弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

東京はコロナ第5波の準備ができていなかった

2021-09-29 22:49:47 | 歴史・社会
自宅・施設療養中、206人死亡 東京、第5波で急増 8月時点 朝日新聞社全国調査 2021年9月25日 朝日新聞
『新型コロナウイルスに感染し、自宅や高齢者施設での療養中に亡くなった人が、8月末までに全国で少なくとも200人を超えることが朝日新聞の調査でわかった。第5波が本格化した8月が最も多く、中でも東京で急増していたが、大阪、兵庫では第4波の4、5月に集中し、第5波では増えていない。専門家は「大阪が第4波で得た教訓を東京は生かせず、医療体制の拡充が足りなかった」と指摘する。』
記事には、各県別、1~8月の月別で、自宅で療養中などに亡くなった感染者の人数をまとめています。
それによると、大阪と兵庫合計で、4・5月(第4波)の死亡者は43人、8月(第5波)は3人です。
それに対して東京は、4・5月(第4波)の死亡者は2人、8月(第5波)は44人です。

記事で専門家が指摘するとおりですね。
第4波、大阪は本当に大変でした。しかし大阪は第4波で学び、しっかり対応しました。4月初めに約2千床だったコロナ患者用の病床数は8月末に3100床余りに増加。自宅療養中の相談窓口体制も拡充しました。
東京都では3月末に約6千床だった病床数が8月でも約6400床にとどまりました。第4波で大阪が大変な目に遭っているとき、東京は自分事として学ぶことができなかったのですね。残念なことです。
最近の小池東京都知事は、見ていると何か元気がありません。気力が減退しているように見受けます。東京都が危急存亡の時に、残念なことです。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ジョブズ説得術と報連相 | トップ | 相対的貧困率とは »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

歴史・社会」カテゴリの最新記事