弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

ベターホーム協会のお料理教室

2017-09-23 19:55:39 | 趣味・読書
この5月から、ベターホーム協会のお料理教室に通っています。月一回の講習で、「お料理入門コース」で学んでいます。

昔から家内と約束していまして、仕事が暇になってきたら料理教室で料理を習うことにしていたのです。今年から勤務形態がかわることにもなったことから、いよいよということで始めました。
ベターホーム協会にしたのは、家内からのお勧めがあったためです。
当初は「男の料理教室」に通うつもりでした。確かにそのようなコースがあります。しかし、調べてみたら平日の午前中開催なのです。「男の料理教室」に通うのは、完全にリタイアした男性ばかりのようです。教室の広告写真を見ても、見るからにお年寄りでした。
平日の夜のコースには男性コースはありません。ここは覚悟を決めて、女性の中に混じって講習を受けることにしました。いろいろコースがある中で、当然ながら入門コースを選びました。月1回で1年間のコースです。始めようと思ったちょうどそのときが、5月開講の時期に合致していたので、すぐに始めることができました。
吉祥寺教室で、毎月第3水曜の午後7時から9時までです。
教室に持参するのは、エプロンと三角巾だけです。事前にデパートで購入しました。その日のテキスト(レシピ)は毎回教室で配られます。

ビルの階段を下ると(左下写真)、教室があります。入口を入ったところは待合室のようなところで、右下写真のガラス窓の向こうが教室です。
 
教室への入口                         教室の待合室

左下の写真、手前側が実習テーブルです。4人一組となります。奥側に見えるガス台と流しが、グループの使用スペースです。4人のグループがさらに2人ずつの組に分かれ、2人で共同して二人分の食事調理の実習を行います。
テーブル配置は毎回異なりますので、2人一組も毎回変わります。
右下の写真は、教師の調理スペースです。写真の下方にガスレンジが見えます。写真の上方は斜めの鏡です。カメラの位置から、ガスレンジが反射して見えています。講師調理中は、この鏡の映像でフライパン内の様子を見ることができます。
 
実習スペース                         講師の調理場所

私が通うお料理入門コースは、後藤先生(写真中央)とサポートに宮永さん(左)、それにスタッフの方がつきます。5月は安田さんでした。下の写真を撮った9月は渡辺さんです。

先生とスタッフ

私のコースは平日の夜のコースで、男女の別がありません。男性の人数が少ないのではないかと危惧したのですが、そうでもなかったです。5月の1回目は1/3くらいが男性でした。しかし6月以降はさほど多くなく、15人中4人くらいが男性でしょうか。各テーブルに2人、または1人の男性が配置されます。2人一組の組み合わせについては、男性同士であったり、男性と女性の組み合わせであったりします。毎回、4人で相談して決めています。

毎回、まず先生が全体工程の半分ぐらいまでを実演しつつ教え、そのあと実習を開始します。そして次に先生が残りの半分を実演し、同じように実習で料理を完成する、というスタイルです。
実習が始まると、二人のチームワークを発揮できるよう、相方の足手まといにならないよう、考えながら料理を進めることになります。相方が女性の場合、私よりもよっぽど手際がよいです。男性であっても私が足を引っ張ることが多いですね。やはり歳でしょうか。あと、女性と比較すると私のやることは何かにつけてがさつであることに気づきます。時間をかければ丁寧にできるのですが、「短時間に丁寧に」というのはなかなか難しいです。

実習では、調理を行いつつ、使った調理器具を洗って片付けていきます。流しは4人で1箇所ですから、4人が分担して流れ作業で洗うことになります。よっぽど気をつけていないと、流れ作業の中に自分の居場所を確保することができないので、先先を読むように心がけています。

実習の途中経過をちょっとだけ紹介します。9月の煮こみハンバーグの実習です。
野菜は、二人分×2セットが左下写真のような形で各グループに配られます。これを二人で分担して加工します。右下写真の左側がみじん切りにしたタマネギ、右側がそれ以外の野菜です。
 
