閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ミュージカル「君のいた夏」

2007-03-30 08:33:19 | サンゴロウ&テール

…を見に行ってきました。
3月28日、山梨県民文化ホール。

うん、まだちょっと、どきどき、している、ので、
うまく感想が書けないけど。

みんなみんな素敵だったよ。
サンゴロウ、シーナ、ナギヒコ、クルミ、サラ、ケン、
ミサキ、カイ、イカマル、ミリ、やみねこ、
波の精、星の子たち。
年少さんから大学生までのキャスト。
いっしょうけんめいで、楽しそうで、輝いていました。
それにたくさんのスタッフのみなさん。
お疲れさまでした。

海と船がメインの話を、どうやって舞台で演じるのかと
心配された方もいらっしゃると思います。
これは言葉で説明するのはとても難しいですが…
舞台の上にはもちろん水はないし、
船のカケラさえありませんでした。
それでも、そこは本物以上の「海」になっていました。
ごくシンプルなセットと照明を使って
「ああそんな方法があったのか!」と驚くほど
みごとな表現がされていました。

音楽と衣装もぴったりで素晴らしかった。
サンゴロウはかっこいいおにいさんでした。
(あ、全員、人間です。猫メイクではありません)
衣装をつけたままのやみねこさんと
握手してきちゃった。
舞台の上ではほんとに大きく見えて怖かったよ。

 「風にひらり遊ぶ
 真っ白な船の帆」

…って、うみねこ島のカーニバルの歌を
しばらくは歌っていそうです。

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洗濯機

2007-03-27 08:45:35 | 日々

某社の洗濯機が、発煙・発火のおそれがある、って
新聞に告知が出ていました。
こういうの、このごろすごく多いよねえ…と言いながら、
ふと気になってうちの洗濯機を確かめてみたら、
なんと、メーカーから製造番号までぴったり同じ。

宝くじでも年賀はがきでも、3桁以上の数字が
一致したためしがないので、
えー? すごーい! と驚く。

でも、喜んではいられないのでした。
すぐに使用を中止してご連絡ください、と書いてあります。
電話したら、お話し中。何度かけてもお話し中。
3日めにようやくつながり、
「地区の担当者が点検修理に伺います」とのことでしたが、
その後さっぱり音沙汰ありません。

使うなと言われても、使わないわけにはいかないので。
ぶおんぶおんと働いている洗濯機をじーっと見ている。
まだ煙も火も出ない。
(いえ、何も期待しているわけではありませんが)

買い替えの時期が来るのが先か…
修理の人が来るのが先か…
考えながら今日も見ている洗濯機。

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スタンプ猫

2007-03-26 09:38:28 | 日々

2階の机の上に、くっきりと猫の足跡。

ここについている、ということは、
1階の猫穴からここまでずーっと
その足で歩いてきた、ということで。

どうも黒猫ズが来てから、急に足跡がふえた気がする。
5匹いたことは過去にもあったし、前から出入り自由だけれど、
これほど足跡はつかなかった。
いったいなぜでしょう。

その1 黒猫ズは泥んこの場所でも平気で歩く。
その2 他の猫よりドタドタ歩く(ので泥がしっかりついてくる)。
その3 温暖化の影響で雨の日が多くなった。
その4 以前は気がつかなかっただけ。

1は、目撃していないので不明。
2は、珊瑚に関しては、たしかに言えるかも。体重もあるし。
3は、そんな気もする。前より水はけも悪くなったみたい。
4は、うーん…?

その5
じつは肉球が「シャチハタネーム」になっている。

…って、想像すると怖いよ。

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目覚める

2007-03-25 09:02:39 | 日々

なにかガサゴソと妙な音がすると思ったら、
窓の外に置いてある水槽の中で
カメさんが冬眠からさめたところでした。

Kが小さいときに欲しがって買ったゼニガメです。
2匹買って、1匹逃げられ、残った1匹。
もう10年以上うちにいます。
最初5センチもなかった甲羅が、いまでは12センチくらい。
名前はなんとなくあるようなないような感じで
「カメさん」とか「カメキチくん」とか適当に呼ばれています。
(猫にはすぐ名前がつくのですが、カメはどうも…)

