閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

無重力

2019-04-30 14:03:26 | 日々

クレ、雨の午後。

 

先日は、アトリエの床下でナベゾーと大喧嘩して、逃げるナベゾーを追って山にすっ飛んで行き、しばらく帰ってこなかった。
でも、帰ってきたら、この寝姿。
強いのか弱いのかよくわからないクレ4歳です。

 

まだ着地しない。

 


連休はまったく関係ない閑猫は、雨に濡れて帰ってくる猫を拭いたり、猫の足跡を拭いたりして過ごしております。
近隣の集落はほとんど兼業農家だから、連休といえば田植えしかない。
屋外イベントには気の毒な天候だけれど、田んぼには恵みの雨だ。
雨がやみそうになると、すかさずいろんな鳥がさえずりだす。
左でオオルリ、右でキビタキ。なんともぜいたくな二重唱。
ウグイスもちょいちょいと合いの手を入れ…そこへ谷の向うから負けじとガビチョウが参入して、みんなを圧倒してしまう。フレディ・マーキュリーか、きみは。

ときどき「キッキッキッ」といいながらツバメが来る。軒先を何度もすれすれにびゅんとかすめていく。
虫をとっているのか、それとも、もしかしたら巣作り場所を物色しているのか。
山の中なので、これまで家にツバメが来たことはなかった。
人家ならどこでもいいというわけではなく、人の出入りが常時あるところ、正面が広くあいていて高速で出入りしやすいところ、などいろいろ条件がある。町なら駅舎やコンビニ、宅急便の営業所なども人気物件だ。
引っ越したので、元の家と、アトリエと、合わせて3軒になったから、最小限度の集落と見なしてもらえるかもしれないが、それにしても人口は圧倒的に少なすぎる。
ほらほら、人もちゃんと住んでるんだよ、巣作りしても安全だよ、とアピールするため、用もないのに出たり入ったりしてみせる。
しかし、そのたびにくっついて出入りするコマ吉。
猫もいるのでは、だめか、やっぱり。

 

クレちゃん、あたまが落ちるよ~。

 

本日の「いいね!」


犬に絵本読み聞かせ

ああ、良いなあ。ちゃんと聞いてる顔するから犬は偉い。猫ではこうはいかない。
閑猫は猫飼いですが、わんこも好きで…とくに大型犬がだ~いすき!
このあいだ、12歳だというピレニーズをハグさせてもらったけど、大きくて真っ白でふっかふかで優しくて、すごく幸せでした。
(でも、着ているものが猫くさいので、怪しまれてたと思う…笑)


猫は、まあ、これですね。

Cat helpes owner

ワタシおてつだいねこ♪
(猫動画など見てるときりがないってMが言うので短いのにしました)

 

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ひょうあられ

2019-04-27 22:34:36 | 日々

イブキジャコウソウ。みるみる活気を取り戻して咲き始めた。
たいそう丈夫な植物で、花壇から逃げ出したのが、草むらで繁殖している。

 

アジュガの群生地。
日が当たるとハナアブがいっぱい来て、ぶんぶんいっている。


コメツブツメクサ。

 

いつも予想外の場所に生える。
「にょきにょき」って、これほどぴったりの言葉はない。

夕方、お隣の家を見上げたら、ベランダにちらちらと炎が見える。
まさか、火事??と、あわててポケットから携帯を出したら、同時にメールの着信音が鳴った。
「いまタケノコを茹でています。召し上がりますか?」
あ、はい~、ありがとうございます~。

 

気分はデイジー。

 

2階からの眺め。すでに「森林」ですね。

 

摘んできてもすぐ散ってしまうヒナゲシと、シュタイフのアヒルさんと、ひそかに狙っている黒い猫。
(何をしたいのかよくわからん写真ですみません。じつは閑猫、現実逃避の真っ最中でしてね…)

 

午後、急にあたりが暗くなったと思ったら、ばらばらばらばらと音がして、ものすごい勢いで降ってきた。
雨にしては音が派手すぎる。窓の外を見たら、ベランダにぴょんぴょんと白い粒が跳ねている。

 

デッキも、みるみる白いもので埋めつくされた。
霰(あられ)だろうか、雹(ひょう)だろうか。
ごろんごろんと雷も鳴っている。

 

粒の直径が5ミリ以下ならあられ、5ミリ以上ならひょうと呼ぶのだそうだ。
見たところ、だいたい5ミリかそれ以下だけど、中には1センチもありそうな大粒のも混じっていて、ちょっと危険を感じる。
粒だけでなく雨も一緒に降っているらしく、あっというまに庭じゅう水浸しになる。
こんなのは初めて。
やんでから、おそるおそる出てみたら、叩き落とされたらしい桜やもみじの若葉が、いちめんに散っていた。

 

本日のにゃんこ(と、絵本の宣伝!)

