閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ウラシマvsカメキチ

2016-09-30 00:28:57 | 日々

池のそばの木にのぼって威張っていたウラシマが、
ふと下を凝視して動かなくなった。
「ん? なに見てるの?」と、視線をたどると、
そこには見上げるカメキチの姿が。 
 

ではでは、間近でじっくりとごらんください。

(クレちゃんも、やったよねー、これ)

 

 

なんだ、オマエ。

 

 

やるのか?

 

 

てい、ていっ!

 

 

 

わあ、こっち来るな、来るな。

 

 

来るなってば。

 

 

たッ、退却!

 

 

まだ来る~。

 

 

ウラシマくん、なんですか、その格好は。

 

 

カメキチの勝ち?

 

ところで、先日の「猫ブリッジ」ですが、クレとさんちゃんは、
もうすっかり使いこなして、得意そうに出入りしています。
やっぱり「お外に出たい」男の子は、おぼえるのが早い。
しかし! それを見ていたウラシマも、あっというまに
使い方をおぼえてしまったじゃないか!
おまけに、なんとなく「2階は楽しいぞ」と思っちゃったようで、
(夜はベランダでアオマツムシ狩りもできるし)
ウラシマが2階にいる時間が長くなり、入れ替わりに
さんちゃんと真鈴が階下で寝ていたり。
う~ん、これは想定外だ。
わざわざ橋をかけた意味があったのか、なかったのか、
わからなくなってきた。

キンモクセイの咲き始め、今年は9月27日。
コスモスも同時。

 

美容院で、シャンプーしてくれるおねえさんに、
「わあ、 お疲れですねーっ!」と言われた。
疲れがあると頭皮がかたくなるんだそうだ。
わたしは耳も首もかたくて、相当こってるんだって。
ふだん「肩がこった」 という自覚はほとんどないんだけど、
そう言われると、こってるような気もする。
うん、すごくこってるような気がしてきた。
「朝5時から猫にたたき起こされて寝不足で」
と言ってはみたものの、それが具体的にどういう状況なのか、
ダイソンの超強力ドライヤーの「ぶわーーーっ!」の中で
説明するのは難しすぎ、あきらめる。
説明をあきらめることが、近ごろふえた。
以前ほど言葉の力を信じなくなっているかもしれない。
言葉でできた世界なんて、砂のお城みたいなもの。
そんなところには誰も住んでいない。

(この店の美容師さんのハサミの音が最高に良くて、
それを聴くのがたのしみだったのですが、このところなぜか
レザーカットばかりで、ハサミの出番がないのが残念…) 

 

本日の「いいね!」 


Digital Wall in Berlin

わあ、なになに、これ、どうなってるの??

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「たんじょうびのライオン」中国版

2016-09-29 19:32:17 | お知らせ(海外版)

こちらも中国語(簡体)版。
(昨年出版されていたものだそうですが、今ごろ見本が到着)
 

『たんじょうびのライオン』(金の星社 2000年)

ペーパーバックなので、一回り小さいです。
台湾版はもうだいぶ前に出ていて、そちらはハードカバーで
縦書きでしたが、こちらは横書き。(タイトルも違います)
中国本土版は、もう「縦書きの本」はないみたい。

 

 

しかし、前にも書いたけど、絵の多い幼年童話というのは、
縦を横にすると、かなりレイアウトが崩れてしまうんだな。

 

ほらねー。

 

これが、

 

こうなる。

べったり漢字の上に、べったりピンイン(発音記号)がついてて、
読みにくくないのかなあ、この暗号表みたいなレイアウトは。
上のライオンさんの場面なんか、いっそ右ページを絵だけにして、
文字を左にまとめたほうがきれいじゃないでしょうか。
(わたしが言うことではないですが、気になるので!)

