件からわたしが学んだのは、「自分の身は自分で守る(しかない)」ということです。

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からすうり

2019-08-27 12:06:24 | 日々

歩けば80歩から100歩のところに咲いているけれど、最近、そのあたりを子連れの猪が徘徊しているので、夜はあまり出たくない。
ちょうどMがとってきてくれたので、横着しておうちで鑑賞。

 

これは雄花。黄色い花粉が見える。
カラスウリは雌雄異株で、雄花のほうがあきらかに数が多く、数輪ずつまとまって咲き、白いレース状のひらひらも長くて目立つ。
虫に仲介を頼むには、まず花粉のあるほうに来てもらう必要があるからだ。
花は大きいけれど、透け透けなので重くならない。細いつるでも支えられ、他の植物の上にふわふわ乗っかって咲くことができる。いろんな面で有利に有利にと進化してきた結果のかたち。


雌花はあんまり咲いてないみたいだけど大丈夫かなあ…と毎年気になるけれど、いつのまにかちゃんと実になっています。

 

本日のにゃんズ。

朝のゴキゲン。
暑さもようやく峠を越えた感じで、25℃を切るとさすがに過ごしやすい。
ホットコーヒーも、熱いコンソメも、ちょっとチョコレートなんかも美味しい。
好き嫌いの多かった猫も、急によく食べるようになった。


クレのむこうで、さんちゃんもころがっている。

 

いつのまにかみんな来て、

 

猫だらけだよ。
(例によって、きにゃにゃは別行動なので、なかなか5匹いちどには写りません)

 

本日のゲスト。

コマ吉のおみやげ。
(お持ち帰りは軽減税率…??)

 

ニホントカゲちゃん。
色が黒っぽく、尾が青いのは若い個体だとか。ちっちゃいけど恐竜みたいでかっこいいな。
(いや、恐竜のホンモノはまだ見たことないけど! 現存の爬虫類から想像して描かれているんだから、恐竜のほうが「トカゲみたい」なのね)
そして、まだまだハンティングに飽きる様子のないコマ吉。
決して殺生を推奨するわけではないけれど、ヒトの子どもも、できれば中学生くらいまでに、虫捕り、魚釣りなど、一通りやっておくのがいいと思う。本人が飽きるまでやれれば、それに越したことはない。
いろいろ持ち帰られて、おかあさんは大変ですけどねえ。

 

指名手配中。

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「なまえのないねこ」グッズ

2019-08-25 17:25:21 | お知らせ(いろいろ)

京都nowakiの原画展は終了しましたが、グッズは販売されています。
こちらは原画展記念オリジナルマッチ。

 

「名物月見蕎麦 満月庵」!
すっかり「そばやのつきみ」になりきっているゆきちゃんです。
絵本の中でお店の名前はどこにも出てこないのですが、町田さんかnowakiさんが考えてくださったんだな、と思っていたら、にゃんと、わたしが自分でブログに書いていたのだった!
え~、そうだっけ?(かなり無責任に、その場の思いつきで書いてるらしい…すみません…)

月見そばって、名前が美しいので大好きです。
でも、どんぶりに盛り付けてから生卵を落とすでしょう? よほど汁が熱くないと、わたし生の卵の白身が苦手なので…リスクを避けて無難なきつねうどんなどを頼むことになってしまいます。
猫舌のお客さんにはわるいけど、満月庵の月見そばは、あつあつ半熟でお願いします。

マッチといっても、中身はマッチ棒ではなく、3種類の付箋。
おもとめは、nowakiさんのオンラインショップで。

 

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2019-08-23 16:52:27 | 日々

庭で拾った羽。
長さ約25ミリ。
グレイと白、先のほうにかすかに黄褐色が見える。

 

このサイズの羽はほとんど何の鳥だかわからない。
身体の下側に白い部分のある小鳥はとても多いし。

 

しまっておこうと箱を開けたら、似たような羽が1枚あった。
左が今年5月に拾ったもの。右が今回の。
並べてみると、大きさは違うが、グレイの色味やふわふわさ加減がそっくり。
先が三角にとがっているのも同じ。

 

 

