<1014> 大和寸景 「母子連れ」
幸せは
築いてゆくもの
前を向いて
一緒に歩き
手を繋ぎ合って
今日は春日山から若草山を歩いて巡った。中高年がほとんどだったが、土曜日だからか、結構歩く人に出会った。若草山に至り、下山する途中の芝原で、母子連れを見かけた。手を繋いで歩く母子三人の後ろ姿には幸せの天使が寄り添っているように見えた。
多分、山頂まで登り、そこで弁当にしたのだろう。いい思い出になったのではなかろうか。手を繋いでいるお兄ちゃんのやさしさが見える。男親が見えないのは少し気になったが、三人の後ろ姿に、いい眺めだなあと思い、とっさにカメラを向けたのであった。
幸せを求めに来しか母子二人 天使も見ゆる時計屋の窓
以前、このような歌を作り、紹介したことがあったが、今日の母子連れには、あの時計屋のウインドーをのぞきこむ母娘に似通うところがあった。写真は手を繋いで若草山を下山して行く母子連れ(後方は奈良市街)。
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