閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

雨のあと

2021-07-31 16:43:43 | 日々

降ったりやんだりを周期的に繰り返しているので、いつが「雨のあと」なのか、よくわかりませんが。

Mが留守なので、ひさしぶりに水場のメンテナンスに行く。朝のほうが涼しくて蚊もいないし、と思ったら、早すぎて杉林の中はまだ薄暗い。幅の狭い板の橋を渡るのに、足のすぐ前にコマ吉がいるため、踏みそうで危なっかしく、「わー、どいてどいてッ」と叫んでいる。
少し遅れて、クレ坊も小声で鳴きながら、後を追ってやってきた。オカアサン猫のふだんと違う行動を心配してくれたのかもしれない。手伝うわけではないが、邪魔もしないのが、猫のいいところで、2匹それぞれ、あたりをふんふんと調べたり、浅いところで水を飲んだりしながら待っていた。
終わって「帰るよー」と声をかけると、2匹シッポを立てて、得意げに先を行く。一列になって杉林から出てきたら、なんと真鈴まで迎えに来ていた。家じゅう総出で、大げさだなあ。
(オカアサンが頼りないのだよね…)

 

モッコウバラ。

 

ウェブアーティストたちには迷惑な雨だ。

ちょっと星座っぽくしてみた。
そういえば、このごろ南の空に目立つ2つの星は、木星と土星、なのでしょうか。

 

しまい忘れの朝の半月。

 

今朝はこの色。

 

うつせみ・その1。
アジサイの葉。

 

うつせみ・その2。
笹やぶ。地面から20センチほどの低い位置。

 

本日の(気の毒な)ゲスト。

カナヘビさん。シッポなし。

 

ボクじゃないよ!

 

先日、ちょいと転んで(なぜ、どこで…は聞かないでくださいよ・笑)、左膝と右手親指をぶつけた。
単なる打ち身なので、ふつうにしていれば痛みはないし、歩くのもまったく平気だけれど、うっかり忘れて床に膝をついたりすると、「いっっっっ…!」と5秒間くらい固まってしまう。片膝をつくとき、いつも無意識に左をついているのだということを初めて知った。
親指も、洗濯ばさみをつまんだり、ジャムびんのふたを開けようとしたりするたびに、「あ、これはできないんだった」と思い出す。数冊の本をまとめて右手だけで持つということも困難だ。日頃、自分の身体の各パーツをいかに意識せずに使っているかが、よくわかる。
仕事には支障がない。右利きなのでペンはちょっと持ちにくいが、キーボードはどの指でも打てる。もっとあっちこっち悪かったとしても、モチベーションと処理速度は別として、物理的には問題なくこなせるだろう。
ヒトの文明が進歩するにつれて、身体能力は不要になっていく。狩猟や採集に出かけなくても、ワンクリックで欲しいものが届く。旅もイベントもヴァーチャルで楽しみ、オンラインで会話をする。そのうち本当に脳だけあればいいという時代が来るのではないかと、古典SF的なことを考えたりする。
前の東京オリンピックの体操競技で「ウルトラC」という言葉が流行った。いまはCどころか、GやHまで行っているそうだ。洗濯ばさみにてこずっている指では、鉄棒なんかとても握れやしない。スポーツ選手でなくてよかった。
陸上も水泳も、新記録は次々と更新される。器具やウェアやトレーニング方法も進化しているにせよ、基本的にスポーツをやるのは、そのヒト本人のリアルな身体そのもの。それはパソコンやTVやゲーム機の前に座っているだけのヒトと同じヒトの身体なのだろうか。10年20年、鍛えに鍛え、不屈の精神と強靭な意志があったからって、そこまでできるようになるものなの? ほんとに?
…ということを、このあいだ体操選手を見ていて思いました。オリンピックの意義や是非はともかく、ヒトのフィジカルな進化について考える、この夏。

 

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ビタミン

2021-07-30 15:22:55 | 日々

このオレンジ色を見るたびに「ビタミン」という言葉が浮かぶ。
べつにビタミンがオレンジ色をしているわけではないと思うけど。
何だろう、この連想は。「カロチン」の覚え間違いかしら。