先月だったか、1階の居間の窓に「ドン!」と音がしたので、出て見たら、デッキに小鳥が仰向けに翼をひらいて落ちていた。
頭から強く当たったようで、ほとんど即死状態だ。手の中でみるみる生命が抜けていく。
Mがよく鳥の絵を描いているから、わたしもだいぶ見覚えたけれど、これは初めて見る色と模様で、最初は何の鳥だかまったくわからなかった。翼に青い金属光沢があり、顔つきがヒタキっぽいことから、もしかして、と調べたらオオルリのオスの若鳥だった。
引越し以来、こういう事故がなくなって、安堵していたところなのだ。1階は軒が深く、カーテンもあり、景色や空がリアルに映り込むことはないから大丈夫と思っていた。
鳥の目からどう見えたのか、気になって、庭に出ていろんな角度から確かめてみると、一か所だけ、表の窓ガラスに映り込んだ木々の間に、居間と台所を通り抜けた裏の窓のむこうの緑がくっきり明るく見通せるポイントがみつかった。
ツバメならともかく、オオルリのような鳥が、人家に向かってそんなに低く飛ぶことが想像できないのだが、何かの拍子でそこを飛び抜けられると勘違いしたのだろうか。時間や、太陽の位置や、見る角度、さまざまな偶然が重なってのことだと思う。
鳥は広い空を自由に飛ぶというイメージが強い。でも、実際は、重なり合う無数の木の幹や枝や葉をよけたり、くぐったり、絶えず変化する風や気流を乗り越え、乗り換え、人が複雑に入りくんだ街路を行くように、鳥も暮らしているのかもしれない。

 

食用ほおずき。
畑で育てると、やたらと巨大になって場所をとり、そのわりには実が入っていなかったりする。
ジャムにはならないので、採れすぎてもしかたがない。
これは花壇の端に雑草のように生えたもの。見るたびに実が落ちている。とても小さいけれど、食べるとちゃんと甘い。

 

本日のにゃんズ。

真鈴さぁん、シッポ落ちてますよー。

 

あらそう? どうも。

 

ときどき、コマ吉がとつぜん机の上に来て、そのへんのものをぐいぐい押しのけて居座り、グルーミングなど始める。
いいけど、パソコンの通気口ふさぐのヤメテ。

恒例の「夏に壊れる電子機器」ですが、今年は早くも7月にMのパソコンが…。
「キーボードが効かなくなった」というので行ってみたら、ほんとだ、どのキーを打ってもまったく反応しない。
さいわいマウスは動いたので、とりあえず作業中のものを保存して閉じ、「たいていのことは再起動すると直るからね」と、かなり自信を持って再起動ボタンをクリックしたが、そのあとがいけません。
画面は真っ暗になった。電源は落ちていない。しかし、いつまで待っても再起動する気配なし。やむをえず強制終了を試みるも、電源ボタン反応せず。
ああ、これと同じやつ、いつかの夏に、見た気がするなあ。この道はいつか来た道だ。
最寄りの電器店で買ったパソコンなので、Mが車に積んで修理を頼みに行き、その間にわたしは押入れから非常用にとってある古いパソコンをひっぱりだし、メールだけでも使えるようにと設定を始めたが、たまった更新プログラムのダウンロードが終わらないうちに、「直ったよー」とMが帰ってきた。
症状を説明したら、「じゃあ、ちょっとクールダウンしてみましょう」と奥へ運んでいかれ、しばらく待っていたら「はい、動きました」とのことで、データも無事で、修理代1620円。
暑い時期には、内部に熱がこもって作動しなくなる故障が、日に何件もあるのだそうだ。
つまり、冷やすだけで直る(…こともある)んですね。
それだったらわざわざ持って行くまでもなく、冷蔵庫にでも入れちゃえば…と思ったけれど、夏はうちの冷蔵庫もいっぱいで、15インチのノートパソなんか入るとこないか。

本日の「いいね!」


How spider webs inspired bird-friendly UV glass

鳥の衝突防止ガラス、クモの巣をヒントに

(紫外線は蝶などの昆虫にも見えると聞いたけど、クモの巣も見えてるのか、それとも紫外線の種類が違うのかな?)

