閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

あじさいシーズン・その3

2024-05-30 23:20:00 | 日々

色づきはじめた紅子さん。

 

山アジサイ「楊貴妃」。
世界三大美女のひとり、だそうですが。名前のイメージとは違う、可愛らしいピンクの花。
(いや、楊貴妃さんだって、ほんとは可愛い女性だったかもしれないよね)
つぼみは4つあったのに、2つは虫に食われてしまい残念。

 

おなじく山アジサイの「雷光」。
青だと思ったら、咲いていくうちに紫の絞りになった。これもいかめしい名前に似合わず、小さい可愛い花です。
楊貴妃と雷光は、どちらも去年いただいたもの。まだ小さくて、性質もよくわからないけれど、これから楽しみ。

母の日にもらった八重がく咲きのアジサイ(品種名は「ひな祭り」)は、温室で早く咲かせたものなので、そろそろ疲れが見えてきた。思いきりよく切り戻し、葉っぱだけにしてあげたら機嫌よくしている。また来年咲いてくれるでしょう。
その他の西洋アジサイ系のほとんどは庭の外にあり、これから順に咲くので、シーズンまだまだ続きます。


本日のゲスト。

畑のそばの桑の木で、右巻きの大きい子を発見!
残念ながらお昼寝中でしたが、久々の大物で、わくわく。

アジサイにいるのは左巻き。桑の木にいるのは右巻き。
と、言い切るにはあまりにも例が少なすぎるけれど、なんとなく、その率が高いような気がする。
植物は、名前がわからないと気になって、とことん調べるのだが、カタツムリは(いちおうみんな「かたつむり」または「でんでんむし」と呼べばいいので!)種名までつきとめられなくても、まあいいか、と思ってしまう。
なにしろ日本だけで700種類以上いるそうで、素人にはとても見分けがつかない。
この大きい右巻きちゃんは、ミスジマイマイ(あるいは亜種シモダマイマイ)というのかな? でも、その名前で全然似ていない写真もあるので、よくわからない。
画像検索すると、世界中のカタツムリが(大きさに関係なく)どんどん出てきてしまって収拾がつかなくなる。
明日もういちど観察してきましょう。もしまだいたらね。いないと思うけど。



この木は畑に近いので、とても大きく、実もたくさんついている。桑は成長の早い木だ。
下で摘んでいると、上の枝にたびたびヒヨドリが来てとまる。ヒトがいるのに気づくと、とても不満そうにキャアキャア騒ぐ。



先日の暴風雨でぽっきり折れてしまったアジサイ(黒姫)と、同じく倒れていたホタルブクロを、とりあえず花瓶にいけたところ。
山アジサイは中央の小さい花がぽろぽろ散るから、あまり室内向きではないけれど。

本日のにゃんズ。

花壇も好きだし、

コンクリートも好き。

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よそ猫ミラノ

2024-05-28 11:50:05 | 日々

朝のヒルザキツキミソウ。


早朝、よそ猫警報が出る。よくあるパターンだ。
午前3時45分。もう外はうっすら明るみ、鳥も小さく鳴き始めているけれど、ヒトの起きる時間ではない。このヒトは夜ふかしで、まだ3時間半しか眠ってないんですから。
しばらく寝たふりをしながら、うなり合いを聞いていたけれど、いっこうにやまないので、しかたなく起きる。
階下のデッキで、家の西側を向いて猛烈にうなっているのは、コマ吉。
ナポリ君が、また来たのかな。
外に出てみたら、物干し台の下に薄茶の猫がいて、目が合ったら逃げていった。新顔だ。
寝ぼけまなこで、一瞬、あれ? コマの兄弟? と思ったけれど、全体にコマよりぼやけた色で、白いところがはっきりしない。
逃げ方がナポリより素早く、途中で振り返ったりもしなかった。人慣れしていないような感じだった。

コマは興奮がおさまらないのか、相手が見えなくなってもウ~ウ~が止まらない。出てきたクレに向かってもうなりつづけるので、クレちゃんはわけがわからず、ビックリしている。
危ないので、ブランケットをすっぽりかぶせ、背中側からくるむように持ち上げて室内に入れた。
こういうときは、へたに手を出すととばっちりを食うことがある。視界を遮って静かにしていれば、じきに落ち着く。

