閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

2014年のおしごと

2014-12-31 23:36:28 | 日々

○出版したもの

絵本
『ならんでるならんでる』(鈴木まもる/絵 偕成社)
『つきがいちばんちかづくよる』(植田真/絵 岩崎書店)
『すすめ!きゅうじょたい』(鈴木まもる/絵 金の星社)

○これからの予定

たぶんもうじき出る本が1冊。
昨年からずう~っと続いていた古典妖怪系のお仕事です。

画家さんにお願い中の幼年童話が2冊。春~秋に出る予定。

絵のラフまではできている絵本が2冊。

お返事待ちが7件くらい。(←お心当たりの方はよろしくお願いしまぁす)

そして、「書きます」と言ってるものが、えーっと・・
両手の指で足りるくらい?(笑)

現実に出版できるものと、そうじゃないものとの比率を考えれば、
ものすごく効率の悪い職業ということになるわけですが、
好きでやってるんだから、いいの、それは。 

今年は黒ねこサンゴロウ20周年で、珍しくサイン会やフェアもあり、
こちらでも記念アンケート企画をしてみたり、
(サンゴロウ語録は<海岸通り6番地>にて気まぐれ更新中)
たくさんの方と出会うことができました。
本当にありがとうございました。
ひきつづき、おつきあいいただけましたら幸せです。
みなさま、どうぞよいお年を。

 

(絵はMが描いたマリン号。この場所どこだかわかりますか?)

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水仙など

2014-12-30 15:04:55 | 日々

今年はずいぶん早くから咲き出した水仙。
すでに半分くらい倒れてしまった。

 

 

鳥に人気があるのはタラノキやヒサカキの実。
そのあとムラサキシキブ、ガマズミ、ピラカンサもなくなり、
カラスウリと、このサルトリイバラは最後まで残っている。

 

 

 

朝から年末恒例の窓拭きをする。
吹き抜け部分は長いはしごをかけてMに拭いてもらわないと届かない。
今年は雨戸の戸袋とか、ベランダの手すりとか、いつもやらないところを、
ふと思いついて拭きはじめたら、どんどんきりがなくなり、
お昼で強制終了して、あとは見ないことに決めた。

マコトさんにもらった冷凍鮎を、これまたふと思いついて
甘露煮に挑戦してみる。
本格的にやると2日かかるそうなので、圧力鍋で簡単コースにしたら、
骨まで柔らかく煮えたはいいけれど、頭はとれる尻尾はとれる・・
しかも、うんとあっさり味に煮たため、甘露煮ではない、煮魚だ。
難しいですね、こういうものは。

消防士を長年務めたマコトさんは、秋に勲章をもらった。
その内祝いというのを、うちにもいただいた。
どら焼き、菊の紋章入り。デジタル時計、菊の紋章入り。
印刷された挨拶状。
こういう「受勲セット一式」がちゃんと用意されているらしい。
ゴルフのホールインワンみたいなものだな。


12月の初めに入手した新しいPCがようやく使えるようになった。
いろいろあってなかなか手がつけられず、開封しただけで置いてあり、
クリスマスを過ぎてからやっとセットアップして設定してデータもすべて移行して、
これでよし!と思ったら、いきなりアクシデントに見舞われ、頭を抱える。
5通りくらいの解決策を試したがどれもうまくゆかず、え~い!と再セットアップ。
つまり「ふりだしにもどる」で最初からやり直しになってしまったわけです。
だいぶ時間を無駄にしたけれど、じつはこういうことは意外と嫌いではない。
われながら良い判断だったと思うし、貴重な教訓も得られた。
おまけでもらったATOKは、とりあえずMのパソに入れてあげました。

 


 

もうひとつ思いついて、じゃない、ぎりぎりで思い出して、
玄関ドア用のお正月飾りを作る。
アオツヅラフジ、ヒノキの枝、カラスウリ、ナンテンの実のリース。
このあたりのヒノキの木がみんな大きくなってしまい、
木はいくらでもあるが手の届くところに枝がない。
山の奥からは、何やら怪しいジャングル的な声が聞こえてくる。
いろんな鳥や獣がてんでに鳴いているようだけれど、
もしかしたらカケスが数羽で物真似して遊んでいるのかもしれない。
また風が強くなってきた。

