閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

水玉・その2

2015-06-30 14:04:35 | 日々

旬の水玉。
いろいろ取り揃えてご来店をお待ちしております。
おねだんはすべて時価。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけで、クレも一枚。アップで!

(右目の上のヒゲ? 眉毛?がくしゃくしゃと縮れています。
これ、全部生え変わるにはだいぶ時間かかるなあ) 

黒白猫は、色の配置や割合で個性が出る。
絵本『つきがいちばんちかづくよる』の主人公も黒白猫。
手の先は黒で、白い靴はいています。
男の子だから、クレが大きくなったら、こんな感じかも。

つきが いちばん ちかづく よる
竹下文子・作
植田真・絵
岩崎書店 2014年

 

『ねえ だっこして』で田中清代さんが描いてくださったのも
やはり黒白の猫だけれど、白の部分が多いのと、女の子なので、
ずっとやさしい雰囲気になっていますね。

ねえだっこして
竹下文子・作
田中清代・絵
金の星社 2004年


ときどき、よそで、間違ってペンキをつけちゃったみたいな
ユニークな柄の黒白猫を見かけて、あらあら、と思っていたけれど、
うちに来た猫は、見た瞬間から、どんな柄だろうとひたすら可愛い。 
みんな、世界にいっぴきだけの特別な猫。 

 

あ、そうそう、これもありましたね。
これは、まっ黒だと表情が出しにくいし、コントラストが
強くなりすぎるということで、相談して黒白にしたのでした。
あらためて見ると、ちょっとグレイも入ってる。
 

こねこのき・も・ち
ちょっとまって ねるまえに

竹下文子・作
鈴木まもる・絵

ポプラ社 2006年

 

本日のいただきもの。

春ウコン(=キョウオウ Curcuma aromatica)の花と、

 

これから開くアーティショーのつぼみ。
狩猟民族を自称する酔猫さんから。
いつも珍しいものありがとうございます。 

 

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「スプーン王子のぼうけん」サイン本

2015-06-30 08:50:28 | お知らせ(いろいろ)

絵本ナビさんで予約販売はじまっているそうです。
20冊限定です。
こばようこさんに先にサインしていただき、わたしはこれから!

著者と画家のサインがそろう機会はなかなかないので、
ご希望の方はお早目にどうぞ。 

 

こばさんの絵入りサインが可愛いぃ…

 

わたしは、もうずっとずっと前、初めての本が出たときに、
サインで相手の方のお名前を間違えたことがあり…
たしか、「安子」さんだったのに、メモの字を読み違えて
「あつ子」さまと書いてしまったんです。 
 安子さんは優しくて、「これペンネームにします!」と
おっしゃってくださったんですけど、
(お取替えすべきだったのに、それすら思いつかず!)
それ以来、本にサインをするというとめっちゃくちゃ緊張します。
今回は自分のサインだけなんですけどもねえ、
気を抜くと自分の名前でも間違えちゃいそうで。
いまさらですが、安子さん、あのときはごめんなさい。 

 

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親方と小僧

2015-06-29 23:25:56 | 日々



あ、親方。お帰りなさぁい。

 

と、あいさつ。

 

ちょっかい出したがスルーされた。

 

 

親方の歩き方がかっこいいので真似してみる。

 

 

見守っている、ような、そうでないような。

 

 

小僧の仕事は「見習い」である。
ボクもクールで素敵なオトナになるんだ。

 

ところで、さんちゃん以外の先住猫ですが、
すももおばちゃんと、きなこねえちゃんは、
クレの存在にだいぶ慣れて、友好的とはいえないまでも、
いちおうオッケーな感じになってきました。
きなこはまだ50センチ以内に近づくとうなってるけど、
それもまあ時間の問題でしょう。

残るは、真鈴ねえちゃんです。
真鈴は、本来はフレンドリーで世話焼きなタイプなんだけど、
このところお忙しいらしく、家にいる時間が少ないため、
帰ってくるたびに「フーッ! シャーッ!」からやり直しになっており…
1週間くらいまとめて家にいてもらえないでしょうかね。
(または、出かける前に、データをちゃんとセーブしといて欲しい) 

 

 

マジシャンに水玉で描いてもらった「クレの顔」。

 

本日の「いいね!」


ブラッツ人形をリサイクルしたら

How beautiful!

