閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

5月の終わり・その2

2022-05-31 21:37:40 | 日々

怠け者の庭は植物まかせ。ツルニチの葉っぱがちょっと多すぎかも。

 

枯れてしまったので切ったデュランタ。あきらめ悪く根元だけ少し残しておいたら、地ぎわからにょきにょきと新芽が出てきた! 

 

ミモザの実。マメ科なので、豆。

 

野良ほおずき、早くも小さい実が。

 

花が落ちたあと、みどりのがくの部分がのびて、実を包む袋になるのだそうです。

 

気温が上がるとこういうのも出てくる。

 

あら? アナタ、だれ?
え~っと、アカバナユウゲショウ、かな?
何が出てくるかわからない建設残土、2~3年はたのしめる。

 

そして、マツバウンランは、というと、すでにちゃっかり種子になっておりました。

 

本日のにゃんズ。

いつものクレ坊。

 

 

…と、いつものコマ吉。

 

ターゲット、ロックオン!

薄着の季節に、体重5kgの猫が肩に飛び乗ると、ツメが刺さって痛いんだよ~。
(生地が薄いと不安定なので、しっかりツメ立ててしがみつくから、よけい痛いのだ)

映画「ティファニーで朝食を」の1シーン、オードリー・ヘプパーンがパーティードレスで、でかいトラ猫を肩に乗せてたけど、あれはいったいどうやって撮ったのかしら。

<追記>
上の記事を書いてから1年以上たって、たまたまBSで映画を見たのですが、パーティーで猫を肩に乗せてるシーンはなかった! おかしいなあ。たしかに見たと思ったのに…原作と混ざっちゃったのかな。ドレスもまったく記憶と違っていました。
ついでに書いておくけど、映画の字幕でも「フレッド」はホリーの「弟」という設定になっている。アメリカの人たちの認識はどうなんだろう。

 

本日の「いいね!」

Kenshi Yonezu - M87

この人がウルトラマンなのかと思っちゃった。

(そして、名前の読み方を間違えていたことに、たったいま気がつきました)

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5月の終わり

2022-05-30 14:02:22 | 日々

花壇のボリジがあまりにも大きくなりすぎ、先日の風雨で倒れてしまったので、片づけることにした。
残りの花でちょっと遊びましょう。

 

場所をとっていたボリジがなくなったら、これまで陰になっていた金魚草が、待ってましたとばかりに次々と咲き始めた。
そして、地面を見ると、早くも次のボリジの芽が。

そういえば、先日ジニアと千日紅の種をまいたところに、どっと出てきたちっちゃな芽は、どうやらすべてカレンジュラ、のような気がするんですが…(笑)


バイカウツギ。園芸種。良い香りがする。
長く伸びた枝の先に、うつむき加減に咲き、あるかないかの風にもふわんふわんと揺れるので、なかなかうまく撮れない。
TVの天気予報を見ていたら、「卯の花」の説明に出てきた絵が、どう見てもバイカウツギだったので、あれ? と思ったことがあった。「卯の花の匂う垣根に」って歌にもあるし、ふつうのウツギは香りがないので、こっちでもいいのか、という気がしなくもない。
作詞者は国文学の先生だから、きっと「にほふ」は香りではなく「美しく咲く」の意味で使われたのだと思いますが。

白い花の香りは、ハゴロモジャスミンから始まって、ノイバラ、スイカズラ、カラタネオガタマ、お隣の夏みかん、と次々に移り、いまバイカウツギまで来たところ。このあとクチナシが、たくさんたくさん咲く予定。


ニシキウツギ。たぶんこれも園芸種。ニシキは、錦か、二色か。
紅がくあじさいと同じで、咲き始めは白く、しだいにピンクが濃くなる。
この花はなぜか虫に好かれるらしく、のぞくとたいてい小さな甲虫が隠れている。

 

花壇のビオラが咲き終えたあと、去年のこぼれ種から芽生えたビオラが、ちょこちょこと小さな花をつけている。そういうのを見るのもたのしみのひとつなので、きれいさっぱり雑草を抜いてしまうということがなかなかできない。
こんなフシギな色の、あったかしら。雑種?

