閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

雲のいろいろ

2023-09-28 21:50:29 | 日々

朝とか夕方とか。東とか西とか。

 

 

 

 

雲見の好きな閑猫。ペネタ形の雲(@宮沢賢治「蛙のゴム靴」)ってどんなのか、見てみたい。

 

ツリフネソウ咲き始め。
毎年見ているけれど、ほんと不思議な形の花だなあ。

 

シュウメイギクは後ろ姿もきれい。

 

本日のにゃんズ。

直角寝がマイブーム。午前も…

 

…午後も。
あんまり長いことベランダにいるので心配になる。
だいたいこのベランダは、外が見えないのであんまり人気なかったのですが。

 

こっちはこっちで無重力寝。

 

本日の「いいね」…じゃないけど。

ドーナツ配達トラック、クマの親子に襲撃される。アラスカ。

そりゃあおいしかったでしょうねえ。と、ついついほほえましく見てしまうのでした。

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南方から

2023-09-26 16:00:34 | 日々

トレニアは盛りを過ぎたけれど、この花を訪れる虫は多い。
ぽってり丸いクマバチやハナアブ。蜂鳥みたいなヒメクロホウジャク。
白い蝶は見かけなくなり、キチョウ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハ。
そして、本日は珍しいゲストが…

えーと、これ苦手な方いらっしゃるんですけど、言葉では説明しづらいので、写真を、なるべくひかえめなのをのせておきます。
↓↓↓

風変わりな羽根のかたち、ステンドグラス風の模様、かなり特徴的で、見たことがないような…。
急いでMの昆虫図鑑を借りてきて、調べる。
(基本的にネットで虫を調べるのは気がすすまない。必要以上に鮮明で大きなクローズアップ画像が出てくることがあるし。小学校の図書室にあるような大判の図鑑なら、種類ごとに見開きでたくさん並んでいるので、一目で比較しやすく、ぱっぱっとめくりながら、ちがう、ちがう、ちがう、コレダ! と探しやすいのです)

あ、これだ。
イシガケチョウ。
あ、なるほど、ステンドグラス模様は石模様のようにも見えるけれど…「石垣」ではなく「石崖」? 
分布域は、紀伊半島より西、四国、九州、南西諸島、と書いてある。
あらあら、南方から風に飛ばされて迷ってきたのかしら…と思ったら、温暖化の影響で年々北上しているそうで、この半島でも今年初めて見つかってニュースになったくらい、まだ珍しい蝶なのでした。
よくよく見たら、この子1匹だけでなく、ユーパトリウムの花に4匹もいて、びっくり。
幼虫の食草になるイヌビワはたくさんあるので、ここで繁殖してもらってもかまいませんよ。


これは何のつもりで撮っておいたのか忘れました。

 

なんか、芸術?(笑)

 

空き家。一戸建て、ワンルーム、移動可。
右巻きか左巻きかを判断するのにいつも時間がかかる。これは右巻き。で合ってます?

 

本日のコマにゃ。

コーナーでひっくり返っとる。
(ときどき場所を移動しながら、ずーっとベランダにいました)

 

起きた?

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「せんろはつづく パタパタしんちょうけい」

2023-09-25 21:45:02 | お知らせ(いろいろ)

「せんろはつづく パタパタしんちょうけい」というものができました。
じょうぶな厚紙製の身長計です。
金の星社から2023年9月下旬発売。

たたむと縦横18センチ、のばすと長さ108センチ。
目盛りは、おもてが60~150センチ、うらが150~210センチ。
壁に掛けてお使いください。

長いので分割してお目にかけましょう。
<おもて>

 

<うら>

最大が210cmですから、かなり大きい子でも大丈夫よ!
お誕生祝いなどに、いかがでしょうか。
定価1340円(税込)。お求めは書店で。

(絵はすべて絵本からの流用です。文字は入っておりません)

 

Amazon

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2023-09-25 15:37:26 | 日々

拾った羽。
長さ約70ミリ、最大幅約35ミリ。
サイズからみて小鳥ではない感じだけど、この色はトビやノスリではないし、ふくちゃんでもなさそう。
先のほうは黒く、光の加減でかすかに青みが見える、ような。
カラス? にしては、黒とグレイがくっきり分かれているのが気になる。

