閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

もみじ

2015-11-30 22:25:53 | 日々

紅葉はまだまだ…と書いた2日後には、
もうずいぶん紅葉らしくなっていた。

 

 

よく日のあたる上のほうから順に色づいていく。

 

 

 

 

拾い物。
直径(最大)45ミリ、高さ25ミリくらい。

このへんに大きいカタツムリはいないのかと思っていたら、
いました。
でも、もう空き家。

 

 

 

 

 

 

どこに置いたら似合うかと、殻を持ってうろうろする。

 



この角度が一番良いことに気づいた。

 

 

 

 

 

左巻き、ですね。

日本にいるカタツムリの多くは右巻きで、
左巻きの種は少ないそうです。

 

本日の「いいね!」

スーパーの7つの心理テクニック

ふむふむなるほどそうだったのか!

 

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おそなえ

2015-11-29 19:47:14 | 日々

ゴンズイの実。
この時期、あちこちに落ちている。
種がついたまま、柄ごと落ちるのが特徴。

 

 

 

いろんな種類のどんぐり。大きいのや小さいの。
まっさきに落ちたコナラの実は、すでに芽を出している。

 




 

おそなえ。
誰に、何のために、ということは特にないけれど。

 

 

 

ヤマハゼ、おもてと、うら。

 

 

 

 

 

拾った羽。
左から、長さ約40ミリ、25ミリ、15ミリ。 

ぜんぶアオバトだと思う。
確証はないけれど、この黄緑はキジバトにはない色だ。
(左端の羽も、先端にちらっと緑が入っている)

一番小さいのを最初に見つけて、そのあと気をつけて
ときどき下を見ながら歩きまわっていたら、
30分ほどのあいだに中と大がみつかった。
といっても、それぞれ場所はだいぶ離れている。
こういうラッキーなことはめったにない。
「やったあ」と、山の中でひとりでにんまり。 

それに、きょうは、近くで羽音も聞いたのだ。
鳩の羽音は、重そうなのですぐわかる。
見上げた常緑樹の枝葉の中に、一瞬の影と、気配だけ。
でも、遠くに飛び去るのではなく、5本くらい先の木に移動して、
なんとなくごそごそしながら、こちらをうかがっている様子。
ご迷惑かなと思ったので、そーっとUターンして帰ってきた。
やっぱり、いるねー、アオバト。 

 

本日のにゃんこ。

クレ。すれ違いに、シッポでちょっとさわっていきます。

 

 

ちょっと、ね。 

 

本日の「いいね!」


フクロウの飛翔

こんなに静か!

 

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山田花菜さんの個展

2015-11-28 19:18:25 | お知らせ(いろいろ)


『クリスマスのかね』『ビリーのすてきなともだち』(教育画劇)で
絵を描いていただいた山田花菜さんの個展です。

2015年12月1日(火)~12月20日(日)
カフェ ミントココア
小田原市本町2-10-16
TEL 090-2910-6695

日・月・火・水 12時~17時
木・金・土 休み 

詳しくは→こちら

お近くの方はぜひ!

 

 

今年もこの季節になりました♪

クリスマスのかね
レイモンド・オールデン原作
竹下文子・文 山田花菜・絵
教育画劇 2009年

 

 

 

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こがらし

2015-11-28 12:47:34 | 日々

例年より暖かいので、ついついのんびりしていたら、
急に気温が下がり、風がびゅうびゅう吹いて、
ナンキンハゼのきれいな葉はみんな飛んでいってしまった。
ストーブを焚いてもなかなか室温が上がらない。
毎年、夏のあいだに焚き方のコツを忘れてしまうのだ。
遊んでいたキリギリスのように、あたふたする。
そうだそうだ、もう冬になるんだった。
晴れているうちに枯れ枝拾ってこなきゃ。

 

 

柿の葉はすっかり散ったけれど、庭のもみじは、まだこれくらい。

 

 

庭も池も、モクレンの大きな枯れ葉でおおわれてしまう。

 

 

 

緑の葉も、オレンジ色の葉も混ざって落ちている。
時間がたつと革製品のような色になり、いつまでも残っている。
(背景はカレンダー。うちの庭じゃありません…笑)

 

 

本日のにゃんこ。

おやあ、またのぼってるのか、クレちゃん。

 

 

 

大真面目な顔であります。
最近、体型がちょっとぽってりしてきた。
 

 

 