 


本日の収穫。
いちごはともかく、山桑の実を集めるには、ある程度の体力と気力が必要なので、もしかしたら今年はできないんじゃないかな、と思っていた。
でも、ちらちらと目につくと、やっぱり摘んできてしまうものでね。

今年は5年ぶりくらいにらっきょうも漬けたし、自分用に梅シロップも仕込んだし。季節にそって、いつもどおりの暮らしができていることのありがたさ。

(あー、でも、衣替えがまだ終わってないぞ。やればすぐだけど…どうでもいいような余計な衣類をいっぱい持ってることを年に2回思い知らされるのがヤダ…笑)

 

夕暮れの南の空。
まるで海の景色のようだけれど、この場所から海は見えない。これは雲のイリュージョン。

 

本日のクレ坊。

いつものサンダルスキー。

 

いつもの木陰スキー。

 

そして…マッサージスキー?

 

本日の「いいね!」

Marlene Dietrich : Sag mir wo die Blumen sind 

良いですね、マレーネ・ディートリッヒ。

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紫陽花

2022-05-29 18:33:54 | 日々

紫陽花シーズン。
ヤマアジサイの黒姫さんが見ごろ。

 

藍姫ちゃんも小柄ながらがんばっている。
(うーん、でも最初の年の濃い藍色はもう出ない。むずかしいな)

 

最初は白の紅子さん。

 

ほんのり、ほーんのりピンク。

 

姫あじさいは、相変わらずアバウトな感じで。

 

いちばん古くからある山あじさいは、どんどん切ってやらねば伸びすぎて大変。

 

白い装飾花は少なめで、見どころはこの真花。

白とピンクのアナベルも、これから。
三日つづけてホトトギスの声を聞いた。
ヤマガラ、エナガは子連れらしく、さかんに呼び合う声がする。
木のてっぺんではメジロのさえずりがにぎやか。ときどきイカルも鳴いている。
そして、なんと! オオルリの声が戻ってきた。
前の子かな、それとも別の子かな。

 

本日のにゃんズ。

クレちゃんは庭番。

 

真鈴さんは玄関番。

 

そして、コマヤは椅子の番。
(どいてくださあ~い)

 

本日の「いいね!」

シジュウカラにすべてを捧げる「小鳥博士」の壮大すぎる野望

シジュウカラは、繁殖期のさえずりにもいろんなパターンがあるんだけど、それぞれ意味が違うのかどうか知りたいです。

ニワトリにも、「ここ餌あるよ」「警戒!」(←地上の不審物)「動くな!」(←カラスなど空からの敵が来たとき)「大丈夫だよー」などの鳴き分けがあり、それはうまれて間もないヒヨコにもちゃんと通じる。だいぶ前のことだけど、メンドリの「動くな!」の一声で、ヒヨコたちがたちまち「石化け」し、「もういいよー」でピヨピヨと出てきたのを目撃したときは感動しました。

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黒ねこサンゴロウ

2022-05-28 11:43:37 | サンゴロウ&テール

 

 

YouTubeが貼り付けられるようになったので、再掲。
2年前にいただいた中村綾花さんのアニメーションです。

http://ayakanakamura.com/

 

 

*こちらもコメントどうぞ~。
(コメントは承認制のため反映に時間かかることがあります)

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ドルフィン・エクスプレス

2022-05-24 10:30:36 | サンゴロウ&テール

 

ファンアニメの絵コンテ。
これほんとに見られたら嬉しいなあ。
いるかさん、ありがとう。

https://youtu.be/rTQ1D4IZkNE

 

*いつも閑猫堂はコメント機能をOFFにしてるんですけど、今回はコメントあけておきますので、よかったら何か書いていってくださいね。

コメント (11)
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ちらっと・カット

2022-05-22 16:50:06 | サンゴロウ&テール

3~5巻で、章見出しの小さいカットが足りなかったので、急いで描いてもらいました。
さあ、どれがどこに入るでしょうか。
(ヒント・必要なのは4つだけ。2つは予備。超難問!)

MはこれをPIGMAの0.5で描いている。
わたしは同じペンの0.3を持っているけど、それで字を書くとボールペンの0.7より太くなるので、なんなの0.3って!と思っていた。
どうして0.5でこんな細~い線が描けるのか、実演してもらったら、ペンを斜めにして、力をいれずに、しゃしゃしゃしゃ、と軽く動かしているので、そうかー、と思いました。
(でも、わたしが真似して、しゃしゃしゃしゃ、とやってみても、うまく描けない、どころか、紙の面にさえあたりません)

 

もう全部できたみたいじゃない?
(気のせいです。これはカバーと帯の校正刷りを、それらしく重ねてみただけ。中身はまだない)