 


羽図鑑で調べても、これダというものが見つからない。すべての鳥のすべての羽が出ているわけではないからしかたがない、
拾ったのは家の玄関から10歩のところだから、水鳥はいちおう除外して…と思ったが、前日にかなり強い風が吹いたから、とんでもなく遠くから飛ばされてきた可能性もあり。
「おまんは、いったい誰じゃあ?」と万太郎さん風に呟いてみています。

(もしかして、アオサギとか? 黒いとこ、あるよね?)

 

ムラサキシキブ。
一面におおっていたカラスウリの葉を取り去ったら、ぴかぴかの実があらわれた。

 

オトコエシ。
黄色のオミナエシと対になる名前だけれど、両方そろって自生する地域はあるのだろうか。
「エシ」は「良し」から、あるいは「飯」から転じたという説もあり、たしかに、ぽろぽろほぐれる小花は、おままごとのご飯にするのにちょうどよさそうだ。

 

くるみ(オニグルミ)の実。

 

5~6個ずつ房になって、あちこちに。目立たない色なので、知っていないと見つけにくい。クルミの木自体は白っぽい幹と、大きく広がる羽状複葉で見分けやすい。
この実はもうじき落ちてくるが、下が急斜面のやぶなので、拾うのは困難。割るのはもっと大変。
和グルミ専用の強力クルミ割りを、何年も前に買ったけれど、あれはどこにしまったかな。そういえば去年の実も割らないまま飾ってある。

 




山栗は、どうかな。もうすこしかな。

 

本日のクレちゃん。

玄関番・その1。

 

玄関番・その2。

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霧から雨

2023-09-23 10:12:48 | 日々

グッモーニン。
涼しいので良い朝だ。

 

シュウメイギクがようやく咲き始め。
今年は、つぼみがついたところで枯れてきた茎が何本かあり、心配。

 

暑さが長く続いたせいか、草にも木にも疲れが目立つ。
ユーパトリウムもちょっと元気がないなあ。

 

おやあ?
ここには植えてないし、そもそもこの色は買ったおぼえがないインパチエンス。

 

ウェブアーティストも、お疲れ気味。

 

元気な子もいる。
レモンの木に、ナミアゲハ(たぶん)の幼虫。さわるとオレンジ色のツノを出す。
同じ木に、すこし色の違う子もいて、こちらはツノが赤い。クロアゲハかな。
(追記:クロアゲハではなくモンキアゲハかもしれない。確かめようと思ったら、もういなかった)

葉っぱを食べられるのは困るんだけど、この2匹はどちらも終齢幼虫で、このあとサナギになるだけのようなので、このままそっとしておきましょう。
食べすぎてレモンが枯れてしまえばアゲハも生き残れないのだから、バランスはうまく保たれているに違いない。卵を1粒ずつ離れたところに産みつけていくのも、その工夫のひとつ。

 

雨の日の居場所。こことか…

 

こことか。

 

枕にして寝ないでッ。

 

本日の「いいね」(と、ミイラの謎)

エジプトでミイラ取りのミイラ発見

毎度おなじみ虚構新聞。ときどき途中までウソかホントかわかりづらい場合もありますが、ほぼすべてフェイクニュースです。
(ほぼ、っていうのは、エイプリールフールにだけは真実を書くらしいから・笑)

今回、ブラックな落ちはともかくとして、閑猫がふと気になったのは「ミイラ取りがミイラになる」というのが「日本のことわざ」とされているくだり。
そうなんだ。いや、そうなの? ミイラってエジプトのものでしょ。なんでそれが日本のことわざに?
と、急に疑問がわいたので調べ始めたら、ミイラの作り方から何から、すごく詳しくわかって面白かった。
それについて、例によってぐだぐだと長く書き始めたのだけれど、たまたま別のところで、壁にミイラを2体ばかり立てかけ、地べたにしゃがんで客を待っている男の写真(閲覧注意レベル4)を見てしまい、そんなお土産物みたいな扱いだったのかとビックリする。もっと神秘的とか、呪術的とか、闇ルートでこっそり取り引きされたのではなかったの?
「ミイラ売りはミイラにならないのか」とか、疑問は増えるばかりで、いっこうに考えがまとまらないので、続きはまたの機会に。
(あ、知りたい方は各自お調べくださいね・笑)