明日は最終買い出しに行って、お昼は恒例の古ーいお蕎麦屋さんに
年越しそばを食べに行く予定。 まだあるといいけど、あの店。
午後はお煮しめなどちょこちょこと作って・・
バターが品薄なので、たぶんケーキは焼かない。それでおしまい。 

 

 

 

網を張る場所の選択は重要。
薪割り場に近いとオガクズだらけになっちゃうんだよ。

 

本日のにゃんこ。

きなこ。
バードウオッチングから帰ってきたところなので、
おめめがぱっちりきらきらしています。 

 

 

本日の「いいね!」

LA VIDA DE LAS FLORES (動画)

 

 

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サプライズ

2014-12-28 22:32:37 | サンゴロウ&テール


クリスマスに素敵なプレゼントいただきました。
黒ねこサンゴロウ20周年記念のファンブック!

 

ご許可をいただいたので、ちらっとお見せいたしましょう。

 

 

たかしのさん(左)  ぬいこさん(右)

 

草子さん

 

木野みのるさんは見開きでメッセージを。

 

ナガさん

 

紫江さん(左)  鯨庭さん(右)

 

そして発起人さんしょくいるかさんは三日月島から。

 

 

奥付ページ

 

みなさんとってもお上手でびっくり。
それぞれに心の中のサンゴロウ世界を表現してくださいました。
ありがとうございます!
何よりのごほうび、そして宝物。

 

封筒のこれも可愛い。
みなさまも、よいジュエル祭をおむかえください。 

<追記>
上のファンブックは、メンバー+著者分だけ限定で印刷されたもので、
販売の予定はないそうです。 

 

 

公式ガイドブック(無料)ご希望の方、ぼちぼち発送しておりますので、
しばらくお待ちくださいね。 
数はまだじゅうぶんあるので、年明けても対応できます。 

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つめあわせ

2014-12-27 22:09:19 | 日々


今年のクリスマスにもらったMの絵ですが、
これは、いったい何でしょうか。
黒胡麻おはぎ9個入りの箱・・?

ではなくて、

よくよく見ると、黒にゃんズが・・

 

 

こうなってたり・・

 

こんなんなってたりする詰め合わせなのでした!
う~む、相当マニアックだぞ。

 

 

本日の「月と遊ぶ」

ちょっとふっくらしてきた五日月を・・

 

 

 

ほいっとトスして・・

 

 

 

キャッチ!

 

 

「わあわあ、やりたい」「やらせて~」とみんな大騒ぎに。

 

 

本日の「いいね!」


おりたたみ家具 (動画)

実用的ではないかもしれない。アートとしてはちょっと楽しい。
Christy Oatesの作品。

 

 

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ガイドブック

2014-12-25 22:36:54 | サンゴロウ&テール


サンゴロウ20周年フェアの「公式ガイドブック」用に
Mが描いてくれた絵が、立派な額に入って帰ってきました。
大きいわ~。
編集Bさん、ありがとうございました!

この絵、うちでは「映画のポスター」と呼ばれているのですが、
描いた人以外誰もわからなかったレアな謎キャラが混じっている・・
さてそれは誰でしょう(・・笑)
 

そろそろ20周年イヤーも残りわずかですが、フェア期間中に
ガイドブック探したけどみつからなかったわっ!という方、
こちらからお送りできますので、メッセージまたは閑猫メールでご連絡ください。
(方法は左サイドバーのカテゴリー「お問合せ窓口」から)
ご住所お名前を明記でおねがいします。
在庫なくなり次第終了です。


 


それから、オリジナルポストカードのご希望も多かったのですが、
こちらは10巻限定セットに同梱の特典のため、
カードだけを差し上げることはできません。ごめんなさいです。 

 

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ビーチコウマー・その6

2014-12-24 16:26:47 | 日々


水辺でカモが寒そうに羽をふくらませている。
さすがに冬はあんまり水に入りたくないかなと見ていたら、
ひょいひょいと飛び込んで平然と泳ぎ始めた。
カモの感覚では「凍ってなければオッケー」なんだろう。
ちょっとのことで暑いの寒いのと言ってるのは人間だけですね。 


 

 

ああいう場所に停めてある船に乗るには
どうしたらいいのかといつも謎に思うのですが。
ちっちゃいボートが船尾につないである。ということは、
こっちからはまた別のちっちゃいボートで行かねばならない。
いや、それ以前に、乗ってた人はどうやって降りたのよ?