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エゴノキなど

2022-05-20 23:26:53 | 日々

今年もびっしりと白い花をつけているエゴノキ。
川向うなので、近くに寄ることができない。

 

たぶんこの全体が1本の木。とても大きな木だ。
わたしはこの花が好きだけれど、いわゆる「雑木」であまり重要視されないから、いま近くに花の咲くエゴノキはこれしか残っていない。
エゴノキの実はヤマガラの好物でもあるので、いつまでも残っていてほしい。

 

ホオズキの葉。

 

いつもお盆の頃に、花屋で赤い実のついたホオズキを一本だけ買ってくる。そのまま紐でくくって吊るしておくと、からからのドライになって長くもつ。
次の年のお盆に、すっかり色あせたのを捨てて、また新しいのを買う。
外のコンポストの脇にそういうものを捨てる場所があるのだが、先日ふと見たら、ヨモギなどに混じって見慣れない草が数本生えている。捨てたホオズキが、知らないうちに芽を出して、ひっそりと花を咲かせていた。

ホオズキは多年草で、一度植えると毎年出てくるけれど、ナス科特有の連作障害のためか、またふと消えてしまったりする。

 

 

 

本日の収穫。草苺。

 

本日のにゃんズ。

橋スキーたち。
裏の斜面の草刈りのためにかけた短い橋。猫はなぜかみんなここが好き。

 

お? 近い、近~い。

(くつろいで寝ているように見えるけど、さっきからクレ坊のしっぽが、ぶんっ、ぶんっと振られているので、微妙な緊張状態にあるらしい)

 

草むらの真鈴さんは、おめめきらりん。

 

本日の「いいね!」(なのかね?)

SDカード、どんどん小さく…IT業界、「ステルス値上げ」常態化 

この記事どこがフェイクでどこが真実なのか、正直よくわからん閑猫ですが(笑)
「計画的陳腐化」って、なかなか鋭い指摘なのでは。

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オオルリその後

2022-05-17 22:26:39 | 日々

ようやく少しましなズームレンズ(格安中古美品!)を入手したものの、相変わらずこれくらいにしか写ってくれないオオルリ。遠いんですよ。

 

そして、やっぱり青くは見えない。部分的にうっすら青みがかった灰色というか…

 

声はまぎれもなくオオルリのさえずりですが。

 

はてさて。

…と気にしているうちに、ひどい雨が2日つづけて降り、そのあと、ぱたっと声が途絶えた。
この枝にも来ないし、谷の向こうの尾根の、もうひとつのソングポストにもあらわれない。
あんなに鳴いていたのに、いったいどうしたのだろう。

「ヒナがかえったんじゃない?」とM。
オオルリは、メスだけで巣を作って卵を温めるけれど、ヒナがうまれるとオスも餌を運んで、一緒に子育てをするそうだ。
えー、ということは、あの不完全な色のオスは、もてない独身者ではなくて、奥さんいたの?

声が途絶えて3日ほどたった、夕方6時ごろ。
また雨の中、Mが留守なので、わたしが鹿よけゲートを閉めにいくと、目の前をすいっと鳥の影が横切った。
とっさにぴたっと足を止める。だるまさんがころんだッ。(猫と長年暮らしていると、猫っぽい習性が自然と身についちゃうのです)
近くのカシワの木の枝にいる。見慣れたカラ類の動きとは違う。ヒヨドリほど大きくもない。すいっと、また音もなく飛んで、こんどはゲートの柱のてっぺんに、こちら向きに止まった。「わあ」と思わず声が出た。
オオルリだ。頭から胸まで瑠璃色で、おなかが真っ白の、オスの成鳥。距離は3メートルほどしかない。
人慣れしているヤマガラ以外で、野鳥をこんな近くで見るのは初めてだ。こちらがレインコートのフードをすっぽりかぶっていたので、何だかよくわからないのかもしれない。小首をかしげるように、じいっとこっちを見ている。
目が合った。ゆっくり5つ数えるくらいの間。オオルリは、すいっと飛び立ち、川の茂みの暗がりに消えた。
わたしは、なんでもないようにゆっくりゲートを閉め、坂を上って戻りながら、だんだん、だんだん、だんだん嬉しくなってきました。

