閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

これから読む本

2008-01-31 14:05:17 | 日々

…机の上および周辺に積んである本。

「終戦のローレライ」福井晴敏
若旦那のおすすめ。1巻目のドイツ語を目にして
ちょっとくじけそうになっている。

「夜の鳥」トールモー・ハウゲン
北欧の人の本がここにあるのは珍しい。
トーベ・ヤンソンの「島暮らしの記録」と一緒に
クリスマスにもらいました。

「風の影」カルロス・ルイス・サフォン
アカネちゃん教えてくれてありがとう。

「フラッタ・リンツ・ライフ」森博嗣
とりあえず入手しておくだけで満足するという
数少ない本のひとつ。

「Spook Country」 William Gibson
ずいぶん大型の本だ。小説なのに。
ペーパーバック出るまで待てばよかった。
いや翻訳出るまで待てばよかった…。


「魍魎の匣」の映画を見そびれているのですが、
(むしろ「スウィーニー・トッド」を先に見たいっ!

そういえばあれはどうなってたんだっけ?と再読を始めてしまい、
結局「姑獲鳥」からたどり直して「塗仏」に入ったところ。
「塗仏」は舞台のいくつかを実際に知っていますので…
うーん、臨場感がある、っていうんだろうか、こういうの。
その「山」はよく行くスーパーの駐車場の裏にあるのよ。

 

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かきたまうどん

2008-01-30 08:55:18 | 日々

そういえばこのごろ風邪をひかないなあ…
なんてことはうかつに口に出しちゃいけないんだそうで、
たいてい、言ったとたんに、ひくんですよ。

お昼に、かきたまうどんを作りました。
おつゆをいつもより濃いめに甘めにして、
片栗粉でとろみをつけ、溶き卵をふわふわっと流して、
ゆでたおうどんにたっぷりかけます。
最後におろししょうがをひとつまみ。
あっつあつの、ふうふうふう。

一日ぼうっとして集中力に欠ける。
たびたびミルクティを飲む。
苺味のチョコ菓子をかじる。
このあいだ作ったきんかんの砂糖煮をつまむ。
またミルクティ。アッサム。アールグレイ。
これアールグレイ?
感度が全体的に20パーセントくらい落ちてる感じ。
紅茶に飽きてカリンくず湯を飲む。

おなかにくる風邪ってときどきありますが、
みょうにおなかのすく風邪というのも困ったものだ。

うろうろしてないで寝たら、と言われました。
でも「ちょっとだけ横になる」というのが苦手で。
そもそも起動にいちばんエネルギーを使うんだから、
晩ごはんのしたくに起きるんだったら
寝ないほうが楽だあ、などと、
2割引の頭で思っている。

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壊れっぱなし

2008-01-29 09:07:05 | 日々

その1
玄関のチャイム。
ボタンを押してもピンポンと鳴らない。
電池を取り替えても鳴らない。

そういえば、家にいたはずなのに
「お留守だった」と言われたことが2度ほどあったなあ。
じゃあ年末からすでに鳴らなくなっていたのかなあ。

田舎なのでどこの家も玄関にカギをかけません。
日常の郵便や宅配便はドアをあけて「こんちわーっ」と来ます。
そうでなくても車が来ればたいてい気づくし。
チャイム鳴らなくてもさほど困らなかったわけです。
遅ればせながら「故障中」の貼り紙をしました。


その2
ファクス付き電話、のファクス部分。
受信したものが半分しかプリントされなかったり、
文字が詰まって読めなかったり。

わたしはファクスをほとんど使わないので
壊れててもいいんですけどね。
Mは毎日のように使っています。
なのに不具合が起こると決まってわたしが直すことになる。
べつにキカイに強いからではなく、
わたし以外の人は説明書を読むのを面倒がるからです。

使用中のインクリボンがまだ半分残ってて、
もったいないけど取り替えたら、ひとまず改善されました。
これ、ほんとに直ったのかなあ。
修理に出すと、電話ごと持って行くことになるから困ります。
多機能というのも、こういうときは不便だと思う。

 

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絵本のつくりかた・お寿司篇その3

2008-01-26 21:44:03 | 絵本のつくりかた

お寿司の絵本の「Aカラーもどき」が出てきました。

「Aカラー」と「Aカラーもどき」ってどう違うのか、
わたしはあんまりよくわからないんですけど、
つまり実物の絵本と同じサイズのカラープリントですね。
紙はまだ本物ではありませんが、
本文、カバー、見返し、帯と一通りそろっています。
この段階で文字とレイアウトをチェックします。