本日の・・おやつ


群馬名物「お蚕様チョコレート」。
食べるのをためらうくらいリアルだけど、
食べられないほどリアルではないから大丈夫。
(じつは美味しいのよ) 

 

 

本日の「いいね!」 はたらく車2種


Ponsse Scorpion King

ひえ~。性能もすごいけど、名前もすごい(笑)
フィンランド製の間伐ロボ。詳しくは→こちら

ロードプリンター

驚異の敷石マシン。1日に人間の5倍の仕事をこなすとか。

こういう機械を借りてくるのも面倒だという人には、
コンクリ流した上に、ステンシルで一面に模様をつけて、
あっというまに「石畳もどき」にしてしまう工法もあるらしい。
まったく人間っていろんなことを思いつくものですね。

 

 

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竜宮城の謎

2015-11-27 19:37:58 | 

先日、小学校の国語教材をながめていたら、
浦島太郎の歌が出ていました。

「むかし むかし うらしまは たすけた かめに つれられて」

と、1番か2番まではどなたもご存じでしょうが、
「つきひの たつのも ゆめのうち」の、そのあとは?

この歌、5番まであるんですけど、最後まで正確に歌える人は、
少ないのではないでしょうか。
わたしは、1番と2番、あとは4番のあたまの
「帰ってみれば怖い蟹~」ってとこしか覚えてませんでしたが、
昔話のあらすじが見事にコンパクトにまとめられており、
主人公が老人になってしまう悲しい結末と、
あっけらかんと明るいマーチ風の曲とのミスマッチが
またなんともいえず印象的です。 

さて、本日は歌の話ではなくて。

浦島太郎というと、多くの人が、上のような絵を
思い浮かべることでしょう。
海の底にある竜宮城。群れ泳ぐカラフルなお魚たち。
海草がゆらゆらたなびき、サンゴの木が生えていたり。
なんで海の中でも息ができるの?
うーん、それはねー、おはなしだからねー。 

だけど、閑猫は、ふと考える。
「海の中に竜宮城が」といった場合、
それはほんとに「水中にある」という意味なのか?

垂直方向の「中」だけでなく、水平方向の「中」もある。
「太平洋の真ん中のハワイ島」が深海に没していないように、
竜宮だって海上に浮かんでいてもいいのではないか…
というのが今回の「謎」の発端です。 

浦島太郎の話は、一寸法師や、ものぐさ太郎の話と一緒に、
「御伽草子」という本におさめられています。
この本ができたのは江戸時代ですが、収録されている
二十数篇はだいたい室町時代に書かれたもの。
中でも「浦島太郎」は、古くは日本書紀、丹後国風土記にも
その原型らしき話があるそうですから、文字で書かれる以前から
語り伝えられていた昔話、と言ってよいでしょう。

先日、調べもののついでに、その御伽草子の浦島太郎を
ぱらぱらと見ていたところ、知ってる話とだいぶ違うことに
気づきました。 

助けた「亀」は、子どもたちにいじめられていたのではなく、
太郎が自分で釣り上げた亀である。

竜宮城へは、亀の背中に乗って行くのではなく、
美女が迎えに来て、太郎が舟を漕いで行くのである。

そして、その竜宮城は、海の底ではなく、海の上の島にあり、
四方には四季の花が咲いている。

(あれえ、こんな話だっけ?)

竜宮が島だと考えると、これは急に現実味をおびてきます。
水平線の向うがどうなっているか、いや、地球が丸いってことさえ
まだ誰も知らなかった時代。
船でどんどん行けば、未知の国があり、素晴らしいものが手に入る。
そう信じて乗り出していった冒険者もいただろうし、
たまたま嵐でどこかに漂着してしまった人もいたに違いない。
そういう人が、何年もたって、すっかり忘れられたころに
ひょっこり帰ってきたとしたら。
そりゃもう、みんな話を聞きたがる。
聞いた人は誰かに話さずにはいられない。
そうして語り継がれるうちに、いろいろ尾ひれがついて変化して、
「こうだった」という話が「こうだったらいいなあ」にすりかわって、
現実にはありえないようなものになっていく。

昔話って、たいていそんなふうにしてできるんだろうと思うのですが、
何もかもフィクションにすりかわってしまうとは限らない。
ちょこっとだけ「事実」が残ってる可能性もある。
浦島太郎でいえば、どのバージョンでも必ず亀が出てくるし、
最後におじいさんになってしまうのも共通している。
とすると、主人公は実在した漁師で、大きな海亀をとったことがあり、
(亀を「助けた」というのは、後付けの美談でしょうね)
漁に出て行方不明になり、帰ってきたときは老人になっていた。
と、そのあたりは実話なんじゃないか。

