閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

白い花たち・その2

2013-05-26 10:56:51 | 日々


ちょっと珍しい八重咲きのドクダミ。

 

ヤマボウシ。
ボウシは帽子、ではなく法師か。てるてるぼうずのようでもある。
高い木の上に、上向きに咲く花は、遠くから白く目立つけれど、
なかなか近づいて見ることができないなあ。

 

 

 

下から見ると、こんな感じ。

 

 

これは、ガマズミ、でいいのかな。

 

マルバウツギではない、ふつうのウツギ。
やや下向きに房になって咲くのがウツギ。(おぼえた)

 

マルバウツギは上向きにぱっちり開く。

 

 

イボタノキ。
住宅街ではネズミモチなども咲いているころ。

ネズミモチの花にあつまる「ライポン」という蜂を、
よく男の子たちがつかまえて遊んでいたっけ。
もこもこした黄色のぬいぐるみみたいな小さい蜂で、
おとなしく、針がないから、素手でつかまえても刺されることはない。
この時期、ネズミモチの生垣のある家のまわりには、
ランドセルをしょった学校帰りの小学生がいつもうろうろしていた。

ライポンというのは、コマルハナバチのオスのことだそうだ。
なぜそういう呼び名がついたのかは不明。
ライポンに限らず、オスの蜂はみんな針を持っていないけれど、
つかまえて遊びたいようなのは他にあまりいない。

 

 

レモンの花。
下のほうは鹿に食われ、高いところだけどうにか残っております(・・涙)

昨夜も12時ごろ玄関の外に出たら、前方、右、左と、
三方で足音が同時にしたので、少なくとも3頭はいたらしい。
向こうからこちらが見えているのに、こちらからは見えないのがくやしい。
先日は昼間に角のある牡鹿を見かけた。
それほどあわてふためく様子もなく、面倒くさそうに逃げて行った。

草食動物は臆病で警戒心が強いけれど、
いったん安全と見定めれば鈍感な一面もある。
そして順応性が高い。
牛や馬や羊が家畜になったのも、もともと馴れやすいからだ。
野生の鹿は、急速に(勝手に)人里に適応しつつある。
この調子だと、あと10年くらいのうちに、奈良公園の鹿なみに
あつかましくなるかもしれない。
なるね、きっと。
どうしましょう。

(そういえば、シルバニアファミリーの鹿の家族って、
お父さんに角がないんですね。なぜなんだろう。
アイデンティティにかかわる重要事項だと思うけど?)

 

本日のにゃんこ。

お隣の見回りに出かける警備隊員さんちゃん。

 

「とっとっとっ」と足取りも軽やかに・・

 

のぼってのぼって・・

 

あ? ・・そこで寝るのか?
(目的地はまだまだ上だよー)

 

コメント
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