よそ猫に、3回続けてコマが対応した。というのは、偶然だろうか。この家の警備隊長はコマになったのかな?
どうも心もとない感じではあるけれど、現在クレは9歳で、コマは6歳半。一般的に若いほうが体力もあり、むこうみずでもあり、テリトリー防衛意識も高いといえる。
「警備隊長」というのは擬人化して言っているだけで、猫は本来社会生活をする動物ではないから、役割が決まっているわけではない。気づいた者が即対応に当たる。そして、テリトリー意識が高いほど、最前線にいつも気を配っているから、侵入者にも早く気づきやすい。という単純なしくみかもしれない。

クレも、クレの師匠だったさんちゃんも、かつては逃げ出した相手をとことん追っかけて追い詰め、派手な取っ組み合いをやったりしていた。
コマは深追いしないタイプ、つまり、守備範囲がほぼ家(=建物)だけ、ということか。それは、家に来られるともうあとがない、ということでもあるから、かなり怖かったんだね。
うなり合いだけなら怪我をせずに済むので、そのほうがこちらも助かります。

その数時間後。
ふと窓の外を見たら、コマがじいっと座っている。
小雨が降り始めているのに、熱心に見張りかな。

…と思ったが、何か違和感があり、よーく見直したら、



  

コマじゃなかった。
逃げてったよそ猫は、これです。
シッポが前足を巻くくらい長いところは、コマに似ていなくもない。
よく見ようとしてドアをそっと開けたら、瞬時に逃げられた。
前のよそ猫がナポリだから、この子はミラノ、でいいかな。
イタリアとは何の関係もありません。


くらべてみると、ぜーんぜん表情が甘いよなあ。この顔なんか子猫のまんまじゃないですか。


今年もホオズキが元気。

 

もう青い実がたくさんついている。

 

バイカウツギ(ベルエトワール)も咲き始めた。
近くにいると、ほんのり良い香り。

 

 

苺畑に生えた謎のキノコ。
しっかり肉厚で、大きさもあり、美味しい種類ならラッキーだけど…見るだけにしておきましょう。

 

ホタルブクロ。自生するのは白だけなので、赤紫のも欲しいな。と毎年言っていて、毎年買いそびれる。まあいずれ、ご縁があれば。

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あじさいシーズン・その2

2024-05-26 17:06:39 | 日々

御殿場錦。

 

これからピンクになっていく紅ちゃん。

 

この子が本名不詳の「やまちゃん」です。
あじさいは栽培品種がとても多く、毎年どんどん新しいのが出るし、色も咲いている途中で変わるので、画像で調べてもコレダというのが特定できない。
やまちゃんは、そもそもどこから来たのだったか、すでに記憶があやしいけれど、20年以上前に、お隣から一枝いただいたような気がする。
挿し木で育てて、大きくして、そこからまた挿し木で育てて、元の木より大きくなったのが、いま庭にある。
あじさいは、ここの気候と環境によく合っていて、無理なく育つから、好き。

 

斑入りの「天の川」。花も葉も、ふんわりやわらかい色で、葉にちらっと白が飛んでいる。
「天の川」で検索すると、葉でなく花に絞りの入る別の品種が紹介されているようだ。
買ったときについていたプレートの名前を信じるしかないけれど、これは各ファームで独自につける「商品名」だから、偶然かち合ってしまうこともあるのかもしれない。植物としてはみんな「アジサイ」です。

 

えーと、アナタは、誰だっけ?
軽やかな薄紫で、小房に分かれた咲き方が一風変わっているけれど、もしかしたら姫ちゃんの気まぐれかも。

 

本日のゲスト。

やっとお顔を見せてくれた左巻きちゃん。
今シーズンはアジサイの葉によくいる。これはアナベルの葉。

 

 

こちらは、居留守(笑)。
ひとつ上の画像のよりは大きいけれど、まだ子ども。
わたしは幅5センチある左巻きの殻を持っているから、成長するとそれくらいになるでしょう。

 

ちっちゃい子も、みんな左巻き。
うちの庭とその周辺は、左巻き率がきわめて高い。
でも、もしかしたら、時期や時間帯によっては、違う種類がいるのかも。
探したってみつかるものではないけれど。