電子レンジは「微波炉里」で、レタスは「生菜」なんだな、
とか、例によって、いろいろ勉強になります。
(お、「別担心」、また出てきた、とか) 

 

この話は、もともとは大人向き(おもに若い女性向き?)の
クリスマスキャロルのCDのリーフレットのために書いた
ショートストーリーでした。
だからタイトルも「クリスマスのライオン」だったのです。
(というか、これはタイトルが先で、内容はあとから考えた!)
そのあと、主人公を子どもにして幼年童話にリメイクしたのですが、
クリスマスの話だとクリスマスにしか売れないから…
と言われて、誕生日に変えた、んだったかな?

なーんて、いまさら裏話を書いてもねえ。

 

たんじょうびのライオン (新・ともだちぶんこ)
竹下文子・作 大島妙子・絵
金の星社 2000年

もう中古しかないわよ~(笑)

  

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「もしもし・・・」中国版

2016-09-28 18:11:55 | お知らせ(海外版)

絵本『もしもし』(偕成社 2000年)の中国語(簡体)版ができました。
中国はペーペーバックが多いけど、これはハードカバー。 

もうみんなスマートフォン持っていて、くねくねコードのついた
電話機や、街角の公衆電話なんて少なくなっているでしょう。
この絵本をつくっていたころは、携帯電話にぴょこっとアンテナが立ってたし、
宇宙からの通信をノートパソコンで受信するなんて光景は、
かなり「未来的」だと思ってたんですけどね。
「お父さんの子どものころはこうだったんだよ」「うそ~」なんて、
親子の会話がはずむかも…(笑)

いやぁ、高畠純さんの絵、何度見ても面白いです。


外国からも電話がかかってくる、という場面で、いろんな犬が
「もしもし」と「愛してるよ」を各国語で言ってるところ。
当時はいまみたいにウェブ辞書も翻訳ツールもなかったので、
図書館に行って中国語やロシア語の辞書を苦労して調べました。 
チャウチャウが「喂!」「我爱你」と言ってます。
間違ってなくて、よかった。 

 

 

もしもし…
竹下 文子・文
高畠 純・絵
偕成社 2000年

 

 

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なおった

2016-09-25 23:04:51 | 日々

さんちゃんの目が治りました。
近くでよーく見ると、まだわずかに色が違うけど、
もう左右ともすっきりきれいなおめめです。

1日9回の目薬を2週間くらい続けたあと、手術という選択肢も
提示されたのですが、「そのままで治る場合もあります」という
先生の言葉を信じて、さらに2週間、薬も何もなしで、
自然治癒力で治しました。
さんちゃんは強い。

 

だけど、片目で不自由だった間に、すっかりおとなしくなってしまった。
なでた手触りも、足の裏も、前よりずっと柔らかくなったし、
声まで可愛くなって、ときどき真鈴と間違える。
武闘派は、もうやめたのか。
それがちょっと寂しくもあり。

 

クレは、相変わらず無防備な…(笑

 

 

すごい大きな爪とぎ板。
いくらといでも減らないよ。

 

 

そして、問題児ウラシマ。

 

 

 

まったくこの…

 

 

態度のでかいことといったら。

 

 

すーぐ人の椅子を取る~

 

 

足の模様がおもしろい。

 

さて、念願の猫ドアにつづき、念願の猫ブリッジが完成!
階下の猫ドア前にウラシマががんばっていると、
他の子たちが出入りしづらい…という状態を改善するため、
道からダイレクトに2階のベランダに上がれるように、
歩道橋みたいなものを作ってもらったのです。
ウラシマの裏をかくショートカット!