で、ことわざですが、英語では「羊の毛をもとめて出かけ、刈られて帰ってくる」という言い回しがあるそうです。
よそんちの羊小屋に侵入したところを、持ち主にみつかり、バリカン持って追いかけられ…という光景を、閑猫は勝手に想像してしまうんですけど、ほんとのところは、どうなんだろう。

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栗の季節

2023-09-18 16:45:17 | 日々

グッモーニン。朝一番の飛行機雲。

 

本日の収穫。
こちらも朝一番に拾ってきたお隣の栗。今年は豊作。
かつてはゆすって落とせた栗の木も、すっかり幹が太くなってびくともしない。

いがの中には実が3個できて、真ん中の1個がころころに太り、両端はぺたんこの皮だけ、というのが多い。やや平たいのが3個そろって採れることもある。どちらがトクかはよくわからない。

 

栽培種なので大きいですよ。小粒なお山の栗は、まだこれから。
拾ってすぐ加工のできないときは、一度とっぷり水に浸けたあと、よくよく乾かして新聞紙にくるみ、ポリ袋に入れて冷蔵庫へ。ちょっとびっくりするほど水分が出るので、こまめに新聞紙を取り換えると、しばらくもちます。こうすると甘みが凝縮されるとか。
(たしか昨年は冷凍法を試したけれど、今年は冷凍庫がいっぱいで入らないのだ!)

ヒヨドリバナも咲いた。

 

そして、彼岸花。
暑さ寒さも彼岸まで…って、今年は、ほんとかなあ。
それでも、セミの声はほとんどツクツクばかりになり、日暮れがはっきりと早くなり、4時過ぎにすっぽり日陰になってしまった庭に立つと、行く夏を惜しむような気持ちも、ちらっと。

 

本日のクレ坊。

こぼれないお皿を買ってもらいました。
(数ミリの差ではないかと思うんだけど、なぜかこぼれない。よしよし)

 

本日の…くの字。
(しつこくてすみません、今後はもうのせないので!)

このあいだ発見した「ギンメッキゴミグモ」なんですけど、どうもいまひとつ納得のいかない点があり(自分で巣を作る様子がないとか、「ゴミグモ」らしい行動が観察できないとか…)、またいろいろ調べた結果、この子はギンメッキちゃんではなく、「シロカネイソウロウグモ」らしい、ということが判明しました。
白銀居候蜘蛛! なんと、めっきより格上(笑)。

その名のとおり、ジョロウグモなど他のクモの網に居候して、端っこにひっかかった小さい獲物とか、おこぼれをこっそりいただくという、面白い習性のクモさんなのです。
自分では網を張らないけれど、同じクモの仲間だから、くっつかずに糸の上を歩くコツは心得ている。
ジョロウグモもある程度大きくなると、蚊より小さいようなものにはいちいち反応しないようで、居候も大目に見られている、らしい。
夕方、日がかげる頃に見に行ったら、シロカネちゃんは1匹だけではなく、近くに同じくらいの大きさのがもう1匹、さらによく見ると、小さい小さい1ミリくらいの子もあちこちに散らばっていて、きらきら、きらきらしていました。

 

本日の「なるほど」

The Chameleon, a Marvel of Evolution

カメレオンの不思議。
周囲に合わせて身体の色を変えられるというのも驚異だけれど、左右の目で前と後ろを同時に見るって…見たものを脳内でどう処理しているんだろう。ディスプレイが二分割表示になってるみたいな?(←言ってる本人よくわかってませんが・笑)

このサイトに入るのに、18歳以上かと聞かれたので、カメレオンってアダルトな話題なの? と思ったら、ファミリア・トーレス、有名なスペインのワイナリーなのでした。
ぶどう畑に限らず、農業はゆたかな自然環境があってこそ。そこには哺乳類や鳥や虫からバクテリアに至るまで、多種多様な生物も当然含まれる。みんながいて、バランスが保たれている。
だからワイン屋さんのブログにカメレオンが出てくるわけ、ね。

(そういえば、バルセロナのグエル公園にいるのは、カメレオンだっけ、トカゲだっけ?)