各グループに配られた食材(野菜)               加工済みの野菜

5月から9月までの5回のうち、6月を除いて自分の作品を写真に収めたので、下に紹介します。
《各月の作品》

5月 麻婆豆腐 トマトとたこのマリネ

(写真なし)
6月 白身魚のハーブパン粉焼き 夏野菜のオープンオムレツ


7月 ガパオ風ごはん えびとアボカドのサラダ


8月 トマトとモツァレラチーズのスパゲティ たいのカルパッチョ


9月 煮込みハンバーグ かぼちゃのサラダ

教室で教わった後、家で復習です。平日の夕飯で復習しています。
今まで、麻婆豆腐は4回、白身魚のハーブパン粉焼きは2回、ガパオ風ごはん、トマトとモツァレラチーズのスパゲティとたいのカルパッチョを各1回、家で復習しました。
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飯盛山ハイキング

2017-09-18 22:14:44 | 趣味・読書
9月9~10日、八ヶ岳山麓の飯盛山(めしもりやま)ハイキングに行ってきました。
一週間前に入笠山に行ってきたところでしたが、今回も急に思い立って行くことにしました。前回は思い立ったその当日に出発しましたが、今回はそれよりも早く準備しました。宿は前回と同じ八ヶ岳ソサエティです。飯盛山には1日目に登ります。

朝早く、といっても8時頃、家を出発しました。中央高速で向かうのですが、今回は断続的にずっと渋滞が続きました。

飯盛山へのハイキングルートはいつくかあるのですが、我々は車を使います。そのため、駐車した箇所から山頂までの往復コースとなります。最も標高差の少ないルートということで、平沢峠の駐車場に駐車して飯盛山を往復することとしました。

カーナビに従って、中央高速を長坂インターで降り、国道141号に入って清里駅方向向かいます。清里付近に着く直前、道の左側に「筑波大学附属小学校 若桐寮」という看板を見つけてびっくりしました。私が小学校5年と6年のとき、学校のクラス別合宿で宿泊した寮そのものだったからです。もう60年近く前の話ですから、この寮もとっくに消滅していると想像していたのですが、脈々と続いていたのですね。清里のどの辺に位置していたかも記憶になかったのですが、今回、場所が明らかになりました。

カーナビに従い、一度平沢峠付近を通り越してJR野辺山駅まで行き、そこから引き返して平沢峠に至りました。大きな駐車場があり、そこから八ヶ岳が遠望できます(下写真)。
平沢峠から


平沢峠
 
駐車場                              飯盛山ハイキングコース入口

下の立て看板地図、「しし岩」という箇所が現在地です。ここから飯盛山に登ります。今回の標高差は200m弱です。

ハイキング地図

私は小学校の5年のとき、小学校のクラスで清里の寮に合宿し、飯盛山にも登っています。そのときの記憶で、たいしたことないと高をくくっていたのですが、誤算でした。清里の寮からの標高差に比較すると半分以下なのですが、われわれの老齢には結構苦しい登りでした。

飯盛山は、比較的なだらかな肩の上に、ご飯を山盛りにしたような形の山頂部分が乗っています(下の写真)。飯盛山の名前の由来がわかるというものです。小学5年生のときには、この肩の部分でお昼を食べ、そのあとに頂上に向かいました。今回は、まず頂上を往復し、そのあとに肩でお昼を食べることにし、頂上に向かいました。

飯盛山の肩から山頂を望む


山頂


山頂から

八ヶ岳

もうお昼時ですから、遠景はやはり霞んでいます。雲も多く、前回の入笠山に引き続いて今回も八ヶ岳(西方向)のピークは雲の中でした(上写真)。
目を右に転じていきます。北東方向が下の写真です。ピークの名称は、帰ってからネットで調べた結果です。地図によると、御座山の東に御巣鷹山が位置しています。私が見た山並みのその向こうに、御巣鷹山が位置していたのかもしれません。

遠景中央が御座山、その手前、御座山の左が男山、右が天狗山。写真右外れが御巣鷹山の方向

奥秩父の金峰山は、ここ飯盛山から東南東の方角です(下写真)。

遠景 左ピークが小川山、右ピークが金峰山、金峰山から左へ1/3が瑞牆山

南南東の方角(下写真)に見えるピーク、ネットで調べた結果茅ヶ岳であることがわかりました。ネットの写真によると、茅ヶ岳の左側に見える鞍部の方向に、富士山が位置しているようです。残念ながら今回は、富士山を望むことはできませんでした。