 

 

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はじめて

2015-06-28 14:49:58 | 日々

Mが冷蔵庫に置いてったメモ。

 

子猫には毎日なにかしら「はじめて」のことがある。
本日のクレの「はじめて」は、

・木にのぼりました。(50センチくらい)

・鳥を見ました。(ウグイス)

・真鈴ねえちゃんを庭一周追いかけました。 

・裏の窓から出て、表の猫穴から帰ってきました。

・箱のティッシュをいっぱい出しておこられました。

さえずっている最中のウグイスなんて、人間でも
そうそう見られるものではないので、クレはラッキーだ。
でも、木登りの手はじめにヒイラギを選んだのはイマイチだったね。

 

ホウキ君と戦って疲れたので、ちりとりで休憩中。
クレはアゴが黒いので、いつもちょっと口あいてるように見えます。

 

 

 

でも、本格的に寝るときは、ヒトのそばが良いらしい。

 

 

 

 

ベランダデビューも。

 

 

広大なベランダではないのよ。クレが小さいのです。

 

本日の「いいね!」


Children Read To Shelter Cats To Soothe Them

猫に本を読み聞かせるボランティアの子どもたち。
米ペンシルバニア州の動物保護施設のプログラム。
字が読める1~8年生は誰でも参加できるそうです。 

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水玉

2015-06-27 21:43:49 | 日々

朝早いうちは、梔子の花の香が、庭先に濃く薄く漂っている。
五月闇という季語の話を前に書いたけれど、
旧暦でいえば、いまがちょうど5月の半ば。
雨に濡れて重たげに首を垂れた紫陽花のしげみの奥も、
純白の梔子が宙に浮くように咲いているその背景も、
くろぐろとした陰になっている。
ふいに日がさしてきたので、カメラを取りに走って戻る。
いつもの、とはいえ、この季節にしか拾えない水玉もあるし。

 

<なんてん>

 

 

<ふき>

 

<さるとりいばら>

 

 

…なんだっけ?

 

 

これは練習。 

 

 

ホームベーカリーが壊れた。買ってから3年半ほど。
壊れたといっても、パンはまだちゃんと焼けるのだ。
内蔵時計を維持するためのリチウム電池が切れたらしい。
うちでは、Mが朝に焼きたてパンを食べたい人なので、
夜寝る前に材料をいれて、タイマーをセットしておく。
それを、毎回いちいち時刻合わせから始めなければならない。 
できないわけではないが、ちょっとばかりおっくうだ。

カスタマーサービスに電話でたずねたところ、電池を交換するには
メーカーに送って分解してもらう必要がある、ということがわかった。
それには10日くらいかかる。しかも有償。とのこと。

「え、自分で交換できないんですか」
「はい、申し訳ありません」
「電池って3年くらいで消耗しちゃうものなんですか」
「ええ、まあ、そうですね」

使えば減るのがわかっている電池を、なんでそんな面倒なところに
入れてあるのか、さっぱりわからない。

けっこう大きくてずっしり重いものだから、送るには梱包とか厄介だし、
そのあいだパン焼けないし、どうしようかなあ、と思案していたら、
代替品を無料で貸してくれるというのだ。
そして、往復の送料込みの交換費用が、新品の半額くらい。
買い替えたほうが得、かどうか、判断しにくい微妙なところ。

わたしは「使えるものを捨てて買わせる」消費システムが嫌いなので、
電池交換を頼んだ。
(だけど、パソコンのときも、プリンタのときも、こうして有償修理を頼んで、
あとからじんわり後悔したような気がするけど。
Mary, Mary, quite contrary!)