毎年11月末ごろにカメさんは冬眠してしまいます。
枯葉の下にもぐって、何も食べない。動かない。
ひたすら石のように、死んだように寝ている。
そして暖かくなるとこうして自分でゴソゴソと起きてくる。
ああよかった、今年も無事だったね。

ぬるい水にいれてやると、元気にジタバタ泳ぎます。
キャットフードをあげたら5粒ほど食べました。
(カメに猫の餌をやっていいのかどうかよくわかりませんが、
好きでよく食べるし、つまんで与えやすいし、
原材料は魚系だから、まあいいんじゃないかと。
市販のカメの餌はこまかくて食べにくそうなので)

冬眠のメカニズムってすごく不思議。
うーん、人間もできたら便利かもしれない。
でも、もしも人間が冬眠する動物だったら、
これほど文明は発達しなかったんじゃないでしょうか。
冬眠から覚めるたびに記憶がリセットされてしまいそうだもの。

カメさんはあと2匹いますが、種類が違うので
(ヒメニオイガメ、というのだったかな。
そっちはまとめて「トンガリカメさんズ」と呼んでいる)
少し寒がりらしく、まだ起きてきません。
もしもし。
そろそろ桜も咲きますよ。

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チューリップとパンジー

2007-03-24 09:24:33 | 日々

暖冬のあとの「寒の戻り」で
なかなか咲けないでいたチューリップが、
このところつぎつぎに開き始めました。

昨秋、急性園芸熱にかかって植えた球根です。
いろんな色のが混じっている、というふうに
ラベルには書いてあったと思うのだけれど、
咲いたのは全部ピンクで八重。
しかも、茎がとても短い。
地上10センチほどしかありません。
「スイレンみたい」とMが言います。
これはこういう品種なんだろうか。
可愛いけど、猫のパンチングボールにはなりません。
残念でした、さんちゃん。

それから、これも10月に植えたパンジー。
最初の花のあと、すぐ咲かなくなってしまったので、
やっぱり新種は弱いのかなあ、と思いながら放置していたら、
このごろ急に元気を回復してきました。
でも、なんだか花が違うみたい。
微妙にソフトなお菓子っぽい色調だったのに、
くっきり濃くなって、ほとんど普通のパンジーになってしまった。
天然の落ち葉の肥料で、雨風にもあてたから?
もしかしたら、これが本来の姿なのかな。
まあ、いいよね、元気なら。

プラムの花、ほろほろと咲き始め。
家の裏の花桃も、もうすぐ、もうすぐ。

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待ち時間

2007-03-23 08:57:28 | 日々

これから出ることになっている本で、
まだ画家さんが決定していないものがあるのですが、
そのうち2冊が相次いで決まり、ひと安心というところ。
1冊は絵本で、もう1冊は絵の多い絵本みたいな童話。
どちらもはじめてお仕事ご一緒する方で、とてもたのしみ。
絵を待っているあいだって、いいものです。
ときどき、自分で絵も描けたらいいだろうな、と思うけれど、
こうしてわくわく待つたのしみも、なかったら寂しい。

わたしはこの仕事を始めたときまだ学生だったので、
当然ながら、編集者さんも画家さんも
ずっと年上の方ばかりでした。
ところが、ふと気がついてみると、年上の編集者さんなんて
もうほんとに少なくなってしまったではありませんか。
退職された方も、亡くなられた方もいます。
そして「子どものころ読みました」っていう読者さんが
わたしの本をつくってくださったりしている。
考えるとなんだか不思議。

さてさて、当分は楽しい待ち時間。
だけど、ただぼーっと待ってるだけじゃだめなので、
そろそろ「次」の仕込みにも取りかからねば。
小さい童話をひとつ仕上げて、それからなんとか今年中に
テールくんの5冊目も書きたい!と思っています。
最後なのでゲストも豪華にいきたいなあ…。

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「がんばれ!パトカー」

2007-03-21 09:28:09 | お知らせ(新刊)