それにしても、不思議なのは、わたしの出会ったオオルリが、図鑑で見るような鮮やかなオスの色をしていたこと。
オオルリの縄張り性を考えると、この谷の狭い範囲内に2羽のオスがいるとは思えない。新たなオスが来て、これまで盛んにさえずっていた黒っぽいオスにとってかわったのか。それなら勝利宣言か何かありそうなものだが、依然としてさえずりは止んだままだ。
それとも、あの黒っぽいオスは、じつは羽がわりの途中で、姿を見せなかった数日の間に完全に青い羽になった、のかな?
あるいは、もともと鳴いていたのは青いオスであり、昼間の逆光で黒っぽく見えていただけだった、とか?
う~ん。謎は尽きない。

 

オオルリの来なくなったソングポストで、かわりに「ツピツピツ!」と元気よくさえずっているのは、シジュウカラ。

 

シジュウカラは落ち着きがなく、さえずりながらも、じっとしていないで、あっち向いたり、こっち向いたり、

 

あ、飛んだ。

 

きみもがんばってください。

 

地上はすでにアジサイの季節到来。
ヤマアジサイの黒姫が、見違えるように大きくなり、今年は数えきれないほど花がついている。

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「なまえのないねこ」マスキングテープ

2022-05-15 11:20:40 | お知らせ(いろいろ)

絵本「なまえのないねこ」(小峰書店)町田尚子さん絵のマスキングテープできました。

 

あの子も、この子も、みんないるよ。

 

マスキングテープ、ポストカードの他、町田尚子さんのグッズは、下記のお店でお求めいただけるそうです。
(画像1枚目の右のアクリルスタンドは、小峰書店ねこの日キャンペーンのプレゼントなので、販売はありません。ご応募くださったみなさま、ありがとうございました!)

aoi door(香川)
https://aoidoor.com/

URESICA(東京)
https://www.uresica.net/

erimaki(愛媛)
https://erimaki.base.shop/

かぎしっぽ(秋田)
https://keytail.shop-pro.jp/

キャッツミャウブックス(東京)
https://catsmeowbooks.stores.jp/

ギャラリーハウスマヤ(東京)
https://www.gallery-h-maya.com/

書肆吾輩堂(福岡)
https://wagahaido.com/

長崎書店(熊本)
https://www.nagasakishoten.jp/

78猫の部(大分)
https://78nekonobu.com/

ネコオドル(埼玉)
https://www.facebook.com/nekoodoruneko/

ねこのみち(埼玉)
https://nekonomichi.base.shop/

ネコ曜日(青森)
https://neco-youbi.com/

nowaki(京都)
https://nowaki-kyoto.net/

三毛猫雑貨店(千葉)
https://www.mikenekozakkaten.com/

*在庫切れ等もあるかと思いますので、詳細は各店舗でご確認ください。

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雨の前、雨のあと

2022-05-14 23:41:33 | 日々

西側の窓を開けると、すぐ川むこうに、見事な天然藤棚。
いつもこの季節になると、滝を眺めるように藤を眺める。

強力なつる植物である藤を、ちゃんと藤棚におさまるように管理するのは難しい。
車からちらっと見えた道沿いの、古い家のトタン屋根に、藤蔓が這い上がり、おおいかぶさるようにして盛大に花を咲かせていた。
次に通ったときよく見たら、すぐそばに小さな藤棚があり、家はすでに廃屋のようだった。かつてはきちんきちんと剪定されていたであろう藤は、きゅうくつな棚からたちまち抜け出してしまい、いまや母屋を乗っ取り、さらにつるを四方八方に伸ばし、思うぞんぶん好き放題にやっている。
ヒト側からみればうら寂しい景色かもしれないが、植物はのびのびと春を謳歌していて、いいなあと思ってしまうのでした。


クレマチス。今年は白が先。

 

花壇の端っこが好きな子たち。
この紫っぽく写っているタピアンは誰も植えてないけど?

 

ハハコグサの綿毛。
花が咲いている中から、ぽっ、ぽっと綿毛に変わっていく。
ほんの少しの風でもすぐ飛んでしまうので、屋外ではなかなかじっくり観察できない。
これは摘んできて花瓶にさしてあったもの。

 

ふわふわ。泡みたい。

 

クローバーにアオスジアゲハ。

 

見るだけ! 見るだけ!

(コマはこのごろ蝶は狙わなくなっていたんだけど、わたしがカメラで狙っていたものだから、「ボクも!」と思ったらしく…)

 

お月さん、つかまえた!

 

あさってが満月かな。

 

本日のにゃんズ。

幸せのサンダルスキー。

 

仲が良いね。

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