午後に頼んだら、翌日の昼前、早くも宅急便で貸出品が届いた。
その場で箱から出し、うちのを入れて、持って行ってもらう。
届いたものはぴかぴかの未使用品で、借り物だと思うと使いづらい。
これ、くれたらいいのに。などと考える。 

うーん、どうしようかなあ。
パン、焼かなくてもいいかなあ、10日間くらい(笑)
 

 

 

 

雨あがり、マジシャンも腕の見せどころ。

 

 

 

 

<しろつめくさ>

 

 

 

水玉じゃないけど、クレも1枚。

クレに水薬を飲ませるのがだんだん難しくなってきた。
容器に「よく振る」と書いてあるのでパシャパシャと振ると、
もうその音で逃げ出す!
飲んだような顔して口の端にためておいて、
ブルブルッとしてそこらじゅうにふりとばすのやめてクレ~。 
(もしかしたら半量くらいしか飲んでないかもしれない。
この薬、最後まで飲ませなきゃだめなんでしょうかね…) 

 

本日の「いいね!」

猫のきもの

こういうのを着た人と町ですれ違ってみたいものです。
「わ、猫だ!」って声に出して言ってしまいそうだけど。

 

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紫陽花

2015-06-26 12:07:35 | 日々

あじさい娘っていうシャンソンがあったなあ…とボンヤリ思い出す。
マドモワゼル・オルタンシア。
黒いSP盤レコードだった昔のシャンソンを集めたCDを買って、
一時期、車でいつも聴いていた。そのせいで、ムーランルージュとか
パリの空の下とか、すっかり「なつかしのメロディ」になってしまい、
あの頃のパリは良かったね、などと、折にふれて思い出すのである。
その偽の記憶は、アッジェの撮ったモノクロームの風景だと気づく。
パリに梅雨はないと思うけど、あじさいの花は咲いているらしい。

このところクレちゃんに占領されている閑猫堂ですが、
せっかくなので、恒例の「あじさい&水玉祭り」も、ちょっとだけ。
毎年見飽きた方はスルーしてね。

 

 

 

 

 

 

 

<隅田の花火> 

 

 

 

 

 

<てまりてまり>

 

 

<アナベル>

 


 

やっぱりクレも。

 

 

いただき物のプラムと桃。ありがとう、アカネちゃん。

 

本日の「いいね!」


Mirror Installations

イランのアーティストShirin Abediniradの作品。
鏡は「空」でもあるし「水」でもあるんだ。

 

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クレとすもも

2015-06-26 00:38:54 | 日々

ちびクレが来て以来、ご機嫌斜めの、すもも嬢さん。
棚の上にあがったきり降りてきません。 

当初は、クレが同じ部屋にいるだけで、うなりが止まらず。
それでも10日ほどたつと、1メートルまでなら許すという感じになり、
この調子でいけば、冬にはくっついて寝てそうな気がします。 

 

子猫の辞書に遠慮という言葉はない。

 

 

 

びよん!

(たんすの前に折りたたんだマットレスが立てかけてあり、
爪かけてばりばりとよじ登ることを覚えちゃったのです。
そうそう、子猫って、これできるんだったなあ…) 

 

薪のお山に登って、得意。 

 

 

ちょっとワルそうな顔もするようになったぞ。

 

本日の「いいね!」


なぜそんな場所に!?というところに作っちゃった鳥の巣

鳥の巣博士に、シェア。
ちなみに一番上のカナダガンは、デコイ(模型)ですよね。
あーびっくりした。 

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自主トレ

2015-06-24 15:57:37 | 日々

あそんでるんじゃないよ。「じしゅとれ」だよ。

(と、クレもいろいろしゃべるようになってきた)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いっぱい食べて、いっぱい遊んで、いっぱい眠る。
早く一人前の大きい猫になりたい。