***

サンコウチョウが遠くで鳴いている。
キビタキ、今年は声を聞かないなと思っていたら、オオルリより一段奥で元気にさえずっていた。
夕方、ツバメが数羽、家のまわりをくるくると低く飛んでいる。巣を作りに来ないかな。
2階ベランダの巣箱には、ときどきヤマガラが出入りしているけれど、現在どの段階なのか、いまだによくわからない。ときどき下の物干し竿に降りてきて、首をかしげてこちらを見る。冬におかわり催促に来ていた子かもしれない。巣材は外に出してあるし、この時期にあげるゴハンはないし…何を期待されているのかわからなくて、ごめん。

白い蝶が庭に来た。せわしなく飛び回り、たびたび地面に降りて、5秒間くらいとまっている。クローバーを刈ったあとが昨夜の雨で湿っている。水を飲んでいるのかな?
特徴のある羽の形。昨秋はじめて見たイシガケチョウのような気がする。もうこのあたりで繁殖しているのかもしれない。

 

本日のにゃんズ。

ほどよい距離感。

 

 

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「つきのこうえん」(ラジオ)

2024-05-24 10:21:35 | お知らせ(いろいろ)

『つきのこうえん』(島野雫さん絵・パイインターナショナル)の読み聞かせです。

番組:室井滋のしげちゃん☆おはなしラジオ
読み手:室井滋さん
FMとやま・・2024年5月31日(金)12:30~12:55
       6月1日(土)8:30~8:55(再放送)
FM山形・・2024年5月31日(金)11:30~11:55
富山での放送は、小学校の給食時間に合わせてあり、朗読を聴いて作文や絵をかくコンクールもあるそうです。

『つきのこうえん』は刊行からちょうど1年たちました。まだ知らない人にも、この機会にぜひ手にとって見ていただけますように。

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あじさいシーズン

2024-05-23 21:51:27 | 日々

シーズン到来。
赤い花の「未来」。

 

山あじさい系では真っ先に色づく「黒姫」と…

 

「藍姫」。
植えたときはみんな小さなポット苗で、それぞれどれくらい大きくなるか見当がつかなかったため、うっかり大きいもののうしろに小さいのを植えてしまったりしている。
藍姫さんの場所を変えたいんだけど、うっかり動かして枯れたらかわいそうなので、決心がつかない。


斑入りの御殿場錦。渋いねえ。いいですねえ。
この子もちっちゃかったけれど、やっと20センチまで育って、一安心。


そして、アナタは誰?

 

こちらも、誰?
種がこぼれてかってに生えたらしいものがいくつか。山あじさいの範囲内ではあるけれど、花と葉の特徴の組み合わせが、他のどれにも似ていないハイブリッド。
(上の2つ、画像では似たように見えますが、実物ははっきり違うのです)
かってに名前つけてもいいけど、たぶん覚えきれないな。
これから色づく、うちで一番古い山あじさいは、品種名がわからないので「やまちゃん」と呼んでいます。

 

小鳥の餌から生えたヒマワリ、咲きました。

 

じつは、小さいの(笑)
飼料用のヒマワリだから、ほんとは人の顔ほどもある巨大な花が咲く…と思うんだけど、なぜか毎年、こぼれ種からは小さいのしか咲きません。
原産地(これはカナダだったかも)と気候が違うのか。肥料をたっぷりあげて、もっと日あたりのいい場所で育てれば、大きくなるのかしら。

 

ウコギの葉っぱにテントウムシ発見。
ナナホシは珍しくないけれど、外で出会う機会は少ない。川のそばの日陰にぽつんといたのも珍しい。

 

「見たことのないランみたいなのがある」とMが言うので、見に行く。
山の斜面で、ぼさぼさ茂った草に埋もれていたそうだ。


花が面白い形をしている。
図鑑で調べたら、ツレサギソウ(連鷺草)というらしい。サギというより、白いツバメのような…クリオネっぽくもあり。
(「ハリー・ポッター」に、こういう空飛ぶ幽霊みたいなもの、出てこなかったっけ?)
それにしても、かれこれ40年近くここに住んでいるのに、まだ初めて見る花があるとは!
ランだから、タンポポのように飛ぶ種子は持たないし、鳥が実を運ぶわけでもない。おそらくずっとずっと前からここにいて、誰も見ていなくても、季節が来ればひっそり花を咲かせていたんだろうな。

 

本日の収穫。

小粒ながらも、お味は上々。
色形の良いのを選んでデザートに。あとはジャム用に、木苺も混ぜて冷凍庫へ。

 