Semaさんにおみやげにもらった「サマーフラワーミックス」という花の種子を、昨年は播きそびれてしまい、この春、もうだめかもと思いながら、花壇のすきまにちょいちょいと播いておいたら、意外といろんな植物が生えた。袋には「ミックス」としか書いてないので、咲いても名前がよくわからない。日本の気候に負けて早々と消えてしまったものもある中、ジニアとルドベキア(だっけ?)は元気。

SemaさんはMの知り合いのオランダのアーティストで、直径1メートルの巨大な地球儀みたいな飴玉をこしらえて野原の真ん中に置き、どんなふうに溶けてどうなっていくかを記録するというプロジェクトに3年がかりで取り組んでいるそうです。toverbal といって、バウムクーヘンのように何層も重ねて作る非常に硬い飴らしい。


サルビア・ガラニチカ。(←ぜったい覚えられない!)

 

山栗の青い実。

 

摘んできたらオレガノに見えないオレガノ。

朝、予報のどこにもなかった急な雨。あとちょっとで乾くところだった洗濯物が、わずか60秒でふりだしに戻る。そのあと晴れても、いまひとつ信用できない晴れ方だし、湿度が高すぎ、いつまでたっても乾く気配がない。

花壇で唯一元気だったインパチエンスは、たいそう立派な大株になっていたのに、とつぜん根元からばたばた倒れ、あっというまに3つとも溶けるように枯れてしまった。わずかに残ったのをちまちまと挿し芽して復活を目指しているところ。室内の鉢では機嫌よくしているところを見ると、やっぱり今年の雨が多すぎるのでしょう。

 

本日のゲストたち。

朝のラミーカミキリ君と、

 

夜のコクワガタ君。

 

ぐで~~。
(トリさんは落とされかけたので避難しました)

 

お嬢さん、シッポ落ちてますよ。

 

アラ、どうも。

 

本日の「いいね!」

Amur Tiger Cub Make First Public Appearance

アムールトラのメイジーと赤ちゃん。カナダ、トロント動物園。

この動画、コマ吉が真剣に見てたので、シェア。トラさんの足は大きいなあ。同じネコ科でも、ライオンよりトラのほうが猫っぽくて好き。

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きゅうり畑

2021-07-28 17:06:54 | 日々

グッモーニン。
この夏は、わりと早起きの閑猫。
5時台だと、さすがにひんやりして気持ちがいい。

 

この木の中に、メジロ(だと思う)がたくさんいた。

 

山の向こうから、まもなくお日さまが出てくる。雲がどんどん眩しくなってきた。

 

庭…ですかねえ?(笑)

 

 

きゅうりの花。
実のほうはあらかた終わりなので、いまさらではありますが。

 

くるくる。

 

くるくるくる。

 

 

 

 

今シーズンも、きゅうりはいっぱい食べました。
生で食べきれないのや、太くなってしまったのは、二つ割りにして種をとり、1センチ厚さに切り、塩もみして水分をぎゅうっと絞ってから、塩昆布と生姜を入れて、酢・みりん・醤油で煮る。汁がなくなるまでしっかり煮詰めると、ごはんのお供にぴったりの保存食ができあがる。
こうすると、大量のきゅうりが、驚くほどコンパクトになり、小分けして冷凍庫におさまってしまうのです。
しかし、このレシピは、名前がないのが不便だな。つくだ煮、というほど真っ黒ではないし。酢醤油煮、かな。

 

「あきた! おなかすいた! おうちかえろう! かえろう!」

だーかーらー、いちいち畑までついてこなくていいんだってば。

 

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ブルーベリーなど

2021-07-27 15:55:57 | 日々

採れても1こ2こではしょうがない。今年はあきらめてヒヨドリさんにあげてしまいましょう。
…と、ネットもかけず、見にも行かずに放置していたブルーベリー。先日、ふと気がついたら、ぽつりぽつりではあるけれど実がなっていて、ついつい摘み始めたら、両手に一杯の収穫があった。
こうなると欲が出るものでね。せっかくジャムにするならせめて1kgはと、毎日こまめに見回り中。
しかし、太い枝が途中でめりっと折れているのは、鳥の仕業とは思えず、誰か(ハクビシンとか?)登って食べてるに違いない。


