弁理士の日々

特許事務所で働く弁理士が、日常を語ります。

自粛ムードをやめて前向きに走り出そう

2011-03-31 20:26:01 | 歴史・社会
職場の同僚のお友達に、都内のホテルに勤めて宴会を担当している方がおられるとのことです。お話によると、ホテルの結婚披露宴が大変なキャンセルに見舞われているそうです。式は挙げるけれど披露宴は延期、あるいは中止するカップルが多いというのです。
キャンセルの理由は、そう、「自粛」です。
披露宴に招待する人の中には東北地方の方がおられ、来てもらうには忍びない。また、西日本から来てもらうには、現在の首都圏は混乱が激しすぎる(計画停電、放射能、物資不足)。明るい披露宴会場は節電イメージから遠い。

そこまでひどいとは知りませんでした。
今の日本、特に首都圏でしょうか、気分が沈み込んでいますね。
しかし逆でしょう。
被災しなかったわれわれが一生懸命働いて利益をあげなければ、被災地を支援できないではないですか。まずは利益をあげて納税額を増やし、復興費用に充てる必要があります。さらには税引き後の利益の中から寄付の形で支援を積み上げるべきで、そのためには景気が上向かなければなりません。

もう自粛はやめて、明るく走り出しましょう。
結婚披露宴でいえば、チャリティー披露宴が良いですね。式場側がまず、「利益の○○%を義援金に回します」と宣言することです。不況時の値下げだと考えればいいですね。新郎新婦もご祝儀の一部を寄付に回し、披露宴会場には募金箱も備えましょう。
出席した人たちは、二人の門出を祝福するとともに支援を実感することができます。

幸い、披露宴会場のキャンセルの嵐も峠を過ぎ、4月からは上向く気配が見えてきているようです。そう、明日からは4月、新年度ですから、心機一転して前向きに生きていきたいものです。
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3 コメント

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そう思います (totoro)
2011-04-06 13:17:55
私もそう思います。
やはり、被災地ではないところに住んでいる方々元気を出さなければ、国民皆で沈んでいては誰が、被災地の方々を励ますのか疑問です。
関東は比較的被害が少なかったのですから、皆で元気になって、被災地の方々に勇気と希望を与えられるように頑張りたいです。
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元気に生きていこう (ボンゴレ)
2011-04-06 22:07:13
totoroさん、コメントありがとうございます。

「はしゃいでいては被災地の人たちに悪いから」というのが自粛の理由でしょうが、そういって皆で沈んでいたら日本全体が沈下する一方ですからね。
これから元気に頑張っていきたいと思います。
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TBありがとうございます (みっきー)
2011-04-07 05:32:13
初めまして。

TBありがとうございます。
私はホテル勤務でありませんが、ホテル専門に宴会などの演出をしています。

この三週間ほどのご披露宴を見ておりますと、
確かに新郎新婦やご家族は散々悩んだ上の開催決定であることを、
参列者の皆さまも十分に理解してくださり、
予定通りに余興をしたり、楽しい3時間を過ごしてくださいます。

「震災があり、先行き不安な中だからこそ、結婚して二人と二つの家族の絆を強めたい」
とおっしゃった新郎がいらっしゃり、こちらまで感動しました。

もちろん、「披露宴をやる気分じゃない」と言う方もいらっしゃるでしょうし、
「どうやって出席を断るか?」悩んでいるゲストの方もいらっしゃると思います。

しかし、何となく世の中の風潮に流されてるようであれば、予定通り執り行って欲しいと思います。

初投稿で長々すみません。
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