潮が引くと歩ける、とか?
(呼べば来る、とか??)
 

 

 

トビとはよく目が合う。

 

 

トベラの実がぎっしりだ。

 

 

 

 

本日のいただきもの。

和布のマフラーいただきました。
長さ1メートルと短めですが、裏がボアなので、
ひと巻きひと結びでちゃんととまり、コンパクトで軽くて暖か。
着物地のこういう使い方、新鮮で面白いです。
柴さん、どうもありがとう。

 

本日の「いいね!」・・じゃない。

猫 vs クリスマスツリー
 (動画)

みなさまは平和で楽しいクリスマスをすごされますように。

 



真鈴ちゃんもやってたよね・・ 

 

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2014-12-23 11:52:09 | 日々


長さ約100ミリ。ふわふわ。
この柔らかさでこの長さということは、大きな鳥だ。
たぶん、フクロウ。

 


山の斜面の低い枝に、もにゃもにゃっとからんでいた。
昨夜は強風が吹き荒れていたので、
遠くから飛んできたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

屋久島芙蓉もすっかり種になりました。

 

 

 

 

 

本日の「いいね!」

スタンド・バイ・ミー!

犬と子どもの特別な瞬間30選。

 

おまけ。
秘蔵お宝写真館。

呼夜(ヒト)2歳、さくら(イヌ)3歳。
イヌのほうが明らかに保護者の立場にある。

 

 

イヌ、飽きたらしい(・・笑

 

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油断

2014-12-19 21:24:58 | 日々


風邪ひいて、水とりんごだけで3日寝ていたら
体重が2キロばかり減った。
はからずも「りんごダイエット」の効果を実証したようになった。 
いや、こんなのはどうせすぐ元に戻っちゃうんですけどね。
しかし、体重は減ったのに、体脂肪率は風邪の前よりアップしている。
つまり、筋肉が落ちた。

えー?
落ちた、って、何がどこに。
そのメカニズムとやらはよくわからないものの、
とにかく歩きにくいのはそのせいらしい。
じつをいうと文字も書きにくいし、茶碗も箸も重くてしょうがない。
たった3日でこれだ。
まったく油断ならないなあ。

風がやんで、今朝は霜。
畑だけでなく、窓のすぐ前の花壇まで霜柱が立っている。
郵便局に行きたくて車を出した。
道端の廃屋だか古納屋だかが、真っ白に霜におおわれて、
北海道開拓時代のお芝居の舞台装置みたいになっていた。
アクセルの踏み加減が変で、速くなったり遅くなったりする。
車は先日点検に出したばかりなので、これも筋肉のせいにする。
農産物売店はなんだかもうお正月一色になっていて、
早々としめ飾りなど買っていく人もいる。
おじいちゃんおばあちゃんたちにしてみれば、一族が集まる
年に一度の大イベントだから、どうしても力が入っちゃうのだ。
イルミネーションも一時のブームが過ぎてしまったようだし、
田舎にいるとついクリスマスのことを忘れそうになる。 

例年よりだいぶ遅れて、ひいらぎのリースを作る。
きれいなひいらぎの小枝を採りに行き、これだけあればじゅうぶん、
さあ帰りましょう、と思った瞬間に足がすべり、集めたものを
すっかりぶちまけてしまった。
ここでおみくじをひいたら、「油断大敵」と書いてあるに違いない。

 

 

ヤマユリの実。
中の種は一枚残らず風で飛んで、からっぽ。
そういえば、テイカカズラの実も、いつのまにか見えなくなった。

 

 

本日のにゃんこ。



一番目の黒猫がワラで作ったお家は・・

 

 

あっというまに吹き飛ばされてしまいましたとさ。 

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低気圧

2014-12-18 23:24:45 | 日々


・・ご一行様通過中。
すごい雲が次から次へと暴れながら通る。
カメラが破裂するんじゃないかと心配であまり撮れない。
雲は写っても風はなかなか写らないのだった。

 

 

 

 

あ、だいぶ片付いたかな?