白いヤマユリに続いて、オレンジのクルマユリ。

 

オレガノは、いつも伸びすぎてごちゃごちゃになってしまうので、今年は心して刈り込み、ちょうどいい背丈でこんもりきれいに茂らせることに成功した。よしよし!と思っていたところ、つぼみがつき始めたところで大雨にやられ、葉が真っ黒になって全部落ちてしまった。
とてもガッカリしたけれど、だめもとで短く切り詰めてやったら、そこからすごい勢いで再生し、みるみる緑を取り戻しつつある。
丈夫だが、丈夫すぎず、ミントほどあつかましくないのでありがたい。本来のハーブとしてはほとんど使っていない。

 

亜麻は種子になった。

 

このへんもだいぶにぎやかになってきたかな。
これは苗を買って植えたものだけれど、昨年のこぼれ種から生えたと思われるポーチュラカもあちこちにある。しかし、花が咲くまでは畑の雑草のスベリヒユとほとんど見分けがつかないのが、目下の悩みの種です。

うつせみ1号。
中身より抜け殻のほうが好き。貝もそう。セミそのものはかなり苦手。

 

本日のいただきもの。

ふわふわ淡雪寒天みたいな猫さんズ。
じつはメラミンスポンジ。
ホーローシンク磨きが得意だというので、さっそく働いてもらいましょう。

 

…と言いつつ、飾って遊んでいるところ。
恵理子さん、ありがとうございます。

 

本日のにゃんこ。

あのー、真鈴お嬢様、その召し上がり方は、いかがなものかと。

 

コマはゴハン、真鈴は便乗おやつタイム。
場所のとり方に性格が出ています。

 

本日の「いいね!」

ワニさん横断中

こらこら、そこで寝るなっ!
ハンティントンビーチ、サウスカロライナ。

(こういう動画をひとつ見てしまうと、次からおすすめにワニばっかり出るのだよね)

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「ねえだっこして」インタビュー

2021-07-26 13:59:41 | お知らせ(いろいろ)

絵本『ねえだっこして』(田中清代さん絵/金の星社/2004年初版)を、朝日新聞の本の情報サイト「好書好日」で取り上げていただきました。
清代さんと半分ずつのインタビューです。

えほん新定番

長年、「書くこと」で伝えるのが習慣になってしまっているため、「話すこと」は難しいです。今回は電話での取材でしたが、どう話しても、何か足りなかったり、何か違うような気がしてしまって。そもそも自分が何を考えているかを、言葉として把握できていないのだな。ほんと難しい。

わたしの「書くこと」は詩から始まっているので、詩をカタチにする方法のひとつとして「絵本」があり、詩に書ききれないものが「童話」になるんだろうな、と思います。詩では食べていけない、ということは、小学生の頃から知っていたし(笑)

 

 

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ぐにゃぐにゃ

2021-07-24 14:33:04 | 日々

 

 

こんな写真しかなくてすみません^^;

ワクチン2回目その後。
翌日、ばっちり38℃台の熱が出ました。これはまあ、そういう話をあちこちで聞いていたので、想定内。一晩寝たら熱は下がりました。が、入れ替わって頭痛と吐き気が丸一日。スポーツ飲料も水もひたすら吐いてしまうというのが一番ツラかったかな。最後はお腹にも来るというフルコースで、結局二日半は寝ておりました。
ホンモノのウィルスに感染するよりはましですが、それにしても、インストールにやたら時間のかかるプログラムであった(笑)
(あとから考えれば、熱が出た時点で薬飲んだほうがよかったかもしれない。吐き気があるともう飲めないから…)

寝ていると、真鈴とコマが両側にべったりくっついてきて、たいそう暑苦しかったです。猫の体温は38℃くらいだから、ちょうど「大きいおかあさん猫が寝ている」ような感じで嬉しかったのかも。
さいわいMは全然なんともなかったので、わたしはただ寝ていればいいだけでしたが、これから若い人の接種も進む中、休めないお仕事のある方、育児や介護中の方、独り暮らしの方などは、接種後の2~3日の過ごし方を、念のためフルコースまで想定して備えておかれますように。
(さっき起きて、素麺半分と、梨と、レモンカステラを少し食べ、ようやく人心地ついたので、これを書いています)