 

上から見たところ。
わかりにくい画像でスミマセン。
長さ190センチの板をベランダからガードレールに渡して
固定しました。傾斜は30度くらいだろうか。
(家の敷地が道路より低いために、こういうことになるのです)
試してみたら、思ったよりつるつるした板だったので、
全体にすべりどめの横桟を打ってあります。 

かしこいクレは、すぐ上りも下りもおぼえました。
真鈴も、バランスが良いので、大丈夫そう。
すももは、あまり2階に上がってこないし、ウラシマがいても
平気で階下から出入りしているので、問題なし。
問題ありは、さんちゃん(重い)と、きなちゃん(怖い)だ。
ふたたび集中特訓、がんばりましょう。


<追記>

で、その翌日ですが。
外でわいわいやっているのが気になってしょうがないウラシマは、
自分も参加したくてベランダに出たり入ったり。
あげく、上と下とでにらみ合いになったり。
だーかーらー、きみが2階にいたらぜんぜん意味がないのッ!
 

 

本日の「いいね!」
(上の記事とはあまり関係がないです) 


動物のための橋 12選


「めんどりが道を渡ったのはなぜでしょう?」
Why did the chicken cross the road?

「向う側に行きたかったから」
Because it wants to get on the other side! 

という英語のなぞなぞ(『メアリー・ポピンズ』で読んだ)は、
「あら」とずっこけるジョークだけど、これは真実でもある。
野生動物が道路に出て事故にあうのはなぜか。
「向う側に行きたかったから」に決まってるじゃないですか。
自分たちの都合ばかりでなく、他の生物のことまで
ちゃんと考えられなきゃ、文明人とはいえない。
 

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バッテリー

2016-09-24 00:28:20 | 日々

野球の話ではなくて、車のバッテリーの話です。

長期間海外に行っている知人の車を預かっている。
「置いとくだけでいいから!」と言われて、外に置いてある。
雨が降るとトランクルームの底に水がたまるそうで、
いちおうカバーはかけてあるけれど、そのカバーの裾に
水がたまるから、雨が止むとたまった水を捨て、
晴れた日にはカバーをはずして風を通す。
動かさないとバッテリーが上がってしまうので、
月に2度はエンジンをかけ、駐車場所を移動する。
栗のイガが落ちないところで、蟻の巣の真上じゃないところ。

このところ雨がつづいて、つい動かしそびれているうちに、
みごとにバッテリー上がってしまった。
持ち主はまだ帰ってこない。
このまま放置するとバッテリーがだめになると聞いたので、
とりあえずうちの車につないでエンジンかけねばと思い、
「ケーブルって、あったっけ?」とMに聞くと、
「どこかで見た…ような気もする」と、きわめてあいまいなお答え。
こりゃーだめだと思い、すぐさまAmazonで翌日届くケーブルを注文し、
充電のしかたもJAFの動画でばっちり予習し、やる気満々でいたところ、
Mが、「ケーブルあったよ~!」と。

なんと、うちの車のトランクに、ちゃんと積んであったのです。
新品未開封の3メートルのバッテリーケーブルが!
そういえば、何年か前、 半ドアか何かでバッテリー上がってしまい、
ご近所でケーブル持ってる人を探して、助けてもらったことがある。
しょっちゅうあることではないだろうけど、万一に備えて、
1本あれば安心だからと、そのとき買った…ような記憶が
ぼんやりとあるような、ないような。

さて、それとは別に、うちの車にも不具合が生じていた。
昨年の4月頃だったか、「エンジン警告灯」というランプが
つきっぱなしになり、原因がよくわからないまま、
イグニッションコイルとやらを交換してもらって直った。
それがまた再発したようなのだ。
修理を頼み、整備士のKさんが来てくれたので、
ついでに預かり車のバッテリーの話をしたら、
「ちょっと見ましょうか」と親切に言ってくれた。
渡りに船と、ボンネット開けようとしたら、開けられない。
なぜか車のドアがロックされているのだ。
そして、1本しかないキーは、車の中に。

え~~、なんでこんなことに?
こういうことのないよう、「ドアは必ず外からキーでロックする」と
教習所でも教わったから、降りしなにロックボタンをぽちっと押す、
なんてことは、ふだんから絶対してないはず…
と、いくら考えてもわからないし、開かないものは開かない。
数日後、修理の終わったうちの車を届けてくれたKさんが、
(ノックセンサーとやらを交換して、とりあえずは直った模様)
道具一式を持ってきて、開かずのドアを開けてくれた。