本日のコマちゃん。

お庭ジャングル。

 

 

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夏みかんジュース

2024-05-21 11:50:28 | 日々

酔猫さんちから、大量の夏みかんとともに、ジューサーをいただいた。
ジューサーというより、スクイーザーかな。手動のフルーツ絞り器。
このごつい道具が、なかなかのスグレモノ。
ハンドルを押し下げるだけで、ぎゅっ!といっぺんに絞れてしまう。シンプルなてこの原理で、握力が要らないので、老人でも子どもでも簡単にできます。
これまで山型のグレープフルーツ絞りでぎゅうぎゅうやっていたのは、なんだったんだ、と思うくらい。
名前は「しぼり~な」だそうです。イタリア語のような…関西弁のような?(笑)

(わが家では夏みかん以外に使うことがないので、りんごとか他の果物をジュースにしたい人には、おすすめできるかどうかわかりません)

 

大きい夏みかん(甘夏ではない)5個で、約1リットルの果汁がとれました。
絞ったままでは保存がきかないので、砂糖を加えて一度煮立て、さまして冷蔵。
好みの濃さに、冷水や炭酸で割ったり、わたしは朝の豆乳にちょっと入れたり。
夏は、これだ。

 

せっかくお隣どうしになったけど、チリアヤメちゃんは一日でしぼんでしまうのでした。



あたしたちは、あたしたちで、いいわよ、ねー。

 

こっちも、ねー。

 

デッキ用の椅子を買ってきた。
だいぶ前から、通販で検討していたけれど、やはり実物を見ないと不安で決断できず。ホームセンターにアウトドア用品が揃う、いましかないと思って。
朝、まだ涼しいうちに、ここでコーヒーを飲んだりしています。
(ふたつあるのは、一方がテーブル代わりだから)
クレちゃんにも「使っていいよ」と言ったけど、下のほうがいいんだってさ。

 

本日の収穫。

片手がいっぱいになってしまったので、いったん帰って出直さねば。

 

こっちも初物。忙しくなるよ。

***

ガビチョウがけたたましく鳴き始めた。
「きれいだーきれいだーきれいだーこっち向いてーこっち向いてー向いて向いて向いてッ!」

ヒヨドリは、2羽連れ立って、庭の外の桑の木にたびたび来る。
この木はとても高く、上のほうに実がついているので、鳥さん専用だ。
ヒヨさんは実を食べるのか、そこに来る虫が目当てなのか。ときどき3羽でけんかになっている。

サンショウクイ(またはリュウキュウサンショウクイ?)が7羽くらい、ピリピリキャアキャアとにぎやかにやってきて、上空をくるくる飛び回って騒ぎ、またキャアキャアと去っていった。
集団で何か争っているようでもあり、巣立ちっ子がしつこく親を追いかけているようでもあり。


ずっとさえずっていたオオルリは、子育て期に入ったのか、ここしばらく静かにしている。カラスも、みょうに静か。飛ぶときも、黙って。
ウグイスだけが、春からずーっと鳴きっぱなし。
昨夜は、ホトトギスが三声だけ鳴いて飛んでいった。フクロウの声も。

 

本日のにゃんズ。

また、ごちゃごちゃなところで、ごちゃごちゃ遊ぶふたり。

 

「コマがしつこいんだよ!」とわたしに訴えるクレ兄ちゃん。

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本日の収穫

2024-05-19 15:56:46 | 日々

モミジイチゴとクサイチゴ。
今年もこの季節になりました。
モミジイチゴは傾斜地に生えるし、棘が鋭くて、摘むのが大変。


山椒の青い実。
山椒の木はあちこちにあるけれど、実のなる木(雌株)は現在1本だけだ。
たいてい気がついたときには時期をすぎて、中の種が固くなってしまっている。今年はたまたまタイミングよく若い実に出会えた。
しかし、これもめちゃくちゃ棘が鋭い。何もそこまでしなくても…と思うくらい刺だらけだ。そこまでして防いでも摘んでいくんだから、怖いですよね、人間って。
高い枝は手が届かないので、傘の柄をひっかけてそろそろと引き寄せる。傘で片手がふさがってしまい、片手だけで摘むのはなかなか難しい。
色がみどりなので、うっかり草むらに落とすともう見つけられない。


ちりめん山椒もいいなと思ったけれど、こまかいちりめんじゃこの買い置きがなかったので、とりあえず山椒だけ先に煮たところ。
これをほんの数粒、包丁でこまかく叩いて味噌と混ぜ、生のきゅうりにのせて食べると爽やかで美味しい。煮汁も香りがつくので、冷奴にかけたりすると美味しい。

山椒を茹でたり煮たりしながら、ちょいちょい味見をしていると、口の中がヒリヒリになってしまい、水でゆすいだりしてもなかなかなおらない。そういうとき、飴をなめるとすぐなおります。
(ということを本日発見したのですが、これって誰でも知ってることだった?)