 

はじめての狩りの獲物。すごいじゃん、クレすけ。

(体長3センチのコクワガタ君。たいてい今ごろの季節、
夜に家の明かりにひかれて飛びこんできます) 

 

 

 本日の「いいね!」


軍の入隊年齢を18歳から35歳に引き上げよう

…という62歳のインパクトある冗談。
いや、冗談なんだけど、じつは大事なことを言っている。
(ような気がする! 18歳は読むべし)

 

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クレとさんちゃん

2015-06-22 22:04:36 | 日々

突然の子猫の出現に、先住猫4匹(7歳~17歳)はどうしたか。
まず全員が「フーッ! シャーッ!」と背中の毛を逆立てて、
うなって、逃げました。

片手に乗るようなちっちゃい子猫を見て、
10倍もあるでかい猫がうろたえて逃げる。
まあこれは当然の反応といえます。猫ですからね。

猫の世界には「子猫優先」のオキテがあって、基本的に、
母猫は自分ちの子猫を徹底して守るし、母猫以外の猫は、
よそんちの子猫を徹底して避けるシステムになっている。
だってね、大きくて強い猫がわれ先に餌をとってしまったら、
離乳したばかりのかよわい子猫は生き残れませんでしょう。
「子猫を大切にしましょう」という倫理道徳的なものがあるわけではなく、
身体反応として本能に組み込まれているんだろうと思います。
「フーッ」といって逃げることで、食べ物と居場所を子猫にゆずっているわけ。
偉いね、猫は。

さて、その一方で、飼い猫であるうちの猫たちは、
身体年齢的にはじゅうぶんオトナだけれど、精神面は子猫といってもいい。
なぜなら、飼い主が常に「母猫」の位置にいるからです。
ヒトかあさんがごはんをくれる限り、猫はかあさんの子猫でありつづける。
その結果、飼い猫同士は「疑似きょうだい」という関係ができあがります。

そこへほんものの子猫が参入したことで、混乱が生じました。
「え、なんで? アタシは子猫じゃなかったの!?」
でも、これまでの例からみて、この混乱は一時的なものです。
「きょうだいが1匹ふえただけで、自分のステータスは変わらない」
ということがわかってしまえば、もうだいじょうぶ。
少し時間は必要かもしれませんが、徐々に慣れていくでしょう。

じつは、すももと、さんちゃんには、また別の懸念もありました。

すももについては、17歳という年齢だけでなく、3歳のときに、
新入りの子猫を本気でガブッと噛んでしまったという「前科」があること。

さんちゃんは、現在もよそ猫と闘争を繰り返しており、
侵入者に対して過敏になっているところがあるため、
ちっこいながらも男の子のクレに対して、どう出るか、ということ。

で、気をつけて様子をみていたところ…
 

お? さんちゃん、意外とフレンドリーな対応じゃないか。
(前足をぐいーんと伸ばすのは、リラックスして寛容な気分のときです)
 

 

お? クレも真似する!


 

黒猫おじちゃん、おっきいけど、怖くないみたい。

 

 

 

ほらあ、おじちゃん、おこらないよ。
(さんちゃん、偉い! 偉いねー) 

  

ということで、8日目には「同じ缶のメシを食う」間柄に(笑)。

さんちゃんも、じつはおなかがちょっとだけ白い「隠れ黒白猫」なので、
並んだところは父と子っていうか、親方と小僧っていうか。
(この見習い小僧、生意気にも、親方のメシを横から狙うのだ。
しかも自分のは残して!)