道具というのは2種類あって、ひとつはドアを傷つけずに隙間を
ちょっとだけ拡げる道具。もうひとつは、薄くて細長い金属板。
それを隙間から差し込んで慎重にレバーをひっかけて外すのを、
ジミー・ヴァレンタインのごとく実演していただいた。
バッテリーはKさんが工場でフル充電してきてくれることになり、
あとは持ち主が帰ってくるまではずしておけば減らないということで、
やれやれ、めでたく一件落着。
前のYさんといい、Kさんといい、整備士さんは
ほんとに優しい人ばかりで、ありがたいです。

で、注文したケーブルも来てしまったんだけど、
(うちに2本もいらないよねー。どうしよう)
あとで預かり車の後ろをよく見たら、スペアタイヤのところに
ケーブル入ってました。
あらまあ。
それ、言っといてくれなきゃ。

 

そして次は、バッテリー取り付け用の10ミリスパナっていうの
買ってこなきゃ。
(メカは全然だめだけど、工具類は好きなのです)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の(招かれざる)ゲスト。

 

山栗の実があっちこっちで落ちている。
家のそばでカケスが大声でジャージャーと鳴くので、
外を見たら、ちょうどそこに猪もいて、

 

遠すぎて何だかよくわかりませんが、

 

すたこら逃げていく猪の後ろ姿。
右の前足と後足が同時に上がっている。
そうか、猪って、こうやって走るのか。

(100mを8.0秒で走るそうですよ。速い!)

陸棲動物の走る速さ一覧 

 

 

 

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求人

2016-09-22 23:07:14 | 日々

毎朝、欠かさず求人欄に目を通します。

 

 

現在より条件の良いところはありませんでした。

 

 

どうもウラシマの登場が多くなってしまう。
なにしろ、色柄的に、非常に写真うつりが良い!
カメラを向けられても嫌がらないばかりか、堂々とポーズをとり
目線もばっちり。
実際には甘ったれで威張り屋のトラブルメーカーなんだけど、
写真ではなかなかチャーミングな猫に見える。 

栗拾いに行ったら、ウラシマがピャーピャーいってついてきた。
いがの口の開いたのが頭上に見えるので、落ちないかなーと
木を揺すってみたりしていたら、 ウラシマ、いきなりバババッと
幹を駆け上り、一気にかなり高くまで登って、枝の上から
「どうです」と得意そうな顔をした。
こういうときは、子猫モードではなく、ヒトと対等の意識を感じる。
「あ、その上、もうちょい右!」とか指示して、栗を取ってきてくれたら
すごいんだけど、そうはいかない。猫ですからね。

わが家では、最初からずっと複数の猫がいて、
一番少ないときでも3匹。単独で飼ったことが一度もない。
ウラシマみたいな、自己主張と独占欲の強すぎる甘猫ちゃんは、
1匹だけで飼ってあげるのがほんとはいいんだろうなと思う。
だけど、こればかりは飼ってみるまでわからない福袋。
開けてびっくりはあっても、がっかりはない保証付き。
ラティマも、きっといい猫になるでしょう。

(ラティマ ← ウラティマ ← ウラシマ
名前の変化に比例して甘やかし度が高くなる法則) 

 

このごろちょっと出番が少ないけど、クレちゃんも元気だよー。
 

 

 

 

 

 

 

あれ? いまごろ咲く花だっけ? と毎年見るたびに思ってしまう。
梅雨に咲くからツユクサ、というわけではないんですが。
 
くもり、雨が続き、やっと上の2枚だけが明るく撮れた。
 
 
 
 
本日の「いいね!」 猫2題
 


The Topiary Cat

英国のアーティスト Richard Saunders の作品。

 


大型犬はいるのに、大型猫はなぜいないの?