遠景 右のピークが茅ヶ岳 その左の鞍部の彼方に富士山があるらしい

西方向から南西方向にかけて、南アルプスが望めるはずです。山裾部分は見えるのですが、雲のためにピークを見ることはできませんでした。

飯盛山頂上から肩まで下り、肩で昼食としました。
その後、元来た道を戻ります。

平沢峠に戻りました。「しし岩」の看板(左下写真)があるので、しし岩を見に行きます。取りあえず、見えた岩の写真を撮って(右下写真)、帰ってきました。この角度からでは獅子に見えません。いずれかの方向から見たら獅子に見えるのでしょうね。
 
駐車場の案内板                           しし岩

本日、時間はまだ十二分にあります。宿である八ヶ岳ソサエティに戻るだけでは時間をもてあまします。
本日、車で平沢峠に来る途中、野辺山駅付近の踏切を渡ってきたのですが、踏切の直前の看板で「シャトレーゼ アイスクリーム直売」といったような看板を目にしました。つい最近のテレビ番組で、シャトレーゼのアイスクリーム工場でアイス食べ放題、という放送をやっていました。ひょっとしてそこではないか、ということで、看板を頼りに行ってみることにしました。しかし、狭い道を行けども行けども、たどり着きません。やっと着いたところはゴルフ場で、その先のそれらしき建物に行ってみたら下写真の場所でした。
シャトレーゼスキーリゾート八ヶ岳

扉は閉まっており、営業していません。玄関の左には「OPEN」の看板がありますが、玄関の右の張り紙によると3/26に営業終了とあります。
調べたところ、工場見学とアイス食べ放題をやっているのは、シャトレーゼ白州工場ということで、比較的この近くではあります。シャトレーゼグループは、菓子、ワイナリー、リゾートホテル、ゴルフ場、スキー場を営んでおり、白州工場の工場見学とアイス食べ放題もやっているようですが、一体どのような会社なのでしょうか。

アイスを食べられなかったので、次は千ヶ滝を見に行くことにしました。カーナビに従って行くと、宿泊施設の駐車場に到着しました。
《千ヶ滝》
 
駐車料金5百円を徴収される                  滝壺へ降りる

無人の料金所(右上写真)で500円を支払い、道に沿って進みます。川は道よりも下を流れており、滝が見える気配がありません。しばらく行くと、急な階段が出現しました(右上写真)これだけの高さを降りれば、滝壺にいたるかもしれません。





階段を降りると、そこは確かに滝壺から至近の場所でした。500円を払って到着した価値はありました。

滝壺から上がってきた階段

時刻は4時過ぎです。ちょっと早いですが夕食を食べる場所を探そうということになりました。国道141号を南下しますが、これといった食事場所に巡り会いません。141号から西にそれ、ネット情報を頼りに食べ物どころを探すことにしました。なかなかありません。県道28号を今度は北上し始めます。

すると、上の地図の中央、道の左側に、左下写真の店を見つけました。ちょうど4時から開店しています。入ってみることにしました(右下写真)。
アイリッシュパブ
 
メニューから、生ハムサラダM、マルゲリータピザハーフ、手羽先フライMを選んで二人でシェアすることにしました。ちょっと足りなさそうだったので、チョリソーソーセージを追加注文しました。デザートにはアフォガードです。
とてもおいしい食事をすることができました。こんな山奥で、とびっくりです。
食事を終わり、道を北上すると、八ヶ岳ソサエティはすぐ近くでした。今後、八ヶ岳ソサエティに宿泊したときの食事場所を発見することができました。

翌日、八ヶ岳ソサエティで朝食を済ませ、帰路につきました。
長坂インターのすぐ近くのスーパーに寄り、買い物を済ませました。
先週の中央高速の上りはものすごい渋滞でしたが、本日は快調そのものです。夏休みの最終日ではなく、また時間もまだ早いこともあったでしょう。
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入笠山ハイキング