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「ここにいるよ」

2023-09-15 10:18:26 | お知らせ(新刊)

絵本の新刊です。
『ここにいるよ』(鈴木まもる・絵 金の星社 2023年9月刊)

色がコマちゃんっぽいですが、コマがモデルではありません。
絵の人と相談したわけでもなく、出来上がったらそうなっていたという…(笑)


こねこのちーすけ、はじめてのたんけん。
おかあさんねこがねてるまに、おにわのなかを、そろーりそろり。
さあ、どんなものがみつかるかな?

書いたのは、2020年の夏。
2020年といえば、新型コロナウイルス感染症が発生し、世界各地でロックダウンが実施されて大変なことになった年。日本でも学校が休校になったり、仕事がリモートに切り替わったり、マスクが売り切れたりと、どこでもばたばたぴりぴりの真っ最中だったときです。
そんな中で「子どもの安心・安全」をテーマにした絵本はできないかというご依頼をいただき、すぐに書いたのが、これでした。わたしにしては異例の素早い行動でした。

ただ、そのあと(やっぱり)いろいろ紆余曲折がありまして…。
主役は子猫ですんなり決まっていたものの、その他の登場生物を、あーでもないこーでもないと何度も取り替えてみたり、行き詰ったあげく冷凍庫に入れてしまったり…(笑)
さらに、自分の体調とか、絵の人のスケジュールとかもあって、結局3年あまりかかってしまいました。
つまり「コロナ禍での安心」という当初の目的には間に合わなかったわけですが、依然として今も国内外のさまざまな不安の種は尽きることがありません。だからこそ、小さな動植物の変わらぬ営みが大切に思え、幼いものの存在がひときわまぶしく輝いてみえるのかもしれません。

帯の裏に、こんなメッセージを書きました。
<あなたの いちばん あんしんな ばしょは どこですか?>
子どもにとってのおとな(「親」とは限らず)とは、虫が隠れる草の葉や、小鳥がとまる木の枝のように、いつも「あんしんなばしょ」でありたいもの。
わたしたちの作る絵本も、ささやかながら、そんな木の葉の一枚として、「ほっ」としたり「にっこり」したりしてもらえたら、嬉しいなあと思うのです。

 


Amazon.co.jp

 

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「ならんでる ならんでる」中国版

2023-09-14 16:07:03 | お知らせ(海外版)



絵本『ならんでる ならんでる』(鈴木まもる/絵 偕成社 2014年刊)の中国語(簡体)版ができました。
上製本、カバーなし。サイズは天地10ミリくらいずつ小さくなっています。
北京联合出版公司。

じつは、中国版は2017年に出ていたのですが、手違いで見本が届いていなかったそうで…。
翻訳物はオファーが来てから1年2年かかることもあるため、こちらもすっかり忘れておりました。
今回、契約更新を機に、ようやく手にすることができ、奥付を見たらすでに10刷! たくさんの子どもたちに読んでもらえているようで嬉しいです。

 

文章はシンプルなので、そのままストレートに訳してくださっています。
子どもたちが遠足で登る「おにぎり山」の看板は「馒头山」となっていました。
これは饅頭(マントウ)、つまり餡や具の入らない中華の蒸しパンのことですね。
あらためて絵を見ると、おにぎりのように三角にとんがっていない、文明堂の三笠山というか、奈良の若草山というか…ふっくらなだらかな形をしているので、饅頭山でぴったりなのでした。

 

この絵本は、小さい子たちがわちゃわちゃしている様子が可愛いので、「ならんでる」の次は「かくれてる」とか、「はしってる」とか、バリエーションも考えていたんだけど、結局できないままだったな…。

<関連記事>

「ならんでる  ならんでる」(2014.3.24)

 

Amazon

 

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「せんろはつづく」フリーきっぷ

2023-09-14 12:20:32 | お知らせ(いろいろ)