 

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晩夏

2019-08-20 22:00:31 | 日々

今年は夏の初めに雨が続き、セミの出も少し遅れたようだったけれど、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシに、以前はあまりいなかったクマゼミまで参入して、大いに盛り上がっている。まだまだ夏は終わりそうにない。
 

先日の台風で、庭のむこうのコナラの枝が1本折れた。
枯れ枝なら落下してくるのだが、葉のついた生木だからきれいにぽきりといかず、中途半端な感じで逆さまにぶらさがっている。
切ってしまおうと思っても、折れたところは地面から4メートルくらい上だから、はしごをかけないと届かない。
あきらめ悪く、垂れ下がった枝をつかんで、えいえいとひっぱったり揺すったりしていたら、持っていたところがいきなりバキッと折れ、はずみで勢いよく転んで、やっと根づいたヒメアジサイをもうちょっとで駄目にするところだった。
この木は数年前にも同じような折れ方をした。
向う側は崖になっていて、縁ぎりぎりに生えているから、他より風当たりが強いのだろうか。


トレニアも今年はだいぶ遅れて咲き始め。

 

バーベナ。「花手毬」だったかな。
もう何年も何年も前に買ったのが、なぜか1株だけ畑のすみに残って草に埋もれていたのを見つけ、だめ元でレスキューしてきた。
しばらくしたらみるみる元気になって、四方八方に枝をのばし、暑さをものともせず花をつけはじめた。なんと丈夫な植物でしょう。
トレニアとどのように「棲み分け」てもらうかが今後の課題です。


こちらもレスキューしてきた姫小菊さん。ちっちゃーいので、埋もれないように貝殻でガードして養生中。

 

本日の収穫。ミョーに細長いナスとか、ミョーに大きいピーマンとか。

昨年から、Mのこしらえた猪鹿除け柵がしっかり機能して、獣害がなくなり安心していたところ、このあいだちょっとの隙に親子の猪(子の数は不明)に侵入されてしまい、大変困ったことになっている。
かなり広い範囲をぐるっと柵で囲んであるため、いったん入ってしまうと、それを柵外に追い出すということは容易でない。相当な人数を集めて一斉に「巻き狩り」でもしない限り、ぐるぐる逃げ回られてらちがあかない。
柵を開放すれば自分で出て行くのでは、と思うけれど、出て行ったかどうかを確かめる方法がない。なにしろ美味しいものは柵の「内側」にあるのだから、あらたな客がどんどん入ってくるリスクのほうがずっと大きいに違いない。
はじめのうちはひっそりしていた猪だが、先週あたりからもう大胆になって畑や庭に出没し始め、勝手放題に掘るやらひっくり返すやら踏み荒らすやら…あちこち爆弾が落ちたような惨状になっている。
それでなくてもこの暑さで、畑仕事といっても収穫と水まきしかできていないのに、片っ端からぐちゃぐちゃになっていくので、ますますやる気が失せていく。
そういうわけで、来年の苺ジャムはお届けできるかどうか、かなり危うくなっております。

 



Mが置いてったメモ。
「熱中症に気をつけよう」と書いてありました。

 

 

こちら真鈴さん。熱中症ではないけれど、まもなく落ちるんじゃないかと気になってしかたない。

 

棚の端はこのラインですのよ。

 

 

一方、コマ吉は、椅子で寝ていてクッションごとすべり落ち、そのまま寝続けているところと思われます。
以上、現場から中継でした。


本日の「いいね!」

駐車違反の罰金をキャットフードで払おう

こういうこと日本でもやるといいね。

 

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黒猫

2019-08-17 22:51:18 | サンゴロウ&テール

そういえば8月17日は「黒猫感謝の日」なんだそうで、何をする日だかよくわかりませんが…
せっかくなので写真だけでも貼っておこう。

真鈴と、

 