 

 

うん、もう残りこれだけ。ふたりで運べる(笑

 

で、ひどい風が吹き荒れているあいだじゅう、
閑猫は風邪で寝こんでおりました。
いやはや、今回の風邪は、前ぶれなくいきなりやってきた。
しかも、ウイルスのせいか、それとも単に長時間寝すぎたためか、
すごく足腰にきて、一時は歩行困難でどうなることかと思いましたが、
今朝はもうまったく普通に起きられたので、やれやれ。
ただしバランスがまだちょっと変で、どうもまっすぐ歩けませんが。
みなさまもどうぞお気をつけくださいませ。 

そういえば、前回風邪で寝込んだのは約10か月前で、
そのときやってた(怖い)おしごとはとっくにおわってて、
じつをいうと2か月前にはカバーデザインまでできてるのですが、
あれ早く本にならないかなー。 待ち遠しいな。

 

 

 

 

 

久しぶりに山火事のような夕焼けを見る。

このあいだMは、年明けのワークショップに使うための
枯れ草を軽トラック一杯刈ってきて、庭に積んでおいたところ、
この風でみごとちりぢりに吹き飛ばされてしまったのでした。
やっぱりわらの家じゃ駄目だ。レンガで建てなくちゃ。 

 

本日のにゃんこ。

そういえば、真鈴先生!
先週から行方不明のおねずは、どうなったんですか?

 

 

 

あら~。そんなことあったかしら?
(やっぱりな・・涙) 

 

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くもてん・その2

2014-12-12 23:35:16 | 日々

変わりばえのしない写真ばかりでスミマセン。
閑猫は元気なのですが、このところ天候にめぐまれない上、
本業(って、どれよ?)もあれこれ押し詰まってまいりましたので、
本日はとりあえず生存報告だけして引っ込みます。

いま一番気がかりなこと。
真鈴がちっこいおねずをくわえてきて、わたしの部屋の前で
「ぱ」と放したのはいいが、それが本棚の裏に入ってしまった
・・んじゃないかという疑いが非常に濃厚。
もうかれこれ6時間になるんだけど。
本棚(2つある)を動かすのは、山を動かすのと同じくらい難しい。
ま~り~ん~、なんとかしてっ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはいつどこで撮ったのだったかな。
わが家の電線ではないようだ。
輪っかになった雲が珍しい。

 

本日の「いいね!」


「いってらっしゃい」「いってきます」 

キャサリン・マンスフィールドの「At the Bay」という中篇小説。
ある朝、スタンリー・バーネルは、ささいなことでいらいらしたあげく、
妻のリンダに「いってきますを言うひまもない!」と叫んで、
そのまま馬車に飛び乗ってしまう。
(そして、そのせいで一日じゅう気が晴れない)
「いってきます」にあたる部分は、原文では「Good by」となっている。
送り出す側の言葉も同じく「Good by」だ。
日本語の「いってきます」「いってらっしゃい」に相当する言葉が
英語にはないらしい、ということを、わたしはこの小説ではじめて知った。

しかし、この「Good by」は、シチュエーションを考えれば、
どうしたって「いってきます」としか訳せないじゃないですか。
欧米の人だって、出かけるときはお互いの無事を祈る言葉を口にするし、
その言葉がどんなに重要なものかを知っている。
「言霊」は、けっして日本だけのものではないと思う。
(逆に、日本語の「左様なら」というのは、別れの言葉にしては
ずいぶんそっけないと欧米人は思うのではないかしら)

余談ですが、この小説(と、対になるもうひとつの中篇と、
いくつかの短編)に出てくるバーネル家の三姉妹はとても可愛い。
とくに次女のキザイアが可愛いんだな。

 

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