そんなわけでオリムピックは開会式も見なかったけれど、始まってしまった上はなんとか無事に終わってほしいと、ただそれだけ。
個人的にコバケンさんの降板のニュースは残念だった。ラーメンズはわたしが好きで見ていた唯一のコントで、たしかに若い頃のはブラックジョークっぽいところもあったけれど、この人の本質はぜったい悪い人じゃないと思っているから、今後も才能を生かして活動していってほしいです。



 

はい、お手。

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2021-07-21 22:27:10 | 日々

昨夕の雲と…

 

今朝の雲。

 

ウェブアート始めました。

 

本日のサンダルスキー。ご機嫌です。

 

夕方、日が傾くと、家の周囲に影ができるので、みんな気持ちよさそうにコンクリの上でごろごろしている。

 

 

 

グルーミング中でもサービスは忘れないクレちゃん。

 

お、珍しく3匹そろった。

コロナワクチン2回目が終わりました。
問診の女医さん、非常になごやかな感じで、
「お元気ですか? ですよね? もう、『お元気ですか』って聞くと、『この暑いのに元気なわけありませんよ』なァんて言われてねェ。何て聞けばいいのかしらねェ。おすこやかですか?」
注射そのものは1回目のほうがチックンと痛く、きょうはぜんぜん平気。夜になったらすこし筋肉痛みたいになってきた。さて、明日はどうでしょうか。

本日の「いいね!」

Van Gogh on Dark Water

いまのPCのブラウザ(Microsoft Edge)は、トップに世界各地の風景写真が日替わりで出る設定になっているけれど、個人的に、ゴッホの絵が日替わりで出るようにできないかなと思う。油絵だけでも860点ほどあるそうだから、毎日1枚ずつ見ていってもずーっと楽しめるじゃないですか。

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茗荷など

2021-07-17 17:17:42 | 日々

温帯から亜熱帯に移行しつつある畑の片隅。ミョウガの葉が、ちょっとびっくりするくらい勢いよく茂っている。
あれ? そういえば、ミョウガの収穫って今ごろだっけ?
と、ジャングルにもぐってみたら…

 

ありました~。
とりあえず片手で持てるだけ採ってきたところ。
薄黄色の花は柔らかく、本体ほど辛みがなくて食べやすい。冷蔵庫でも日持ちしないので、採ったらまず花を先に食べる。おかか醤油であえて、冷たいお豆腐に乗せると最高です。
冷奴といえば、つい最近覚えた、岩塩をぱらぱら振って、オリーブオイルを一たらし。これも美味しい。

 

梅雨明けの空。雲もくもく。

 

山椒の木に、みのむし。その衣装は山椒の葉っぱ?

 

ヤマユリも一斉に咲き出した。

 

「さっきユリのところにカタツムリいたよ」とMが言うので行ってみたら、30センチ移動しただけで、まだいました。いい子だねー。

 

出かけるMが置いてったメモ。
「足元に気をつけて」

 

こちらは空き家。ミョウガジャングルで見つけたもの。

 

これも上と同じ貝。
ころんと山高のフォルムは…ニッポンマイマイ、かな?

(貝殻はゆっくり見てても逃げないので、いろんな場所で撮りたくなる)

 

新しくて小ぎれいな賃貸物件ではあるけれど、直径約20ミリではちょっと手狭だわ。

 

いつもの出窓で。
急に雷が鳴ったので、外を見たところ。
犬は雷を怖がる子が多いけれど、猫はあまり驚かない。家の中にいれば安心だとわかっているからだろうか。

 

本日の「いいね」じゃない。

巧妙化する「排除アート」 誰にもやさしくない都市が牙をむく時

やさしくないのは「都市」ではなくて「人」だ。
昔の駅の長ーい木のベンチはよかった。いまはどこでも、ぽこぽこしたひとり用の椅子の連結になってしまった。お相撲さんも2歳児も同じ幅。それって、ほんとうに公平で平等なことなのかしら。
そもそも全員スマホ見てるのでは、順に詰めてもうひとり座らせてあげる、なんてこともできないし。

