<3814> 余聞 余話「六月の梅雨明け」
六月の梅雨明け異常なる早さ梅雨前線北海道へ
二十七日の九州南部、関東甲信、東海地方に続き、二十八日、九州北部、中国、四国、近畿、北陸地方の梅雨明けが発表された。残るは東北地方だけ。近畿地方では入梅が今月十四日だったので、梅雨は過去最短の十四日間ということで、異常に短い年になった。近畿地方では梅雨開け前後から晴天の日が続き、連日の猛暑。「熱中症にご注意」の呼びかけがなさされている。奈良盆地の大和平野は今日二十九日も朝から照りつける空模様。
反面、この異常気象によって北上した梅雨前線が梅雨のない北海道にかかり、東北以北で大雨を降らせているようである。これはやはり地球温暖化の現れと思える。暑くなると電気の使用量が増え、供給が需要に追いつかず停電が懸念される。ということで、頻りに喧伝されるようになった。この電力逼迫もさることながら、梅雨の期間が短いということは、雨量が少ないということで、全国軒並み平年より降水量が少なくなっているという。この水不足も悩ましいところ。いまのところ水田のイネはすくすく育っているが。
そして、高齢者には暑さが長いという予想がなされている今年の夏は要注意。既に熱中症の犠牲になった話は連日伝えられている。心して過ごす必要がある。 写真は雲の蓋が取れ、炎天が続く奈良盆地の大和平野。
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