弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

PCR検査の現況

2022-02-19 13:00:27 | 歴史・社会
今月12日土曜日、70歳を超える同居人が微熱とのどの痛みを発しました。オミクロン株が跋扈しているこのご時世で一大事です。何はともあれ発熱外来の受診とPCR検査です。我々が住む杉並区では、かかりつけ医に電話相談することになっています。わが家は世田谷区との境界にあり、かかりつけ医は世田谷区ですが、とにかく電話をしてみました。何回かけてもお話し中でつながりません。
そこで私が、かかりつけ医まで出かけて相談しました。小さな医院ですが、「それではPCR検査をしますので本日○時に来院してください」とのことになりました。「現在は検査機関が混み合っているので、結果判明まで少なくとも3日かかります」とのことでした。

検査結果が出る前の14日月曜、今度は私(70歳以上)が微熱に見舞われました。のどの痛みはありません。しかし当然ながら心配です。夕刻になり、かかりつけ医に電話したら今度はつながりました。そしてその電話で、同居人がPCR陰性であることが伝えられました。
一安心です。また、言われていたよりも早い時期に結果が判明しました。
そして、自分も微熱があると伝えたら、「今すぐ来院すればPCR検査を受けられます」といわれ、念のため受検することとしました。
時刻は午後7時前です。ドクターひとりの小さな医院で、一般診療は終了しており、PCR検査待ちと思われる人たちが入り口前に4人ほどいました。この真冬、PCR受検は発熱やのどの痛みを持った人が来ているはずで、コロナでないとしたら風邪かインフルです。そんな患者が寒空で待たされるのはつらいです。
15分ほど待って、私の番になりました。検体採取が終わったそのとき、検体回収員が入室してきました。私の検体は時間差なく、検査所に運ばれていきました。
問診時、「抗原検査も行いました。陰性です。」とのことでした。先生にうかがったところ、PCR受検者の陽性率は半分ぐらいだそうです。本当にオミクロンは東京の街中にまん延しているようです。

16日水曜の午前中、電話があり、私の結果が陰性であると伝えられました。これで安心できます。

世の中では、PCRの試薬が不足して受検できない、検体採取しても検査機関の能力オーバーで結果判明まで時間がかかる、と言われているようですが、少なくとも世田谷区では、お願いすればその日のうちに受検することができ、2日程度で結果を知ることができました。
一昨年のゴールデンウィークの頃、同じく同居人が風邪症状でPCR検査を受けようとしたときは大変でした。休日なので杉並区の相談窓口はお休みであり、東京都の窓口は何百回かけてもお話し中です。翌日の平日、杉並区の窓口に電話したところ、つながるにはつながったのですが、「あなたは検査対象ではありません」ということで受検を断られてしまいました。
そこで、正規ルートではありませんが、近所の佼成会病院に直接電話をかけ、「それでは来てください」ということで出かけてPCR検査を受けることができました。
あの頃の実情と比較すると、今回はずいぶんと改善されている実感があります。

3回目のワクチン接種についても、先日報告したように、私たち夫婦は1月末に接種を完了することができました。40歳になる家族も、接種券(2月8日発送予告)を9日には郵送で受け取り、ただちにネットで予約を試みたところ、ファイザー指定で2月24日の予約が取れました。
全国の3回目ワクチン接種が遅々として進んでいないとのことですが、少なくとも杉並区は優秀です。それもファイザーを潤沢に確保しているような印象です。

迅速にPCR検査受検やワクチン接種ができるかどうか、住んでいる自治体の事情に大きく左右されるようですね。何とかならいのでしょうか。
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