表紙は絵だけ描いてあって、
タイトル文字はあとから検討しました。
絵がカラフルなので、合わせる文字の色が難しい。
色見本の紙を細く切ってのせてみるのですが、
赤も青も緑もいまいちな感じ。
「うーん、どうしようか」とMが言いました。
わたしは絵をじいっとにらんで、
「海苔!」
「海苔? あ、黒?」
「うん、海苔」

お寿司の絵本なので、表紙にもお寿司が描いてある。
その真ん中にのせる文字ですから、
これは海苔しかないだろうと思ったわけです。

Aカラーもどきの表紙を見たら、ほんとに海苔みたいな
タイトル文字になっていたので笑いました。

ついでに帯は「豆絞り」にしてみたくなったけれど、
そこまでやると、やり過ぎだな、きっと。

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落ちこみ与三郎

2008-01-24 13:05:47 | 日々

さんちゃん、いつもの食欲なし。
ひたすら眠る。
2階の本棚の一番上の一番端。
ダンボール箱がのせてある、その上。
家の中でこれ以上高いところはありません。
ここは、さんちゃんの避難場所です。

昨日「斬られて」帰ってきたあと、自分でここにあがって、
約5時間連続でこんこんと眠りました。
一度降りて、少しだけゴハン食べて、
ふたたびあがって朝まで寝る。
で、きょうも、どこにも行かず、ずうっと寝ています。
同じ場所で。同じ姿勢で。

外傷は深くないので心配なさそうですが、
ダメージは大きかったみたい。
自分で「心のケア」に専念しているんだ。
よしよし。えらいね。
いっぱい眠って忘れちゃいなさい。

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ざっくり

2008-01-23 20:06:17 | 日々

きのうの雪は昼にはとけて、きょうは雨。
夕方遅くに帰ってきたさんちゃん。
ぼっさぼさの、びっしょびしょの、濡れハリネズミ状態。

若い猫は、小雨くらいなら平気で外出しますが、
毛のおもてにこまかい水滴がつくくらいで、
ふつうはこんなに濡れません。
川にでも落ちたか?とタオルで拭いてやろうとしたら、

うわー、血が出てるよ!

右耳から右目の上にかけて、ざくっと三本。
鋭いフォークでひっかいたような傷。
これが爪だとしたら、かなり大きな手の持ち主。
そして…左利きだ。

れにんぐらぁど?
ついに一戦交えてしまったかなあ。

「次回はがんばれ」って言いましたが、
取り消します。
けんかはするな、三太郎。

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雪の翌朝

2008-01-22 09:50:52 | 日々

久しぶりの雪景色。
木の枝や葉っぱの上に雪がのっている。
軒先の雪がすべり落ちて、どさんばさんと音がする。

積もったといっても、ここではようやく白くなる程度。
西へも東へも車で5分ほど行けばもう雪はかけらもない。
峠をはさんで人家はまばらで、一軒きりのお隣も留守だから、
この景色をほとんどひとり占め状態で見ている。

写真を撮りに斜面をのぼったら、
ちょうど東側の山から太陽がのぞいたところで、
谷間から歌声のようにわきあがってくる白い霧。
そのあたりだけ切りとればナルニア国のような景色だと思う。

あまり考えずスニーカーでのぼってきたので、
さて帰りましょうと下を見たら、
お、降りられない、滑りそうで…。

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2008-01-21 17:55:22 | 日々

運転免許の更新に行く。
5年ぶりです。

これまで視力検査でつっかえたことはなかったのに、
今回はものすごく見えにくくて、あわてる。
視力、確実に落ちてるなあ。
勘で答えていたらひとつはずれて、ますますあせる。
受付でバッグを取り落としたりして、さらに挙動不審。
まあ無事に更新はできましたが。
5年後の視力が心配だー。

そのまま帰るのもつまらないので、
美容室に寄ってカットしてもらう。
6センチくらい。
(よおく考えたら順序が逆だった。カットしてから
写真を撮ってもらうべきだった)
シャンプーが終わったところで美容師さんが
「大丈夫ですか?」と心配そうに3回くらい訊く。
とても念入りにマッサージをしてくれたので、
一瞬ぼうっとしたらしい。
そうでなくても明るくて鏡がたくさんある場所は苦手…。

人が普段と違うことをすると
「雪でも降るんじゃないか」ってよく言いますが、
帰り道、ほんとうに雪が降ってきました。

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絵本のつくりかた・ショベルカー篇

2008-01-19 13:33:57 | 絵本のつくりかた

このブログのずうっと前のほうを見たら、
ちょうど昨年の今ごろ、
Mはサンドイッチの絵を描いていました。
今年は、ショベルカーの絵を描いております。
明るい緑色のショベルカー。
なかなか可愛い。そしてとっても働き者。