う~む、たしかに。
化け犬はいないけど、化け猫はいるからね。 

 

 
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きのことり・その2

2016-09-20 23:37:46 | 日々

斜面の下に見える赤い傘。
あれは、もしかして…

 

 

これだ~。
真打登場、タマゴタケ。それもツインで!

 

 

 

根元の卵の殻も真っ白で新しい。きょう開いたばかりですね。

 

 

軸のうろこ模様もあざやか。

これは食べられるきのこだけれど、見るだけで満足して帰ります。
(なぜかというと、北海道にきのこ狩り遠征中のお隣さんが、
天然本シメジをどっさり送ってくださったので!)

採らずに置いといて、もっと増やしてから食べよう、などと思っても、
そうはうまくいかない。来年は消え失せているかもしれない。 
そのへんが、きのこの面白いところ。

 

マカロン茸。(←また勝手につけた!)

 

 

甘食茸。完全に開くとこうなる。

 

 

 

ムラサキシキブ。
昔、こういうお菓子あったなあ…と、見るたびに思い出す。
前にも同じことを書いたかもしれない。
小さい粒の、舌が染まるような色の砂糖菓子。 

 

雨が小降りになった隙に、大急ぎで栗拾いに行く。
柵の外側に生えている山栗は、もう猪さんのひとり勝ちだ。
それはしかたないが、柵の内側ぎりぎりに3つ4つ落ちているのを、
猪はどうしても取りたかったらしく、幅1メートル近く地面を掘って、
漬け物石サイズの石をごろんごろんと10個ばかり転がし、
ワイヤーメッシュの下に鼻先が入るほどの穴を開けていた。 
土の色の新しさからみて、それはついさっきのことのようだ。
気づかなければ、もっと掘り進んでいたかもしれない。

漬物石10個も動かして、ちっちゃい栗4個。
労力に見合った報酬かどうか、ということは考慮しない。
たまたま目の前に栗があったから、それに向かって掘っただけ。
猪突猛進というとおり、がむしゃらで無計画な性格がうかがえる。
柵をぐるっとまわってもっと掘りやすい場所を探してみようとか、
木に体当たりして栗を落とそうとか、そんなことは考えないのが猪で、
考えてくれなくて幸いです。 
またどこを掘るかわからないので、毎日パトロールしなきゃ。
(埋め戻すのが大変ですよ!) 

 

 

本日の「いいね!」

 

猫の店番・八百屋篇

魚屋は求人がなくてね。どういうわけか。

 

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きのことり

2016-09-19 23:35:42 | 日々

今年は栗は豊作のようだけれど、きのこはいまひとつだろうか。
あんまん茸やマラカス茸(いずれも偽名!)にも出会えていない。
湿り気はじゅうぶんだが、いつまでも蒸し暑く、気温が下がらないせいか。
せっかく出ても、こう雨が多くては、見るひまもなく溶けて消えてしまう。

ま、とにかく、閑猫堂恒例きのこフェアです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頭がバクハツした。

 

 

 

ぐにゅっとして、かなり大きい。これ、なに?
雨でふやけたシイタケ??

 

 

ヴィヴィッドオレンジが、かなり遠くからでも目立つ。
じつはとても小さい。傘の直径が1cm以下。

 

 

きのこを撮るにしても、もうちょっとお日さま出てほしい。

 

 

 

こちらはナンバンギセル。神出鬼没。
来シーズンはいつどこでばったり会えるやら。 

 

 

 

からすうりも知らないうちに実がついていた。

 

畑の夏野菜は、まだ元気なピーマンとなすを数本だけ残して
片づけ、耕して、冬物の種まきをする準備。

前に、コンビニで「18品目」とかいうお弁当を買ったら、
ちまちまといろんなおかずが詰め合わせてある中に、
長さ5cmほどのゆでたいんげんの切れっ端が1本
入っていて、これで1品目と数えるのか…と思った。
高齢者向きに、「栄養のバランスのとれた」お弁当を、
宅配するサービスがあるけれど、こういうの、見た目には
よさそうでも、3日もつづけば飽きる。絶対飽きる。
なんかいろいろ入ってたね…というぼんやりした印象だけで、
きょうは何を食べた、という実感がないから、
明日は何を食べよう、という意欲もわいてこないんじゃないか。