 

本日のおやつ。

Mの宝塚みやげ。
(歌劇を見に行ったわけではありませんよ・笑)
「ベルサイユのばら」と、ゴーフル、かと思いきや、なんと懐かしの「炭酸煎餅」!

「ベルばら」は漫画も舞台も見たことがないけれど、炭酸煎餅のほうは、わたしが生まれるずうっと前から有馬温泉の名物で、円筒形の缶に重なってぎっしり入っていた、というイメージがある。
空き缶、長いこと台所にあって、片栗粉か何か入ってたっけ。


本日のにゃんズ。

地磁気データ収集中のクレ教授。

 

ボクはデータ解析中です。(ほんとか?)

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陣笠

2024-05-16 22:41:52 | 日々

エゴノキの白い花。うつむいてひっそり咲いている。

 

きれいだな。

 

ユキノシタも。
この時期は白い花が多い。

 

本日のゲスト。
(虫キライ姫は以下スルーしてね)

庭のすみに生えているハコネウツギ(ニシキウツギと思っていたがハコネのようだ)は、ほうっておくと伸びすぎ、隣の姫アジサイやクチナシにかぶさってくるので、ちょいちょい適当に切っている。
白い花のついた枝を短めに切って、水にさしておくと、白からだんだんピンクに変わる。
今朝も一枝切って、ふと見たら、葉っぱに5~6ミリの虫さんがついていた。これが…




つやのある黒地にゴールドのエンブレム。そのまわりにぐるっと透明なふちどり。
ちっちゃいのにすごく豪華! アナタ、誰?
(写真、ちょっとわかりにくいけど、左のほうが「前」です)

 

透明感は、こっちのほうがわかるかな。下(ヒゲが見える)が頭。

なんとなく五角形の雰囲気から、カメムシの一種ではと警戒したけど、そうではありませんでした。
セモンジンガサハムシ(=背紋・陣笠・葉虫!)
そうか、これ、陣笠だったのか。
バラ科の樹木、サクラやリンゴなどの葉を食べる、とのこと。ハコネウツギはスイカズラ科なので食草ではない。上の山桜から落っこちてきたのかな。

***
ところで、カメムシ。暖冬の影響で、今年は各地で大量発生が懸念されているとか。
とくに緑色の奴は、よく桑の木などにいて、人を刺したり噛んだりするわけではないけれど、うっかりさわるとイヤ~なにおいがなかなかとれない。
夜に、明かりにひかれて窓に来る。網戸をしっかり閉めていても、どこからか入ってきて、電灯のまわりをぶんぶん飛び回ったりするのでうっとうしい。
ガムテープにひっつけて取るといいよ、という情報が流れていて、え~、と思った。それ、おすすめしないです。気分的に、手でさわるのと大差ないし、けっこう失敗するので。(←したので!)

前に書いたかもしれないけど、閑猫のおすすめは、ペットボトル。普通の500mlのペットボトルが1本あればOK。
(以下、具体的に説明しますので、苦手な方はとばしてね)

ぶんぶんしているカメムシは、そのうち疲れてどこかにとまり、ちょっとの間おとなしくしている。そこをねらって、そーっとペットボトルの口をかぶせ、後ろから前に(←これが大事)すくうようにすると、ころん!とあっけなくボトルの底に落ち込むのです。
相手がペットボトルだと「敵だ!」と感じないのか、イヤなにおいは出しません。あるいは、出すひまがないのか。
落ち込んだら、すかさずキャップを閉める。何匹もいるときは、捕るたびに開けて、また閉める。それだけ。

