私がパソコンのキー入力として、ローマ字入力でもJISかな入力でもない、親指シフト入力を使っていることについては、このブログでも再三報告しています。例えば、親指シフトキーボード、「年収10倍アップ勉強法」など。親指シフト入力を実現するため、専用のキーボードを使用しています。Reudo社のRboard Pro for PCというキーボードで、発売中止になって久しいですが、私はしぶとく使い続けています。
私は、初代iPadを所有しています。もともとは、母親の90歳の誕生日プレゼントで購入したのですが(90歳でiPadを使えるか)、母親も93歳になって自分ではiPad操作ができなくなり、私の手元に置いている状況です。
iPadで文字入力が必要になったら、当然ながらタッチパネルでローマ字入力や五十音入力を利用していました。
そのiPadに、親指シフト入力を可能にするアプリが登場したというニュースが飛び込んできました。Facebookの「親指シフト」グループで、アプリ開発者の岸川克己さんという方が、iOS版の親指シフトエディターを開発しているというニュースは、10月から目にしていました。最近になってフェイスブックの発言を紐解いてみたら、発言の数が500を超えるほどの濃密な議論がされており、そしてソフトの方は、岸川さんと親指シフトユーザーの対話を元にして改良を加え、すでにApp Storeへの登録も完了していたのです。岸川さんのご努力に感謝します。
早速、App Storeにアクセスして、たった600円でiPad用親指シフト入力ソフト(N+Note)を入手しました。
たぶんiOSの構造によるのでしょう、iPad全体を親指シフトにすることはできず、N+Noteというエディーターの中でのみ親指シフトが可能となります。下の画面です。

エディーター入力が終了したら、完成したテキストをDrop Boxに送り込むことができます。下の写真です。私もドロップボックスを使っていますから、これでiPad入力結果をパソコンと共有することが簡単にできます。

さっそく使ってみました。
しかし、タッチパネルでのタッチタイプ、極めて難しいです。
タッチタイプでの基本は「ホームポジション」です。左右8本の指をホームポジションに保持することが、タッチタイプの前提となります。どのように保持しているかというと、常に8本の指をホームポジションのキーの表面に接触させているのです。右手の人差し指で「U」を押しに行くときも、中指から小指まではホームのキー表面に接触したまま、手のひらを移動して人差し指の先をUに到達させます。
ところが当然ながら、タッチタイプでは待機する指をキーの表面に接触させることができません。即ち、通常のキーボード入力とは全く異なる動作が要求されることになるのです。そして、待機する指が宙に浮いた結果として、指の位置は指標を失います。ブラインドタッチは困難であり、キーを見ながらの入力となりますが、小指や薬指のポジションは見えません。
現時点では、タッチパネルでの親指シフト入力が実用の域に達するのか否か、全く不明です。
一方、フェイスブックでのユーザーの発言を読むと、非常にスムーズに習得し、使いこなしている人が多いのでびっくりします。私だけが落ちこぼれなのかもしれません。
一つ、キー配列で気になっていることがあります。
中段と上段のキー配列のずれを見ると、左右キー間隔の半分だけ、キー配列がずれています。これは通常のキーボードと比較してずれが大きいです。通常のキーボードにおける中段と上段のキー配列ずれは、せいぜい左右キー間隔の1/4です。そのためと思いますが、例えば左手小指で「Q」、薬指で「W」を打とうとすると、たいてい外してしまいます。
ここも不思議なのですが、フェイスブックでこの点をユーザーから指摘する声が全く上がっていません。私だけが異常なのでしょうか。
私は、初代iPadを所有しています。もともとは、母親の90歳の誕生日プレゼントで購入したのですが(90歳でiPadを使えるか)、母親も93歳になって自分ではiPad操作ができなくなり、私の手元に置いている状況です。
iPadで文字入力が必要になったら、当然ながらタッチパネルでローマ字入力や五十音入力を利用していました。
そのiPadに、親指シフト入力を可能にするアプリが登場したというニュースが飛び込んできました。Facebookの「親指シフト」グループで、アプリ開発者の岸川克己さんという方が、iOS版の親指シフトエディターを開発しているというニュースは、10月から目にしていました。最近になってフェイスブックの発言を紐解いてみたら、発言の数が500を超えるほどの濃密な議論がされており、そしてソフトの方は、岸川さんと親指シフトユーザーの対話を元にして改良を加え、すでにApp Storeへの登録も完了していたのです。岸川さんのご努力に感謝します。
早速、App Storeにアクセスして、たった600円でiPad用親指シフト入力ソフト(N+Note)を入手しました。
たぶんiOSの構造によるのでしょう、iPad全体を親指シフトにすることはできず、N+Noteというエディーターの中でのみ親指シフトが可能となります。下の画面です。

エディーター入力が終了したら、完成したテキストをDrop Boxに送り込むことができます。下の写真です。私もドロップボックスを使っていますから、これでiPad入力結果をパソコンと共有することが簡単にできます。

さっそく使ってみました。
しかし、タッチパネルでのタッチタイプ、極めて難しいです。
タッチタイプでの基本は「ホームポジション」です。左右8本の指をホームポジションに保持することが、タッチタイプの前提となります。どのように保持しているかというと、常に8本の指をホームポジションのキーの表面に接触させているのです。右手の人差し指で「U」を押しに行くときも、中指から小指まではホームのキー表面に接触したまま、手のひらを移動して人差し指の先をUに到達させます。
ところが当然ながら、タッチタイプでは待機する指をキーの表面に接触させることができません。即ち、通常のキーボード入力とは全く異なる動作が要求されることになるのです。そして、待機する指が宙に浮いた結果として、指の位置は指標を失います。ブラインドタッチは困難であり、キーを見ながらの入力となりますが、小指や薬指のポジションは見えません。
現時点では、タッチパネルでの親指シフト入力が実用の域に達するのか否か、全く不明です。
一方、フェイスブックでのユーザーの発言を読むと、非常にスムーズに習得し、使いこなしている人が多いのでびっくりします。私だけが落ちこぼれなのかもしれません。
一つ、キー配列で気になっていることがあります。
中段と上段のキー配列のずれを見ると、左右キー間隔の半分だけ、キー配列がずれています。これは通常のキーボードと比較してずれが大きいです。通常のキーボードにおける中段と上段のキー配列ずれは、せいぜい左右キー間隔の1/4です。そのためと思いますが、例えば左手小指で「Q」、薬指で「W」を打とうとすると、たいてい外してしまいます。
ここも不思議なのですが、フェイスブックでこの点をユーザーから指摘する声が全く上がっていません。私だけが異常なのでしょうか。