さんちゃんが外から帰ってくると、クレがトトトッと駆け寄って
「おかえりなさい」をするなど、なかなかほほえましいコンビです。
 

おひざの上で。
こっちのでっかい黒い山が、さんちゃん。
あとから来たクレの場所が、ちょっと、ないなー。
(このあと、ずでっと落ちました) 

よし、さんちゃんは、ひとまずクリア。
次回につづきます。

 

本日の「いいね!」


辞書にはゼッタイ載らない秀逸な対義語14連発

鬼のパンツで爆笑していたり。

 

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本日のクレ

2015-06-21 21:31:41 | 日々

子猫がカワイイ子猫である期間は非常に短いもんですから、
しばらく親馬鹿写真が続きそうなのはお許しを。 

クレが来て一週間。
体重がいつのまにか700グラム台になっていた。
そんなに食べたっけ?

お医者さんでコクシジウム(寄生虫)がみつかったため、
抗生物質のシロップを一日一回飲ませている。
風邪はすっかり治ったらしい。
うちに来る前、しっぽをどこかではさんだか何かしたらしく、
先端の2センチほどが壊死してかちかちになっていた。
きょう、その部分が自然にぽろっとはずれるようにとれた。
あとは毛が生えそろえば、まっすぐないいしっぽになるでしょう。

相変わらずおとなしい。
特に美味しいもの(焼き魚とか!)をねだるときしか声を出さない。
でも行動はどんどん活発になってきた。
どこでも入ってみる、のぼってみる。何にでも手を出してみる。
10段の階段を4秒弱で駆け降りる。
庭にも、ベランダにも、ほかの猫にも興味しんしん。
好奇心に足と耳とシッポがついたようなクレちゃん。

台所に入らないようにと気をつけてドアを閉めたつもりだったが、
じつはもう入っていて、誰も気づかず3時間くらい閉じ込めてしまった。
姿が見えないので探しに行ったら、奥のすみっこでちんまり寝ていた。
夜は自分で階段を上がってきて、わたしの枕を半分占領して、ぐっすり。
耳のそばで小さい心臓がトクトクトクトクと鳴っている。

 

ストーブ用の小箒が気に入ったらしい。
 

 

よく見て、ねらって…

 

 

えい!

 

がじがじがじっ!

 

 

帽子が何やらゴソゴソしているので、のぞいたら…

 

 

てへ、みつかっちゃった。

 

 

ヤドカリごっこしてたんだよ。

 

 

こっち向けば目立つ黒白模様だ。

 

 

お外は、わくわく。
(植木鉢に片っ端から乗ってみるのはやめてクレ~) 

そしてこの怖いもの知らずな子猫ちゃんに対する
4匹のオトナ猫たちの反応については、また次回に。 

 

 

本日の「いいね!」


ディズニープリンセスに歴史的衣装を着せてみた

アニメより素敵じゃないですか。ねえ?


おまけ

これが人魚姫の真の姿!?

深海に生まれ育ったら本当はこんなだろうって…(笑

 

「シンデレラ」観ました。
ディズニーの、アニメじゃなくて実写版の映画。
個人的には、おなじみラベット夫人、じゃないヘレナ・ボナム=カーターの
「妖精」っぷりがツボであった。それと、トカゲの従者とか(笑)

今どきのお姫さまたちは、もっぱら「自分の意志を持って発言し行動する女性」
として描かれており、それはそれでもちろん結構なことだと思うけど、
そうなればなるほど、おとぎ話としての全体の構造にひずみが生じてくる。
ヒロインよりも脇役の存在感が際立ってしまうのは、そのせいかもしれない。
もしかしたら、女の子たちが本当に好きなのは、
「努力して素敵な女性になり、自分で運命を切り開いていく」お話よりも、
「生まれつき美しいプリンセスで、待っていれば王子様が迎えにきてくれる」
(んだったらいいのになあ!)という昔ながらの夢物語なんじゃないか、
という気がしなくもない。
まあ、実際に昔ながらの映画を観ればきっと物足りないだろうから、
結局は「ないものねだり」なんですけど、ね。

(そして、継母役にはぴったりな岩下志麻、じゃないケイト・ブランシェット。
ラベット夫人と役を入れ替えたらどうなるか、という妄想がとまらない) 

 

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