5日ぶりに帰ってきたクレ。今回はケガもなく元気。
いっぱい食べて、ぐっすり眠って、起きたとこ。

 

いいな。ぼくもほしいな。クリームソーダ。

 

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2019-04-27 20:21:12 | 日々

拾った羽。長さ約27ミリ。薄グレイ。
左右非対称で、幅の広いほうの縁はうっすら白く、反対側にオリーブグリーン。
この色…たぶんシジュウカラ。
鳥の巣博士によれば、この形は「左の次列風切羽」とのこと。

 


ではさっそく復元していただきましょう。

 

次列風切というのは、翼の中央から身体寄りに並んでいる羽で、シジュウカラの場合は6枚ある。

 

隣に初列風切が10枚…
「あ、ちょっと変になっちゃった」

 

ま、いっか。右の翼も…

 

同じように描いて…

 

身体を描いて…

 

尾羽は12枚。

 

脚を描いて…

 

頭を描いて…
「シジュウカラって、頭の色どんなだっけ」

 

だいたいこんな感じかな。

 

ここの羽だったのね。

 

ぱたぱたぱた。

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かすみさんの猫

2019-04-26 22:24:55 | 日々

「ハイジの白パン」みたいな陶器。サイズは卵より一回り小さいくらい。
越智香住さんの作品。

 

何が入るかなあ。何を入れようかなあ。

 

カワイイ。たまらん。

 

こちらのお方は、500円硬貨よりすこし大きい。
作ったヒトにどこか似てる気がします。


越智香住 phantasm
南青山スペース・ユイにて、5月2日まで。

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ウチのコなまえ大賞

2019-04-24 22:54:38 | お知らせ(いろいろ)

(始まりましたので、上げます)

4月24日発売『なまえのないねこ』
Twitter & Instagramプレゼント企画
「ウチのコなまえ大賞」開催決定!

詳しくは、上記リンク(小峰書店さんのサイト)でごらんください。
賞品が豪華なの!
限定図書カード、なんと町田さんの描きおろしですよ。使わないで額に入れて飾ってしまうかも。
(カードの絵に隠された意味は、絵本を最後まで読んだ人だけがわかります)
にゃんこだけでなく、わんこもOKなので、みなさまぜひご応募ください~。

…と言ってる閑猫は、トゥイッターもインスタもやっておりません。
それに、こういうのって「関係者」は応募できないんだっけ?(笑)
まあ、せっかくの機会ですから、ちょっとためしにやってみましょう。


じこしょうかい。
きにゃにゃです。
…あれ?
えーと、きななです。
ほんとは、きなこです。
色がうすかったので、きなこ餅のきなこになりました。
そのまえは、やせていたので、じゃことよばれていました。
そのまえは、忘れました。
毎日ひなたでのんびりしていたら、だんだんふとって、色もだんだん濃くなっちゃいました。
いまでは黒蜜きなこ餅です。
こげたのではありません。
めしあがってもだいじょぶですが、めしあがらないでください。
おわりです。

#なまえのないねこ発売記念 #ウチのコなまえ大賞

(ハッシュタグは2つ、間違えないようにつけてね!)


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「なまえのないねこ」

2019-04-24 22:52:50 | お知らせ(新刊)

新しい絵本ができました。
『なまえのないねこ』(小峰書店)
絵は町田尚子さんです。

ぼくは ねこ。なまえのない ねこ。
だれにも なまえを つけてもらったことがない。
まちの ねこたちは みんな なまえを もっている。
いいな。ぼくも なまえ ほしいな。

…と、まあ、そういう(どういう?)お話。

この表紙のキジトラさん(男の子)が、とにかくかわいいです。
本屋さんでばったり出会って、こんなふうにじっと見つめられてしまったら、これはもう、おうちに連れて帰るしかない、でしょ?
置いていけないですよね?(笑)