パトカーの絵本のところでも書きましたが、
こういう建設重機、いわゆる「はたらく車」というのも、
本来わたしの興味のまったく外にあったモノで、
かつてはブルドーザーとショベルカーと
ホイールローダーの区別もつきませんでした。
絵本の題材にとりあげるようになったのは、
わが家に「小さい男の子」がいたおかげです。
ぶあつい自動車図鑑に連日つきあわされ、
こっちのほうがすっかり詳しくなっちゃったのよ。
(ご当人はいまや文系で、ユンボやラフターに
狂喜していたのが嘘のようだ…)

「子どもの気持ちになって」「子どもの目の高さで」って
よく言われますが、それとはちょっと違うのかもしれない。
わたしは、わたしの気持ちで、自分の興味本位でしか
ものを考えることができないからです。

電車や車。怪獣。戦闘ロボットの類。
多くの男の子がそういうものに夢中になる。
わたしは「女の子」だったので、その気持ちがわかりません。
だからよけいに面白い。
なぜだろうと思う。
わたしの興味はそういう方向に動きます。
興味を持つと、凝り性でもあるので、いろいろ調べる。
そしていつのまにかハマる。
もうキャタピラの前後の見分けもつくし、
ドリルとブレーカーが違うってこともわかりますよ。

Mは自分でショベルカーの運転ができます。
中古の黄色い3トンショベルを安く手にいれて、
つい昨年まで所有していました。
(工事関係者でもなく、個人で持っているのって、
わりと珍しいのかな?)
見ていると象使いが象に乗っている感じに近い。
それでアトリエの基礎工事も自分でやったし、
畑をつくったり、池を掘ったりするのにも便利でした。
畑の横にとめてあるショベルカーの
シートをかけた座席は猫たちのお気に入り場所で、
よく誰かこっそりお昼寝していたものです。

Mのショベルカーの「師匠」でもあるカズミさんに
今回の絵本の監修をしてもらっています。
ダミーを一読して、
「始業の前に、まず点検!」と一言。
なるほど。さすがプロだ。


一方、11月末に絵のできた「お寿司の絵本」は、
表紙のタイトル文字を決めたり、
帯やカバーのキャッチコピーを決めたり、
奥付のプロフィールを書いたり、という
最終段階に入っています。
こちらもおたのしみに。

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よそ猫・れにんぐらぁど

2008-01-17 09:18:15 | 日々

(例によって意味のないネーミング。
今は「サンクトペテルブルグ」ですけど、旧名のほうが
重厚で冬っぽい語感なので…なんとなく)

先日から、よその猫がときどき来ます。
家のまわりをぐるぐる回りながら、うにゃうにゃと鳴いて、
またどこかへ行ってしまいます。

すごく大きなオス猫です。アライグマかと思うくらい。
顔も大きい。シッポ太くて長い。
そして全身びっしり黒とグレイの縞模様。
ひとめ見て「うわあ、いい毛皮だ!」と言ってしまいました。

うちの猫たちが階下で変な声を出すので、
のぞいてみたら、そいつが縁側にでんと座っています。
さあ、どうする、さんちゃん。

これまで、こういうときは、こだまじいちゃんが
代表で出て行ってみんなを守ってくれました。
目下わが家のオス猫といえば2歳半の珊瑚だけ。
黒猫だし身体も大きいのですが、気は小さい。
それになんといっても経験不足…。

見れば、さんちゃん、窓ガラスをはさんで、応戦の構え。
番猫の使命感に目覚めたか?
いや、前半分はかろうじて向き合っておりますが、
後ろ半分はすでに逃げ出しかけている。
つまり、くにゅっと複雑に折れ曲がりつつ、
シッポをぼわぼわに逆立てて、固まっている。

れにんぐらぁど、横綱のごとく泰然としています。
しばし無言のにらみ合い。
じーっと座っている。
目をそらしません。
さんちゃん、床にへばりついて、うなる。
その声が心細げに裏返ってる。
あきらかに貫禄負けだ、これは。

「こらっ!」
わたしが窓をあけたので、
横綱、脱兎のごとく逃げました。
まだぼわぼわのおさまらないさんちゃんをつかまえて、
「さんちゃん、強いっ! えらいねーっ。さんちゃんの勝ちー」

だめだなあ、甘い飼い主で。
だけど、やっぱり、自信を持つことが大切だから、ね。
次回はがんばれ三太郎。

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