というのは、例によって根拠のない閑猫説なので、
話を竜宮に戻そう。 

明治時代の絵本をみると、竜宮は海の上に描かれ、
亀に乗って行くのもあれば、舟で行くのもあり、
(行きは舟で、帰りは亀というのもあり)
太郎を乗せた亀は、海面に甲羅をのぞかせ、
お客が濡れないよう気をつけています。
少なくともこのころまでは、あこがれの竜宮は
「海のむこうのはるか遠い島」という設定で、
誰も海底とは思っていなかったことがうかがえます。

しかし、大正から昭和に入ると、もう竜宮は「海の底」と
文字でも絵でもはっきり書かれています。
地球上がくまなく探索され尽くし、もう未知の大陸も島も
残っていないことがわかってしまったから、でしょうか。
海底はまだまだ神秘の世界で、想像の入る余地があった。
(そして、このあと想像力は「宇宙」へと向かうことになる…)

で、最初の謎に戻ると、

「いったい、いつから竜宮は海の底になったのか?」

冒頭にあげた文部省唱歌の「うらしまたろう」は
明治30~40年ごろにはできていたらしいので、
そこからは、歌にそった内容の絵本が主流になっていった。
ということはわかるんだけど、そもそも、その歌詞が、

「たすけたかめに つれられて りゅうぐうじょうに きてみれば」

ね? どこにも、海の底だとは書いてないでしょ?
手がかりは、次のフレーズだけ。

「おとひめさまの ごちそうに たいやひらめの まいおどり」

鯛やヒラメがひらひら踊ってるんだから、海中に違いない、と。
そうすると、この歌が作られた時点で、少なくとも作詞者は
竜宮城が海底にあると認識していた…のかな?
いや、それ以前に、海底だと書かれた本が存在したのかな?

わたしは、どうもそうは思えないんです。
なぜかというと、同じ御伽草子の中に、オコゼ(魚)のお姫様が
山の神に一目惚れされちゃう話があるんですが、オコゼ姫は
海からよちよち上がってきて、十二単を着て座ってる(笑)
魚を描くのに、未知なる海に潜っていくかわりに、
勝手知ったる陸に上げちゃうわけですね。
室町時代の人々の感覚が、そういうものだったと考えれば、
鯛やヒラメ(の精)が、乙姫様のお召しで陸にあがってきて
(まあ、あがらなくても、お座敷から見えるとこで、ね?)
舞を披露するくらいは普通だったんじゃないか。

そうすると、「陸に上がった鯛やヒラメ」の世界から
「海にもぐった浦島太郎」の世界にバージョンアップ
(アップ、というんですかね、こういう場合)した
ポイントというのが、どこかに必ずあったはず。
それは、いつだったのか。

「人は水の中では呼吸できない」という固定観念を打ち破って、
「想像の中ではできるんだよ」 と誰かが描いてみせ、
「あ、ほんとだ。それ、いいね」とみんなが次々に真似していった。
そのきっかけの最初の一冊というのが、もしあるんだったら、
見てみたいなと思います。 

こういうテーマで、時代を追って、こまかく文献を調べて、
1年くらいかけてじっくりと「自由研究」してみたら楽しそうなんですが、
そうもしていられませんので、今回は、ここまで。
次回は「玉手箱の謎」です。 

 

 

 

近代デジタルライブラリーより拝借。
明治32年刊の「浦島太郎」。

最初にあげた教材の絵は、どう見ても少年ですが、
昔の絵は、太郎もお姫様も、しっかり大人として描かれています。
(御伽草子の太郎の年は二十四五で、お姫様と夫婦になる設定)

乙姫様のファッションはいろいろなんだけど、
太郎の服装は、現在も、ほとんどこれですね。
帰るまでずーっと(三年間も?)宴会の席でも
腰蓑つけたままというのは、いくらなんでも変じゃないかなあ。 
(この絵本では、ちゃんと着替えて、立派な殿様になってますよ) 

 

 

「美しい人たちが、かわるがわる舞をまったり、笛をふいて
浦島太郎のごきげんをとる」場面。
最初のほうの文字が解読できないので、よくわからないけれど、
この人たちは鯛やヒラメではないらしい。 

 