珊瑚。

昔から黒猫は不吉というイメージがあって、もらわれにくい、と書いてあった。
いまではあまりそういうことはないと思うけど。
わたしも子どもの頃は黒猫が怖く、たまに通学路にいるので、行き帰りに出くわすんじゃないかと毎日びくびくしていた。
実際は、見た目よりずっと人なつっこい子が多いような気がする。
東京に住んでいて、まだ猫を飼っていなかったとき、散歩していたらよその家の垣根から大きな黒猫がにゃあにゃあいいながら出てきて、いきなり足元でひっくり返ってご機嫌に甘えだした。見ず知らずの猫がむこうから近づいてくるという経験は初めてだったからびっくりした。からす猫ともいう爪まで真っ黒のオス猫で、目が月のようにきれいな黄色だったのが忘れられない。
通りすがりのほんの数分間で、猫というもののイメージを完全に覆されたわたしは、その黒猫にまた会いたくて何度もそこを通ったけれど、二度と会えなかった。
10数年後にサンゴロウの話を書くに至ったのも、あの黒猫がはじまりだったのかもしれない。サンゴロウも、不愛想な設定になっているけれど、じつは見かけよりフレンドリーな性格なんだと思う。
なにしろ、むこうからやってきてくれたのだから、ね。


 

他の色の猫にくらべて写真とるのがむずかしいことは確か。
いや、わたしが下手なだけではあるけれど。

 

久しぶりに花柄シャツのお兄さんにおやつもらいました。

 

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なんでもない一日

2019-08-17 11:41:47 | 日々

クレちゃんはどーこだ?

 

ここだよ。

 

なんか用?

 

プルバック式猫。
「コマや」と呼ぶと、

 

向き直って、

 

一歩下がり、

 

構えて、

 

もう一歩下がり、

 

びゅんっ。

それだけ。

本日の「いいね!」

「ペットショップにいくまえに」展 2019

東京 URESICA 9月19日(木)~10月7日(月)
京都 nowaki 9月21日(土)~30日(月)
金沢 ギャラリー日色 10月5日(土)~10月22日(火祝)
詳しいことは→こちら

考えてみると、わが家の歴代「ペット」は、ほぼ全員が、もらってきたか、来ちゃったか、のどっちか。
犬、鶏、うさぎ、ヤギなどもいたことがあるけれど、お店で買ったのは亀と鯉とハムスターだけでしたね。
実家の犬は3代目になるけれど、みんなブリーダーさんに予約して購入した子。

 

もうひとつ、こっちは「いいね」かどうか。

猫アレルギーのワクチン開発される

…という記事を見かけて、うちには猫アレルギーの人はいないけど、知り合いに何人もいるので、とりあえず目を通してみた。
まず、これは猫アレルギーの人に投与する薬ではなく、アレルギーの原因となるタンパク質の一種の生成を抑える薬で、猫のほうに注射する(間隔をあけて3回か4回)ということ。
そして、これはまだ実験段階にあり、実用化するとしても2022年以降になるだろう、とのこと。
そもそも猫は、これまで長い歴史の中で品種改良が行われ、野生ではありえない色の猫や、不自由なほど毛の長い猫や、ぜんぜん毛のない猫さえ作り出されてきた。そして、人の都合でいやおうなく中性化され、消臭成分入りのフードを食べさせられ、駆虫剤をふりかけられて「共に暮らして」いるのだから、もうゲノム編集レベルの研究だって進んでいるのではないかしら。

(ところで、抜け毛女王のきななは、この夏、けっこうな数の蚤を隠し持っていることが発覚しました。フ○ントラインどうして効かないのッ??)

ほっといてください。

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台風

2019-08-14 14:59:53 | 日々

お盆を直撃する台風10号「クローサ」。カンボジアで「鶴」の意味だとか。
朝から短い周期で降ったり晴れたりを繰り返している。
降るときは、室内に吹き込むほど激しく降るときもある。そして、またカッと晴れる。
窓を閉め切っておくと暑くてかなわないから、そのつどあっち閉めたり、こっち開けたり。
強風に備えてベランダの日除けをたたんでしまったから、カーテンも閉めたり、開けたり。

わが家のカレンダーから「夏休み」というものがなくなって久しい。
年中無休。あるいは、毎日が夏休み。一年中、終わりのない「自由研究」をしているようなものかもしれない。
でも、自分が子どもだった頃、長い休みやイベントがどんなに楽しみだったか、よく覚えている。
プールサイドのにおい。海の水のしょっぱさ。好きだったワンピースの模様。遠くであがる花火。首筋にはたかれたシッカロール。
夏は毎年めぐってくるけれど、今年の夏は一度きりしかない。
買い物に行ったら、カートにバーベキューの食材を山積みにした若い人のグループや、孫たちのためにお菓子やアイスを買いこんでいるおじいちゃんおばあちゃんで、レジが大渋滞していた。
台風の影響でそれらが無駄になりませんように。
お出かけの方はどうぞ気をつけて。
「たのしかった」と絵日記に大きな字で書けますように。

