5月5日(木)にピアノ発表会がありました。
私がピアノを習っている大城先生は、以前はフィガロ音楽院で教えていらしたのですが、フィガロ音楽院の経営が変わったのを機に独立され、音楽教室ラルゴを主催されています。今回のピアノ発表会はそのラルゴ音楽教室の発表会ということで、小さな子供から私のようなロートルまで、大城先生の生徒さんが一堂に会するはじめての発表会でした。
場所は瑞江東部フレンドホールです。このホールでの演奏は、2013年秋、2014年秋に続いて3回目です。
今回私が演奏するのは、
ベートーベン ソナタ「月光」第1楽章
パッヘルベル カノン
の2曲です。
「月光」については、練習を始めたのが2013年の秋、その後、2014年6月15日サマーコンサート(葛西のフィガロ音楽院)、同年7月13日アトリエカノンライブ(西荻窪のアトリエ・カノン)、同年10月13日第14回フィガロ音楽院発表会(東部フレンドホール)、2015年6月21日ピアノ発表会(葛西にある音楽教室ラルゴ)で合計4回演奏し、今回が5回目になります。
パッヘルベルのカノンは、実に多くの編曲があります。2011年10月にオルゴールバージョンを弾きました。1年前から、珠玉の名曲ピアノピース パッヘルベルのカノン (初~中級/上級/連弾) 橋本晃一編に収録されたカノン(上級)にチャレンジしてきました。2015年12月20日Largo クリスマス発表会(西葛西アート音楽教室)では途中までしか弾けませんでしたが、それから半年、今回は取りあえず全体が弾ける状態にまで向上しました。
さて、発表会当日になりました。
ホール正面
ステージ
会場の東部フレンドホールでは、午の前後からリハーサルが始まり、午後3時開場、3時半開演で、5時過ぎまでが発表会でした。私のリハーサルは午後1時過ぎであり、それが済んだ後、会場から子どもたちのリハーサル状況を見ることができました。どの子も、恐ろしく難しい曲を上手に弾いています。
ごく普通のピアノ教室ですから、上手な子もいればそうではない子もいるはずです。練習を始めたばかりの子、なかなか練習に身が入らない子がいるのは世の常です。私も小学校の頃に僅かの期間ピアノを習っていましたが、練習に身が入らない落ちこぼれ組でした。
しかし、リハーサルを聞いていると、おしなべて子どもたちのレベルが高いのにはびっくりしました。
3時の開場とともに、主に演奏する子どもたちとその家族や親族を中心として客席が埋まり始めます。といっても、全体で数十人の観客、といったところです。
演奏は、小さい子供からだんだんと高学年、そして高難度の曲、と進行していきます。どの子もスムーズに弾いています。演奏会の選曲では背伸びした曲を選んでいるはずですが、それでも破綻することはありません。みんな、よく仕上がっていること、そして本番で実力を十分に発揮していることには驚きです。先生の反応を聞いていると、練習のときよりも本番の方が良い演奏をしている子も多いようでした。
子どもたちの力、恐るべし!
われわれが演奏する「大人の部」は最終グループです。私の「月光」が一番目です。
試験の直前、演奏の直前、勉強したことや練習したことを全部忘れてしまったような恐怖にかられることがあります。しかし始まってみると、ちゃんと思い出して答案を作成し、演奏が始められます。
しかし今回は、本当に忘れていました!!
私が「月光」ほどの曲を弾くとき、曲を完全に暗譜し、さらに指が憶えるまでに弾き込んではじめてそれらしい演奏になります。その段階では、指が憶えているので、突然指が忘れたら曲になりません。今回の冒頭がそんな感じでした。最初から8小節ぐらいはミスタッチのオンパレードでした。
実は、そんな予感はあったのですが、現実になってしまいました。
それでも、8小節が過ぎたあとは指が思い出し、演奏を進行することができました。しかし、長い第1楽章の途中2カ所で指が止まってしまい、その部分では若干はしょって先に進んでしまいました。
一人おいて3曲目が私の「カノン」です。
こちらも、曲の出だし、間違えるはずのないところでミスタッチしてしまいましたが、その後はなんとか最後まで辿り着きました。
今回も、全員の演奏を私のデジカメに動画で記録しました。
動画 月光 iPad
動画 カノン iPad
帰ってから自分の演奏を聴いてみると、発する音が弱々しいのには落胆しました。「月光」も「カノン」も、右手の小指でメロディーを演奏します。私は左利きでもあるので、右手小指はもともと力が入りにくいのですが、少なくとも1年前まではそれなりの音が出ていました。
今回の発表会前、練習しているとどうも指が疲れたような実感があります。演奏会直前も、練習しすぎると腱鞘炎になる予感もあったので、練習をセーブしたほどです。発表会本番で緊張して各指まで神経が回らない状況ではますます、右手小指の力が抜けしてしまったようです。
多分“とし”でしょうね。
今後ますます指の力は衰えるでしょうから、発表会で「月光」を弾くのはこれが最後かもしれません。
大城先生が音楽教室ラルゴをスタートさせて1年、このように立派な単独発表会を企画され、見事成功裏に終わりました。その全体をつぶさに拝見しました(演奏もしたのですが)。教え子の子どもたちが良い成果を上げていることも、発表会の演奏で感じることができました。
これからもさらなる発展を祈ります。
私がピアノを習っている大城先生は、以前はフィガロ音楽院で教えていらしたのですが、フィガロ音楽院の経営が変わったのを機に独立され、音楽教室ラルゴを主催されています。今回のピアノ発表会はそのラルゴ音楽教室の発表会ということで、小さな子供から私のようなロートルまで、大城先生の生徒さんが一堂に会するはじめての発表会でした。