いま全国の「くまざわ書店」さんで、「せんろはつづく」シリーズ4冊のどれかをお求めいただくと、「せんろはつづくシリーズ100万部突破記念フリーきっぷ」という謎のおまけがついています。

プラスティックのカードで、「有効期限なし・どこでも乗り降り自由」なんて書いてありますが、これ「金の星社鉄道」ですからね(笑)。実際に何かに乗れるわけではないです。
いまは子どもの電車ごっこも、昔のように紙の切符をパチンではなく、カードをピッ。お店屋さんごっこでも何でも、ピッ、ピッ。なので、子ども用のカードがあるといいんじゃないかという販売部のアイデア。
スイカやパスモのイメージで、「ピッ」とやって遊んでください。バスごっこにもOKよ。(…たぶん)

(くまざわ書店限定のおまけです。店頭販売のみです。数に限りがあるので、すでに売り切れていたらすみません!)

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銀めっき

2023-09-13 22:46:57 | 日々

グッモーニン。
朝早いうちは秋の空。昼間はまだまだ夏の雲。

 

そういえば、あれはそろそろ出ているかな…と探しに行く。
ススキの根元のナンバンギセル。
あ、残念、一日遅かったね。ここはもう店じまいだ。


あまり長持ちしない花だし、キノコのように場所が毎年変わるので、ちょうどうまく出会えたときは嬉しい。

 

シロバナマンジュシャゲ(というのが正式な和名らしいです)。
赤いヒガンバナと黄色いショウキランが自然交配した雑種だと、図鑑にあった。赤と黄色で、オレンジではなく白になる不思議。

 

トレニアの、このピンクは、全体の0.1%くらいしかない。
(といっても全部数えたわけではありませんが…)
長年見ているけれど、いろんな花粉が混ざっても、新色が出現する様子はなく、紫には紫の、ピンクにはピンクの種しかできないような気がする。
色とりどりに片手いっぱい摘んできたり、濃い紫のだけを選んで卓上に飾ってみたり。

 

手品のように咲くタマアジサイ。

 

きらきら。

 

レインリリーの二期生。

 

ホタルブクロの枯れ花。こういうものが、なぜだか好きで。

 

ホオズキも。

 

さて、ここからは、虫さんクモさん苦手な方はご注意。

会いたかったこの子にようやく会えた。
ギンメッキゴミグモちゃん!
ずっと前から名前だけは覚えていて、初めて実物を見たので、感激しているところ。特に珍しいものではないそうですが。
2日連続で庭のブルーベリーの枝にいてくれたので、ゆっくり観察できました。
こんなふうに…

 

拡大するとエイリアンで、すみません。
実物はとても小さいのです。足をちぢめてしまうと5ミリくらいしかないので、見失うと探すのに一苦労。
「銀めっき」の名は、この金属光沢に由来するもので、銀というか、アルミニウムというか、最初に見たときは、クモの糸の一点がきらきらするので、金属片がひっかかっているのかと思ったくらい。
青く見えているのは、空が映っているから。

 

しかし、いる場所がおかしい。
ジョロウグモの大きな網の端っこに、間借りするような形で、自分の小さい網を張っている…のか、いないのか、輪郭がはっきりしないし、どこまでがジョロウグモの糸なのか、境目もあいまいだ。
こんな小さなクモが、ちゃんと獲物をとって生きていけるのか。それよりも、こんなところにいて、何倍も大きな家主に食べられちゃうことはないのかしら。

クモは餌をとるために網を仕掛けるけれど、自分のほうだって食べられては困るので、それぞれに工夫がある。隠れるもの、逃げるもの、カモフラージュ、わざと毒々しい色をまとうもの。ギンメッキの謎の金属光沢も、何かの役に立っているに違いない。


(9月16日追記)
その後も調べていたのですが、どうもこの子はギンメッキゴミグモではなくて、シロカネイソウロウグモというらしい。
白銀居候蜘蛛!
その名のとおり、自分では網を張らず、ジョロウグモなど他の種のクモの網に居候して、すみっこにかかった小さい餌をこっそりいただいて暮らしているんだそうです。

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