つづきはこちら。
「排除ベンチ」抵抗した制作者が突起に仕込んだ「せめてもの思い」

 

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ポーチュラカなど

2021-07-15 16:16:47 | 日々

梅雨明け間近。やっぱり夏は、これがないと。

 

黄色を買ったつもりだったのに、なぜかオレンジと赤の2色咲きになっている。

 

あじさいは最後のひとつ。

 

色が抜けてしまっても、これはこれでいい感じなので、なかなか切ることができない。

 

たまには、水玉。

 

ころんころん。

 

グラジオラス、1段目。
よそのお家のグラジオラスはとっくに咲き終わっている。うちのはなぜか2週間以上遅い。

 

ブライダルベール。

 

どこから来たのか、庭じゅうで雑草化している。このあたりの気候が、原産地の熱帯アメリカに似てきたのだな。


「ねーねー、こうしょさぎょーしゃがきたよー」

うちではなく、お隣の工事に来たのですが。近くで見ると重量感があるなあ。
あいにく作業車が近寄れない現場だったので、今回は出番なし。誘導員のおじさんがコマ吉をかまってくれていた。
(ほんとは「ぐい~~ん」を見たかったんですが…笑)

「ボクも! 見たかった!」

 

本日の「いいね!」

組織に合わない人はどうすればいいのか

<自分はどんな特徴のある生き物なのかを知り、幸福に生きられる場所に自分を持って行く>

これは本当に一番大切なこと。

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居場所・その2

2021-07-13 15:47:33 | 日々

前回のつづき。
暑くなると共に猫がそばに来るという不思議な現象。
今朝、目が覚めたら、真鈴が頭にべったりくっついて、枕を半分占領していた。昼間もたいてい手の届くあたりで寝ている。離れたほうがぜったい涼しいと思うけど。


データ転送中。

 

若い頃は、ときどき1週間くらい行方をくらまし、また平然と帰ってくるという、謎の部分のある猫だった。さすがに10歳すぎてからは「お出かけ」がなくなり、獲物の「お持ち帰り」もしなくなった。最近は少し足が弱り、椅子にダイレクトで上がれなくなってきた。その分、人に甘えることが増えたのかな。女王様で、子猫ちゃんの、まりりん。

 

コマちゃん、わざわざ机の上に来て毛づくろいするのヤメテ。

 

そこで寝るなっ!

 

 

 

2階の出窓のうち、東向きの1つだけ使用率が高いのは、ここから人や車の出入りがよく見えるからだろう。
あとの2つの出窓は西向きで、夕焼けを見るにはいいけれど、木と山と空しか見えないから、猫にしてみれば情報不足で面白くないのかもしれない。
猫は一日の3分の2を眠って過ごすというけれど、それはPCの待機状態に似ていて、何かあればすぐ対応できるようになっている。眠りながら、つねに周囲の動きや物音を感じとり、安全確認をしている。とくにオス猫は、テリトリー保守の本能から、周囲を見渡せる風通しの良い場所で寝ていることが多い。
サロフのセラフィムという昔のロシアの聖人の教えに「馬が飲む場所の水を飲みなさい。猫の眠る場所に寝床を置きなさい」とある。残念ながら、この出窓、人が寝るにはちと狭すぎる…だけでなく、早朝から日がかんかんあたるので、とても寝ていられそうにないけれど。

 

こちらはマイペースなクレボー・サンダルスキー。
親方さんちゃんの後を継ぎ、スノコ党の党首になりました。

 

「なに?」

 

曇りでも小雨でも、セミの声じゃんじゃん。セミの姿はまだ1匹も見ていない。

 

エキナセア。
今年は雨であれもこれもだめにしてしまったので、これひと株だけでも咲いてくれて、ほっとする。
来年はエキナセアとジーニアを植えよう。いろんな色のを。手の届く未来のことを考えよう。

 

本日の「いいね!」

YKK AP 窓と猫の物語 「Wait at home」篇

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