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いろはに・その4

2015-11-23 23:47:52 | 日々

ちょっとフシギな感じのこれは、ミツバアケビの葉。
柄のつけねから落ちることと、色に変化が多いのが特徴。
裏が白っぽいので、裏返しに落ちているとよく目立つ。

 

 



山桜かもしれない。違うかもしれない。
山桜は、木によって花の色がいろいろ違うように、
落ち葉の色合いもいろいろだ。 

 

 

つやのあるあざやかな黄色。
これはザクロの葉。
花や実はよく知っていても、葉っぱって案外見ていないもの。

 

 

これはホオノキの葉だよ。

そうです。苺畑いちめんにバサバサ落ちてくるこれを
拾い集めるのがなかなかたいへん。

 

 

鶴のような雲と…

 

 

らくがき雲。

 

本日の「いいね!」


五大宗教はどのようにして世界に広まったか

ヒンドゥー教、ユダヤ教、仏教、キリスト教、イスラム教。
動画で見るとすごくわかりやすいです。

 

 

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1122

2015-11-22 15:10:06 | 日々

暖かいせいか、紅葉が長くつづくナンキンハゼ。
枝にはまだ緑の葉もたくさんある。 

 

 

あざやかな色は一日しかもたないないけれど、
ついつい拾ってしまいます。

 

11月22日は

ボタンの日
大工さんの日
ペットたちに感謝する日
回転寿司記念日
長野県りんごの日
サザエさんの誕生日

…などなど。

ということで、まずは猫組に感謝しよう。

さんちゃん。いつも警備ごくろうさまです。

 

 

 

すももさん。きょうもご機嫌で何より。
シフォンケーキとカッテージチーズを召し上がりました。

 

 

 

真鈴ちゃん。
毎晩クレにおみやげアリガトウ。
(クレは自分で捕ってくるんじゃなくて、真鈴に
もらっているのだということが判明しました) 

 

クレ、すっかり甘えて、なめてもらってます。

 

 

きなちゃんは、まあ、あれだ、ようするに、きなちゃんだ。

 

 

みんないてくれてありがとう。

 

 

そして、本日は「いい夫婦の日」でもあるそうで。

先日、ひとりでお出かけして、夜帰ってきたら、
Mがごはんつくってくれました。
どこから食べるか迷うオムライスLOVE。

 

本日の「いいね!」


わんこが撮ったウェディング

なんだかとっても幸せな映像。
犬ってほんとにいつも人のほうを向いているんだな。 

 

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田中六大さんの個展

2015-11-21 00:26:10 | お知らせ(いろいろ)

『ひらけ!なんきんまめ』(小峰書店)や
『ねこやのみいちゃん』(アリス館)で絵を描いていただいた
田中六大さんの個展が開催中です。

題して「泥沼通りお茶の時間」。

11月25日(水)まで、東京・南青山のビリケンギャラリーにて。
12:00~19:00 月曜お休み 

「行ってきました」ってレポート書きたかったのですが、
気がついてみたらあと4日しかない!
ご本人がいらっしゃるときは、自作自演の紙芝居が
見られる、かもしれないそうです。
絵本とはまた違う、ちょっと(かなり)不思議なロクダイワールド。
お近くの方は、ぜひ。

 

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「にゃんともクラブ」サイン本

2015-11-18 13:32:41 | お知らせ(いろいろ)

『にゃんともクラブ』の作家+画家サイン本。
20冊限定です。

売り場はこちら→ 絵本ナビ 著者サイン本

(「プレミアムサービス」というのは、まず有料会員の方に
優先的に販売され、そのあと一般に、ということのようです) 


わたくしのサインはどーでもいいのですが、
かとうまふみさんの「まねきにゃんとも」がラブリー!

そろそろコタツの恋しい季節。
一家に一匹、いかがでしょうか…(笑)

 

<1月20日追記>

上記サイン本は完売いたしました。
おもとめくださったみなさま、ありがとうございました! 

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猫の巣

2015-11-14 12:34:05 | 日々

お久しぶりの豆猫さん。
鳥の巣博士が見本にこしらえた「巣」をちょいとお借りして。

 

 

きもちよさそうですね。

 

 

 

 

うさぎさんみたいな雲をみつけた。

 

 

あんまり大きいと怖いか。

 

 

本日の「いいね!」


バットマンvsダースヴェイダー

ダースヴェイダーvsガンダルフっていうのもあったけど、
こういうの、どこで誰が作ってるんですか?

 

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