舞台は、とある町の商店街。
主人公のほかに、8匹の個性あふれる猫たち(+2わんこ)が登場します。この子たち、じつはみんな実在の猫さん犬さんが絵のモデルになっているのです。
町田さんちの猫さんや、デザイナーさんちの猫さんや、お友達の猫さんたち。
それぞれ町のあちこちで、じつに居心地よさそうに暮らしていて、ほかにも本文に入りきれない子たちが見返しいっぱいに描かれていて、もうそれだけでなんだかうれしくて、いつまで見ていても飽きないような…。

そして、

靴屋さんの「レオ」は…

 

ありし日のこだまじいちゃん! 特別出演させていただきました。
どの子をどの店の子にするか、町田さんとご相談しつつ考えて、楽しかったです。
「ウチのに似てる~!」とか、「いるいる、こんな猫」とか、それぞれに楽しんでいただければ嬉しいな。

そもそものはじまりは、4年前の春。
編集の美香子さんから「町田尚子さんの絵で絵本を…」というお誘いをいただきました。
わたしの場合、ひとりで文章を書き、それから画家さんを探して…というパターンがほとんどなので、具体的に画家さんを想定して書くという機会はめったにありません。
これはね、ちょっと緊張します。
この方の絵だったら、どんなおはなしが合うかを考える。
いや、そうじゃない。わたしはどんな絵が見たいか、を考えよう。
そのためには、どんな言葉を用意したらいいか。

じつをいうと、猫だけはやめようと、思っていました。
というのは、わたしが書かなくたって、町田さんはいくらでも猫の絵をお描きになる方だからです。それに、町田さんの猫の絵は、1点1点がきれいに「閉じた」世界で、他人の入る隙がないような、そんな気がしました。
で、猫以外で、たぶんこれならご本人は絶対思いつかないでしょう、というような妙案(ビミョーな案、ね)をいくつか出してみたものの、どれもこれも予選敗退。つまり、美香子さんが首を縦に振らない。
町田さんの絵で、ということは、大人むきの絵本でもいいということなんだ、と思ったら、そうではなくて、絵本であるからには幼児も読めるもの、怖いのはダメ、とのことで。あらまあ。

町田さんの絵の魅力は、質感の表現が素晴らしいところ。木は木の、草は草の、水は水の匂い。動物なら、てのひらをあてたときの毛の感触と、その下にあるしっかりした温かいボディ。木材、石材、たたみ、ガラス。とくに建物を描かれるときの映像的なアングル、光線、奥行き感に、わたしはとても心ひかれます。
そうだ、建物。商店街のいろんなお店を描いてもらえれば、子どもだって楽しめるんじゃないか、と思いました。
では、その「絵」を「絵本」にするには、どうしたらいいか。それぞれの店をつなぐ共通項として「お店の猫」が出てきて、それぞれの猫を結ぶものとして「主役の猫」が出てきて、主役が移動するための動機と必然性ができて、最後にテーマができて…

結局、猫になってしまった。
すべての道は猫に通じる、という…(笑)

「最後にテーマができる」というのが、一般常識と逆ですが、わたしには普通です。というより、そうでなければだめなので。いかにもなテーマを先に立ててしまったら、ろくなものはできない。(あくまでも個人的な話ですよ)
なんとなく手元に寄ってきたものたちを、そうっと集めて、あたためて育て、その中から浮かび上がってくる「いちばんたいせつなもの」を見分けて、すくい取る。それがほんとうのテーマと呼ぶべきもので、そこまで行きついたものだけが作品になる。(ええ、個人的に、です)

町田さんが、原稿を読んですぐ「描きたい」と言ってくださって、そこから待つこと約3年。
じっくり待ったかいあり、素晴らしい絵をいただいて、この絵本ができあがりました。
文章担当としては、無上のよろこびであります。
あとは…もう言うことはありません。ぜひ手にとってごらんくださいませ。

小峰書店さんのサイトで、扉+3画面が試し読みできます。


 

 

なまえのないねこ
竹下文子・文
町田尚子・絵
小峰書店 2019年4月


いくつかの書店さんでサイン本を置いてくださるそうです。
もちろん来月の町田さんの個展でも。
6月には(たぶん)絵本ナビさんでもサイン本販売があるようなので、チェックしてみてくださいね。 

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八重桜のころ・その2

2019-04-22 20:58:47 | 日々

アケビの花。

 