この夏は、久しぶりにいんげんがよくできて、よく食べた。
ごまあえなら、小鉢にたっぷり。
天ぷらなら、いんげんだけ揚げて、ひとり10本くらい。
採れるとき、採れたてを、これでもかと食べて、
さすがに飽きるころ、シーズンが終わる。
いんげんも、オクラも、なすも、ゴーヤも、きゅうりも、
次の夏まで食べたくならない。
これから大根、かぶ、青菜などをまいて、秋冬はそれを食べ、
春は春で、菜の花や青豆を集中的に食べる。
1年間の全体でバランスがとれる。
ヒトって、本来はそんな感じでいいのではないかしら。
なぁんて言ったら、栄養士さんに叱られるかな(笑) 

 

彼岸の花火。

 

 

本日の「いいね!」


Best Friends

いいなあ。いいなあ。うらやましいなあ。

 

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神鳴

2016-09-14 22:58:31 | 日々

ちょっとねえ、これはないんじゃないかなあ?
というくらい大量の雨が降った。
降っている時間が長いだけでなく、その密度が濃い。
落ちてくる雨粒の字間行間がぎゅうぎゅうに詰まっている感じ。
これだけの水が頭上にあるということが信じられない。
深夜には雷の集中攻撃にあった。
ぴかっ!と光ってすぐさま「ばりばりどどどん!」ときて、
家じゅうびりびりと振動する。
目をつぶっていても、ぴかっ!が見えるので、そのたびに、
胸の上にのっかっているすももの両耳をふさぎ、
(だから自分の耳はふさげないわけですよ)
「わー、またきたよー、うるさいよー」と言っていたら、
クレもちょっと怖いのか、足にぺったりくっついている。
そのうち、外のひさしにいたさんちゃんも逃げ込んできた。

小さいとき、雷が鳴ると、おもちゃ箱から太鼓をひっぱりだして、
負けじと叩いていた、ということを突然思い出す。
閑猫ちゃん、3歳くらいかな。
太鼓は胴が木で、皮に「三つ巴」みたいな模様が描いてあり、
叩くと「でんでんでん」と間の抜けた音がして、
楽器としても玩具としてもいまいちなシロモノだった。
雷神に対抗するには迫力がなさすぎ、そのなんとも歯がゆい、
もどかしい感じまではっきりと記憶にある。
せめてカール・パーマーくらいのドラムセットがないと…
などと考えながら、猫を抱えて寝ておりました。
Mが午前3時に起きたら停電していたそうです。
隣町へ行く道の川岸が崩れて片側通行になっているとのこと。


 

雨はやんだが、空がいっこうに晴れない。
りこちゃんと水玉拾いに出かけた。 

 

 

 

 

 

クローズアップにすると何だかわからないミズヒキの花。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴーヤの巻きひげ水玉。
実のほうは、採り遅れたのが次々と黄色くなってはじける。
今年もたくさん食べました。また来年もよろしく。

 

 

 

 

 

 

 

 

本日の「いいね!」


子どもの「手づかみ食べ」はなぜ良いのか?