2017-09-17 16:46:18 | 趣味・読書
9月2~3日、入笠山(にゅうかさやま)ハイキングに出かけました。
2日(土)の朝、突然に思い立ったものです。八ヶ岳ソサエティに一泊して入笠山に登ろうと。入笠山に行く話は、夫婦で前からしていました。ガイドブックによると、入笠山は日帰りハイキングの初級コースですが、われわれは歳も取っているので無理はできなません。1泊旅行で出かけることにしました。
八ヶ岳ソサエティに電話で聞いたところ、本日の予約が可能だといいます。宿を予約した上で、さっそく準備にかかりました。車での一泊旅行だから準備は簡単です。
入笠山ハイキングには明日出かけることとし、本日はまず軽井沢のアウトレットに向かい、それから八ヶ岳ソサエティに向かうことにしました。

わが家から軽井沢までは、新宿・山手トンネル経由で関越道に乗るのが最短です。一方、一度中央道で八王子まで行き、そこから圏央道を経由して関越道に乗るコースを使っても、時間的には30分程度しか変わらないことがわかりました。そこで今回は、八王子-圏央道コースを利用することとしました。

軽井沢アウトレットでの買い物が終わると、JR小海線に沿って国道を走り、八ヶ岳ソサエティに向かいます。
時間が遅くなり、途中の食堂で夕食をとることになりました。

翌日、宿をチェックアウトして入笠山へ向かいます。八ヶ岳ソサエティからゴンドラの山腹駅まで、カーナビによると1時間ちょっとの行程になります。
ここは、ゴンドラで1772mの山頂駅まで運んでくれるので、われわれのような老齢でも、標高1955mの入笠山に気軽に登ることができます。

ゴンドラ山麓駅の周辺には、マウンテンバイクのおとなや子供が多くいました。皆、服装は重武装です。バイクを携えてゴンドラに乗り、上からバイクで下ってくるようです。

ゴンドラの入場券購入時にもらった冊子の地図(下写真)を頼りに、入笠山に向けて登ることにします。


山頂駅からいくつかあるルートのうち、入笠湿原に一度降りて、それから登る道を選びました。
入笠湿原に下る


入笠湿原


入笠湿原から花畑


ハイキングルートの途中、何回か、張り巡らされたネットと登山者出入り用の扉に遭遇します。左下写真の説明にあるように、鹿侵入防止の対策のようです。
 
張り巡らされたネット                         人間通行用の扉

そして、入笠山の頂上に到達しました。
《入笠山頂上から》
もうお昼時であり、遠景はかすんでいます。また、台風がらみの雲も出ており、八ヶ岳は赤岳をはじめとして一番高い山々は雲の中でした。遠くに北アルプスが見えるはずですが、本日は北アルプスの方向は雲で閉ざされています。中央アルプスと御岳が見えたと思っていたのですが、家で写真を確認したところ、それらの山は雲に隠れており、前衛の山並みが見えていたに過ぎませんでした。

八ヶ岳


左が八ヶ岳、右が奥秩父


中央はるか遠くに富士山


南アルプスの前衛(甲斐駒ヶ岳は写真左外れにあるはずですが、雲で見えません)


諏訪湖 その向こうは霧ヶ峰や美ヶ原か


山頂にて

山頂でお昼のおにぎりを食べ、山を下ることにしました。下りは首切清水への道を行きます。首切清水で車道に出た後、大阿原湿原を往復する予定でしたが、本日は疲労が重なっているのでやめて、そのまま車道をたどってゴンドラ山頂駅へ向かうこととしました。

歩いた行程のうち、一番低い入笠湿原(1737m)から入笠山(1955m)までの標高差は200mちょっとです。今のわれわれにはこの程度の標高差がちょうどいいところでしょうか。これよりも標高差が大きい山に挑戦するには、日頃の鍛錬が相当に要求されるようです。

帰りの中央高速下りはめちゃくちゃな渋滞でした。連休でもないのですが。夏休みの実質的な最後の日ということが影響したようです。
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