場所は瑞江東部フレンドホールです。このホールでの演奏は、2013年秋、2014年秋に続いて3回目です。
今回私が演奏するのは、
ベートーベン ソナタ「月光」第1楽章
パッヘルベル カノン
の2曲です。
「月光」については、練習を始めたのが2013年の秋、その後、2014年6月15日サマーコンサート(葛西のフィガロ音楽院)、同年7月13日アトリエカノンライブ(西荻窪のアトリエ・カノン)、同年10月13日第14回フィガロ音楽院発表会(東部フレンドホール)、2015年6月21日ピアノ発表会(葛西にある音楽教室ラルゴ)で合計4回演奏し、今回が5回目になります。
パッヘルベルのカノンは、実に多くの編曲があります。2011年10月にオルゴールバージョンを弾きました。1年前から、珠玉の名曲ピアノピース パッヘルベルのカノン (初~中級/上級/連弾) 橋本晃一編に収録されたカノン(上級)にチャレンジしてきました。2015年12月20日Largo クリスマス発表会(西葛西アート音楽教室)では途中までしか弾けませんでしたが、それから半年、今回は取りあえず全体が弾ける状態にまで向上しました。
さて、発表会当日になりました。
ホール正面
ステージ
会場の東部フレンドホールでは、午の前後からリハーサルが始まり、午後3時開場、3時半開演で、5時過ぎまでが発表会でした。私のリハーサルは午後1時過ぎであり、それが済んだ後、会場から子どもたちのリハーサル状況を見ることができました。どの子も、恐ろしく難しい曲を上手に弾いています。
ごく普通のピアノ教室ですから、上手な子もいればそうではない子もいるはずです。練習を始めたばかりの子、なかなか練習に身が入らない子がいるのは世の常です。私も小学校の頃に僅かの期間ピアノを習っていましたが、練習に身が入らない落ちこぼれ組でした。
しかし、リハーサルを聞いていると、おしなべて子どもたちのレベルが高いのにはびっくりしました。
3時の開場とともに、主に演奏する子どもたちとその家族や親族を中心として客席が埋まり始めます。といっても、全体で数十人の観客、といったところです。
演奏は、小さい子供からだんだんと高学年、そして高難度の曲、と進行していきます。どの子もスムーズに弾いています。演奏会の選曲では背伸びした曲を選んでいるはずですが、それでも破綻することはありません。みんな、よく仕上がっていること、そして本番で実力を十分に発揮していることには驚きです。先生の反応を聞いていると、練習のときよりも本番の方が良い演奏をしている子も多いようでした。
子どもたちの力、恐るべし!
われわれが演奏する「大人の部」は最終グループです。私の「月光」が一番目です。
試験の直前、演奏の直前、勉強したことや練習したことを全部忘れてしまったような恐怖にかられることがあります。しかし始まってみると、ちゃんと思い出して答案を作成し、演奏が始められます。
しかし今回は、本当に忘れていました!!
私が「月光」ほどの曲を弾くとき、曲を完全に暗譜し、さらに指が憶えるまでに弾き込んではじめてそれらしい演奏になります。その段階では、指が憶えているので、突然指が忘れたら曲になりません。今回の冒頭がそんな感じでした。最初から8小節ぐらいはミスタッチのオンパレードでした。
実は、そんな予感はあったのですが、現実になってしまいました。
それでも、8小節が過ぎたあとは指が思い出し、演奏を進行することができました。しかし、長い第1楽章の途中2カ所で指が止まってしまい、その部分では若干はしょって先に進んでしまいました。
一人おいて3曲目が私の「カノン」です。
こちらも、曲の出だし、間違えるはずのないところでミスタッチしてしまいましたが、その後はなんとか最後まで辿り着きました。
今回も、全員の演奏を私のデジカメに動画で記録しました。
動画 月光 iPad
動画 カノン iPad
帰ってから自分の演奏を聴いてみると、発する音が弱々しいのには落胆しました。「月光」も「カノン」も、右手の小指でメロディーを演奏します。私は左利きでもあるので、右手小指はもともと力が入りにくいのですが、少なくとも1年前まではそれなりの音が出ていました。
今回の発表会前、練習しているとどうも指が疲れたような実感があります。演奏会直前も、練習しすぎると腱鞘炎になる予感もあったので、練習をセーブしたほどです。発表会本番で緊張して各指まで神経が回らない状況ではますます、右手小指の力が抜けしてしまったようです。
多分“とし”でしょうね。
今後ますます指の力は衰えるでしょうから、発表会で「月光」を弾くのはこれが最後かもしれません。
大城先生が音楽教室ラルゴをスタートさせて1年、このように立派な単独発表会を企画され、見事成功裏に終わりました。その全体をつぶさに拝見しました(演奏もしたのですが)。教え子の子どもたちが良い成果を上げていることも、発表会の演奏で感じることができました。
これからもさらなる発展を祈ります。
動画の月光、カノンを父と拝聴しようとしましたが、ユーザー名とパスワードが必要との表示が出てしまいました。
動画の見方を教えて頂けますか?
「動画」再生のプログラムミスがあるみたいです。
本日帰宅したら、プログラムを修正しますので、しばらくお待ちください。
なお、iPadでページを開き、「iPad」ボタンを押した場合には、現状でも演奏が再生できると思います。
動画再生のプログラムを修正しましたので、動画をご覧いただけるようになりました。
よろしくお願いいたします。