聞こえる鳥。カワラヒワ、イカル、サンショウクイ、キビタキ。
ホオジロは「1分間修理中」と言ってる。
ウグイスは「ん~、どっちもいいじゃん」と。
ホオジロやオオルリは、見晴らしのいい木のてっぺんなどに陣取って鳴くが、ウグイスは1か所にじっとしていることが少なく、「ケキョチョケキョチョ」と言いながら2秒か3秒ごとにせわしく枝を移動している。鳴き声のリズムと動きのリズムはまったく合っておらず、それぞれ脳の別の部分が担当しているような感じ。ヒトだったらああいうふうには動けないんじゃないかと思う。 

 

大好きなヒメハギ。今年はずいぶんあちこちにふえた。

鹿の完全締め出しに成功したので、何年も見かけなかった多くの植物が復活し始めている。
すっかり絶えてしまったと思っていたが、そうではなく、地上部分は食べられても根だけは残っていて、辛抱強くじっとこの機会を待っていたのだ。
フキもアシタバも、すくすくと、わさわさと、勢いよく茂っている。
植物というのはほんとうに強い。
そのぶん今年は草刈りがものすごく大変そうですが。

 

恒例のタンポポ調査。
左が西洋タンポポ。右が日本(たぶんトウカイ)タンポポ。
こうして並べても、どこがどう違うとはっきり言えるほどの違いはなく、だいたいいつも生える場所で覚えている。
日本タンポポのほうが、すこし柔らかい感じ、かなあ。

 

裏返して見れば一目瞭然ですね。

 

きみはもう飛んで行ってしまうのか。

 

雲南月光花(イエロー・フラックス)。とても鮮やかなつやのある黄色。
和名を「黄花亜麻」というので、亜麻=草だとばかり思っていたら、じつは高さ1メートルくらいになる「常緑小低木」だとわかり、あわてているところ。
植える場所を間違えた!


本日のコマティキ。

 

「呼んだ?」

 

本日の「いいね!」

What Can $10 Get You in AFGHANISTAN?

物価が安くていいね…ではない。
アフガニスタンという国もなかなか楽しそうじゃないか、と思わせるのが上手いところが「いいね」です。

 

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八重桜のころ

2019-04-20 23:09:56 | 日々

この木もずいぶん大きくなった。

 

こっちも咲きました。普賢象。

朝早くから外出して、帰ってきたのは暗くなってからだった。
翌朝、窓のカーテンを開けたら、景色が緑に変わっていて、あっと驚く。
栗の葉も、柿の葉も、朴の木の葉も。
ジャスミンもガクウツギも、知らないうちにつぼみがいっぱいついている。

 

あのへんのどこかでオオルリが鳴いている。
「午前中だめ?」「待ってくれ」「い~い雰囲気!」などと。
「Too many people」とも言っている。
聞いている人間は、いまのところわたししかいないと思うけど。

 

ああ、わかった。そこだね。

 

そこ。(遠すぎるって・笑)

 

今はまだ庭の向う側が見えるけれど、そのうち葉っぱにおおわれて、だんだん見えなくなっていくでしょう。

 

とりあえずこのへんだけ「なんちゃってガーデン」に。
高温多湿でラベンダーは難しい。

 

庭の外もいろいろにぎやか。

 

これもほとんど野生化しているデイジー。

 

タビラコ。

 

本日のコマティキ。

 

 

本日の「いいね!」


Human Creativity without limits!

おおお!

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本日のにゃんズ

2019-04-18 23:07:52 | 日々

 

 

コマ吉、何か見つけて…

 

立つ!

 

何だった? 蜂さん?
「んー、なんでもなかったの」

 



右折できそうにも見えるんだけど、じつはできないという微妙な曲がり角なので、手作り感あふれる(笑)看板を出してある。
右に出たいときは、いったん左に出てぐるっとターンしてこなければならない。逆に入ってくるときは、通り過ぎてターンしてから右折で入る。ちょっとややこしい。
(バックで出入りするという手もあるけれど、道の脇の溝にはまったらイヤなので、わたしはあまりやりたくない)


この看板…どういうわけか、よそ猫のマーキングポストとして不動の人気を誇っている。

 

春のシーズンはもう終わったのかと思っていたら、まだときどき「にゃおん、にゃおん」と言って来る奴がいる。
たいてい夜間なので、誰だかわからない。
たまに玄関の壁にマーキングの痕跡があったりする。
夕方、畑に行ったら、草むらに猫が2匹すわっていて、1匹だけぱっと逃げた。
逃げないのは、うちのクレ。
逃げたのは、色柄からみて、オズワルド。
べつに2匹でにらみ合いをしていたわけではなく、1メートル半くらいの距離を置いて、のんびりひなたぼっこでもしていたような感じなのだ。
クレは、くつろいだ姿勢のまま、「あれ? なんだ、もう帰っちゃうの」という顔で見送っている。
おいおい、きみたち、いつのまにそんなに仲良くなったんだ?