うちでは夏にスイカを食べるときは、
外にシートを敷いて座らせていました。
最後は犬になめ倒されてたっけね(笑)

 

おまけ


赤ちゃんと猫の幸せなツーショット15選

 

 

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転機

2016-09-13 15:59:23 | 日々

いきなりアップで(笑

8月には約1週間の「謎のお出かけ」があった真鈴さん。
現在はご在宅です。
いちおう、いまのところは。

 

すももとはまた違う方向のマイペース女王。
うるさいウラシマに、「おさがりッ!」と一喝。 

 

 

 

無作法で、やあね、庶民って。




 

で、庶民ウラシマ。
ふたたび「ネコヅメの…」って、それは「ネコヒジ」ですかね。


外に出ると、ウラシマがついてくるようになった。
「ピャーピャー」と甲高い子猫声で呼んで、
こちらの居場所をさがしあてると、目を輝かせ、
犬みたいにびゅーんと一直線にすっとんでくる。
シッポを旗竿のように高々と掲げて。

これは大きな進歩だと思う。
うちに来て、2か月くらいは、ほとんど自分から出ようとしなかった。
出たら入れなくなるのではと不安だったのだろう。
家から離れても、またいつでも戻れる。
じゅうぶんな量のゴハンがあり、寝場所もある。
必死に守らなくても大丈夫だということがやっとわかってきたらしい。
だってほら、真鈴ちゃんを見てごらん。
1週間も無断外泊して、平気で「ただいま~♪」と帰ってくるでしょう?

もしかしたら、あれが転機だったのかな。
先日買ったボストンタイプのキャリーバッグ。
片側を開けてテーブルの下に置いていたら、涼しくなったこともあって、
自分で入って寝るようになった。
それまで、ピアノの上や椅子の上に陣取ってあたりを睥睨していたのは、
他の子にもストレスだったけど、じつは本人も緊張していたんだと思う。
バッグにちんまりおさまったら、急にあたりの空気が穏やかになった。
さんちゃんやクレが通っても、けんかをふっかけることが減ってきた。
よーしよし。

…と思ったのもつかの間です。
夜、外で「ウギャラウギャラ!」と猫のけんかの声。
あーまたウラちゃんかい! と思って、ふと見たら、
ウラシマはテーブルの下で正座しているじゃないの。
さんちゃんもいる。
真鈴、きなこは2階に、すももは例によって台所に。
いないのはクレだ。
とすると、えーと、相手は…誰?

窓を開けたら、縁側でクレちゃんが固まっていた。
ライトで庭の先を照らしてみると、ぴかりと緑の目がふたつ。
あれえ? 見たことのある縞模様に、たわし尻尾。
おひさしぶりのジャッキー・タン。
ウラシマ新規加入のどたばたですっかり忘れていたけど、
そういえば、ジャッキー兄弟もいたんだっけ!
(兄弟がどうか知らないけど便宜上そう呼んでいます) 

1歳半のクレはまだまだお子ちゃまで心もとないし、
右目負傷のトレヴィル隊長はしばらく復帰できない。
ウラシマ、きみだけが頼りだ。
警備隊長代行に任命する。しっかりみんなを守ってくれたまえ。

(ジャッキー・タンは、人を警戒しているので、
そう簡単に猫ドアを突破してこないとは思うけど…
これが次の転機となるか、それとも、さらなる厄介ごとの
始まりか。はたしてウラシマ君は、頼りになるのでしょうか?) 

 

「おう、まかせとけぃ!」って…ほんとかなあ。
(それ手じゃなくて足ですよね)

 

 

彼岸花(白)

 

 

ひょろりと、きのこ。

 

 

 

池で枯れ葉が「立って」いた。
柄を下にして、ちょうど半分沈んだ状態で直立している。
木の葉は毎年たくさん落ちるけど、こんなのは見たことがない。
どうしてこうなるの?

 

 

金魚がかすめても揺れるだけで倒れない。マジック。
(翌日にはもうありませんでした)

 

 

本日の「いいね!」



マヨネーズの瓶とカップ2杯のコーヒー

このたとえ話、元はアメリカあたりだろうと思うけど、
どこで誰に語られるかによって、いろんなバージョンがあるらしく、
(「2杯のビール」というのもあります)
小石と砂の意味、それに最後のオチがちょっとずつ違う。
わたしが気に入ってるのは、
「それは Care と Love だよ」というのです。

  

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