こんな日は、

 

しかたがないので、

 

おうちで遊ぶ、

 

とか、

 

寝るとか。
お外が好きなさんちゃんは、毛皮がうっすら銀の水滴でおおわれても、ここを動こうとしない。

そして、こんなしょーもない写真ばかり撮っている閑猫は、他にすることがないのか? と思われているでしょうが、秋には絵本と幼年童話が1冊ずつ出ることが決まっているので、たのしみ、たのしみ。
早く秋にならないかなあ。

 

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ハードタイプ

2019-08-13 22:48:52 | 日々

雨が降ったけど、いっこうに涼しくはならない。
台風くるのかな。

 

ナンデスカ、コレハ?

恵理子さんから、ふたたび猫スポンジいただきました。

(前回はこんなの)


3個も?

そう、今回は黒猫。しかも「ハードタイプ」なんだって。 

ハードボイルドな黒猫さんちゃんに意見を聞いてみましょう。
どうですか?

 

ていっ。

 

手ごたえなさすぎるんだよ。

(スポンジだからねー)

 

本日の「いいね!」

15 Plants That Show Us the Beauty of Sacred Geometry

美しい天然のかたち。(宗教ではありません)

 

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大葉味噌

2019-08-11 10:50:03 | 日々

毎年お盆前後になると、青じそ畑にどこからともなく小さい緑のバッタがたくさんあらわれ、葉をかじって穴だらけにする。
そうでなくても、花穂が出る頃には葉はかたくなってしまうので、その前に大葉味噌を作ることにしましょう。

青じそは茎ごと採ってきて、ざぶざぶ水洗いする。
採っている間にどんどんしおれるけれど、しばらく水に浸けておくと生き返るので、ぴんとなったところで勢いよく振って水気を切る。
(葉を一枚ずつばらしてから洗うと、ぺったりくっついてしまって扱いにくいのです。ぴんとしていないとこまかく切れない)
かたい葉は除け、色のきれいな柔らかい葉だけ、ぜいたくに選んで摘みとり、粗みじん切りにする。
しょうがもみじん切りにする。
フライパンにサラダ油(半分ごま油でも)を熱し、しょうがを香ばしく炒め、青じそも入れて、しんなりするまで炒める。
味噌、砂糖、みりんを加え、弱火でかきまぜながら、ぽってりするまで煮詰める。
冷めるとかたくなるので、煮詰めすぎないのがコツ。

はい、できました。
ほんとは味噌の割合がもっと多くなければ「大葉味噌」とはいえないかな。うちのは「味噌大葉」だ。
生のキュウリにつけたり、油で焼いたナスにのせたりすると美味しい。チーズと合うのでトーストやピザにも使える。もちろん白いご飯にも。
両手いっぱい抱えてきた青じそは、葉だけで大ざる山盛り2杯分。それをみじん切りにすると半分以下になり、炒めるとさらに半分以下になり…
出来上がった大葉味噌は、400mlの容器におさまるほどの量。
スーパーで10枚一束のを買っていたらとてもこんなものは作れません。
味噌に対して葉っぱが多いほど日持ちしないので、さめたら小分けして冷凍しておきます。


「おかわり待ち」をしている黒猫ズを、よけたり、またいだりしながら台所仕事をする。
みじん切りに時間がかかり、「ちょっと待ってねー」と言い続けていたら、寝てしもた。

 

ほおずき。

 

クレ、きょうは、ここ。

 

うちわの使い方が間違ってるぞ。

ちょっと涼しいかなと思って、午後3時半に熱い紅茶を飲みながら、ふと温度計を見たらしっかり30℃あった。
これは、暑さに慣れたということなのか、暑くて感覚が麻痺してるのか、どっちだろう。

 

本日の「いいね!」

曼荼羅と螺旋

英国のアーティスト James Brunt によるインスタレーション。
もっと見たい方は→こちら

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