よそ猫とうち猫の関係というのは、どうもよくわからないことが多い。猫によって、合う合わないの相性みたいなものは確かにあると思う。
オス猫は、子育てには関わらないが、自分の子は識別できる、という説があるらしい。
オズワルドがコマ吉に友好的なのは、ひょっとして、親子だからではないか…なぁんて思っていたけれど、強いオスはあっちこっちに子どもがいるだろうから、クレだって、そうじゃないとは言い切れない。
ダース・ベイダーが、じつはルーク・スカイウォーカーのお父さんだったみたいに。(えええ?)

 

珍しい場所にいるきなな、その1。

 

と、その2。
引越し以来、まったく自分から出ることがなかったのに、きょうはお天気がよかったせいか、2度も外にいるところを目撃した。
とことことこ、慎重にゆっくり歩いていく。
どこ行くのかと、気になって、隠れてこっそり観察していたが、この直後、配達のトラックが来たので、えらい勢いで逃げ帰ってきた。
うん、でも、良い兆候だ。またお散歩に行きましょう。

 

本日の「いいね!」

Rachmaninov had big Hands

ラフマニノフという人は背が2メートル近くあったというから、手だって大きかったのよ。
Aleksey Igudesman(左)と Hyung-ki Joo(右)の二人組によるパフォーマンス。

 

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春の庭

2019-04-14 16:10:31 | 日々

写真に撮ると紅葉みたいになってしまうけど、春です。

東西南北、どの窓を開けても、2本以上の桜が見える。
毎年、「ああ、あれも、あれも桜だったんだ」と思う。
見える範囲はぜんぶうちの庭、のつもり。
ときおり静かに花びらが舞ってくる。
もうオオルリが渡ってきた。
あちらこちらの木をめぐり、伸びやかな美声をひとしきり披露していく。

夕方、西の川の向こうで鹿の声がしたので、じーっと見ていたら、杉木立の間にメスの鹿がいて、じーっとこっちを見ていた。
「ピョッ!」と鋭く鳴くのは警戒音だが、それほど急ぐ様子もなく斜面をのぼっていく。
近頃の鹿は、ある程度の距離があれば、人を見たくらいでは逃げない。鉄砲を持っていないことがわかるのかもしれない。
うしろに、もう1頭、小さいのがいる。今年生まれの子鹿だ。おかあさんと同じ場所で立ち止まり、同じポーズでこっちを見る。
姿はディズニーのバンビそのもので、ほっそりした脚がとても可愛らしい。
先を行くおかあさんに促されて、ぴょん、ぴょん、ぴょん、と軽やかにスキップしていった。

 

西の空。

 

半月を狙って、はずれたらしい。

 

庭がなかなか庭らしくならないので、

 

こんなのもちょっと植えてみたり。
これから春、夏、秋と、庭のどの部分がどんなふうに日なたになり、日陰になるか、まだはっきり確認できていないので、何を植えるかの計画が立てにくい。

 

ガーデニングより水玉拾いに熱心な閑猫。

 

しかし、困ったことに、

 

これらはすべてナガミヒナゲシの葉っぱ!
庭の土は、去年まで青じそ畑だったところからユンボで移してもらったもので、畑にヒナゲシが生えるのはまったく気にしていなかったけれど、花壇にこの花の種が何百も混じっていたらどうなるか…というのは、春になって初めてわかった。
抜いても抜いてもきりがなく、端のほうではもう花咲き始めてるし。どうしましょ。

 

水玉率が高い植物は、それだけで楽しいんだけどね。
(このあと、青じその芽が大量に出てくる予感も…)



赤いランドセルが目立つ、山もみじの1年生。

 

本日の「いいね!」

Vietnamese supermarkets go back to leaves

ベトナムのスーパーでは、プラスティック使用をやめて葉っぱ包装に。
まだ「実験段階」だそうですが。
バナナの葉は大きくて使いやすい。日本ではこのサイズの手頃な素材がない。
昔のように新聞紙で…といっても、この先、紙の新聞だっていつまであるかわからないしねえ。

 

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