大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

日ごろ撮影した写真に詩、短歌、俳句とともに短いコメント(短文)を添えてお送りする「大和だより」の小筥集です。

大和だより ~写詩 写歌 写俳~ 小筥集

2014年11月06日 | 写詩・写歌・写俳

<1159> 光 芒

          一条の光芒

           知覚の恵み

            得て 思う

            それ 

            そのこと

           即ち 生

           生の身

            身の光芒は

            輝きを増し

        身の知覚は

            冴え渡り

        世を照らす

        神命と

        恩恵の

           間 (はざま)

         時は 行き

        成果の実感

            四季中の秋 

        実りの秋とも

        まさに

           充実の季

        一条の光芒

           知覚の恵み

      ああ

 「一条の光芒」とはこの世に生を得た者、即ち、私たち一人一人を象徴するところ。「知覚の恵み」とはこの一人一人が感受に及ぶところを言うものである。感性によるこの知覚の違いによって個性は顕現する。時を重ねることによって光芒は輝きを増し、知覚は冴える。そして、この一条の光芒は他者に及び、世に輝きを見せるものと覚える。

                                 

 これは、即ち、神の命であり、その命に従うことの出来ること。即ち、恩恵と言えるところである。そして、ある成果の実感がここには生まれる。秋というのはその実感を得ることの出来る充実の季である。これこそ、一条の光芒が私たちの象徴として認識されるところ。明日は立冬だが、秋真っただ中の今日このごろではある。ということで、冒頭の詩が生まれた。 写真はイメージで、遍照するところの日差し。

 

 


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