パトカーの絵本ができました。
「がんばれ!パトカー」(鈴木まもる絵・偕成社)。
画像は→こちら
画家のメッセージは→こちら

まだ「見本」だけです。
書店に出回るのは4月に入ってからなので、
もうしばらくお待ちください。

正直いいますと、わたしはサイレンは好きではありません。
Kが2~3歳のころ、パトカーや救急車のサイレンに
「アッ!」と目を輝かせて喜ぶのを見て、
どうしてだろう、と疑問を持ちました。
子どもはなぜそういうものに魅力を感じるのか。
サイレンの行く先にはろくなことがないのに。

詳しい分析と考察はここに書くと長くなるのではぶきますが…
とにかく、子ども、とりわけ男の子っていうのは、一般的に
「大きい・速い・強い・音が出る」モノが大好きなので、
のんびり・ゆっくり・ひっそり暮らしたいわたしなんかは、
なかなかつきあうのが大変なのでした。
しかし、おかげでウルトラマンや怪獣や特急や
緊急車両や大型特殊車や建設機械などなど、
本来縁のないはずの分野にすごく詳しくなってしまい、
その結果、こういう絵本もできるわけです。

制作裏話は「絵本のつくりかた」にも書いてきましたが、
もうひとつおまけ。
パトカーのおまわりさんの制服のチョッキは、
背中に「POLICE」って文字が入っているのですが、
今回はおまわりさんがおおぜい出てくるので、
Mがうっかり描き忘れたところがありました。
それに気づいたときはすでに再校。
で、どうしたかというと、デザイナーさんがパソコン上で
あっちからコピーしてこっちに貼り付けて…
とっても上手に修整してくださったのです。
そんなことができるのね。感心。感謝。


おまけのおまけ。
昨夜Mが、自分で見ながらつぶやいていました。
「あっ、この車、ナンバープレートつけ忘れた。
あっ、ここナンバー書くの忘れてる。
あっ、これも…うーっ…」
まあまあ、こまかいことはいいから(笑)。

 

がんばれ!パトカー
竹下文子 作
鈴木 まもる 絵
偕成社 
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着メロ

2007-03-19 09:00:04 | 日々

西側の川向こうで電波塔の工事が始まって3か月。
ようやく携帯電話が「圏外」じゃなくなりました。
といっても、わたしにはほとんど関係ないですが、
Kはようやく普通の高校生らしい生活が
できるようになったみたいです。
買い換えた新しい(噛んだらパリンと割れそうな)機種に
さっそく音楽をダウンロードしたりしていました。

モーツァルトのレクイエムがお気に入りなのは知ってるけど、
メールが届くたびにそれが鳴る携帯ってねえ…。

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「クッキーのおうさま えんそくにいく」

2007-03-17 11:17:12 | お知らせ(新刊)

ちょっとひさしぶりに幼年童話。
「クッキーのおうさま えんそくにいく」(あかね書房)。
「クッキーのおうさま」「クッキーのおうさま そらをとぶ」に
つづくシリーズ3冊目です。

 りさちゃんが焼いたクッキーの王さま。
 家来をあつめてお城をつくり、台所に住みついています。
 きょうは、りさちゃんの学校の遠足。
 そこで王さま一家も遠足に出かけることに…。

楽しい絵を描いてくださっているいちかわなつこさんは、
ご本人も「りさちゃん」そっくりのキュートな方。
3冊とも裏表紙でクッキーの子どもたちが遊んでいますが、
これがまた可愛くて、つまんで食べちゃいたいくらいです。

 

 

 
 
 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

 
 
 

 

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天使がひとやすみ

2007-03-13 10:16:03 | お知らせ(いろいろ)

連載「青い羊の丘」第4話です。
ニュータイプ・ロマンス2007年春号。
春らしく、ふわふわきらきらの天使のお話。
あづみさんは、ほんとに綺麗な子を描いてくださるので、
いつも開いて見るのが楽しみです。

(最近見た天使で印象的だったのは
映画「コンスタンティン」のガブリエル。
それと、15年前に一度だけですが、
わたしは猫の天使に会ったことがあります。
その話も、またいつか書きましょう)

今回は、あづみさんの「応募者全員サービス」という
企画もあるので、ファンの方はそちらも
チェックしてみてくださいませ。
季刊なのでのんびりやっている…のはわたしだけらしく、
画家さんも編集の人たちも毎号大変そうです。

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