リリースするには(家の中にさえいなければいいので、特に危険なもの以外はリリースが基本)、外に持って行って、ふたを開けて逆さまにして振れば飛んでいきます。が、夜だとすぐUターンしてまた入ってきてしまうので、リリースは明るくなってからのほうがいいでしょう。
Uターンを防ぐには、さっさと明かりを消して寝てしまうことですね。


本日のにゃんズ。

 

 

微妙な距離。

 

 

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ハロ

2024-05-14 14:49:08 | 日々

一日しっかり降って、晴れた朝。
太陽のまわりに白い虹の輪が出ていた。
halo(日暈=にちうん、ひがさ)


カエデの新緑がまぶしい。

 

ニワゼキショウ。
花壇に単独で生えたものは、葉ばかり大きくなってバランスがよくない。
空き地にまとまって咲いていると、ぽちぽちと可愛らしい。

 

ここは白花の割合が多い。

 

アカバナユウゲショウ。

 

 

こちらはヒルザキツキミソウ。
夕化粧も、月見草も、朝から咲いてます。

 

そして、今年もいきなり咲くチリアヤメ。
昨年はじめて見たときは、茎がすごく短くて、変わった花だなあと思った。
今年はごくふつうの長さ。(どっちがふつうなの?)

 

アヤメ属の三角。

 

アイリスも、三角。

 

どっと咲き始めたスイカズラ。
スイカズラは、放置するとどこまでも伸び、何にでもぐるぐる巻きついて大変なので、家の裏に「ここだけならいいよ」という場所(幅2メートル、高さ1メートル)を作ってあげた。
高さを低めに制限するのがポイントですね。(←いまごろわかった!)

 

本日のにゃんズ。

 

下りは苦手なコマリスと…

 

クレ教授。
(今朝はモグラをとってきた…)

 

本日の「いいね!」

世界の子どもたちは毎日何を食べている?

アメリカの写真家グレッグ・シーガルによるプロジェクト。

 

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招かれざるゲスト

2024-05-11 18:21:37 | 日々

毎日の気温の変化が大きく、ついていくのが大変だ。
朝、すこし肌寒いので床暖をつけた。
床のどこが暖かくなるか、よく知っている猫。

 

そのクレちゃんが、「ここ、なんか怪しい」と言っている。じつは…

 

下にコレがいるのだ。アナグマさん。
先月、アトリエの外の農機具置き場に入りこんで追い出された奴。たぶん同じ子だと思う。
そっちを封鎖したので、来なくなったと思ったら、こんどはこっちか~。
(他の画像をInstagramのほうにのせました)

このウッドデッキは、奥行が2メートル以上あり、基礎はコンクリだけど、奥は枯れ葉の吹き溜まりになっている。アナグマにしてみれば、天然の巣穴にかなり近い。
しかし、居つかれては困るのよ。
なんとか追い出したものの、今度は隣の薪置き場に入ってしまい、頑として出ようとしない。あきらめてほうっておいたら、すみっこで丸まって寝てしまった。
この「すぐ入る」と「とりあえず寝る」はアナグマの特技で、人間の常識ではなかなか計り知れないものがある。
餌でおびき出せば簡単かもしれないが、味をしめてまた来そうだし。
数時間後に見たら姿が消えていた。いまのうちにと、急いであちこちふさぎました。

 

左巻きちゃんに、また会えた。この前の子と、サイズもよく似ている。
これも山アジサイだけど、別の木だ。その距離およそ1.5メートル。
1週間かけてゆーっくり移動してきた、と思えなくもない。
葉のどこにも食べたような痕はなく、なぜここにいるのかは不明です。

カタツムリは日本だけでも700~800種いるそうだけど、右巻きが圧倒的に多いとのこと。
わが家のまわりに限って言えば、左巻きは特に珍しくない。でも、会おうと思って会えるわけではない。
閑猫的には、右巻きだろうと左巻きだろうと、巻貝は(陸のも、海のも)すべてラッキーアイテムです。

 

山アジサイ系の中で、まず最初に色づき始める黒姫。今年もつぼみたくさん。

 

ヒューケラも、控えめながらずっといてくれて嬉しい。(って、毎年言ってるかな)
新奇なものより、毎年同じもの、変わらないものを見るほうが落ち着く。年のせいですかね。

 

母の日にもらいました。万華鏡みたいにきれいなグラデーションの八重咲きアジサイ。
しばらく鉢で眺めて、それから、どこに植えようかなあ。

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